「泉ビオトープのふるさと」観察路

   ここの観察路は、H10年に農業用排水路の管理道として整備されました。昔は細長い谷戸田だったのですが、下水道の残土処理場として埋め立てられたことから、水路の復元にあたり農林水省の補助事業である「ビオトープ事業」を導入して、多種多様な生物が生息できる空間として整備されました。

開催日:偶数月の午前8時30分から12時頃まで 集合場所:泉小学校南側道路(看板前) 内容:水性生物を中心に、四季折々の里地の自然観察 ■観察路の様子
上流から流れてくるゴミや砂等を沈殿させるために作られた一番上流の小池です。完成時は水深30cmで水面が見えたのですが、現在はアシやガマが繁茂してしまいました。この状況でもコオイムシやミズカマキリ、マツモムシ、泥の中にはドジョウも生息しています。
観察路の概略図、この看板前に集合です。一番上の小池から一級河川衣川まで300m程ありますが、ビオトープの名の通りいろんな生物が戻ってきてまれました。
「泉ビオトープのふるさと」の入り口です。一番目の小池と入り口の間には道路があるので、流れ込みに工夫をこらしました。
二つ目の小池です。一番目の小池との落差2mを利用して噴水で流れ込むようになっています。このことで水の中にたくさんの酸素が溶け込むわけですね。川の深呼吸の形です。
三つ目の小池です。ここは通称トンボ池と呼んでいます。かなり土砂が溜まってしまいましたが、時期になるとたくさんのカワトンボの羽化が観られます。
四つ目の小池です。ここはヘイケボタルが生息しています。年により発生数は違いますがゲンジボタルとは違う、淡い光に癒されます。
木橋があるからと特別な事があるわけではないですが、川を上から見るとまた違ったことを発見するものです。
五つ目の小池です。ここはカワトンボの池ですが、ショウブ類が繁茂しています。
上流より水路幅が広くなっています。川の浄化機能の一つ礫間浄化法を取り入れています。
一級河川衣川との合流手前の木橋です。遠くに甲斐駒ヶ岳が見えます。この橋の上から衣川に発生するゲンジボタルを観ることができます。
衣川と姥神堰(ビオトープ)から続いている遊歩道です。ヒノキに覆われているので夜は真っ暗になります。
衣川沿いの遊歩道。
衣川の浸食部に設けた蛇篭。隙間があるので、コンクリートやブロックの擁壁よりずーっと生物多様性です。
集落沿いを流れる衣川。
遊歩道の終点にある「城山橋」。