侮るなかれ、低山よ 〜懺悔編〜

K氏の告白より

 山椒は小粒でも・・という言葉をふと口ずさみたくなるような山。そんな形容に相応しい低山が播磨アルプスである。スリリングな岩盤の連続、尾根伝いに広がる展望、えびの尾っぽこそ無かったけれど、魅力的な雪景色に急変した山に、低山侮るなかれ!と思わず喝采を送ってしまった。
 近郊で久しぶりに表情豊かな山を満喫できたのですが、実は皆様に告白すべきことがあります。後半で分岐を間違えたのですが、実はそれはただ間違えたのではなかったのです。昨年、聖地エルサレムにてマリア様のお膝元で十分に懺悔して参りました(いやホントに)、皆様にもお許しいただけるものとしてここに真実を告白し、懺悔いたします。

 あぁ、思い起こせば、あの忽然と降り出した真綿のような牡丹雪に、私の明晰なるブレインは惑わされてしまったのかもしれません。宝殿駅近道の方に進まなければならないと認識はしていたのですが、身体は、なんと、全山縦走路の道標の方に向っていったのです。決して、そう決して、勘違いで間違ったのではないのです。そのとき、あの道標に、雪が降って条件が悪化している状況下で、より安全を保証する権威があるように感じたのです。日頃は、権力や権威といった言葉を足蹴にして暮らしているのですが、山では安全を金科玉条にしている無意識が頭をもたげたのでしょうか。深層心理を分析するなれば、身の危険を感じた防衛本能でもあったのでしょう。登山の楽しみは事故無く下山してのもの、その確率を可能な限り少なくする方策を考えることが、山の会Rockyの、そして今回のリーダーであった私の使命であったと思うのです。そして、無事下山した今、ここに道間違いの真実を告白した次第なのであります。

ってなわけで、
実は間違ったんじゃなかったんです(^_^;) いや、何となくこっちの方が安全かな〜、って。メインルートだし。

(でも、みんな気づいてへんかったで:編集)
Top > 2000〜2001年度の記録