ショウサイちゃんのページ

 

 「ショウサイちゃんとの出会い」

   それは衝撃的な出会いだった。オニカサゴも終わり、マルイカにはまり(勝山ばっかり行ってました・・・。)さ

   て次は何をしよう?と思案に暮れていたある日のこと。いつもお邪魔している吉久さんの釣り物を眺めて

   いると「フグ」の文字がある。やってみっか、という軽い気持ちで足を踏み入れることと相成った。                                                                                              

   はっきりいってあんま面白くないんじゃね?という気持ちが大半を占めていました。だってわざわざ「フグ」

   釣るんだよ?あんた、フグって・・・。

   まあやってみようよってな感じで確か、6月のある日でした。

   マルイカで愛用していたDAIWAの極鋭180ゲームテクをもって吉久さんへ。

   吉久さんで「カットウ」なるヘンテコリンな仕掛けを購入して、大沢船長の操船するフグ船に乗り込む。

   「ムムム?結構人多いんやなあ。しかもみんな特殊な竿をもってるやんか。」

   餌はアルゼンチン赤エビ。で、このエビちゃんに寄ってきたお馬鹿なフグの野郎をひっかけて釣るらしい。

   「引っ掛ける???」

   「どうやって???」

   段々と不安になってきた。周りの人たちがすごく上手く思える。こんな気持ちになったのは、大学入試の

   試験会場いらいのことだった。釣り場に着いて大沢船長が寄ってきてくれて、釣りかたのレクチャーを

   してくれた。「底についたら〇秒間隔でしゃくってください。」しか覚えていない。何秒かさえも覚えてない。

   大沢船長すみません・・・。

   餌を付けて初投入。ドキドキする。他人が気になる。竿先をじ〜〜〜〜っと凝視しているとオモリが底を叩く

   ものではない微妙なオジギがあった!

   「うりゃあ!」

   とシャクると「ガシンっ」という手ごたえがある。早巻きでリールを巻くと向こうの方から「びゅ〜ん」って

   何かが走ってくるのが見えた。

   「フグだっ!!!!!」

   それは初めての自分で釣ったフグでした。

   25センチくらいのまあまあなサイズ。しかもちゃんとカットウに掛かってます。

   「アタリ分かりました!??」って大沢船長が声をかけてくれました。「はい。なんとなく」って答えました。

   実際なんとなく、だったんです。朝一の投入からわずか3分くらい。人生フグ釣り第一投目の出来事です。

   「俺って天才なんじゃね?」とか「意外とかんたんやんけ」

   とか色々考えましたよ。ハイ。

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

   そっからは地獄デシタ。ハイ。

   難しい!!ほんとに難しい!!餌は無くなるんです。時には秒殺で。

   なんらかの魚が明らかに10メートル下の海底で船の上の初心者をからかってやがるんです!

   それからはあの微妙なオジギを発見することはなかったのです。

   結局初フグ釣りは2匹で終了。(マグレで1匹追加しました)

   打ちのめされました。トコトンなまでに。

   宿に帰って捌いてもらうためにフグをケースに入れるんですが、釣ってる人は10匹は釣っています。

   「明らかに腕の差だ・・・。」

   「こんの野郎!博多の男をなめんなよ!再戦じゃ再戦!準備万端で戻ってきてやる。」

   「I will be back!!」とフグに言い残してそのまま上州屋へと向かいました。

   そんなこんなで僕とフグちゃんとの終わることのない永い戦いが幕を開けたのです。

    (かっこいいこと言ってるけど、ほんとはマルイカ不発の時に大沢船長がくれたアカメの刺身の

     味がフグ釣りを始めるきっかけの何割かはあるのですが・・・。)

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