14.高宮宿  (現在の滋賀県彦根市高宮町)


中山道69次高宮宿の浮世絵  (『木曾海道六拾九次之内 高宮』より)

この日は鳥居本宿からの出発。 素直に近江鉄道に乗って鳥居本駅まで行けば良かったのですが、 何を勘違いしたのかJR彦根駅から歩いて鳥居本まで行くという手段をとってしまい、中山道に着いたときには既に足は疲労感でいっぱいになっていました。

ともあれ、次なる高宮宿に向けて中山道を歩き出します。

中山道の風景

高宮宿は多賀大社の参拝客で賑わった宿場町です。
中山道を歩いていると、多賀大社への近道を示す道標を見かけます。

多賀大社
古事記にもその名が載っている古い神社。「お伊勢参らばお多賀へ参れ お伊勢お多賀の子でござる」、 「お伊勢七度 熊野へ三度 お多賀さまへは月参り」などと言われ、延命長寿の神として信仰を集めている。

多賀大社への道標

高宮宿の入口です。「中山道高宮宿」と書かれた大きな碑が立っていたので記念撮影。

中山道高宮宿の碑

近江鉄道の踏切を渡って高宮宿へ入っていきます。
まず、電車に乗って、高宮宿最大の見所である多賀大社に向かうこととしました。

近江鉄道踏切

多賀駅で電車を降りると、多賀大社への道標が立っています。

多賀大社への道標

商店街を抜けて歩き、大きな鳥居が見えてきたら、それが多賀大社です。
鳥居の前には多くの商店が軒を連ねています。初詣の時には相当賑わうそうです。
多賀大社は延命長寿の御利益があるそうなので、ちゃんとお参りして、お守りもきっちり買いました。

多賀大社鳥居  多賀大社

中山道に戻って再び歩き始めます。
高宮宿には古い建物が多く残っています。
普通の宿場町では木で出来ている格子が竹で出来ているのが特徴的でした。

高宮宿の町並み  高宮宿の町並み

高宮宿の町並み  高宮宿の町並み

高宮宿の真ん中付近には多賀大社一の鳥居があります。ここから多賀大社まで真っ直ぐ道が延びており、多賀大社への参拝道として利用されました。
鳥居は高さ11m、柱の直径1.2mと実に大きい物です。 すぐ隣に設置されている常夜灯も高さ6mと大きな物で、裏側に回ると、火を灯す位置まで階段が付けられていました。

多賀大社一の鳥居  常夜灯

宿場町内には用水路が流れており、これも昔の名残だそうです。

用水路

高宮宿本陣跡です。現在では門のみが残っています。

高宮宿本陣跡

本陣跡から少し歩くと犬上川に差し掛かります。 江戸時代、橋を渡るには通常お金が必要だったのですが、 ここに架けられていた橋は無料だったので無賃橋(むちんばし)と呼ばれたそうです。 『木曾街道六拾九次之内 高宮』は、この無賃橋を渡る人々を描いた物です。 無賃橋は江戸時代の物より立派な橋に変わりましたが、橋の遠く向こうに山々が見え、浮世絵と同じ構図となっています。 ということで、僕も浮世絵が描かれた場所で記念撮影。

無賃橋  無賃橋案内板

次の宿場町である愛知川宿に向かいます。


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