射撃場の規則

2008年2月2日更新
同伴者について
同伴した方が、一切の全責任を負います。
見学だけの方は、射場入場料を、お一人様につき20ドル頂きます。お子様は10ドル。
なお、自分の弾をお求めでない同伴の方は撃てません。弾を貰って撃つことを禁止します。
射撃場の規則
室内の観光射撃と違い、公式射場を使用のため事故は法律により裁かれます。あなたには安全を守る義務があり、射撃中は加害事故の賠償その他、射手としての全責任を負います。当てることよりも先に、安全が第一です。銃に触るのは指導を受けた後にしてください。また安全規則を守れない方は射撃を中止して頂きますが、その場合にも、弾の代金は戻りません。“射撃失格”とならないように、必ず禁止事項を順守しなければなりません
射撃場施設を撃って破損させた場合、一発につき300ドル以上の罰金となります。
発射の反動で銃を振り飛ばされたり、取り落とした場合も罰金200ドル、射撃は失格中止、即お帰り頂きます。なお当社では、お客様のお迎えから射撃終了後に車をお降りになるまで、万一の場合の訴訟権を放棄していただいておりますので一切の賠償を負いかねます。
射撃時間
遅くとも弾1セットを射撃開始から30分以内で終了してください。
時間超過はインストラクター料30分毎に30ドルを徴収します。(平均技量は10分で終了)
送迎について
ホテルから当店〜射撃場〜ホテルが一般的ですが、お望みなら途中下車もできます。 銃器管理法により、車に銃を積んだままでお客様の用事は待てません。
上記項目をすべて読んだ上で予約をお願いします。
事故防止の鉄則
- 射台に入ったら直ぐに眼鏡と耳栓を装着すること。
- 銃は引金に指を入れずに握る。以後、右手は伸ばして縮めない。
- 何が起きても絶対に、銃口を標的方向以外に向けないこと。
- 正しく握り、その後は自分の銃から絶対に目を離ない。
- 弾倉は腕を伸ばして銃を目線まで上げて、右に傾けて挿入する。
- スライドは標的を狙って引金の指を外側に伸ばして閉じる。
- 発射直後に引金の指を外側いっぱいに伸ばして銃から話す。
- 銃を握り直すときは引金の指を伸ばして銃口を標的の高さで。
- 撃鉄を起こす時は引金の指を伸ばして左手の親指で起こす。
- 弾が出ない。不発は銃口を標的方向に維持し続けること。
- 射台に置く時や持ち歩く時は薬室の残弾確認と薬室開放をする事。
- 15M以内の地面を撃たない。弾が跳ね返って事故が起きる可能性が高いです。
- 射手は連帯責任です。隣も監視して禁止行為は誰であっても警告をする事。
〜暴発事故は全部貴方の責任で殺人罪に問われます。事故の原因は指と銃口の方向です〜
注:以下の失敗は、一回目でも即座に射撃中止してもらいます。代金は戻りません。
◎ 装填銃を上下左右に向けた。射台に置いた。銃を落とした。
◎ 15M以内の地面、石などの反射物や射場施設を撃った。
◎ 安全規則と共感の安全指導不履行。以上は以後出入り禁止。
過失事故は犯罪、貴方は敗訴賠償確実です。建造物破損は罰金あり。
射撃場と戦場では悪魔が地獄へ誘うが、過失がなければ関係ありません。
照準方法
○銃口を上に向けてから下ろしていって照準するオリンピック式射撃スタイルを禁止する。
○大別にして、「山照門式」と「覗き穴照門式」がある。山照門は手前の山のU型の溝の真ん中に、先の照星を入れて高さを揃えて、照星と照門が平らに並んで見えるように合わせる。
○穴照門では穴の中に照星の先端を持ってくる。これで照星の頂点に弾が命中する。照準器と銃身が離れているアサルトライフルでは、近距離ではその分だけ、上を狙って修正する。
弾の入れ方(左利きならば左右反対)
○マガジン(弾倉)は先にロード(弾込め)する。
○日本人は銃の経験が無くて当たり前。銃を持ったまま、次にどうして良いのか分からなくなる場合があるかもしれない。“どうしよう”と考えず、どうもせずに銃を標的方向に向けたまま指導員を呼んでください。
◎先ず最初に、銃に弾を入れ終えても、“すぐに引き金に指を入れると違反”と、しっかりと肝に銘じておくこと。
○以下にピストル(自動拳銃)と、リボルバー(回転式拳銃)を別々に説明します。
○どんな銃でも装填は引き金から指を抜いて行う。
○自動拳銃は射台定位置に入り、正しく握って腕を延ばし、銃を目線の発射位置まで上げて、右に倒して、マガジン挿入口を見ながら挿入する。
マガジンが確実にロックされた事を確認する。ここですぐに引き金に指を入れるな。
○握った右手の親指の上に左手の親指を乗せて、次に照準器を見てから左手の親指でスライド(遊底)リリースレバーを下方に下げて弾を薬室送り込む。引き金に触れぬよう注意。
○左手の親指は正規に添えたか?照準を定め、最後に引き金に人差し指を入れること。
○ライフル銃は胸の高さまで持ち上げて銃口は標的方向に、両手で銃を水平に保持した上で銃を裏返し、マガジン挿入口を上向きにして、銃は左手に、右手でマガジンを挿入する。
○引き金に触らないように注意してグリップを握り、銃を起こして正しく構えてから薬室に送弾する。標的を狙ってから引き金に指を入れる。
○リボルバーに限って、銃口を約30度下向きにしてシリンダーに弾を装填する。
シリンダーこの位置で静かに閉じる。銃口を水平に戻し、真っ直ぐ標的方向に突き出す。
○次に腕を延ばし、射撃する目線まで銃を上げた後で、引き金に指を入れる。
○ダブルアクションの銃は撃鉄を起こさないで、引き金だけを使って撃った方が安全。
○撃鉄を先に起こしておいてから撃とうとするならば、右手の人差し指をまっすぐに延ばして指を使って撃鉄を起こす。銃を握った右手の親指で撃鉄を起こさない。
○銃が水平でない時に撃鉄を起こさない。暴発の最大原因がこれ。
○撃鉄を起こした後で握り直しをしない。左手の指で引き金に触れて暴発させる人がいます。
引き金の引き方
◎引き金を引いても弾が出ないことがある。引き金の引き方が足らないか、または不発か?
いずれにしても、銃を標的方向に向けたままで持ち、指導員を呼び処置してもらうこと。
○不発の場合、雷管をつぶしているので不意に出るかも?その後、何もしなくても後から撃鉄が落ちるかも?銃を動かさないで不意の発射に備えて、構えたまま指導員を呼ぶこと。
◎発射の直後、1発毎に毎回、引き金を引いた指を、用心金の外へ抜くことを厳守し体得する事。
これを体得していないと非常に危険。体得すれば、暴発事故の防止に絶大な効果がある。
○発射の瞬間は両目を開けていること。片目をつぶると自分の弾がどこに行ったか見えない。
○特定の銃を除いて、普通の銃では、引き金は出来るだけ静かにゆっくりと引く。
○正しく狙っても弾が下に着弾すれば、発射直前、引き金を引くと同時に銃を下に向けている。
これは「ガンシャイ」(怖銃癖)と称し、射手にとっては性の悪い重病です。
○正しく狙って撃って、弾が下がらないように練習すべきだが、近くの地面を撃つと、その弾の破片が返って他の射手が負傷する。15M以内の地面を撃つと失格退場と覚悟して下さい。
○お金を払って撃てなければ困る。弾が下がる人は一番奥の土手の斜面を狙って練習すべし。
大体安全な場所に弾が落ちるので、最悪の「射撃失格退場」はまぬがれます。
◎44マグナムと、50AEをなめるな。この口径では引き金を柔らかく引く方法が通用しない。握力が強力でないと銃が70度以上跳ね上がり、結果的に2発目がダブルアクション状態で同時に発射されることがある。
○従ってこの口径に限り両手で銃を力いっぱい握って発射すること。人差し指の力を弛くして引くと2発同時発射の危険がある。人差し指にも力を入れゆっくりと引き金を絞ること。
◎それでも44マグナムと50AEでは、おおむねガク引き下撃ちとなるから、弾が真っ直ぐ狙った所に行くようになるまでは、事故予防の為、奥の土手の高い所の標的を狙うこと。
連射・速射
○“ガガガガガン”と速射すれば最高の快感。反動に慣れてから存分にお楽しみください。
(以下の状態を感じたら、引き金から指を抜き、銃を標的方向に向けたまま維持し続け、射撃を中断して、指導員を呼び処置させること。)
○引き金を引いても弾が出なければ、その後は叩いた雷管の自然発火で何時ドカンと来るか分からない。10秒間、しっかりと銃を保持し続けた後で、指導員に渡してください。
○音がしたのに反動が来ないときは、雷管だけ燃えて銃身に弾と火薬が止まっている。
うっかり次弾を撃つと爆発する。銃を交代する。
続けて同じ銃を撃つならば指導員に点検させて、1発撃たせて安全を確認すると更に安全。
◎空薬莢は熱い。時々、空薬莢が衣服や眼鏡に入る。その時に、“アチチッ”と手前に銃を動かすと事故る。銃を標的方向に維持したまま引き金から指を抜き、左手で空薬莢を衣服の上から掴み、銃を指導員に渡してから取り出す。弾が入った銃を投げ出さない。
○作動不良で停止した銃は、指導員に点検させること。指導員が原因を確認します。
○リボルバーはよくネジが弛む。1箱撃つ毎に忘れずに、各ネジを点検させること。
各射手、射撃中の実行項目
1:射撃中も銃を手から離す時は、薬室を確認、開放してマガジンを抜いてからテーブルに置く。
2:銃と弾倉を紛失するな。射撃中に、銃、弾、マガジンをポケットに入れない。
本当に見つからなくなったら、その場の全員が、警察が調べ終えるまで、国に帰れません。
3:弾の入った銃の移動や、受け渡しを一切厳禁する。違反者は失格退場とする。
4:薬室に入りきらない弾を無理に押し込んではならない。弾頭が薬莢内に押し込まれ発射薬を圧縮すると、異常な高圧を発生し、機関部破裂等の事態が起こり得ます。
5:リボルバーのサイドプレートのネジと、シリンダーのケースエジェクターロッドのネジは、すぐに弛んでくる。1箱撃つ毎に指導員に点検させること。
ロッドが弛んだのを知らずにいると、最後にシリンダーの開閉が不能となり、薬室に実弾を装填したまま、どうにもならなくなる。ほんの僅かでも重いと思ったら直ぐに点検すること。
6:銃の故障には前兆が伴う。射撃中に銃にほんの少しでも不具合、変調が生じたら要点検。
銃口を標的方向にむけたまま、手首をひねって銃を左右に倒して点検する。
7:射撃中どうすれば弾の入った自分の銃を横から見られるか。引き金から人差し指を抜いて、銃口を標的方向に向けたまま、手首をひねって銃を左右に倒して点検する。
8:疲れて銃を支えきれない時は、銃を握ったまま腕を延ばして射台に委託して休んでよい。
銃の置き方
○いかなる場合も例外なく、弾の入った銃をテーブルに置いてはいけない。
○銃を手から離す前に、薬室に残弾が無い事を確認し、薬室を開放の上でマガジンを外した状態でだけ置くことが出来る。
○自動拳銃は左に倒し、銃口は標的方向に向けて置く。
○リボルバーは右に倒してシリンダーを開けて置く。
○ボルトロックが無いAK47等は、散弾銃の空薬莢等を挟んで開放しておく。
○射撃終了後に、マガジン、実弾、不発弾等がポケット等に紛れ込んでいないか、各自確認のこと。火薬取締法にひっかかってはたまりません。
銃が好きなら、こんなに面白いことは他にない。
これからも射撃をするならば、当てることより先に銃の扱い方の技術を磨き、アメリカ人にも、「ド素人」と見られないようになりましょう。
落ち着いた上手な銃の扱いを見て、そこに美しさを感じるのは、洋の東西と問いませんし、そこは銃が好きな者同士、自分より上と感じた相手に対して、尊敬こそすれども悪い感情を持とう筈がありません。スポーツはマナーです。
カッコよく見せて国際親善にもなる。そんなふうにいつも心掛ければ、そぐに上手くなれます。
私達は、お客様が上手になるのを見せてもらえることこそ最高の楽しみなのです。
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