2010年8月 北アルプス 西穂高岳

 
■日付 8月20日(金夜)〜22日(日)
■登った山 西穂ピラミッドピーク
■天候 20日:晴れ、 21日:晴れ午後より霧、 22日:晴れ後霧雨  
■参加人数 3名
■ルート 20日 南茨木(22:00) ⇒ 新穂高温泉無料駐車場(翌日2:00) (仮眠)
21日 駐車場(8:20) → 新穂高温泉駅(8:50-9:00) ⇒ 西穂高口駅(9:25-9:40) → 西穂山荘(11:10) ⇔ 丸山迄散策 (小屋泊)
22日 西穂山荘(4:45)→ 独標(6:15-6:30)→ ピラミッドピーク(6:55-7:25)→ 独標(8:00-8:20)→ 西穂山荘(9:30-10:05)→西穂駅口(11:20-11:45) ⇒ 新穂高温泉駅(12:05-12:25) → 深山荘 (12:45-13:45) ⇒ 大山崎 ⇒ 自宅

翌21日の出発が遅いので新穂高到着が少々遅くても、十分に仮眠時間が有ると出発を遅らせたのが間違いで、新穂高温泉無料駐車場に着いてみてびっくり、車は駐車場を溢れ出て、駐車場入り口付近の路肩も溢れ出た車で埋まっていた、運良く駐車場入り口横の傾斜地に何とか1台止められそうな所を見付け無理やりに駐車、傾斜地での駐車故に、傾斜の付いた簡易ベッドでは有ったが、女性二人には車中で仮眠をとって戴き、私は路肩でフライシートを被っての仮眠をとったが、来るわ来るわ、後から後から、止め処なく車がやって来てはガードマンに追い返され、私の寝ている枕元で排気音を高めて方向転換するものだから寝ても居られず、2時間程、眼を閉じていたが、空も白んで来たのでシュラフから出て暫しガードマンと世間話で時間を潰した。
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予定より少し早かったが女性達を起こし朝食、荷繕いもそこそこに出発、ロープウエーを乗り継いで標高2156mの西穂高口駅まで行き、笠ヶ岳を横目に準備体操を終え、9時40分に西穂高口駅を出発、小さなアップダウンが続き、シラビソの梢の向こうに時折、西穂や独標が覗いて居たが、それも観えなくなり、急傾斜の樹林帯を喘ぎながら登る事30分程で緩やかな道に成りシラビソの樹林帯を抜けた所が西穂山荘だった。小屋の周りには花の盛りを過ぎた山アザミが、そして至る所に青いトリカブトの花が咲いていた。宿泊受付が13時以降だったので、必要最低限の荷物を私が担ぎ彼女たちは空荷で丸山迄の散策、稜線上に出ても風は然程なく、上高地や霞沢方面は観えて居たが、独標も笠ヶ岳もガスに包まれて仕舞って眺望も余り楽しめないので、散策もそこそこで切り上げ小屋へ引き返し宿泊受付を済ませ、小屋前の広場で酒宴、5時半より夕食、6時半頃には瞼が自然に閉じ様とするのを、翌朝の弁当受け取り役を仰せ付かって居たので無理やり瞼に言う事を聞かせた為に睡魔も何処へやら、今度は床に就いても眠られず消灯まで外で過ごす羽目に、混雑時は16人の所を12人なので少しは楽かなとは思ったが12人でも寝返りが打てない状態、そんなこんなでも何時しか眠りに就いたのか、9時から3時半迄が早く感じられた。
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奥穂への縦走組は出発も早く3時半頃にはヘッドランプの明かりを頼りに出発していた。私達も予定より15分早く4時45分に小屋を出発、丸山辺りでご来光が拝めるかと思ったが生憎、明神岳が邪魔をして拝めず、独標への登りに取り付いてから、風を避けられる所で朝食を取り、ガイドブックの時間通りに独標に立った。
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出発前に心配していた、独標から西穂への降りも何の苦も無く通過し、独標からピラミッドピーク迄、後続の数パーティーを先行させる為の待機時間などを含めても25分で通過出来たので、この分だと予定より可也早く西穂の頂を踏めるのではと思って居たのも束の間、ピラミッドピークの先のルートを見れば、早立ちのパーティーがポツポツと降って来るでは無いか、と云う事は我々の前を行くパーティーの殆んどと何処かですれ違いの待機時間を費やさねば成らないし、又、後続のパーティーとも我々が下山する時にすれ違うのでこちらも、相当すれ違いの待機時間を要するのではと気付いたからだ。こんなに大勢の人達が西穂の頂を目指すとは私の誤算で、西穂山頂まで行けばすれ違いの待機時間が予想以上に多く取られ、予定の時間迄にはまず下山出来ないだろう、時間が遅れれば遅れる程、上昇気流による積乱雲の発生で運が悪ければ雷雨に見舞われる可能性も出て来るのではと思考がマイナスに働き出せば、帰路の高速道の渋滞まで脳裏をかすめる始末で、二人には申し訳無かったが、この事を話さず下山を決めたので、Hさんには少々物足りなさが残り又、Aさんには余分な気遣いをさせてしまった事は反省しているが、案の定、ピラミッドピークから独標までの降りで、すれ違い待機時間が長くなり、登りの約1.5倍の時間を要した事や、穂高は元より焼岳、笠ヶ岳、霞沢岳も先日よりも2時間程早く10時過ぎにはガスに包まれて仕舞た事をみれば、私の判断も強ち間違って居なかったのでは無いだろうか。
下山決定の時間が早かったのでピラミッドピークの頂で、また独標の頂でも展望を堪能し、奇しくも、一般参加のAさんから独標の頂で、今日は私の誕生日だと告げられたので、西穂山荘前の広場ではソフトクリームで、また深山荘での入浴後にはビールでAさんの誕生日を祝い、帰途に着いた。
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トリカブト 朝日を浴びた焼岳、乗鞍岳 朝日を浴びた笠ヶ岳
独標、ピラミッドピークを目指して 笠ヶ岳を背景に独標にて ピラミッドピークより弓折、双六方面の望む
ピラミッドピークより西穂、ジャンダルム、ロバの耳、奥穂を望む 独標の下り 独標下より抜戸、弓折、双六を望む
独標下部にて 空荷は楽ちん
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