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日本周遊紀行(130)別府 「別府八湯」


写真:別府温泉の象徴、歴史ある「竹瓦温泉」


地獄めぐりの前に「別府八湯」について・・、

豊後大分・別府市は古くから日本を代表する温泉地として国際的にも知られ、年間の観光客数は1100万人を超えるという。 
そして温泉の他にも歴史と文化溢れる町として「国際観光温泉文化都市」とチョット長ったらしい都市宣言している。 
市内には約2500人の留学生が勉学に励んでおり、一般市民50人に対し1人の留学生が暮らす日本でも有数の異文化あふれる国際交流都市としてのユニークさもあり、世界へ向けて国際観光都市・別府温泉を発信している。


別府温泉は源泉数、湧出量ともに日本一を誇る・・、 

源泉数(孔)2847箇所、(日本全国の約1割)湧出量は一日13万KLを超える。 
温泉は鶴見岳(1375m)と伽藍岳(1045m)の二つの火山の地下に存在する食塩型(Na−Cl)の熱水であり、その温度は250〜300度、熱水は天水(雨水)が主で東側の断層に沿って海岸方向に流動し、低地に流れるにしたがって傾斜地や平地に溢れ出している。 
この流動期に沸騰し、浸透水により希釈され、岩盤との反応により多種多様の水質(泉質)が形成され、多数で多種の温泉を湧出する地域を形成している。 
これらの別府温泉を総称して「別府八湯」と呼ばれ、愛称、“温泉合衆国”とも言われている。


別府の市域から見ると沿岸地区に浜脇、別府、亀川の各温泉が在る・・、

「浜脇温泉」は、別府駅の南約1kmの海沿いに位置し、別府温泉発祥の地、浜から湧いたのでその名が付いた。今でも昔風の旅館が並び、明治・大正時代の花街の名残もとどめている、炭酸水素泉、塩化物泉など。

「別府温泉」
JR別府駅から別府湾にかけての中心に位置する温泉街で、街は別府八湯の中では最も歓楽的な要素が強く、夜になれば飲食店や風俗店のネオンが煌く。 別府温泉の中心にあって、そのシンボルと言われる共同湯・「竹瓦温泉」を有する。
この温泉は松山の道後温泉本館を彷彿させる温泉館で明治12年に開かれた由緒ある温泉で、単純泉、食塩泉、重曹泉、重炭酸土類泉など多数の温泉が湧き、各泉質に応じて効能があるといわれる。

「亀川温泉」
別府の北の玄関として豊前小倉への交通の要衝でもあったため、旅人の疲れを癒す湯治場として栄えた。現在は一遍上人が上陸したといわれる、上人ヶ浜公園の一角に市営の別府海浜・砂湯が有り、周辺には温泉を活用した病院や療養施設、保養所を数多く有している、泉質はナトリウム・塩化物泉。

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一方、山沿いには観海寺、堀田、明礬、柴石温泉と続く・・、

「観海寺(かんかいじ)温泉」
別府駅西側の山の斜面にある温泉で、別府湾の見晴らしがよい。
昭和6年の大火後、復興し観光温泉場として急速に発展したところである。現在では別府を代表する巨大な杉乃井ホテルなど大型リゾートホテルが連立し、レジャーの殿堂となっている。 杉乃井ホテルでは別府温泉の豊富な地熱を利用して、地熱発電による冷暖房、温水プール、植物の温室栽培などを行っている。単純泉、含重曹食塩泉で神経痛・リューマチに効能がある。

「堀田温泉」
観海寺温泉の更に奥、由布院へ向かう県道11号(やまなみハイウェイ)沿いにある静かな山の温泉で、湯布院、日田あるいは太宰府等へ通じる交通の要衝でもあったため、長旅の疲れを癒す旅人たちの憩いの場として栄えた。 今でも田んぼや谷間から盛んに硫気が噴き出している、泉質は弱酸性低張性高温泉、硫黄泉。

「明礬(みょうばん)温泉」
伽藍岳の中腹標高400mの所にある山の温泉街で、藁葺きの「湯の花小屋」からは白い噴煙が立ちのぼり、訪れる人を楽しませてくれる。 
江戸時代はその名の通り明礬(硫酸塩と金属イオンの複塩の総称)を大量に採取していた。 ここには「別府温泉保養ランド」別称、“温泉のデパート”と言われ、泥湯、蒸し湯、露天風呂、打たせ湯等が広い敷地内に点在している。
特に女性に人気があるのが「泥湯」で、適量のコロイド(微粒子)硫黄を含む鉱泥に浸かっていると底からゴボゴボと熱泥が噴出し、体が浮き上がってくるので丸太で抑えるという・・、珍しく、美肌に良いと言われる。 酸性硫化水素泉、緑ばん泉で神経痛・リューマチ・皮膚病に効能がある。

「柴石(しばせき)温泉」
鉄輪温泉、血の池地獄の近くにある由緒ある温泉で、895年に醍醐天皇、1044年に後冷泉天皇が入湯したといわれている。 
優れた自然景観は近くに森林遊歩道を有し、鉄輪・明礬と共に国民温泉保養地に指定されている、泉質はナトリウム・硫酸塩・塩化物泉など。

「鉄輪温泉」
日本1位そして世界2位の湧出量を誇る別府市の別府八湯の温泉群。
その中心に位置し、最も多くの温泉源が集中するのが「鉄輪温泉」(かんなわおんせん)である。 
その歴史も古く鎌倉期、一遍上人が念仏行脚の途上鉄輪の地を訪れ、猛り狂う地獄地帯を鎮めて湯治場を開いたのが鉄輪温泉の始まりとされている。

いまだに「湯治」の雰囲気を残す温泉街、処々方々に湯煙が立ちのぼり、まさに別府を象徴する景観である。  狭い道の両側には多くの共同浴場、旅館(貸間)、土産品店がひしめいていて温泉ブームといわれる今、日本人の温泉文化が集積されている街でもある。
路地裏から地獄地帯(地獄巡り)までの別府八湯の代表といわれる鉄輪温泉は真に「温泉博物館」とも言える。

寅さんシリーズの「男はつらいよ・・」でも映画になり、シリーズで各地の景勝地を巡っている監督の山田洋次氏は「残したい日本の風景」の中で、町並みとして鉄輪温泉を取りあげている。

別府地獄めぐりの中心に位置する鉄輪温泉は泉質も単純泉、食塩泉、炭酸鉄泉など多彩であり、周辺に多様な地獄である海地獄、山地獄、カマド地獄、鬼山地獄、白池地獄、金竜地獄などがある。

それでは次に「地獄巡り」を致しましょう。   PartVへ

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