私の家の近くから撮った八ヶ岳の風景です。月ごとのお化粧直しをご覧下さい。
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化粧が変わるごとに、森に生育する植物も移り変わります。また、生息する動物たちもそれに合わせて生活しているのですね。八ヶ岳の森には、命が住んでいるのです。
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「1月」大晦日の朝と何にも変わっていないのに、元日の朝はやはり何か違って見える。茅ヶ岳の山頂から顔を出した太陽が、八ヶ岳の森をオレンジ色に染める。
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「1月」清泉寮から見る八ヶ岳は、スイスの風景を連想させる。
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「2月」里でのどんど焼きの行事も終わり、暦の上では春。八ヶ岳颪が最も厳しい時期です。夏に歩いた八ヶ岳の森を思い出しながら眠る森を夢見る夜。
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「3月」雪化粧の姿は前月とほとんど変わっていない。30年前の記憶では、もっと厚い化粧をしていた。雪の量は、里の生活に影響を与える。
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「4月」八ヶ岳の風景に変わりはなくても、里では豊作を願って、あちこちの神社で春祭りが行われる。昔はほとんどの農家がこの時期に苗代を作り稲の種を蒔いた。水は冷たく雪が舞ったこともある。
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「5月」赤岳に少し雪を残し、森は唐松やミズナラの芽吹きの色が目立ち始める。
里では、森からの恵みの水で田植えが始まる。下旬頃から小雨降る夜に、源蛍が川から岸に上り土繭を作り始める
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「6月」この時期は、八ヶ岳に霧のかかる日が多い。梅雨入り、田植えが終わった田んぼからはカエルの声が毎晩響き渡る。中旬からは源ホタルが舞い始める。
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「7月」泉野の河川にホタルが乱舞する。八ヶ岳の森にはクリンソウなどの赤系統の花が咲き、ミズナラの芽吹きが眩しい。
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「8月」キビタキやクロツグミの鳴き声が森に響く。田んぼには、害虫・益中・ただの虫がいっぱい。百姓は虫や雑草との戦いの時期、この暑いのに。
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「9月」日中は真夏なのに、朝晩は秋が訪れる。稲穂が垂れ、中旬には稲刈りが始まる。森の中で夏を楽しんだ夏鳥の声も少なくなり、入道雲が頂で遊ぶ。
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「10月」刈り取られた稲が架けられ、農村の風景となっている。稲刈りと脱穀が同時に行われる田んぼには何も残らない。森の中は、シカの恋の季節、異様な鳴き声を聞く。
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「11月」昔なら霜が降りたが、最近は残された稲株から芽が出る温暖化。
上旬は、森の紅葉の最盛期。人工林の唐松林は、金色の雨を降らせる。
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「12月」里も山も眠りにつく。八ヶ岳おろしの冷たい風が里に流れ込む。
ベニマシコやマヒワが草の実を啄み、命のつながりを感じる。写真は、三珠町の「のっぷいの湯」から撮ったもの
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