2010 11/13 三重県・大台町
大杉谷トレッキング
 今年10月、2004年の大水害で長らく閉鎖されていた大杉谷の登山道が一部通行可能になった。開通されたのは登山口からシシ淵までの区間。いつかは訪れてみたいと思っていた大杉谷、日帰りで十分行って帰ってこれる距離なので、紅葉のこの時期に挑戦することにした。

 早朝出発し、宮川ダムの最奥部を目指す。近づくにつれ道幅が狭くなり、道路に瓦礫や枝が目立ち始める。ほとんど人が訪れない秘境に入って来たことを実感させられる。ようやく第三発電所に到着すると1台だけ車が停まっていた。登山届を投函し、いよいよ歩きはじめる。

 登山口には注意を呼びかける看板がいくつも立ち、今まで何人もの人が転落して亡くなっていると聞いていたので、極力慎重に歩くことを心がける。入ってすぐの大日嵓の途中で前から1組の夫婦がやってきた。まさかもう奥まで行って帰って来たのだろうか。話を聞いてみると途中で怖くなったので戻って来たのだという。この時点で先を行く人が誰もいない緊張感を味わうことになってしまった。

 足場の狭い場所や歩きにくい場所には鎖が張られているので自然と気が引き締まる。いくつもの吊り橋を渡り、切り立った崖の上を細心の注意を払いながら進むと、木々の間から澄んだエメラルドグリーンの宮川が顔を覗かせる。千尋滝の東屋で休んでいると、ようやく一人の男性に追いつかれた。

 そして現在の終点のシシ淵に到着。ここで思わず気が緩み、岩から飛び降りたときに右膝を打ち付けてしまった。しばらく休んでも痛みが引かないので、仕方なくそのまま帰ることに。膝を曲げると痛むので、右足をかばいながら歩くが、さずがにアップダウンが続くとつらい。それほどひどい怪我ではなかったので何とかなったが、もし骨折でもしていたらと思うとぞっとする。

 帰りは何組かのグループとすれ違ったが、先週の御在所岳と比べるとまだまだ訪れる人の少なさを実感した。登山道はこの11月末で一旦閉鎖になり、来年の4月に再開されるという。もし復旧が進めば来年はシシ淵以降の区間も開通するかもしれない。そしていつか大台ケ原までの全区間を歩ける日が来ることを強く願う。
全区間データ
日時
2010/11/13 8:08~13:58
移動時間 実移動時間
05:49:30 05:27:38※1
移動距離
14.36km
平均速度
2.46km/h (2.63km/h※2)
最高高度
751m (802m)※3
最低高度
306m (296m)※3
トラックログ総数
1602 (1602 ※4)

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