2006年7月 瀞峡(和歌山)

 
■日付 7月28日(金曜晩〜日) 
■登った(?)山 滝本北谷&静閑瀞
■山域 和歌山県新宮市熊野町
■天候 晴れ〜曇り
■参加人数 8人
■ルート 大阪駅〜(車)熊野川

 昨年に引き続きK原さんにコーチをお願いして「沢登りの例会山行」を計画した。行き先は、昨年と同様、岐阜県奥飛騨の荒城川と、早々に決めていた。乗鞍岳の雪解け水の冷たさと清らかさ、そして何よりも開放的で明るい。それにK氏ら岩魚釣りのリベンジのこともあったからである。
しかし、今年の梅雨はなかなか明けない。やっと西日本は明けたが、東海北陸方面には梅雨前線が停滞。実施日の2日前、K原さんに「梅雨が明けた南方面への変更も考えておいてください。」と連絡をし、その後、天気情報を注視していたが、芳しくない状況が続き、急遽、南紀の滝本北谷&静閑瀞となった。(流石、K原校長だ。沢の達人ともなれば、臨機応変に場所探しができる!!)ということで、当初の大阪駅と奈良駅の分離集合を変更して、全員大阪駅に集合した。夜11時15分、目的に向けて車を走らせた。阪神高速から阪和高速道終点の田辺で降り、国道311号で中辺路を経て熊野川を目指した。午前3時、村道らしい道に入ったところで停車。今日はここでビバーク。と言ってもがらがらの自転車置き場の中で、小宴場と寝る場所が確保出来る。慣れたものである。初級でもここでビバークだったようだ。星が良く見え、明日の快晴に不安はない。行き先を変えて正解。早々?に宴を止めて、みんな寝入った。
6時、太陽の暑さで寝ていられない。早々に朝食を済ませて沢装束に着替え、7時、出発。40分ほどくねくねした林道を走って降車、残りの沢用具をセットしていよいよ沢登りへとなった。まずは15分ほど林道を登り、いよいよ川原(カワラ)に下りた。そこには、大きな淵を持った落差10mほどの滝があった。感動の一瞬。みんなの顔がほころんだ。今日の沢のすばらしさを予感させるのに十分であった。ここは右岸(上流から下流を見て呼ぶ)から滝を大きく「高巻き」して、いよいよ本格的な沢登りが始まった。水は思ったより冷たくない。20℃程もある。足元だけ浸かって遡行するのが続くと暑い。淵があれば歓声をあげて浸かり泳ぎまくった。暑がり屋のK氏は、その都度「良い湯だ!」と万歳三昧。そんなことの繰り返しの後、面白い滝とその下の岩淵?に出くわした。石が滝の勢いで岩を球状に抉り取って穴が開いている。そんな岩淵が大小とあるが、最も大きな所で、K氏とI氏が昨年の汚名を晴らすべく、釣り竿を垂らす。他の者はしばし木陰で休息。10分ほど待っただろうか、やっぱりみんなの期待を裏切って?、ボウズであった。汚名返上できなかったのは、魚が居ないからだと言わんばかりに、ゴーグルをつけて水の中を覗くI氏。顔を上げた後、無言であった。
上流に行くにしたがって滑滝と豪快な滝、そして淵の連続だった。青く澄み渡った夏の空、その青さを写す水は青く澄み、我々は吸込まれるように入っていった。そんな快適な沢登りも6時間程経過して終了点に達した。そこから2時間強で車まで引き返す予定であったが、この下山は、疲れた足には結構こたえた。空腹と水不足も加わり、3時間ほどで辿りついた。幕営は当然のこと、屋外の予定でターフとテントを持ってきていたが、K原さんが地元の人と交渉し、初級と同様に公民館を借りてくれた。おまけに冷えたビール入りの冷蔵庫付だ。(当然、相当のお金は置いていった。)私は、大分疲れていたようで、美味しいK氏亭のカレーを1杯しか食べすにビールに酔いしれて?朝まで寝てしまった。
二日目は、昨日とは違って川下り。ライフジャケットに身を任せて、プカプカト下流の旅。というのに、K氏とI氏は、不参加と言う。ひょっとしたら昨日のリベンジ? 他の者にとっては、終了点に車を2台とも回してもらえるので喜ばしい。敢えて追及しなかった。(再考していたら、I氏は竿を折らずに済んだのに・・・)8時入水。静閑瀞はその名の通り、流れの緩やかな川だ。ライフジャケットに身を託してプカプカと浮かびながら下流へと進む。楽チン楽チン。所々岩場があり、そこでは岩を越す水の流れに乗るようにすると、お尻を打つこともあるが、水の勢いで身体がスーと前に進む。なかなか気持ちがよい。
下流に進むにつれて、周りの岩が黒くなってきた。川の中も同じだ。これが、あの那智黒岩。濡れていると特に良く滑る。這い上がるのに苦労する岩だ。景色も迫力がある。普段は遠くからしか見られない渓谷の岩が眼前にある。ぶつかりそうになりながら、楽しんだ。紅葉をこんなアングルで見られたら、さぞ素晴らしいものだろうと、思索?しながらプカプカプカ。水温はそれ程低くはなかったが、この日は曇りがちで、なかなか日が照らない。2時間も水に浸かっていると流石に寒くなってきた。まだまだ中盤。もっと楽しみたいのだが、身体が水を避けようとする。
その後は、出来るだけ水に入らないように岸辺を歩くが、どうしても入水しないと前に進めないところも多数。楽しさとやや辛さの交じり合った気持ちで、二人の待つ終了点を目指した。13時過ぎ、ようやく最後の入水ポイントに到着した。でもその時は、もう終わってしまうのか!!と、無念さを残して、水の感触を楽しみんだ。
昨年に引き続きK原さんのサポートの下で、8月の例会山行の沢登り。昨年は12名、今年は7名(体調不良で3名が参加を断念)と多数の参加であったが、毎度、K原さんにお願いするのは心苦しい。早く、rockyの会員だけで雄大なスケールの沢登りが出来る力量をつけたい!と思っているが、先日、K原さんから「また良い所を見つけたよ!」との話しがあった。ひょっとしたら、来年も、これまで以上の素晴らしい沢登りが出来るかも知れません。こう、ご期待!!

どうも釣りをしているらしい・・。
Top > 2006年度の記録