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日本周遊紀行(130)別府 「地獄巡り」


写真:地獄めぐりで最大規模を誇る「海地獄」、竹竿は茹卵製造中・・、


“地獄”の沙汰も金次第・・?、

さて、「地獄巡り」である。

普通、地獄というと噴気、噴煙が噴出し、地獄池のようなドロドロした高温の沼など荒涼とした風景を思い起こす。 別府では単に温泉が吹き上げるところを地獄と呼んでいるが、当時の周辺は草木も生えない、まさに地獄のような場所だったのであろう。

ここ鉄輪の地獄地帯は、千年以上も昔より噴気、熱泥、熱湯などが噴出していたことが「豊後風土記」にも記せられ、「近寄ることもできない、忌み嫌われた土地」であったとされている。 
里人らもこの辺りを「地獄」と呼び、今も、熱泉噴出口を「地獄」と呼んでいる。

しかし、これらの地獄は現在は趣向をこらし、装いを設えてそれなりの景観を演出し、適度に管理されていて、強いて言えば人工の地獄であろうか。
従って、「地獄の沙汰も金次第」で見物するのにも無料ではなく、一箇所見るのに何と400円以上もかかる。

地獄は十数箇所もあるので、全部見た回るにはちょいと高いかな・・?、ここは適当に選別しながら、まぁ観光地価格と割り切るしかないのでは。

宿を出て温泉街のいで湯坂を、更にみゆき坂を進むと、白池地獄、金龍地獄が左右にある。
女性の客引きが盛んに呼び込んでいて、「2000円のお得用で全箇所見物できるヨ・・」と宣伝している。

「白池地獄」:和風庭園にある池が青みを帯びて白色をしている。
これは、噴出時は透明な湯が池に落ちた際、温度と圧力の低下により青白く変化するためであるらしい。

「金龍地獄」:この地獄は温泉の噴出量が尋常でなく、温泉の噴気が龍が立ち上るがる如く見えるので、その名前がついたとか。その龍も鎮座されていて、温室が併設されたバナナ園が有名・・?。

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「鬼山地獄」:別名オニならぬワニ地獄のこと、大正12年に日本で初めて温泉熱を利用し、ワニの飼育を開始したところ。

「かまど地獄」:泉温90度の温泉が噴気とともに湧出、古来より氏神の竈門八幡宮を祀り、地獄の噴気で御供飯を炊いていたことがその名の由来。 
かまど地獄は1丁目〜6丁目までさまざまな湯の池がある。

「山地獄」:一寸離れた山あいにあり、山の至るところからモウモウと噴気が上がっていて本来のミニ地獄模様が見れる。ここでは小さな動物園があるのが特徴、ゾウやカバがのんびり温泉に浸かっていて、子供に一番喜ばれそうな地獄であろう。

「海地獄」:山が在れば海も在る。別府地獄のなかでも最大の地獄で、コバルトブルーの色をしていて地獄というより天国の様な美しさである。
池の色は温泉中の成分である硫酸鉄が溶解しているためという。
縁にはゴウゴウと間歇的に噴出していて、実際に広大な池の温度は何と98度を超え、入ったら即座に釜ゆで状態になること請け合いで、やはり地獄である。 
園内では温泉熱を利用してアマゾン地方原産のオオオニバスや熱帯性睡蓮を栽培しており、レストラン、売店、そしてやや高台に広大な足湯もある。今上天皇、皇后も御来見とか・・。

最奥部に「鬼石坊主地獄」、明治以降「坊主地獄」として観光名所になっていたらしいが、近年、新たに「鬼石坊主地獄」としてオープンしたという。灰色の熱泥が沸騰する様子が坊主頭に似ている事から名付けたという。施設内には、「足湯」更には入浴風呂がある、別料金。

この地域から一寸離れた北部に「血の池地獄」がある。 
地下の高温、高圧下で自然に化学反応を起こし、生じた酸化鉄、酸化マグネシウム等を含んだ赤い熱泥が地層から噴出、堆積するため池一面が赤く染まっている。
泉質も変わった酸性緑礬泉(さんせいりょくばんせん:硫酸第一鉄の通称)という。  
ph2.4以下の強酸性の足湯があり、皮膚病、水虫にも効果有りといわれる。大きな売店もあり、ここに、赤色の泥を利用した軟膏薬が売られている、効き目は如何に・・?。


いやはや実に地獄の博覧会であった・・、


白とか、青とか、赤とかの原色系の湯が湧いている様は自然の異様さを物語るし、地球の偉大なる息吹が地獄であるのもさることながら、地球は生きていると正に実感できる。
それにしても園内の造作、装飾、演出は立派・・?  

別府は真に「天国と地獄」の温泉場である。


夕刻、妻より電話連絡あり・・、義母、娘夫婦家族、妻が一緒で 「サンフラワー号・最後の航海」と名うって、九州、宮崎から鹿児島への観光旅行の計画がまとまったとのこと。往路に6月10日、羽田空港発:7時55分⇒宮崎空港9時35分、宿泊は鹿児島・指宿温泉「フェニックス・ホテル」泊まり、帰路は11日、宮崎港・サンフラワー号・20時20分とのことである。 小生も、それに合わせて行動し、宮崎、鹿児島等を同行観光することにしている。

明日は「九重高原」へ参ります。     第15日目へ

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