2006年3月 木曽駒が岳

 
■日付 3月10日(金)〜11日(土)
■登った山 木曽駒が岳
■山域 長野県
■天候 悪天候(撤退)
■参加人数 5人
■ルート

3月中旬にしては暖かな夜だった。Tさんのいつも以上の頑張りのおかげで、ほぼ予定出発時刻 通りにJR奈良駅を出発することができた。いざ木曽駒へ。天気予報によると、日曜に向けて天気は 下り坂であるものの、明日の土曜いっぱいは晴れそうだということで、明日への期待感は高まる一方 だった。 車中のことはあまり良く覚えていない。夢と現との間を彷徨い、気がつくと駐車場にいた、そんな 感じだった。駐車場でテントを張り、いつものように寝酒を呑んで、Z-Z-Z-Z。
3月11日 テントから出てみると、予報どおりの完璧な快晴であった。素晴らしい山行の予感に胸躍らせ、し らび平行のバスに乗り込んだ。 しらび平でロープウェイに乗り換え、千畳敷へ。高度の上昇とともに、テンションも急上昇。アド レナリンが体中を駆け巡った状態で千畳敷の駅に到着した。しかし、到着早々そんな気分を一気に冷 ます出来事が…。素手でアイゼンを扱っているところを食堂の(?)おじさんにとがめられ、さらに アイゼンの紐が長すぎると怒られ、テンションは急下降。それでも、眩いばかりの白銀の絶景を前に いつまでも落ち込んでいられるはずがない。すぐに気分を取り直して白銀の千畳敷カールに足を踏み 入れた。
前に2組ほどのパーティーがいたおかげで、ラッセルをすることなく登っていくことができ た。傾斜は思っていたほどきつくなく、アイゼンが脱げて後方から来た学生の方に拾ってもらうとい う失態をやらかしつつも、絶景を堪能しながら登ることができた。 ところが、剣宝山荘に到着するころには事態は急変していた。ついさっきまでの天気がうそのよう な雪と横殴りの風。20分ほど粘ったが、天候の回復が見込めないと判断して、残念ではあるがここで 引き返すこととした。
下山途中では驚きの光景を目にすることとなった。Tさんの速さといったら、尋常ではない。こ ちらも一生懸命追いかけるのだが、その背中は小さくなるばかり。太ももがつりそうになりながらも 懸命に追いかけ、ふと後ろを振り返るとKさんとIさんの姿がはるか遠くに。 まあ、そんなこんなで最後にいい運動をして今回の木曽駒山行は無事幕を閉じた。もちろん最後に 温泉に入ったが、何せこの文章は5月に書いているので温泉のことはあまり良く覚えていない。 今回、わずか1〜2時間であったが、アルプスはその美しい姿を我々に見せてくれた。それだけで も、貴重な体験だったと思う。剣宝山荘より先は、来年以降のお楽しみとしよう。

                 
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