08.関ヶ原宿  (現在の岐阜県関ヶ原町)


中山道69次関ヶ原宿の浮世絵  (『木曾海道六拾九次之内 関ヶ原』より)

関ヶ原宿は、現在では国道21号が貫いており、宿場町としての名残はほとんどありません。関ヶ原宿脇本陣跡の門(右下の写真)が何となく昔を留めているのが唯一の救い。

関ヶ原宿の町並み  関ヶ原宿脇本陣跡 

関ヶ原といえば、宿場町としてよりも、やはり関ヶ原の戦いの地としての方が有名でしょう。 関ヶ原宿の周囲には東軍、西軍の首塚や首洗いの井戸など、合戦の地としての遺物が残っています。 有名な合戦地だからでしょうか、戦国マニアらしき多数の人達が観光に訪れていました。

東軍首塚  西軍首塚

合戦地を一通り観光した後、中山道を歩き出します。関ヶ原宿を出るとすぐに国道21号から分岐し、左の細い道へと入っていきます。

中山道道はY字路を左へ

しばらく行くと、かつて不破の関が置かれていた場所になります。 不破の関は、天武朝の頃より、東海道の鈴鹿関、北陸道の愛発関とともに、畿内を防御するために特に重視された関所で、 これら三関から東は東国または関東と呼ばれていたたそうです。 ちなみに、「不破の関」とは、破ることが出来ない関所、と言う意味だそうです。
関ヶ原といえば、冬になると積雪で新幹線が止まってしまう土地としても有名。この日も空は晴れていたのですが、ちゃんと雪が積もっていました。

不破の関跡

不破の関を超えて、ついに畿内に突入です。急な坂を下っていくと・・・

左側の旧坂を下る  

壬申の乱で合戦が行われた藤古川に差し掛かります。 壬申の乱の時には、この川を挟んで東側に天武天皇軍、西側に弘文天皇軍が陣を敷いたそうで、 現在でも東側の地区は天武天皇を、西側の地区は弘文天皇を氏神として祀っているそうです。

藤古川

藤古川を渡ると一転して急な登り坂を登ります。

急な登り坂

この日は実に寒い日で、道路にあった気温計を見上げると、なんと5℃。
ちょっと身震いしながら、次なる今須宿へと向かいます。

外気温5℃  


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