HOME > ARCHIVES
バーチャルコンソールについて



【3DSのバーチャルコンソールとは】


 バーチャルコンソールは、任天堂の最新機種などで過去のゲーム作品をダウンロードして遊ぶことができるサービスです。当初は2011年4月下旬を開始予定としていましたが、同年6月7日に延期。ニンテンドー3DSの本体の更新により、eSHOPで作品を購入してSDカードに保存することで、ゲームボーイなどの作品を遊ぶことができます。

 バーチャルコンソールの利点として、まず最新機種でレトロなゲームを手軽に遊べることがあげられます。さらに、カートリッジの交換の必要がない、保存に場所をとらない、品切れの心配もない(ただし配信が停止する可能性はある)こともメリットです。レトロゲームゆえの入手の難しさ&バッテリーバックアップの電池切れといった問題もありません。一方で、通信機能などの一部機能が使えない、画面表示や操作感が本来意図したものと異なることがある(携帯機なのでより影響が顕著)、などのデメリットも存在します。便利機能がむしろ楽しみを削ぐと感じることもあるかもしれません。

 バーチャルコンソールで作品を購入する方法は以下のとおり。まず「ニンテンドープリペイドカード」をお店などで購入して、そのカードに書かれた数字を3DSに入力することで支払いのためのポイントが増えます。その後購入したい作品を選んで「購入する」を押すと、ダウンロード画面へ進んで作品を受信することができます。前提条件として、インターネットの接続環境が必須になります。詳しくは公式サイトを参考にしてください。→ニンテンドー3DSのニンテンドーeショップ




【3DSのバーチャルコンソールの仕様】


■画面比率について
 3DSのバーチャルコンソールでは、3DSの液晶にあった大きさのゲーム画面で遊ぶことができます。ただし、拡大のためにオリジナルより少しぼやけています。メニュー画面で、スタートボタンまたはセレクトボタンを押しながらゲームを起動すると、オリジナルの画素数となる「ドットバイドット」で遊ぶこともできます。ただし画面はかなり小さい(※1)。「ドットバイドット」では、ゲームボーイ本体のフレームがついて(モノクロとカラーで異なる)、さらに3D表示をONにするとフレームとゲーム画面とに奥行きがでるというオマケがあります(※2)。

■カラーについて
 バーチャルコンソールでGBのモノクロソフトを遊んだ場合、画面は完全にモノクロになります。ゲームボーイカラーやスーパーゲームボーイのような擬似色で遊べる機能はありません。お遊び機能として、ゲームプレイ中に、L+Rボタンを同時に押しながらYボタンを押すと、初代ゲームボーイ風の画面(残像あり)にすることができます。黄緑色で画面端がちょっと切れているところまで再現されています。これはGBカラーのソフトでは機能しません。

■中断機能とまるごと保存
 HOMEボタンでゲームを中断すると、ゲーム状況が自動的に保存されます。ただし、いちど再開すると保存されていたゲーム状況は消えます(Wiiのバーチャルコンソールと同じ機能)。また、下画面にある「まるごと保存」を押すと好きなタイミングでゲームの状況を記録できます。これはいつでも「まるごと復元」することができて、しかも上書きしないかぎり何度でも再開できます。ただし作品本来のセーブにも影響を与えるので注意(※3)。「まるごと保存」は、各ソフトごとにひとつずつ保存可能で、VCメニュー起動中にR+スタート+Xボタンを同時に押すと機能の有効/無効を切り替えることもできます。

■キーコンフィグについて
 バーチャルコンソールではキーコンフィグなどは用意されていません。そのかわり(?)、Yボタンはセレクトボタンに対応していて、Xボタンは長押しすることでVCメニュー画面がひらきます。十字キーの代わりにスライドパッドも使うことができるのは利点です。

■使用できない機能&追加機能
 バーチャルコンソールでは、通信ケーブルを使用する「通信機能」は使うことができません。そのためポケットプリンタなども利用不可能となっています。特殊な追加例としては、「ゴエモン天狗党の逆襲」の作品では「連射機能」を使用することができます。

■説明書について
 メニュー画面では、ソフトの説明書を見ることができます。オリジナルの取扱説明書にはないキャラクター紹介から裏技めいた情報まで掲載されていて、なかなか充実した内容。3D表示をONにするとイラスト部分などが浮き上がって見えるようになっています。ちなみに十字キーよりスライドパッドの方がスクロールが速いです。

■SDカード
 ゲーム内容はSDカードに保存することになっています。SDカードがなければゲーム購入ができません。読み込み時間のせいか、3DSを起動してからメニュー画面にゲームタイトルが表示されるまでに少し時間差があります。

■引越しについて
 「本体設定」→「その他の設定」→「ソフトとデータの引っ越し」を選ぶと、VCなどのデータを新しい3DS本体に引き継ぐことができます。3DSに保存されたデータすべて一括でしか引っ越しできない、回数制限が5回まで、インターネット接続必須(途中で切れると最初からやり直し)という点には注意。一度ダウンロードして購入したソフトは、削除したあとも再び無料でダウンロードすることができるのですが、「引越し機能」で他の3DSにゲームをうつした場合は、その権利も引っ越し先にうつります(もとの3DSで再びダウンロードするためには再購入の必要があります)。

■更新により追加された新機能
 3DS本体の更新によって、新しい機能が追加されることがあります。ソフトをまとめることができる「フォルダ機能」や、ゲームデータのバックアップが取れる「バックアップ機能」などが今まで追加されています。


※1…参考:各機種の画面比較。
機種 縦cm×横cm モード
3DS 4.5×5.1 通常、ぼやけあり
3DS 2.8×3.1 ドットバイドット
GBC 4×4.4 通常
GBASP 3.6×4.1 通常

※2…ONにする場合、MINかMAXにしないと画面がぼやけます。

※3…「まるごと保存/復元」は作品本来のセーブ状態も保存/復元してしまいます。





【ゲームギアのVCメニューについて】


 ゲームギアのバーチャルコンソールは“VCメニュー”が任天堂系とは異なっています。具体的にいうと、「ボタン設定」や「画面設定」を利用することができ、さらに「ぷよぷよ」では通信が可能になっています。

まるごと保存/復元 ゲームの状況をそのまま保存&復元できます。
ボタン設定 キーコンフィグが可能です。3DSのA、B、X、Y、L、Rボタンに、それぞれ1ボタン、2ボタン、1ボタン連射、2ボタン連射、スタートボタン、VCメニューを自由に割り当てることができます。
画面設定 画面の設定をゲーム中いつでも変更できます(任天堂系のドットバイドットなどはゲーム前でしか変更不可)。“ドットバイドット”では、ゲームギアのフレームがついて、ちょっとだけ3D対応(これはゲームボーイ版にもあるもの)。(※1)
リセット/ゲーム再開 他のバーチャルコンソールソフトと同じく、リセットとゲーム再開が備えられています。


※1…「画面設定」のメニューは下記のとおり。

内容 種類
画面モード ノーマル、ドットバイドット、フル
本体カラー ブラック、ブルー、イエロー、レッド
残像 オン、オフ
パフォーマンス オリジナル、スペシャル

 画面モードの「フル」を選ぶとワイド画面になります。パフォーマンスの「スペシャル」とは一部処理落ちなどが発生していた箇所を可能な限り改善させたもので、「オリジナル」は原作基準のものです。


BACK