2012 5/13 和歌山県・那智勝浦町
南紀クジラウォッチング
 恵亮丸 米川亮冶船長


 ようやく体調が回復してきた週末。海況も良さそうだったので、急遽南紀へクジラウォッチングに行くことに決定。ここ数日マッコウは遠いポイントにいるらしく、ウォッチングでは見られていなかったが、その代わりに様々な鯨類が発見されている。どんなクジラやイルカに出会えるだろうかという期待がここには常にある。

 まずは気船航路の近くでカツオを何本か釣り上げる。これで帰港後の楽しみが一つできた。出航して30分ほど経った頃、コビレゴンドウの情報が入った。情報のあったポイントに到着すると30頭余りの群れがいつまでも潜らずに海面近くを泳いでいる。しばらくこの群れを観察していると太地の捕鯨船がやって来た。

 大砲を発射する場面が見れるかもと期待したが、船長が大型クジラのブローを発見したらしく、そちらへ移動することになった。ところがクジラの姿はおろかブローも見つけられない。結局何だったのかわからなかったが、代わりにイルカの群れを発見。近づいてみるとカズハゴンドウの群れだった。

 しばらく観察していると別の種類のイルカが混じっていることに気付いた。くちばしが短かったので最初バンドウイルカかと思ったが、身体の模様や大きさがどうも違う気がする。後になって別の船長がサラワクイルカだよと教えてくれた。珍しい種類なだけにちゃんとした写真を撮れなかったのが心残りだ。

 再び捕鯨船のところへ戻ると、すでにクジラに銛を打ち込んだ後でブイが浮かべてあった。銛を打ち込まれたクジラはブイを引っ張りながら行ったり来たりを繰り返しており、仲間のクジラたちもその場から離れず、心配そうに泳いでいる。最終的にはクジラを仕留めるところまで見せてもらったが、なかなか複雑な心境だった。

 他にバンドウイルカかハナゴンドウの突きん棒漁の場面も見たので、今日一日で4種類もの鯨類を見たことになる。まさに南紀の実力を思い知った一日だった。もちろん帰港後は期待通り釣ったばかりのカツオのお刺身をいただいた。いよいよ来週は1日ツアー、果たしてマッコウは近くに来てくれるだろうか。
全区間データ
日時
2012/05/13 6:01~10:57
移動時間 実移動時間
04:55:37 04:55:37※1
移動距離
59.96km
平均速度
12.17km/h (12.17km/h※2)
最高高度
11m (13m)※3
最低高度
0m (0m)※3
トラックログ総数
1692 (399 ※4)

Photos
IMG_8027
IMG_8067
IMG_8077
IMG_8090
IMG_8096
IMG_8148
IMG_8180
IMG_8208
IMG_8217
IMG_8225
IMG_8229
IMG_8237
IMG_8240
IMG_8261
IMG_8262
IMG_8267
IMG_8292
IMG_8342
IMG_8345
IMG_8353
IMG_8360
IMG_8409
IMG_8419