2006年11月 天ガ岳

■日付 11月12日(日) 
■登った山 天ゲ岳
■山域 京都北山
■天候 曇り〜雨
■参加人数 9人
■ルート 大原〜天ガ岳〜鞍馬

 11月の山といえばやはり紅葉!そして、春から延期になっていた読図も兼ねた例会を計画した。行き先は京都北山。大原から北上して天ガ岳に上り、その後は南下して鞍馬に抜けるコース。前日は雨でちょっと心配したが、車窓から見える北摂の山々は朝日に輝きまずまずの山行日和と期待できたが、天気予報では穏やかではあるが、冬型の気圧配置となり、日本海側は季節風が強くなるとも告げていた。天ガ岳は日本海側に近い、やや不安であった。11月中旬の大原行きは紅葉狩りの人々で混雑するだろうと、阪急河原町に集合してバスに乗ったが、途中の出町柳でもあまり人は乗り込まず、大原まで全員が座って行けた。
大原は寒かった。北風が吹き、どんよりとした冬の空に変わっていた。でも紅葉は期待に反してまだまだといったところで、今日は読図に専念することとした。寂光院を抜けた所で、まずは今日のコースの説明。ガイドマップの1:50000図では分岐点を探しながらの山行しかできないが、国土地理院の1:25000図では地形を読みながら(読めての話だが)コース確認しながら歩ける。でも、このコースが必ずしも正確ではない。現に、今回3箇所で違いがある。まず最初は穏やかな谷筋を1:25000図で4cm=1000m=約15分強なので、それぐらい歩いた辺りから、左の斜面をやや急登する道があるはずだと予測しながら注意深く歩く。すると、それらしい道が見つかり、その角には天ガ岳方面への道標もあった。しめしめといった感じ。ここでシルバーコンパスの使い方になれるために谷筋の道を地図とコンパスで方向確認することにした。
次の課題はこの斜面を登りきった所の分岐でのルート確認。下見では間違いかけた曲者のポイント。でも今回のメンバーはあっさりと正解を出した。多分しっかりと1:25000図とにらめっこして歩いているからで、そうでなければ広くしっかりと踏み固められた別の道を行った可能性が高い。実際、その方にも赤い布が目印として枝に結ばれていた。この地点からはしばらくは斜面をほぼ水平にトラバース。こんなことも1:25000図でないと分からない。この道の途中でピークと二つに分かれた尾根筋がきれいに見渡せ、1:25000図でも鮮明に読み取れる地点でコンパスを使って現地確認をした。1時間ほど水平トラバースを経たあと、1:25000図では尾根をあるくはずが相変わらずトラバース。このことを意識して歩かないと、途中で迷ってしまうこととなるので、注意が必要だ。その後、急斜面を登り尾根に出て分岐点の到着。ここで現在地を確認し、残り30分ほどで天が岳の山頂だ。しかし、ここからの実際の道はガイドマップとも1:25000図とも違う。天ガ岳の最後の分岐までに2箇所で方向転換することになっているのに、まったくない。道標があったので間違わなかったけど、無ければきっと道迷いになっただろう。いろいろと読図をしながら天ガ岳の山頂に到着。途中、どんどん雲行きが怪しくなり雨も降り出しとうとう雪混じりの雨となった。寒さが強まり、休息もそこそこに鞍馬に向けて下山。一部の者は、檜の露天風呂に浸かり軽く酒宴を持って、晩秋の京都北山をあとにした。

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