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ゲームボーイカラーのエピソード




『 ゲームボーイカラーのデザイン 』 

 ゲームボーイは白黒だった頃から海外進出を意識して作られていますが、ゲームボーイカラーのデザインはさらに海外のマーケットを意識して設計されたものとなっています。特にその意識が表れているのは、ボディ面。ロゴはアメリカのデザイナーさんが設計したものですし、本体の色についても世界中のユーザーに好まれる色を検討した結果、パープルとクリアパープルが選ばれたそうです。日本では初めから多色発売されたゲームボーイカラーですが、海外ではこの2色のみに絞られていました。ゲームボーイアドバンスやゲームキューブでも、同じ紫の系統としてバイオレットを採用しています。

 クリアパープルの方は、ゲームボーイポケットの時から既に使われていた色です。日本では最も人気が高かった色なのですが、実はこれは山内社長の発案でできた色なのだとか。



『 92年には案がでていたゲームボーイカラー 』 


 ゲームボーイカラーというアイディアは、じつは92年の時点ですでにありました。実際に試作品まで造られていたそうですが、コスト的なものが見合わず製品化は見送られたそうです。サイズが大きくなること、電池が長く持たないこと、さらに商品の値段が高くなってしまうことがネックだったようです。もともと89年のゲームボーイがモノクロの液晶で発売されたのも、それらの問題があったからでしたが、3年経った時点ではそれらの問題はまだ解消できなかったようです。97年になって、ようやく全ての懸念をクリアーできる液晶が出てきたということで、ゲームボーイカラーが実現することになります。

 ゲームボーイカラーは開発期間が10ヶ月と、短い時間で作らないといけなかったハードでした。この短期間での製作には、92年に作った試作品が役に立ったとか。



『 ゲームボーイカラーのストラップ 』 


 初代のゲームボーイの開発当時から「ストラップ用の穴をあけよう」と横井軍平さんがいっていたそうです。しかし当時はストラップがあまり一般的ではなかったため、実現には至りませんでした。携帯電話の普及によりストラップが十分メジャーということで、ゲームボーイカラーでストラップ用の穴を開けることも実現したそうです。

 ゲームボーイカラーに開けられたストラップの穴には、亡くなられた横井軍平さん追悼の意味もこめられているそうです。


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