親株の管理

 

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良苗生産の方法

良苗とは品種の特性を備え、ウイルスやウイロイドなどの病源を保毒せず、若々しくてやなぎ芽を発生し難い苗といえよう。

A 優良母株の選抜

 キクは同じ品種でも花色、花形、開花期などがわずかに異なることがある。

絶えずわずかな突然変異を生じることによる。

さらにウイルスやウイロイドを保毒すると草勢が衰える。

したがって、開花時に採穂母株を選定し、品種の退化を防ぐ。

一般に入賞花を得た株を繁殖母株とするとよいといわれている。

B 冬至芽の植付け

開花後に茎の基部から冬至芽が発生する。

地上部を高さ5〜10cmの位置で刈込むと、冬至芽の成長が促される。

冬至芽の葉が展開し始めるころ、冬至芽の母株からかき取って鉢や残箱に植付ける。

冬至芽を母株から離す理由は、

(豎瑤ら開花ホルモン様の物質がもたらされ、冬至芽の発雷が促されやすい。

▲Εぅ襯垢筌Εぅ蹈ぅ匹覆鰭弔播組造垢詆存擦母株から冬至芽に移行することがある。

E濟蟆蠅鮨靴靴ね囘擇某付けることにより、ネマトーダ(センチュウ)など土壌で伝染する病害虫を回避できる。

その結果、根の活力が向上し、若々しい品質の良い挿し穂が得られる。

冬至芽の植付けは、11月下旬までに行い、無加温のハウスなど、暖かで日当たりの良い場所で栽培する。

冬至芽の植付けが遅れると、低温のためその後の生育が停滞するので、増し土などを行うにとどめ、

2月下旬〜3月上旬に植付けるほうが良い。

 

趣味栽培では、母株を鉢で栽培することが多く、根詰まり、あるいは土壌の乾燥のため母株の老化が早いと思われる。

発根とその後の生育の早い、若々しい挿し穂を得るためには、冬至芽を母株から分離して植付け、

鉢上げで根の老化を防ぐ必要がある。

福助やスプレーキクの栽培など挿し芽時期が遅いキク栽培では、

採穂期に合うような母株の栽培計画を立て、太くて若々しい挿し穂を用いるのが望ましい。

スプレーギクなど、やなぎ芽を発生しやすい品種には盛夏も電照を行う必要がある。

(オランダに学ぶキク栽培  不時発蕾の防止 川田穣一  から抜粋)

 

11月20日頃、良い花が咲いた親株にする鉢の冬至芽を植え替えるか増し土する。

5号鉢は7号鉢に1株か9号鉢に2株、7号鉢は9号鉢に1株植え替える。

 

鉢底に排水材、培養土を入れる

 

福助作りで冬至芽のない株は深く植える

7号鉢に福助の苗を入れ、下葉を鉢上まで取る

 

培養土を軽く入れ、鉢縁だけ押し付けて植える

 

完成(泉郷富水)

 

8号、9号で冬至芽が出ている鉢は

鉢縁に近い芽を優先して植え替える

 

冬至芽を切り、植え替える

 

冬至芽が株元から1本だけ出ている

 

増し土する

 

福助作りで冬至芽が出ている株は

浅く7号鉢に植え替える

 

水苔を取り植え替え

 

冬至芽の根元まで土を盛る

 

芽が枝の上からだけ出ている株

 

増し土する

枝が伸びる前に支柱で支えておきます

 

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