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日本周遊紀行

  16日目:PART12(厚木の山地)  東日本編終了  PART1へ  観光編へ  写真集
日本周遊紀行:詳細目次
詳細目次(東日本)  信越・東北西沿岸 北海道T、世界遺産:知床 北海道U 東北・東沿岸 関東沿岸
詳細目次(西日本)  鎌倉・湘南 東海 近畿 四国 山陽 九州(北、西) 九州(南) 九州(東)  沖縄  
               山陰・北近畿  
北陸  世界遺産:紀伊熊野 石見銀山

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紀行(132)厚木 「厚木の山地(1)」

最後に山好きの小生でもあるので、若い頃慣れ親しんだ厚木周辺の行楽地・ハイキングコースを紹介してみましょう。 
厚木の、小宅の周辺には家族でも楽しめる低山地帯、良く整備されたハイキングコースが数多く点在している。



★ 高松山コース(家族向き)

高松山は、森の里団地(住宅、企業の併用)の東の一角にあり、標高150mほどの低山であるが厚木、湘南など相模平野が一望でき、山頂には明治天皇の行幸碑がある。
小野方面への尾根道を下ると、源頼朝の側室・丹後の局ゆかりの小社を構える「小町神社」がある。 
この辺りは、平安初期の歌人として、また美人として有名な、小野小町の生誕地と言われているが・・?、確証はない。

小野は、鎌倉期、源頼朝の側室丹後の局は頼朝の子を身ごもったことから、政子に恨まれ、この山里に身を隠したと言い伝えられている。
丹後の局は政子の恨みのためか、黒髪が一夜にして老婆のような白髪に変ったといい、悲しんだ局は小町神社の祭神に数日間祈願を続けたところ不思議なことに、白髪がまた元のように黒髪に戻ったと伝えられる。 
それ以来、小町神社には絵馬を奉納し、いろいろな願いをこめて参詣する女性の人が多くなったという。

◎ 合計歩行時間:1時間 バス本厚木⇒高松山経由森の里行きバス高松山入口下車


★ 飯山白山コース(家族向き)

飯山観音」から、四季にわたって美しい飯山白山森林公園を抜け、白山山頂をめざす。 
飯山温泉や自然と歴史豊かなファミリー向きコースである。 標高284mの山頂からは雄大な眺めも良く、飯山観音など見どころもいろいろ。

飯山観音は、飯上山長谷寺(いいがみさん ちょうこくじ)といい板東三十三ヶ所観音霊場第六番札所である。 本堂は江戸中期の建物で、観音堂の由来は古く、奈良時代の神亀二年(725年)に諸国を巡っていた高僧・行基(ぎょうき)が創建したともいわれる。 
観音堂には本尊の十一面観世音(約180cm)像があり、体内には行基が楠の一木で彫った尊像が納められているという。 
境内付近は県内きっての桜の名所でもある。

◎ 歩行時間:1時間30分  バス本厚木⇒飯山温泉、


★ 巡礼峠白山コース(家族向き)

厚木市郊外の、いかにも裏山といった感じの低山帯で、古くからの信仰のために開かれた順礼峠と飯山観音を結んだ静かな尾根の縦走コースである。春は若葉のころ、秋は紅葉のころが最も楽しめる。 

江戸期に順礼の親子が強盗に殺され、哀れに思った地元の人が建てたと言われる地蔵像が途中にある・・、享保8年(1737)の作。

◎ 歩行時間:2時間 本厚木駅⇒バス広沢寺温泉行き七沢温泉行き

尚、厚木ではハイキングMapや各種観光ガイドを発行しております。問い合わせは下記へ・・。
厚木観光協会 046-228-1131  http://www.atsugi-kankou.jp/
厚木市役所  046-223-1511  http://www2.city.atsugi.kanagawa.jp/

引続き、厚木の山地(2)へ・・、

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紀行(132)厚木 「厚木の山地(2)」


前回に引続き「厚木周辺のハイキング・コース」の紹介です。


★ 日向山コース(家族向き)

広沢寺温泉から日向薬師へ向かうコース。 
大沢川からは水のせせらぎが聞こえ、小さな鳥居が見えたら大釜弁財天で、せせらぎの音を聞きながらの森林浴は格別である。 
山道に入ってしばらくは七曲りといわれる急な上り道、上りはやや急であるがほんの5分ほどで尾根道に出て、更に緩やかな上り道を歩くと標高404mの日向山頂上へ到着、木々の間から相模平野が眺められる。 下りきったところに重厚な造りの「日向薬師」がある。

日向薬師」は平安時代後期には霊場として栄えていたといわれる。 
寺伝では奈良期の霊亀2年(716年)、行基の開山といわれる。 
だが、境内からは奈良時代にさかのぼる寺院跡は発掘されておらず、実際の創建は10世紀頃と推定されているという。 

修験道の霊場で、本堂、薬師三尊像は文化財。柴折薬師(高知県大豊町)・米山薬師(新潟県上越市柿崎区)とともに「日本三大薬師」に数えられることもある。

又、峯の薬師(相模原市津久井町)・高尾山薬王院・新井薬師とともに「武相四大薬師」としても信仰を集めており、源頼朝、政子も深い信仰を寄せていたという。 
一時期は勅願寺になり、江戸時代末期には 13坊を数えたと言われる。

◎ 歩行時間:約2時間15分 バス本厚木⇒広沢寺温泉入口


★ 鐘ヶ嶽コース(ハイカー向き)

広沢寺温泉付近の鐘ヶ嶽の登り口から山頂手前の浅間神社まで、二十八の道程に分けてそれぞれの箇所に1丁目から28丁目までの石碑が置かれている。 
鳥居をくぐり野道を進むと、やがて標高561メートルの釣鐘状の山が見える。 
石碑や石仏が置かれた急な坂道を登りきると大岩を抱いた展望地が在る。
ここから急な石段を登り切ると浅間神社があり、山頂はその裏手にある。下りは大山を正面に見ながら尾根道をゆき、山ノ神トンネルへ下りて林道から広沢寺温泉へ。 
昔の人々が「山の神」として深い信仰心をこの山に寄せ、名残を残す旧跡などが点在している。 このコースはせまい急坂などチョット危なっかしい箇所もあるので、幼児連れのハイキングには遠慮したほうがいい。

広沢寺温泉「玉翠楼」は、山間の落ち着いた和風一軒宿で、男女の露天風呂もあり、周囲は竹林に囲まれ、春には桜が見事である。 
源泉泉質は ph10.3の強アルカリで美肌効果抜群であり、女性には特に評判が良いという。 
名前の由来になった広沢寺が隣地にある。

◎ 歩行時間:2時間30分 バス本厚木駅⇒広沢寺温泉


★ 経ヶ岳・仏果山(ハイカー向き)

高取山(荻野)522.m⇒華厳山602m⇒経ヶ岳633m⇒仏果山747m

厚木市の国道412号の荻野地区から西に聳えているのが高取山、華厳山、経ヶ岳などの5〜600m程度の山々で、この地区では西山と称されて親しまれている。 
山麓はゴルフ場や民家が広がっていて登り口は判りにくいが、主にR412のバス停を「東谷戸」、「源氏河原」、「上荻野」などで降りて山方向へ向うと、所どころに高取山への案内板がある。 
一端に取り付けば、あとは尾根筋の一本道で判りやすい。

稜線の向こう側は大規模な採石場であるが、やがてこの尾根まで砕石箇所が延びてきて山道は無くなるらしい。 
地元の自然愛好者は自然破壊だとして反対しているが行政も認可の方向らしい・・!。

尾根道は樹林帯のため展望はあまり良くないが、経ヶ岳付近からは周囲、特に丹沢連邦の景色が良い。 
西側の稜線上(経ヶ岳から半原越へ下る道)に「経石」と呼ばれる巨岩がある。

この名は昔、弘法大師がこの岩に経文を納めたことに由来しており、この岩がある山だから経ヶ岳と呼ばれるようになったと言われている。 
そう言えば華厳山、経ヶ岳、仏果山など仏に因んだ名称が多い。
仏果山山頂手前はちょっとした痩せ尾根と岩場があり、仏果山には展望塔もある。 
山頂から宮が瀬乗越、高取山(705m)は、宮が瀬湖、半原方面の展望が雄大である。

◎ 歩行時間:約4.0〜4.30時間 バス本厚木⇒半原、上荻野行き、東谷戸、源氏河原、上荻野下車

引続き、厚木の山地(3)

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紀行(132)厚木 「厚木の山地(3)」


引続き厚木周辺のハイキングコースの紹介です。


★ 鳶尾山コース(コース多彩)

鳶尾山は小生宅の裏山といっていい程の至近距離にあって、トレーニンググラウンドでもある。

厚木、この地に在住して以来30数年この山の世話になっていて、今でもほぼ毎日のように1時間前後は徒歩、強歩を楽しんでいる。
山は、家族で十分楽しめるコースで、明るく開けた野道がつづき、時おり猿の軍団に出会う事もある。

ルートは最短で15分から、山道を延長すると半日ルートまでと多彩である。 
最長のルートは鳶尾団地1丁目の取り付きから鳶尾山中腹の林道を通り、八菅神社の八菅山から中津川カントリーのゴルフ場を経て国道412号へ至る約10kmのコースである。
一般的には鳶尾団地4丁目の明治天皇が行幸したとされる「天覧台」から金比羅宮、石碑(展望塔あり)、砕石跡の窪地から鳶尾本峰(235m)に登って松蔭団地へ降りるコースである。 
道々、丹沢大山や相模湾、中津川の展望を楽しむことができる。

鳶尾山には「鳶尾山に桜を植える会・・?」という愛山会があって、既に数千本もの桜が植えられており、さらに増植中である。春の桜の時期は、特に良い。

又、小鳶尾山には、金毘羅宮(跡)があり、小生はその都度、祈願御参りしているが・・!。


慶安3(1650)年、伝染病沈静化、養蚕繁盛祈願のために四国・讃岐の本社より勧請し、建立されたもので庶民信仰が厚かった。
昭和30年代に焼失し、社宮小屋とわずかな石仏のみが残る。

小生の住む鳶尾団地は鳶尾山の山麓、東南の台地に拓かれている風光明媚な地柄である。 
昭和40年代に造成された住宅団地で、造成される前に県により埋蔵文化財の発掘調査が実施された。 
その結果、この地には多くの住居跡が発見され、高床式の住居もあり、ここが古代平安期の愛甲郡家(郡役所)の跡である事が推定されている。 
古代から鳶尾山麓は地形的にも高台で風光も良く人間生活には適地であり、この地方を支配するのにも好立地にあり、愛甲郡の文化的中心地であったとされている。

◎ 徒歩時間:30分〜半日  バスは本厚木⇒鳶尾団地、松蔭団地行き・・


その他にも厚木近郊には丹沢大山、大山三ッ峰山、そして丹沢山塊など身近に自然を楽しめる地域が満載である。 

又、海にも近く、横浜、東京の大都会へ出るのにも短時間ですむ。

厚木が気に入っている所以である・・、ビバ厚木・・!!。

尚、厚木ではハイキングMapや各種観光ガイドを発行しております。

問い合わせは厚木観光協会、 厚木市役所へ・・。


山好きな小生の勝手に感じた「山の歩き方」数ヶ条、(長時間の登降:2時間以上、ただし岩場、沢筋、雪上・・など特殊な歩程は含まず)

 登り編

1、登山靴は底が厚く、踝(くるぶし)が隠れるほどの周囲のしっかりしたもの・・、

2、歩き始め、出来るだけ平坦の徐歩区間を設ける(ウォーミング・アップ)
3、いきなり急な登りの場合、普段のペースより意識的に遅くする
4、足の底の全面をつかい、体重を預けるように一歩一歩前進(ベタ足、)
5、小幅、小股で、引きずるように安全な着地面を歩く(スリ足)
6、急斜面は避ける(有れば迂回路を取る)
7、滑りの注意(濡れた木の根っこや石を避ける、靴底の濡れにも注意)
8、急登の場合両手を腰に当てる(ステッキを余り頼りにしない)
9、息切れしそうな時は意識的に深呼吸をしながら・・(できれば腹式呼吸)
10、息切れした時、大きく一吸小さく二吐、又は、二吸二吐
11、チョイ休止(息入れ)、小休止、大休止を計りながら・・
12、水分の補給は十分に、登行中は食べ過ぎない、食べない(歩行中アメ、チョコなどはOK)


 降り編

1、走らない、跳ねない、急がない
2、リズミカルに・・
3、有ればステッキを上手に利用する
4、両手は必ず空けておく(物を持たないステッキは除く
5、小幅、小股(左右の膝を並べる感じで)
6、登りとは逆に、軟らかく着地(カカトより着地、体重を抜く感じ)
7、浮石、根っこ、枯葉など足の取られに注意・・!!
8、濡れ靴、濡れ石、濡れ根っこ注意(滑り注意)
9、急斜面は避ける(有れば出来るだけ迂回路を取る)
10、きき足の反対の脚(弱脚、通常左脚)をカバーしながら・・
11、膝が笑いだしたら(ガクガク・・)注意する(ゆっくりと・・)
12、膝関節が痛みだしたらステッキを利用(棒切れでもよい)


今回で「日本周遊紀行:東日本編」は終了しました。
御拝読有難うございました。

この後引続き、「日本周遊紀行:西日本編」をお楽しみに・・!!。

「日本周遊紀行:西日本編」


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