ニッケル水素電池とリチウムの違い 電動自転車

電動自転車は、ニッケル水素電池を使用するものとリチウムイオン電池を使用するタイプに別れます。ここでは目的別にあわせた購入ポイントを解説したいと思います。

 
 
 
   
 
 
 

ニッケル水素電池とリチウムの違い 電動自転車

Last update 2008/01/01 13:20

 

 

電動自転車の積んでいるバッテリーは、大きく分けてニッケル水素電池を使用しているものと、リチウムイオン電池を使用しているものとに別れます。
最も大きな違いは、値段でしょう。
安いタイプはニッケル水素電池が使用されています。

はじめて耳にした人にとってはどっちがどう違うのかがよくわからないと思います。
今回は、各タイプのバッテリーのメリットデメリットと、電動自転車を購入する場合どちらを選んだ方がいいのかを解説したいと思います。

ニッケル水素電池

ニッケル水素電池電気店に行くと最近では乾電池コーナーに充電式乾電池が多く売られていることに気が付くはずです。

ニッケル水素電池の特徴は乾電池と同じ1.5Vということでしょう。
逆にリチウムイオン電池で乾電池型のタイプが売られていないのは、リチウムイオン電池は電圧が高く、乾電池を使用する機器に使用してしまうと電圧がかかりすぎて壊れてしまうからです。
乾電池を直列に2~3本繋いだ状態がリチウムになります。
よって売られている充電式の電池はほとんどがニッケル水素になります。

私の場合無線マウスに使用しています。
毎日4~5時間使用しますが、1ヶ月ほどもつようです。

特徴

安い

ニッケル水素電池の特徴は、安価なことです。
電動自転車でもリチウムタイプのものと比べて1~3万円ほど安いです。

安定している

最近よく携帯のバッテリーが熱を持ったとか、ノートパソコンが原因で火事に・・・なんていう事件が相次ぎ回収騒ぎになっていますが、原因はリチウム電池がまだ不安定な事にあります。
にタイしてこのニッケル水素電池は非常に安定しています。
電動自転車のバッテリーで問題があった話は聞いたことがありませんが、ニッケル水素タイプであればほぼ安心して使用することが出来るでしょう。

継ぎ足しが出来ない

最大の弱点がこれでしょう。
携帯電話なんかだと、使用していないときは充電器に載せて充電・・・なんて使い方が出来ますが、基本的にニッケル水素だと電池を使い切ってから充電しないといけないことになっています。
というのもメモリー効果といって、ちょっと使っては充電・・・を繰り返すと容量が減っていくためです。

ただし、最近の電動自転車の充電器は自動で最後まで電池を使い切ってから(リフレッシュなんて呼ばれる)充電する機能を持っているものも多く、あまり気にする必要はないかもしれません。
先ほどの画像のニッケル水素電池は、ソニー製のものですがこの充電器にはリフレッシュ機能がついていて、メモリー効果で容量が減ったものでも復活させることが出来ます。

なお、リチウム電池の場合はこのようなメモリー効果はありません。

参考 メモリー効果と継ぎたし

自然放電

もう一つの弱点がこの自然放電です。
リチウムの場合は、使わなければほとんど減ることはありませんが、ニッケルの場合は使わなくても徐々に減っていきます。
なので滅多に乗らない。というような使い方の場合は、あまり向いていません。

ただしこれも最近のニッケル水素電池は、自然放電が少ないものも多く、三洋電機が販売しているeneloopは、半年たっても90%。1年後でも85%の容量を保持しているようで、あまり気にしなくてもいいかもしれません。

参考 三洋電機、2700mAhの大容量と、自己放電が極少なニッケル水素電池を発表

リチウムイオン電池

携帯電話の電池はリチウム水素電池携帯電話や、デジカメ、任天堂DSやノートパソコンといった充電池を使用する機器のほとんどで使用されているのがこのリチウムです。

電動自転車でモコのタイプのバッテリーを積んだ物が最も多く販売されています。
最近ではリチウムでもさらに高容量かした製品があるようで、1回の充電で70~80キロ走れるものもあるようです。

特徴

高価

ノートパソコンのバッテリーでも、携帯のバッテリーでも単品で購入しようとすると非常に高いことに気が付くはずです。
ニッケル水素電池がせいぜい3000円程度に対して、リチウムは1万~数万円ほどします。
実際に電動自転車でも1~3万円ほどの差がついているようです。

不安定

一連の事件でわかる通り、熱を持ったり膨張したりする例がまれにあるようです。
もちろん携帯電話はすべてこのリチウムを使用しており、国内だけでも1億台といわれている機種のなかでもほんのわずかな例でしかないので、あまり気にすることはないとは思いますが・・・。

小型化が可能

同じ体積であれば、ニッケル水素電池に比べて容量が大きいようです。
が、実際には走行距離はだいたい同じようなのですが、多少小型化かもしれません。

継ぎ足し充電が可能

家に帰ってきたらすぐ充電・・・という使い方が可能です。
使い切る必要がないので充電時間が短いというメリットもありますし、常にフル充電の状態にしておくことが可能です。

寿命が長い

リチウムの方が寿命が長いといわれています。
が、これも使い方次第でしょう。
私の持っているノートパソコンは、4年前のものですが充電してもすぐに空になってしまいます。
長持ちさせる使い方についても取り上げたいと思います。

目的別で購入

以上の各バッテリーの特徴をふまえると、使い方や環境によって自ずとどちらのタイプにするかが見えてくると思います。

ニッケル水素電池タイプの電動自転車

1度の走行距離が2~3キロと短く、一度乗ったら2~3日間が空いてしまうような主婦の買い物に使うようなパターンの場合は、このニッケル水素電池タイプが向いているかもしれません。
1度の充電で30キロほど走るらしいので、毎日乗る場合でも1日3キロ以内であれば平日は充電しないで、日曜に充電する・・・という理想的な使い方も可能かもしれません。
リフレッシュ機能付きの充電器の場合、一度電池を空にさせるので充電に時間がかかるかもしれません。
そのため、毎日使うたびに充電するような使い方には向いていません。

ニッケル水素の電動自転車

リチウムイオン電池タイプの電動自転車

毎日通勤で頻繁に使用する場合は、こちらがおすすめです。
坂道が多く、毎日4~5キロ以上使用するような場合は毎日フル充電が簡単に可能なこちらのタイプがおすすめです。

リチウムイオン電池の電動自転車

2008/01/01 13:20 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理

 
 
 
 

関連ページ

 

バッテリーについて ニッケル水素電池とリチウムの違い 電動自転車 自己放電 ニッケル水素電池の弱点