八ヶ岳南麓カエル事情

   ここに載せたカエルは、山梨県内で観られるカエルです。八ヶ岳の南麓ではまだ観られていない種もあります。また、カエルは場所や個体差によって体色や模様が変わるので、これが標準ということが、なかなか言えません。

世界的にカエルが減少し、絶滅危惧種も多くなっていてます。身近なカエルを観ることで自然環境の変化に気づきたいですね。
「ニホンアマガエル」 指に吸盤のあるタイプで、夜カーテンを開けたら窓ガラスに張り付いていて、びっくりした人もいるでしょう。周囲の環境によって灰色から緑色ヘ、その逆へと体色を変えます。まるで忍者みたいです。頬の下を膨らませて鳴くタイプ 
「トウキョウダルマガエル」 指に吸盤の無いタイプ、頬を膨らませて鳴くタイプ、 トノサマガエルとの見分けが難しく、八ヶ岳の南麓水田には、両種の雑種もいるようです。
「トノサマガエル」 これも指に吸盤の無いタイプ、頬を膨らませて鳴くタイプ、 トウキョウダルマガエルとの見分けが難しく、あえて言えば背面の黒色斑紋が連続している場合が多い。名前の由来は、姿が殿様のように悠然としているところとか?
「アズマヒキガエル」 車に轢かれてぺちゃんこなっているのをよく見るのでヒキガエルとか?普段はゆっくり移動するタイプですが、後ろから脚で振動を与えると小刻みなジャンプをします。
「ヤマアカガエル」 飛沢ため池では3月頃から産卵が行われる。それをブラックバスが豪快に食べる様子も見られる。卵塊はややつぶれた球状。原因は分からないがかなり減少している。
「イボガエル」 別名ツチガエルとも言われている。背面に多数のいぼ状の短い突起を持つことからイボガエルと言われている。かまうと体から特異な臭いをだす。泥の仲で越冬している。
「カジカガエル」 甲川の渓流でフィーフイーとカエルらしからぬ鳴き声を聞く。全体が灰色なので、河川の石の上にいると保護色となりなかなか見つけにくい。昔から鳴き声が美しいので、詩歌にも登場する。指に吸盤のあるタイプ。成体は、繁殖以外は森の中で見かける。
「モリアオガエル」 八ヶ岳の南麓ではまだ見かけていないが、芦川や峡南地域のため池で見かける。指に吸盤のあるタイプで樹上生活をする。ため池周辺の樹木の枝先に白い泡状の卵塊を産み付け、オタマジャクシに成長してから水面に落下する。
「シュレーゲルアオガエル」 格好いい名前だが八ヶ岳の森ではまだ観ていない。富士北麓の水田やため池で見かける。アマガエルに似ているがコロコロ、コココーと鳴く。水田などの柔らかい土中に産卵し、雨とともにオタマジャクシが水中へと流れ出る。