2012年4月 エベレスト街道

 
■日付 4月26日(木)〜5月11日(金)
■登った山 カラパタール(5540m)
■参加人数 2名
■ルート エベレスト街道<ルクラ〜ゴラク・シェブ〜エベレストBC、カルパタール《往復》12日間
全体の感想は、高度順応さえできていれば、例会山行の「やや健脚」レベルだと思います。実際筋肉痛には一度もなりませんでした。
一日約5〜6時間のトレッキング、というかウォーキングです。
エベレスト街道は、地元の人の生活道路ですので、難しい技術もいらないしすごく急な坂もありません。もちろん獣道を歩くこともありません。 鳥や花やすごく高い山々を見ながら、のんびり歩ける山道です。
食事は、ロッジで食べます。ネパール料理もありますが、ピザやパスタなど洋食メニューもあり、ネパール料理が苦手だったのでとても助かりました。
12日間のエベレスト街道は、行程がなかなかタイトだと聞いたのですが、高度順応さえできていれば、11日間でも行けるかもしれません。 途中でお会いした日本人のおばさまで、同じコースを24日間かけて歩くという方もおられました。これならチベット文化にもどっぷり浸れます。
憧れのエベレストとローチェを見ることができて、エベレストB.C.にも行って雰囲気を味わえたのがとても嬉しかったです。

<4月26日>
関空発→バンコク経由→カトマンズ カトマンズのタメル地区に宿泊。ホテル近くのお店で、エベレストビールを飲んでSさんと前祝い。

<4月27日>
早朝 カトマンズ→ルクラへ国内線にて移動。小さいセスナ機のような飛行機。途中エベレストの山達が見れて良かった。9時頃 ルクラ着(2842m)。ルクラは「羊」という意味らしい。山の中にある滑走路が1本のみの空港。ガイドがポーターを手配し、目的地エベレストB.C.に向かって出発。
【14時頃 パクディン着(2610m)】 Sさんは頭痛がするとのこと。(ガイド曰く、高山病ではなく寒さから?)私は調子良くビール飲む。ロッジ泊。ホットシャワーを浴びる。

エベレスト街道と行程 ツインターボから見るエベレスト山群 ルクラ飛行場
公園管理事務で登録してスタート
ガイドと記念撮影
マニ石(チベット仏教の表象物)の左側を歩くこと 山村風景
ビー玉で遊ぶ子供たち
マニ石が至る所にある
人力で製材 こんな物まで人力で運ぶ
何キロあるのだろうか?

<4月28日>
Sさんの頭痛は治ったとのこと。この先長いことだし良かった。ナムチェバザールに着く手前の道が急勾配の登り。Sさんはガイド、私はポーターと一緒に歩く。途中、二人連れの男の人(現地人?)と歩くが、「ガイドは?」「一人?」「荷物持とうか?」など、いろいろ話かけてくるが、華麗にスルー。ガイドがいるし、貴重品入ってるザックは渡したくないし、英会話に慣れる為だけに取り敢えず一緒に歩く。ネパールの人は英語がペラペラ。少し癖があるけどインド人程ではない。
【14時頃 ナムチェバザール着(3440m)】 ロッジ泊。高度順応の為、2泊。

ドゥード・コシ
その後、幾度も吊り橋で渡る
シャクナゲ(国花) ナムチャ到着
ロッジから見るタムセルク6623m ロッジ 後ろがタムセルク 何故かカーテンが薄い!

<4月29日>
エベレストビューホテルへエベレストを見にお茶しに行く。すごくいい天気で、エベレスト、ローチェ、アマダブラムが綺麗に見えた。ガイドと私のお茶代、Sさんに奢ってもらった♪ エベレストビューホテルから、実家へ葉書を出す。届くのに10日〜2週間程かかるそう。
植村直己が滞在したクムジュンへ寄り、ヒラリーさんの銅像を見る。クムジュンは屋根の色が緑色に統一してあり、とても綺麗な村。
ナムチェバザールに戻り、ネットカフェにて日本語対応のPCがあったのでメールなどをチェック。最後のシャワーに入る。ここから先は気候や体調のことを考えるとホットシャワーは入れない。

ホテルのテラス3880mからエベレスト群を見る エベレスト8848mとローツェ8516m アマダムラム6812m
クムジュン3790m ヒラリーの銅像のある学校で

<4月30日>
途中、遭難者の張り紙を見る。同じ登山者として、すごく心痛む。ガイド曰く「ガイドつけずに独りで行ったのと、冬山だったからかもしれない。途中で氷河を越えるコースは難しい。平穏で危険な感じがしないエベレスト街道でも、天候によっては遭難者が出る。」とのこと。油断してはいけないことを実感。
【14時30分頃 タンボチェ着(3860m)】チベット仏教の大きなゴンパがあるので見学。富士山超えの初めての標高で、とりあえず守りに入り、ビールはなし。独り(ガイドなし)で来ている日本人の女性にロッジで会う。久々の女子トーク♪

山々にチョルテン(仏塔)がある タンポチェのコンパが見える 建て替えられたコンパ
夕焼けに染まるエベレスト(奥くの山) アマダムラム 寒い寒い。毛布を2枚借りる

<5月1日>
エベレストとアマダブラムを見ながら歩く。アマダブラムの形が鋭い感じに変わる。 【15時頃 ディンボチェ着(4285m)】高度順応の為、2泊。
昼過ぎからビュービュー風で寒い。ダウンジャケット持ってないのでカッパ着る。夕食後、ロッジで一緒になったシンガポールの人達とストーブを囲みながら異文化交流。ストーブの燃料は、ゾッキョの糞。ほんのりとした暖かさ。

ディンポチェ 
畑ではジャガイモ程度しか取れない
更に気温が下がり山が輝く
煙突からストーブの煙

<5月2日>
顔がムクムクの「ムーンフェイス」と呼ばれる高山病特有の顔になる。浮腫は大敵なので、ダイアモックスを飲む。(利尿剤なのでトイレ近くなる。)
ディンボチェ近くの山に登る。マカルーを見る。マカルーは今回の行程ではここでしか見れないので目に焼き付けておく。

アマダムラム6812m
遠く中央がマカルー 明日から荒涼とした道を上流に向かいます

<5月3日>
途中で、淀屋橋労山の一行に会う。久々のボケツッコミをしながら、ワイワイ歩く。ガイドブックによると、トゥクラからシェルパの慰霊塔がある道までが、心臓破りの坂と書いてあったが、あっけなく登ってしまった。ガイドブックは大袈裟だと思う。
【15時頃 ロブチェ着(4910m)】 WaiWaiNoodleの味を知ってしまう。インスタントラーメンだけど、ネパール料理に胸一杯になっていたので助かる。夕食後、ストーブ囲んでロッジが一緒になったイタリア人と異文化交流。

ガイドと歩く ロブジェ

5月4日
朝起きると雪が積もっていた。これまでの景色が一変し、青空と白く輝く山々のコントラストに魅せらながら最終宿泊地を目指す。
【11時頃 ゴラクシェプ着(5140m)】 ロッジに荷物を置いて、エベレストベースキャンプへ。
日本人登山隊のテントは、ベースキャンプでも一番奥にあって探すのに大変だった。訪ねると、日本人アタッカー、Yさんは不在だったけど、お茶とクッキーをご馳走になった。エベレスト登頂の日は未定のこと。Sさんは、お腹が減ってBCまで来れず。途中で引き返したとのこと。今までの行程、すべてあまり体調が良くなかったようで、常に「ちびまるこちゃん」の顔に縦線が入った状態。同じロッジのカナダ人に「彼、大丈夫?降りた方がいいんじゃない?」とすごく心配される。とりあえず「彼はいつもこんな感じなんです」と答えておく。(後でのSさんの弁:これまであまり食べられなかった(高度障害?)ので、所謂、シャリバテ)

左にプモリ7161mを見ながら歩く ゾッキョやヤクが大量に荷を運ぶ B.C.に荷を運ぶヘリが頻繁に飛ぶ
カラ・パタール(左の黒い丘5540m)とゴラク・シェブ5140m エベレストB.C.(白い氷河の左)
隊はこの氷河からエベレストにアタック
日本人登山隊テントの前で

<5月5日>
夜中にまた雪が降り辺りが真っ白。山は見えなくて、カルパタールからの山景色を諦めようとしたところ、仲良くなったカナダ人に「山の天候は変わる。チャンスがあるならそれに賭けるね」という言葉に刺激され、辺りが真っ白だけどカルパタールに登る。Sさんは、山が見れないなら登らない。とのことでポーターと先に撤収。
【10時頃 カルパタール登頂(5540m)】 自己最高の標高。山は見えず、辺りは真っ白。カルパタールは「黒い丘」という意味だけど、雪でシロパタールになっていた。エベレスト街道を元来た道を引き返す。 〔ディンボチェ泊〕

カラバタール(黒い丘の最上部)
(前日の写真)
カラバタール頂上 シロパタールで万歳!!

<5月6日>
ディンボチェ→ナムチェバザール ナムチェで7日ぶりのホットシャワー♪ おいしいチキン料理でガイドと3人で中締め。ビールが美味しい♪♪

<5月7日>
ナムチェバザール→ルクラ ルクラでガイド、ポーターと4人で打ち上げ。ビールを飲む飲む飲む♪♪♪

■□■エベレスト街道トレッキングの食事について■□■
道中全日ロッジ泊でしたので、ロッジでの食事でした。
メニューは、だいたいどこのロッジも同じような種類がありました。
・チャーハン ・焼きそば ・麺もの ・マカロニ ・パスタ ・モモ ・ジャガイモ料理 ・卵料理全般(オムレツ、ゆで卵など)・サンドウィッチ ・スープ ・ステーキ ・デザート など。 ネパールの国民的定食「ダルバード」もあります。シェルパ族がよく食べている「トゥクパ」もあります。
●モモ
見た目がギョウザに似ています。具の種類は、豚、鶏、ジャガイモなどです。(牛はヒンズー教でご法度)調理方法は、蒸す、焼く です。ギョウザのようにラー油はつけませんが、辛い調味料をつけて食べます。
●ジャガイモ料理
ゆでたジャガイモ、フライドポテト、ハッシュポテト、焼いたジャガイモ とあります。ネパールの山岳方面は、ジャガイモが多く植えられていて、ジャガイモをよく食べるようです。 ガイドは、茹でたジャガイモは嫌いとのことです。(子供の頃からずっと食べていて飽きた)
●ダルバード
白飯、豆スープ、香辛料の入ったカレーのようなもの、辛いピクルスのようなものが定番です。味や種類はロッジ、コックによって変わります。
●トゥクパ
和食の「うどん」と似ています。麺は、小麦粉を練ったもので、すいとん のようなものもあったり、パスタのような麺だったり。とロッジのコックによって変わります。スープは、あっさりした味の東南アジア独特のスープです
◎個人的においしかった料理は
1. チキンステーキ 2.焼いたジャガイモ(ローストポテト)3. WaiWaiNoodle 卵入り
●WaiWaiNoodle
☆カトマンズ空港での公告
ネパールのインスタントラーメンです。スープも薬味や香野菜を使っておらず、辛くないのでおいしく食べました。WaiWaiNoodleの味は3種類ほどあり、チキン味はチキンラーメンとちょっと似ています。 他にカレー味も食べましたが、辛くなくて、おいしく食べれました。
山行の後半は、ロッジのメニューに載っていなくても、特別注文してWaiWaiNoodleを食べていました。同じインスタントラーメンでも、RaRaNoodleは、麺がブチブチ切れておいしくない。とのことです。 ガイドもRaRaよりもWaiWaiの方がいい。と言っていました。

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