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接触不良とのつきあいかた



【接触不良とは】


 「接触不良」とは、ゲーム機の接続部分がうまく繋がっていないために不具合が起こることです。ゲーム機の電源が入らない、電源をいれてもゲームが起動しない、接続したコントローラが反応しない、という現象はほとんどの場合接触不良が原因で起こります。ゲームを遊ぶ方々の大半は、なにかしらの形で接触不良を経験しているでしょう。

 ゲーム機が起動しないくらいの被害なら回復も早いのですが、注意したいのが接触不良によるデータの破損です。接触不良が起こると、通電がうまくいかないことから、電気信号や電圧に狂いが生じて、データを保存しているバッテリーバックアップに悪影響を与えることがあります。一部のソフトはデータに完全性がないと消去してしまうものもあるので、ソフトの種類にもよりますが、接触不良によってデータが失われる可能性は馬鹿にできないくらい高いです。このようなタイプのゲームは、データが消えたと表示されても、すぐに電源を切って端末の掃除をするとデータが残っていることがあります。

 ほとんどの接触不良は、ゲーム機の内部ではなく外部で起こります。主な原因となるのは、端末部分のほこりや汚れ、酸化など。そのため、ROMカセットやアダプタだけでなく、通信ケーブルやコントローラーやメモリーカードなど、外部から差し込むタイプの周辺機器全般に接触不良は起こりえます。端末部分の手入れ、接続頻度の減少、蓋やカバーをすることで、多少は防止をすることができます。あとは物理的な衝撃をなるべく起こさないことでしょう。

 ちなみに初期のゲームボーイは、ロゴの崩れ方で接触不良の度合がわかる仕組み?があります。起動時にソフトをほとんど認識していないと■■■■と表示されます。





【有名なゲーム機の接触不良】


 接触不良が起こりやすいことで有名な例を紹介します。

ファミコンをはじめとして、ROMカートリッジの接触不良が一番有名なものでしょう。カセットにふーふーと息を吹きかける対処法が知られていますが、任天堂から30年越しで「サビによる故障の原因となる」と発表がありました。(昔からそういう指摘はありましたが)
ゲームボーイの通信ケーブルは通信エラーが起きやすいです。ケーブルとコネクタ部分が物理的にズレやすいためで、これも接触不良が起きやすい例のひとつといえます。
セガサターンのパワーメモリーはよくデータが消えます。内部の端末部分がずれやすいことが大きな原因のようです。あまり深くまで差しこみすぎないほうがよいという話も。
ニンテンドウ64のコントローラーパックはよくデータが消えます。端末部分が大きいせいか接触不良が起きやすいことが原因です。
ワンダースワンの初期カートリッジはよくデータが消えます。端末部分がむき出しになっていることが原因のようです。途中のものからは、いくらか改善されている模様。





【カートリッジの端子掃除方法】


 簡単なゲームソフトのクリーニングの順序を紹介します。

【作業で使った物】
クリーニングキット


【ステップ1】 準備

まずクリーニングキットを用意します。
なくても綿棒などで代用できます。
【ステップ2】 ハードのクリーニング

ゲームボーイ本体の電源が切れていることを確認。
本体にクリーニングプレートを何回か抜き差しするだけでOKです。
【ステップ3】 ソフトのクリーニング

次はソフトの端子部分にスティックを入れます。
この部分はクリーニング液があればなお良し。
端子を軽くこするような感じで何回か左右に動かします。
【ステップ4】 完了

以上でクリーニングは完了です。
スティックのフェルトが汚れたら新品に交換しましょう。

 クリーニングはなんら難しいことはなく、これだけで読み込みが良くなることも多いので、普段からは時々手入れすることをオススメします。ROMであれば他のゲームソフトも、やることはほとんど変わりません。ただし端子部分に傷をつけないことだけは注意が必要です。



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