2007年7月 八淵の滝・武奈ケ岳

 
■日付 7月1日(日) 
■登った山 武奈ケ岳
■山域 滋賀県比良山
■天候 曇り
■参加人数 11人
■ルート JR近江高島駅集合〜(バス)〜ガリバー旅行村〜八雲ヶ原〜武奈ケ岳山頂〜比良ロープウェイ山上駅跡〜イン谷口

9:00 JR近江高島駅集合  9:30ガリバー旅行村着  9:50ガリバー旅行村出発  10:15大摺鉢  12:00八雲ヶ原(八雲ヒュッテ跡)着  (昼食) 12:35 八雲ヶ原(八雲ヒュッテ跡)発   13:35武奈ヶ岳山頂発   14:45 比良ロープウェイ山上駅跡  16:00 イン谷口

梅雨の真っ只中、しかも川沿いのルートで前日の雨でも増水のおそれがあるため、数日前からめまぐるしく変わる天気予報に気をもんでいたが、前日、当日ともに運良く曇りとなった。この時期、晴れてしまえば30度を越えるので、登るには最適な天気かもしれない。近江高島駅で集合して、急いでバスに乗り込む(接続時間があまりない)。ところが、発車間近になって、参加予定のYさんがいないことに気づく。あわてて駅に探しに行くが見つからず、結局そのままバスは出発してしまった。どうやらYさんは近江高島駅を乗り過ごしてしまったらしい。結局Yさんは例会に参加できずそのまま帰宅となった。  

ガリバー旅行村バス停留所を降りるとすぐ料金所がある。ここでハイカーは環境整備費として300円を徴収される。何か不に落ちないものを感じながら、皆渋々お金を払った。  ガリバー旅行村からしばらくは林間のコースを行く。本当は川沿いのコース(障子滝、唐戸滝経由)をとりたかったが、こちらは通行止めとなっていた。

大摺鉢でようやく川と出合う。心配された水量は思ったほど多くなく、担当者としてはひとまず安心した。やはりこの時期、川沿いのコースはいかにも涼しげで良い。爽快な気分でさらに上流へと進む。小摺鉢、屏風ヶ淵を経ると、いよいよ八淵の滝のクライマックス、貴船滝が見えてくる。落差20mはあろうかというこの滝は下から見上げると迫力十分だ。ただし、この場所が今回の山行の最大の難所でもある。まず川まで7〜8mの岩場を降り(鎖場)、川を渡って(鎖あり)、滝の上まで登る(ハシゴ)という、鎖場とハシゴの連続である。ロッキーのメンバーであれば注意さえ怠らなければ問題ないレベルであったが、気になったのは後ろから来ていた小学生の集団である。小学生には危ないのでは、などといらぬ心配をしてしまった。  

貴船滝を過ぎると、しばらくは川沿いの比較的緩やかな上りが続く。とくに危ないところもなく、先ほどの緊張から開放されリラックスして歩いた。  しばらくするとコースは川を離れ、次第に急登となってくる。風通しのよい川沿いの道から一転して、木々がうっそうと茂り、蒸し暑く感じる。汗を拭いながらしばらく我慢が続くが、30分程で突然開けたところに出る。比良スキー場ゲレンデ跡である。リフトもヒュッテもなにもかもが撤去され、2年前に来たときの印象とはまるで異なる。一帯が土むき出しの状態で、荒涼とした様であった。  

ヒュッテ跡そばの林で昼食をとる。周囲を見渡すと(リフトがないにもかかわらず)意外にハイカーが多く、学生と思われる集団も目に付く。また、八淵の滝で見かけた小学生の集団も間もなく無事に到着した。  八雲ヶ原から武奈ヶ岳山頂への道中は蝉、蛙の大合唱で非常ににぎやかであった。3週間前の下見の時には蛙が主役であったが、今や主役は完全に蝉に取って代わったようだ。もう夏がすぐそばであることを改めて実感する。  急登(段差の大きな階段)をよいしょと登りきると、もう山頂である。ガスで展望はもう一つであったが、ときおりガスの切れ間から琵琶湖などを見ることができた。雨も気になったので、記念撮影をして10分程で山頂を後にし、八雲ヶ原までもときた道を引き返した。

八雲ヶ原からロープウェイ山上駅跡に向かう。2年前に来たときには山上駅の標識に従って歩けば良かったが、今では標識から山上駅の文字が消されてしまっている(上から塗りつぶされている)。山上駅跡はちょっとした広場のようになっており、琵琶湖を一望することができた。  ここからダケ道をひたすら下る。ジグザグ道のために勾配がそれほど急ではなく、意外に歩きやすい。下り始めてすぐパラパラという雨音が聞こえ出したが、深い樹林帯のため体には殆ど当たらない。カモシカ台あたりで、中学生と思われる集団を追い越した。平均年齢3倍以上の集団(ロッキー)にあっさり抜かされた若者たちに心の中でエールを送りながらさらに下っていくと、ほどなく急勾配となる。これが最後の山場、疲労した足に気合を入れなおし、慎重に下る。10分ほどで突然深い森が途切れ、川が現れる。ここが大山口、金糞峠との分岐点である。後は林道をだらだらと20分程下り、ようやくゴール地点のイン谷口に到着した。

今回の山行はここで解散とし、比良駅へ向かう直帰組と、比良とぴあへ向かう温泉組とに分かれた。  上りには鎖場、ハシゴがあり、下りは1200m近くを下るという、非常にタフなコースであったが、天気にも恵まれ、変化に富んだコースを十分に満喫することができた。一般参加の方には少々きつい山行かもしれないと心配していたが、(疲れたとは言っていたものの)全体的には満足してもらえたようだった。 。

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