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ゲームボーイポケットのエピソード




『 小型化は難しくなかったゲームボーイ 』 


 「今度は胸のポケットに入るくらい小さくしようよ」という、横井軍平さん(GB生みの親)の言葉を目標に、ゲームボーイを小型化して発売されたのがゲームボーイポケットです。開発期間はたった半年。ゲームボーイはもともとサイズに余裕を持っており、さらに最初の発売から数年経ってることもあって、ポケットサイズにすることはそう難しくなかったそうです。こうして作られたゲームボーイポケットは、実際ポケットに入れることが可能なサイズとなりました。

 ゲームボーイポケットは、バーチャルボーイがあまり軌道にのらなかったため、横井さんが予定していた退職を伸ばして作った任天堂への置き土産でもあります。



『 ゲームボーイポケットとポケモンの関係 』 

 ゲームボーイポケットはポケットモンスター赤・緑から5ヵ月後に発売されています。さらに名前も同じ“ポケット”とつくため、最初からポケットモンスターと絡んでいた商品と見られがちですが、実はそうではありません。ポケットモンスターは、もとは「カプセルモンスター」というタイトルでしたが、商標で使うことができず、仕方なしにポケットモンスターに変更したという経緯があります。また、ゲームボーイポケットのほうも、さらに小型化できるという理由でパワーランプと通信コネクタは無くす方向で作られていました。つまり通信機能は外される予定でした。しかしソフト屋さんの猛反対にあって、通信コネクタはサイズを小さくして残したということです。もし通信コネクタまで消えていたら一体どうなっていたのでしょうか。ゲームボーイポケットとポケットモンスターは、実は紙一重でうまくいったタッグだったのかもしれません。

 パワーランプのほうはそのまま消えてしまいました。しかしこれは失敗だったと分かり、後で出荷されたゲームボーイポケットにはランプが復活しています。


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