2010年5月 南八ヶ岳

■日付 5月28日(金夜)〜5月30日(日)
■登った山 硫黄岳
■山域 南八ヶ岳
■天候 曇り〜雨(29夜)〜晴れ
■参加人数 男2名 女2名
■ルート 28日 千里中央⇒ 本沢林道のゲート広場 ⇒ 仮眠
29日 ゲート広場⇒ 本沢温泉(テント設営) ⇒ 夏沢峠⇒ 硫黄岳 ⇒ 夏沢峠⇒ 本沢温泉
30日 本沢温泉⇒ 本沢林道広場⇒ 千里中央

 梅雨入り前の天気予報は気象のプロ集団でも予報するのに頭を悩ませる時期、 まして云わんや気象の知識も情報も無いずぶの素人では予想のしようもなし、取り敢えずは現地迄と満月が照らす高速道路を疾走、車内の会話も山の四方山話で弾んで居たが何時とは無く途絶え運転者以外は浅い眠りに入って居た。
 深夜12時前に諏訪SAに到着、一息入れてから一般道に入り対向車の殆ど無いメルヘン街道をひた走って居たら鹿の親子が突如前方に現れ車の前を悠々と横断、その後も数えて居たらカモシカが2頭、鹿が7頭とオコジョが1匹、車の前を横断して行った。鹿の1頭がヘッドライトに目が眩んだのか車の方へ後戻りし車の右側面に接触したが私も鹿も何事も無かったかの様に走り去った。
 本沢入口からはガタガタの林道、勾配も可也の物で4輪駆動の威力を十二分に発揮して翌日の1時半にゲート前の駐車場に到着、女性2人は車の仮設ベッドで、男性2人はテントで仮眠を取った。
 5時起床、予定より30分早く7時に出発し本沢温泉には8時30分着、予定より30分も早く着いた迄は良かったがその30分が空と成って、テント設営や生理現象の解消等で手間取り本沢温泉出発が大幅に遅れてしまった。
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本沢温泉付近の雪は既に消えて居たが本沢温泉の露天風呂辺りから登山道にも残雪が現れアイゼンは装着せずスパッツだけ取り付けての登高、ガスが流れ時折東天狗の頂きが覗いたりして居たが晴天の期待も虚しく、又時折残雪を踏み抜いて足を捕られたりして気の重い登高を続けた。
 夏沢峠の小屋では来週の山開きに備え小屋の準備が進められていた。此処でも写真撮影タイムが長引き予定より1時間少々遅れて出発、樹林帯を抜けた辺りからは雪も無く瓦礫状の道を喘ぎながら登りガスの流れる頂上に着いたのが予定より約1時間遅れていた。天気予報では夕方6時頃から雨と成って居たので東天狗へはこの時点で諦め硫黄岳頂上での撮影タイムを少し延ばし横岳、赤岳方面のガスが途切れるのを待って見たが此れも叶わず仕舞い、残念だったが頂上を後にし夏沢峠、本沢温泉キャンプサイトへと元来た道を引き返した。
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 午後3時過ぎからテントの中でコーヒーブレーク、6時からの夕食を待つ間各々の四方山話をしていると予報より早く雨が降り出し楽しみにして居た露天風呂入浴も儘ならず全員意気消沈、でもでも東天狗をパスしたお陰で雨の中を歩かずに済んだ事が不幸中の幸いとめいめい自分に言い聞かせて小屋の食堂で夕食を済ませた。テント前でカッパの雫処理をする為に雨の中でテント入りの順番待ちをする依り小屋で時間調整をと、5分間隔で各自帰テン、7時半頃にシュラフに潜り込み就寝するも雨音は強くなるばかりだった。
 4時15分頃に目が覚めたが皆昨夜の睡眠不足で疲れて居るのか一向に起きる気配がなくS氏、A嬢は頭からシュラフをすっぽりと被りT嬢だけは可愛い寝顔をシュラフから覗かせて居た。4時半 出入り口付近に寝返りで移動して居たS氏が目覚めたので私は例によってテントの外へ出、昨夜とは打って変った青空の下で紫煙を爽やかな空気と共に満喫した。
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  私だけが朝食を予約して居たので6時半からの朝食前に露天風呂に入ろうと一足先にテントを離れ誰も居ぬ露天風呂を独占し誰に気兼ねする事もなく大自然の中で露天風呂を満喫し朝食に間に合うように帰って来ると、3人は小屋の朝食時が入浴の狙い目時と露天風呂の方へ登って行ったが、登山者は小屋泊りの人達だけでは無くテン泊や早立ちの者達も居た事を忘れて居たのがどうやら失敗で、露天風呂から出るタイミングが難しかった様だ。朝食後彼らが帰って来る迄にテントを撤収し、私が出発準備を完了した頃に彼ら3人はお湯に癒され、小ざっぱりした顔付きで帰って来た。予定の8時にキャンプサイトを出発、テント場付近より上部は晴れて居たが麓からはガスが湧き上がって来、登山道に靄をかけて居た。朝の露天風呂に入れた事で皆の気分も解れていたのか、登りには憂鬱に感じる靄も幻想的な雰囲気に感じられ、足取りも軽く予定通りの時刻に駐車場まで下山した。
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幻想的なアプローチ 本沢温泉下のテント場
硫黄岳が見える
本沢温泉
硫黄岳の火口壁 山頂と火口壁 硫黄岳山頂
早朝の硫黄岳 硫黄岳と新緑の唐松
その右下に露天風呂
露天風呂より硫黄岳を望む


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