0970 '12年01月04日 下水谷東尾根から石楠花山~炭ケ谷道 [地形図2万5千 有馬・神戸首部]
①谷上南町⇒②丸山谷出合⇒③PL65⇒④PL23⇒⑤PL22⇒⑥県道16号線「カーブ30」⇒⑦石楠花山三角点
  12:45       12:55     13:10   13:40    13:55        14:00             14:25
⇒⑧石楠花山双子山分岐⇒⑨炭ケ谷阪神高速高脚⇒①谷上南町
       14:40             15:10         15:25

 今年最初の山登り。天気はいいが風が強くて少々肌寒い。おまけに午前中お役所に届を出しに行ったもので、随分出発時間が遅れる。3時間弱の時間しかないが、やはり昨年から登っている石楠花山に登ることにする。登路は下水谷の東尾根。ここもWebには載っていないが山道があってPL鉄塔から県道16号線「カーブ30」に出られそうだ。谷上南町のいつもの場所に車を駐め、遅いので手早く用意をすませて、小峠を越え丸山谷に架かる巡視路の橋を渡る。

 谷合流地点まで左岸道を歩き、三ツ下谷分岐を西に分けると、10分ほどでPL65大鉄塔のある作業道路に出る。目指す尾根は東へ50mほど尾根だが、尾根尻を少し廻くと尾根尻にある調整池への道があった。この尾根には残存テープなどなく、倒木があって歩かれた様子もないが、三ツ下谷西尾根と同じような松と雑木の混成林帯の尾根に2mほどの明瞭な山道が続く。道なりで歩くと上がれば上がるほど道は良くなり、430m+のピーク「上谷上31」杭を過ぎると快適道になってPL23鉄塔に出る。ここから幅4mほどの作業道になるが、巡視路は470m+で分岐して東の尾根へと下っていく。

 作業道は地形図の破線通りに尾根を上がっているようなので巡視路を追うことにする。一旦谷へ下り、東の尾根に上がると「上谷上6」杭があって、ひと登りでPL22鉄塔、ここから5分で見当をつけておいた県道16号線「カーブ30」に出られた。石楠花山へは、昨年「山田道(下水谷)から森林植物園・石楠花山~三ツ下谷('11/12/17)」で歩いた「PL21へ」の道標のある登山道に取り付く。尾根に出ると風が強く、あれほど晴れていた空も鉛色、雪でも降りそうな空模様になる。

 黄連谷から登山道が合流して、PL21鉄塔からは横木のある急登で石楠花山展望台に着く。誰もおらず作業道の転回地に淡雪が残っている。展望も望めないから立ち止まりもせず、石楠花山三角点から石楠花山双子山分岐に出て、炭ケ谷道で下山する。雪が舞い始めた。暗くもう遅いから登ってくる人はいないだろうと思いきや、若い男の単行者が2人も上がってきた。三ツ下谷北尾根へ続く踏跡を見つけ出し、阪神高速「北神戸線」まで下って側道を歩き谷上南町に戻る。

下水谷東尾根尻の調整池 「上谷上31」杭付近の山道 PL22(奥)、石楠花山(右) 炭ケ谷道 GPSの軌跡
ホームへ番外の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0971 '12年01月08日 山田道(丸山・南山)から石楠花山~三ツ下谷北尾根 [地形図2万5千 有馬・神戸首部]
①谷上南町⇒②山田道小倉台分岐⇒③かがやきの径入口⇒④点名『西丸山』⇒⑤東丸山⇒⑥阪神高速「下谷一」高脚
   9:20         9:50           10:00          10:10       10:20       10:35 10:40
⇒③かがやきの径入口⇒⑦点名『南山』⇒⑧森林植物園⇒⑨黄連谷分岐⇒⑩石楠花山展望台⇒⑪石楠花山三角点
      11:05       11:30 11:35      11:50       12:25        12:45          12:50
⇒⑫石楠花山双子山分岐⇒⑬三ツ谷下谷北尾根分岐⇒⑭530m+「白岩」⇒⑮PL64鉄塔⇒①谷上南町
       13:00              13:10           13:20        13:50      14:10

 このところ朝の気温が2~3℃の日が続いて寒いが、今日は風がないので少しだけ暖く感じる。谷川南町のいつもの場所に車を駐めて石楠花山に登る。この周辺ももう5回目だからおそらく最後の石楠花山への山登りになるはずだ。登路は、登るには登ったが迷った丸山から、南山に出て石楠花山に登り、三ツ谷下谷北尾根で下山の予定だ。初めて谷上駅の西側から山田道に入る。丸山谷を東に歩き、流れ沿って南へ方向を変えると、古い道しるべから数分で「小倉台分岐」に出た。

 ここまで丸山への登路は見つけられなかったので、小倉台に上がり、一昨年「神戸、箕谷周辺の山('10/10/11)」で取り付いた「かがやきの径」で丸山に上がる。丸山山頂に点名『西丸山』の山頂標があるから鞍部に下り、東ピーク(400m+)にも行ってみる。ここは展望地のようだが切り開かれてはおらず、アルミ梯子が一脚立て掛けられていただけだ。鞍部に戻ると今度は、北に下る峠道が気になり始めた。時間もあることだし下ってみる。今は歩かれている道ではないがやはり峠道のようで、途中に50mほどゴロ場があるが他は健在、阪神高速北神戸線「下谷一」の高脚西端に出られた。

 下ってまた山田道を歩くのも面倒で、鞍部まで上がり小倉台に引き返す。丸山へは、小倉台の住宅地を歩き、これも昨年「山田南山と鰻ノ干池から黒甲越古道を歩く('11/02/26)」で目印とした電柱「広陵南1」から小尾根に取り付く。その時は目印すらなかった取り付きの法面に靴跡があるし、弓削牧場の境界フェンスにテープまで取り付けられていたのには驚く。南山山頂の三角点を確かめて南側を見ると、あの時ブルドーザの音がしていた場所は広大な造成地に変わっていた。山田道に出て、県道16号線を東へ歩き、今回は黄連谷側から石楠花山に登る。所々、道端に寒々淡雪が残っている。

 三ツ谷下谷北尾根へは、炭ケ谷道の三ツ谷下谷合流部から50mほど、先週下見した入口に赤テープが残っているところから支尾根に入る。この尾根、PL鉄塔の巡視路までは踏跡が薄く、しかも地形図以上にピーク間の振幅があるが展望は抜群。また、派生尾根が多く、尾根先でどちらに行こうかいつも迷った。基本的に三ツ谷下谷側では東へ、炭ケ谷側は西へ歩いたが、時々現れる残存テープを当てにはできないから、ここも地形図が読めなければ上りに利用するしかないだろう。PL63で巡視路に合流、すっかり歩き易くなった道を下って、「福淨寺」の小峠に出て谷上南町に戻る。

山田道小倉台分岐 丸山(410.9m)山頂 南山(437.0m)山頂 三ツ谷下谷北尾根530m+白岩 GPSの軌跡
ホームへ番外の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0972 '12年01月14日 丸山槍から三ツ下谷西尾根(石楠花山)~三ツ下谷北尾根 [地形図2万5千 有馬・神戸首部]
①谷上南町⇒②丸山谷出合⇒③丸山槍(仮称)⇒④PL65⇒⑤三ツ下谷西尾根出合⇒⑥PL21⇒⑦石楠花山展望台
   9:40       9:55      10:20 10:35   10:45         11:00        11:50    12:00 12:15
⇒⑧石楠花山双子山分岐⇒⑫三ツ谷下谷北尾根分岐⇒⑬PL64⇒三ツ下谷出合⇒②丸山谷出合⇒①谷上南町
       12:25              12:35         13:05    13:15      13:35 13:40    14:00

 先週で石楠花山周辺の山を終わりにしようと思っていたら、三ツ下谷北尾根のPL64を過ぎた辺りで、丸山の東に格好のいい山を見つけた。地形図では標高は380m+の独立峰、350mの等高線が前方後円墳のようにも見えるが、天を突くような山容が気に入った。丸山谷が周囲を巻くように流れていて、この山を眺めれられるポイントは数少ないし、Webにもこの山に関する記載はない。と言うことは、六甲の山では数少ない人の分け入らぬ山ではあるまいか。だったら登らない理由などない。さてこの山を何と呼ぼうか。考えた末に三ツ下谷北尾根から見えたままに丸山槍と決める。

 谷川南町のいつもの場所に車を駐めて歩き始める。天気予報とは違い、寒くて空も鉛色、雪でも降りそうな雲行きだ。「福淨寺」の小峠を下り、巡視路の橋で丸山谷左岸に渡る。取り付きは、数分先から鞍部へと決めていたが、急登を我慢すればここからも登れる。ただ、枯れ木が多く確かめてから縋らなければならないのが面倒だ。すぐに北峰に着く。南半分は切れ落ちていて脆い岩盤、裂け目を見つけ鞍部に下る。いよいよ最高点への急な上り、脆い岩がバンドになっていて、やっと見分けがつく程度の薄い踏跡がある。樹木は矮化しており展望抜群、肩から雑木帯になって丸山槍山頂に着く。

 セメントの界杭が打たれていて展望なし、想像していたよりも広い山頂だ。写真を撮り辺りを偵察する。あれほど苦労して登ったのに南側に明瞭な踏跡が続く。もうこの踏跡をたどるしかない。界杭を追うと南峰(360m+)で南に折れてPL65鉄塔に出られた。作業道を東に歩いて、三ツ下谷西尾根の西派生尾根に取り付く。10分ほどでテープが現れて昨年の暮れに歩いた三ツ下谷西尾根に合流する。ゆったりした上り、510m+ピークを過ぎると左手に石楠花山の山群が見え始める。石楠花登山道のPL21鉄塔に出る。細かい雪が忙しく降り始める。石楠花山展望台には、老男単行者と夫婦一組がいた。

 雪模様で展望もないので、一階のベンチに座っておむすびを食べる。下山は、作業道を歩き炭ケ谷道に出て、今日もまた三ツ下谷北尾根で下山する。「白岩」辺りから、空が持ち直し青空が見えるようになる。二回目だからすいすい下り、PL63鉄塔分岐に出る。時間が早いので、ここから先週見つけておいた三ツ下谷北俣への山道を下ってみる。数分で道は消えるが歩き易く、北俣の谷床を歩き三ツ下谷本流に出て、「丸山上流堰堤」から丸山谷に架かる巡視路の橋に戻った。

北峰から丸山槍(仮称) 丸山槍(380m+)山頂 三ツ谷下谷北尾根540m+から 丸山上流堰堤 GPSの軌跡
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0973 '12年01月22日 林谷、舞子池から追分向山 [地形図2万5千 龍野・安志]
   9:20      9:30      10:00 10:05    10:15        10:30
①舞子池⇒②北ピーク140m+⇒③向山⇒④西ピーク210m+⇒⑤岩国神社
  11:55      11:45       11:25    11:15 11:00      10:45

 土曜日に雨が降り、予報は曇りだが、晴れそうな日曜日。朝方まで雨が降ったので、下草はまだ濡れているだろうから、登山道のある山に登りたいし、ここらで六甲山も一息いれたい。近場で適当な山はないかと探すとたつの市と姫路市の境に向山という山があるのを思い出した。Webによると、播磨の山に登るとき通る国道29号線「追分交差点」の北に聳える岩の山がその山らしい。上伊勢側から市道を走って舞子池に入る。Web通りになかなか登山口が見つけられなかったが、堰堤から50mほど東、電柱「カミイセ 8」の左手に取り付きを見つけた。広い路肩に車を駐めて登山道に入る。

 いわゆる里山で、雑木の森に登山道がつくられていて気持ち良く歩ける。巡視路でもないのによくもこれだけ整備できたものだ。慌てて登る山でもないので意識してゆっくりと歩く。第一(北)ピークを過ぎるとだいたいの山の輪郭が分かり始める。あと30分も登れば最高点。林谷側、神社マークまで1時間ほどだろう。鞍部に出ると左手に伊勢の山々が見えて一枚岩の上り、西に回り込んでシダ帯の平坦な登山道を歩き、わずかに上がって四等三角点(020-593)のある向山山頂に着く。なだらかな一枚岩のピークで、南が切り開かれ観音山、槻折山などが見える。第二岩頭(西ピーク)に向かう。

 鞍部は居城跡のような削平地で、大手の道らしい道が南の尾根に下っている。すぐに第二岩頭、ここもなだらかな広い一枚岩のピークで抜群の展望が開ける。この景色は復路にとっておくことにして神社マークに下ってみる。 こちら側にもテープの取り付けられた登山道があって、15分ほどで広場のある神社に出られた。お稲荷さんか狛犬がキツネ、鈴のところに「岩国神社」の張り紙がある。手を合わせて広場に出て辺りを見渡す。見晴し良く、風もなく陽射しが温かだ。

 参道は林谷に下るが、こんな気持ちのいい山を下って、わざわざ舗装道路を歩くこともないので往路を引き返す。この山、第二岩頭の北尾根にテープのついた道、また第二岩頭と岩国神社の中間、たつの市と姫路市の境尾根の道がありそうだが、他はシダ藪で脇道はなかった。もう一つ、南側に大規模な鶏舎があるから、南の風が吹く時は登山を避けた方がいいだろう。第二岩頭でのんびりしていたら、男二人と子供が上がってきたので、場所を明け渡し下山をする。

向山、舞子池登山口 向山(228.6m)山頂 岩国神社 西ピーク210m+から向山 GPSの軌跡
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0974 '12年01月29日 有馬ます池から有馬滝巡り(六甲山最高峰)~魚屋道 [地形図2万5千 宝塚・有馬]
①有馬ます池⇒②湯桶谷峠分岐⇒③滑滝⇒④七曲り滝分岐⇒⑤七曲り滝⇒④七曲り滝分岐⇒⑥百間滝分岐⇒⑦百間滝
    8:50        9:15     9:20 9:25    9:45      9:50 10:00     10:05       10:15   10:25 10:35
⇒⑥百間滝分岐⇒⑧極楽茶屋跡⇒⑨六甲山最高峰⇒⑩筆屋道分岐⇒⑪虫地獄⇒①有馬ます池
     10:45     11:15 11:25    12:00 12:10      12:40     13:05      13:15

 一日待った甲斐あって日曜日は快晴。大寒に行くと決めていた有馬の滝巡りをする。会社の保養所があった「ます池」近くに車を駐めて、ロープウエイ有馬駅から有馬川右岸、砂防ダムの保守道路を歩く。風はないが寒く、標高750m以上は樹氷ができていて、それ以下は黒、完全にモノトーンの世界だ。有馬川を渡渉するまでは、誰にも会わなかったが、こんな時間に下って来る人が2人、湯桶谷峠への分岐のところで後ろから来た人にも抜かれる。皆に早く滝の凍結を見たいという気概が感じられる。慌てるな。まずは、白石砂防ダムの副堰堤を渡り、ダムの谷床を歩き「滑滝」に行ってみる。

 全面凍結したダム湖の南端に出ると、トラロープが張られた踏跡があって滑滝に着く。何段か重なったナメ滝だった。紅葉谷コースに引き返し、白石谷への分岐を見送って「七曲り滝」分岐に出る。右に分けるとまたも分岐、こんなときは高巻きの道に限る。歩き辛いと想像していたが、登山道になっていて安心して歩ける。登山者5~6人の後について谷床に降り、南の谷に入るとゴルジュになって前方に落差25mほどの七曲り滝が現れる。全面凍結しているように見えたが、右下に少しだけ滝水が流れ落ちている。笠形山「扁妙の滝」にない清楚さと気品がある。写真を撮ってまた紅葉谷コースに引き返す。

 今度は10分ほど紅葉谷コースを登り、「百間滝」分岐から登山道に入る。ここも熟達者向きと書かれているが登山道は歩き易く、先ほどの七曲滝と比べるといくらか遠い。先ず滝口に出て、北に回り込んで谷床に降りる。ここは水量が多いようで、凍結に至らぬが落差のある豪快な滝だ。「似位滝」を寄って紅葉谷コースに引き返すが、ここも滝見の登山者が多く、何度か対向者待ちをした。滝を見たら次は樹氷も見なくては・・極楽茶屋跡に向かう。やはり標高750m以上は氷の世界で、気温はおそらく零下。水場辺りから登山道に雪が2~3センチ積もり滑るが、持参した軽アイゼンをつけるほどでもない。

 ときどき上空に青空が見えて、木々が宝石でも散りばめたような輝きだ。極楽茶屋跡に着く。陽が射したので雪は解けている。偽木の柵に腰かけておむすびを食べながら好展望を楽しむ。日陰の六甲全山縦走路は滑るので、県道ばかり歩いて六甲山最高峰に急ぐ。人、人、人の六甲山最高峰。驚くなかれ、今までで一番の人出だ。ほとんどが登山者でそれも若い人が多い。こんな極上の日に山頂に来れた幸せ者の集団だ。乾いた岩に座り行動食を食べてから魚屋道で下山する。

ナメ滝の滑滝 凍結した七曲滝 登山者が多い百間滝 標高750mは樹氷の世界 GPSの軌跡
ホームへ番外の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0975 '12年02月04日 有馬口から水無滝(逢ヶ山)~風呂ノ谷 [地形図2万5千 有馬]
①有馬口「北神戸線」高架⇒②深戸谷分岐⇒③水無川堰堤⇒④水無川第三堰堤⇒⑤水無滝⇒⑥水無峠⇒⑦仏谷峠
       9:30            9:40       9:50         10:05     10:20 10:40  11:00  11:05 11:10
⇒⑧逢ヶ山⇒⑫風呂ノ谷降下点⇒⑬山仕事焚火跡⇒⑭風呂ノ谷第二砂防ダム⇒①有馬口「北神戸線」高架
   11:30      11:40         11:50         12:10 12:15             12:50

 極寒の日が続くが、暖かくなりそうな冬晴れ土曜日。滝見には絶好の日和だ。先週行った「七曲り滝」も凍結しているだろうからもう一度登ろうかとも考えたが、他に凍結する滝はないかと地形図を探す。有馬口の水無川源頭の「水無滝」はどうだろう。Webで新緑の頃の写真で見ると願ってもないチョロチョロ水、標高は520m+とやや低めだが、この冷え込みなら凍結が期待できる。Web通りに阪神高速「北神戸線」高架下のゲートを開け、奥の舗装道路の広いところに車を駐める。ここは「有馬口から高丸山と水無山を歩く('02/02/11)」で来たことがあるはずだ。何も想い出せず水無川に沿って歩き始める。

 10分も歩かないうちに深戸谷の分岐、兵庫登山会の古い分岐標を見送り水無谷へ入る。右岸に「水無川堰堤」の作業道路が続き、堰堤右岸を高巻きして谷へ下る。ここから奥へも砂防ダムものらしい道が続くが、荒れるに任せたゴロ場なので伏流水の谷床を歩く。登山道が整備されていたのか、車座の炉の跡や古い道標なども現れる。二連の「水無川第三砂防ダム」左岸の高巻きを過ぎてもいっこうに道は良くならず、飽き々した頃、行く手に高さ20mほどの砂防ダムらしき障害物が見え始める。これが「水無滝」だと分かったのは20mほどに近づいてから、全面凍結していてまったく滝音がない。

 「七曲り滝」と比べれば見劣りはするが落差のある立派な滝だ。何より他に登山者がいないのがいい。20分ほど滝の写真を撮り、50mほど下った左岸の杉の植林帯に入ると、登山道があったので水無峠に上がる。ひと安心。尾根を突き切り仏谷峠に出て一服することにする。この辺り登山道に淡雪が残るが寒さは感じない。仏谷峠のベンチに腰掛け行動食を摂っていると、期待通りに水無滝が凍結していたことが妙にうれしかった。この後、逢ヶ山三角点に上がり、50mほど西へ歩いて残存テープを拾い北の尾根を下る。雑木林帯の尾根でよく整備されたコースだが西風がまともで少々寒い。

 10分ほどで東へ向かう分岐、そこから20mも下らないうちに風呂ノ谷への分岐があったので西に分ける。この道、二つ目の谷にトラバースしたところで杉の植林帯を下り、また横道になって、山仕事の人が残 した掘り下げた焚火跡がある尾根に出る。そうか「東山橋から長尾谷東尾根(六甲ガーデン)~逢ヶ山('11/07/16)」で東山橋へ下る杉の植林帯にもいい山道があった。あそこに続いているかも・・?ここから小尾根に山仕事の道、たどると「風呂ノ谷第二砂防ダム」に出られた。

水無川左岸の駐車場所 全面凍結をした水無滝  逢ヶ山(3回目)山頂 GPSの軌跡
ホームへ番外の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0976 '12年02月11日 有馬ます池から有馬滝巡り(六甲山最高峰)~番匠屋畑尾根 [地形図2万5千 宝塚・有馬]
①有馬ます池⇒②白石砂防ダム副堰堤⇒③七曲滝分岐⇒④七曲り滝⇒⑤白石谷分岐⇒⑥白石滝⇒⑦白龍滝
    8:50           9:15          9:25     9:30 9:35     9:45      9:55    10:15
⇒⑧魚屋道出合⇒⑨六甲山最高峰⇒⑨極楽茶屋跡⇒⑩湯桶谷峠⇒⑪湯桶谷山⇒⑪灰形山⇒①有馬ます池
     11:00      11:10 11:15   11:45 11:50     12:30  (15) 13:00     13:30     14:10

 遅ればせながら、朝は薄氷が張るものの、最高気温は8℃くらいに上昇してきた。おそらく今日が滝巡り最後の日になりそうだ。ということになれば「七曲り滝」は外せない。七曲り滝から白石谷に入り、「白石滝」「白龍滝」を見て六甲山最高峰に上がり、番匠屋畑尾根で戻ってくることにする。先々週と同じように「ます池」近くに車を駐めて、ロープウエイ有馬駅から有馬川の右岸、砂防ダムの保守道路を歩く。先々週ほどの冷え込みはなく、滝が凍結しているかが心配になる。白石谷の分岐を見送り、「七曲り滝」分岐から高巻き道に入る。途中ですれ違った老人が「思ったより凍結している」と話しかける。

 谷床に降りて「七曲り滝」に出る。先々週ほどではないにしても、その優美さに陰りはない。報道がされて有名になったらしいから、滝見の登山者が押し寄せないうちに写真を撮って退散する。予想当たり白石谷に下るまでの間に30人くらい人にすれ違った。それに引き替え白石谷は、「白石滝」で会った老人のみ。この谷は昨年「白石谷から六甲山最高峰(西おたふく山)~番匠屋畑尾根 ('11/04/24)」で歩いたコース。期待した水量少なくなる「白石第五砂防ダム」以降も滝の凍結見られず魚屋道に合流する。六甲山最高峰も人影まばら、初老の単行者が2人、乾いた岩に座り休止をとっているに過ぎない。

 遠望も大阪湾側は雲が広がり今一つ。写真だけ撮って六甲山全山縦走路を西へ下って極楽茶屋跡に向かう。縦走路も陽が射したところは泥濘んでいるので車道ばかり歩いた。極楽茶屋跡からは番匠屋畑尾根に入る。ここも、ほとんどの登山者が短時間で下れる紅葉谷を選択するので静かだ。樹林帯に入ると登山道は乾いていて歩き易くなったが、西風が吹きつけ少々寒い。いつもの湯桶谷山の上りの中腹の切り開きで大休止をとって高尾山分岐に上がる。「迷った」という歳を召された女性のグループに会う。聞けば鬼ヶ島に行きたい様子、高尾山までを手短に教えて湯桶谷山に上がる。

 今度は灰形山への長い下り道、昨年「番匠屋畑尾根(有馬三山)から六甲山最高峰~魚屋道('11/08/06)」で夏の盛り、何度も休憩をとって登ったっけ・・あの時に比べると体力の消耗はないので、落葉山まで足を延ばして、引き返し鞍部から有馬へ下ろうと思っていたが、灰形山の東尾根に踏跡、しかも地形図に破線が示してあるので下ってみる。最初は残存テープもあったが、崖崩れ防止ネットにネズミサシ(イバラ)蔓延る急坂の細尾根を下るはめになった。道なき植林帯のザレを下り、砂防ダムの谷を2つも横切って、落葉山への登山道の取り付き部に下りつく。ビェ~ン、あのまま登山道を下るんだった。

見納めの七曲り滝 白石滝 白龍滝 灰形山東尾根から有馬 GPSの軌跡
ホームへ番外の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0977 '12年02月18日 西宝橋から赤子谷左俣東沢・岩倉山~赤子谷393m尾根 [地形図2万5千 宝塚]
①西宝橋ゲート⇒②赤子谷左俣・右俣分岐⇒③左俣東沢・西沢分岐⇒④東沢源頭水場⇒⑤岩倉山⇒⑥岩倉山反射板
    10:25           10:35            11:00          11:20    11:40 11:45   1150 12:05
⇒⑦六甲全山縦走路分岐⇒⑧東尾根分岐⇒⑨PL22⇒⑩生瀬高台団地切通し⇒⑪点名『生瀬』⇒①西宝橋ゲート
       12:10           12:15    12:40        12:50        12:55 13:00      13:15

 寒かった今年の冬も最後の足掻き、曇りで雪が降るとの予報だったが、朝起きると無風の青空。もう滝が凍結することはないので、こんな日のためにとっておいた岩倉山へポカポカハイクに出かける。ここは「西宝橋から赤子谷左俣・岩原山~赤子谷西尾根(11/07/02)」と「座頭谷バス停から赤子谷東尾根・岩倉山('11/12/04)」で二度来ているので、今回は赤子谷左俣の東沢を上がり、下りも赤子谷東尾根のもう一つ東 、Webに巡視路があると書かれている393m標高点尾根を下って戻ってくることにする。があいにく、八多町屏風から路面が凍結してノロノロ運転、西宝橋に20分ほど延着になった。

 西宝橋ゲート近くに車を駐めて歩き始める。ゲートは封鎖中、手前で本沢に下り谷沿いを歩き、木製の橋を渡って赤子谷左俣・右俣の分岐から左俣に入る。1センチに満たない雪が積もっていて、先行者の足跡が二人分、F1の大滝を右に巻いてゴルジュに入ると先行者の夫婦が悪戦苦闘中、挨拶をしてF2ナメ滝から赤子谷左俣の東沢と西沢の合流に出る。東沢側には小滝が2つ、入り込むと水量が減り歩く易くなる。途中に小滝が1つだけ、大きなケルンがあって源頭の水場が出る。ここからは登山道らしくなって分岐が2つ、谷線をキープするとPL25鉄塔があり六甲全山縦走路に飛び出した。

 先ずは石倉山山頂の雪積もる祠に詣でてから、石倉山反射板南側のベンチで陽向ぼっことしゃれ込む。雲量が多いが、期待通りに風もなく暖かい。昨夜の風で視程も上がり、手前に甲山と西にゴロゴロ岳の山塊、大阪湾の埋め立て地に大阪府咲洲合同庁舎のノッポビルもくっきり見える。こうやってのんびり見渡すと、やはりここは都会の山、伊丹空港からジェット機の爆音が絶え間なく聞こえ、目は自然に鉄道沿線の風景を追う。15分ほど居て、大きな黒い雲が広がったのを機に下山を始める。六甲全山縦走路に引き返し、東へ数分歩いて「六甲全山縦走路35番杭」から生瀬へ分ける。

 420m+で巡視路が西に分岐、410m+の赤子谷東尾根分岐から393m尾根に入る。六甲砂の巡視路で、すぐの塩尾寺へ続くものらしい分岐で真っ直ぐ、続いて393m標高点分岐で西に分けると巡視路が急落し始めた。落ち葉と淡雪が溜るが、そこは巡視路のプラ階段ががっちり滑りを止めてくれる。PL22以降は雪もなくなり、快適な下りで生瀬高台団地の西側切り通しに下りつく。PL21鉄塔、点名『生瀬』四等三角点(917-682)を確かめ、荒れた作業道を歩いて西宝橋に戻る。

F1:赤子谷左俣最大の滝 赤子谷左俣東沢源頭の水場 岩倉山(488.4m)山頂 岩倉山反射板にて 点名『生瀬』四等185.1m
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0978 '12年03月03日 蓬莱峡「曲り橋」から大谷東沢(岩原山)~岩原山北西尾根 [地形図2万5千 宝塚]
①曲り橋⇒②大谷川分岐⇒③右岸渡渉点⇒④取水口上部分岐⇒⑤最後の砂防堰堤⇒⑥ナガモッコク尾根合流
  9:10      9:25        9:30        9:40           9:50            10:05
⇒⑦岩原山⇒⑧540m+北西尾根降下点⇒④大谷通常砂防堰堤⇒②大谷分岐⇒①曲り橋
 10:15 10:25       10:30            10:50 11:00       11:15    11:25

 庭の梅の蕾も固いが、寒さは峠を越したようで日増しに暖かくなりつつある。蓬莱峡の曲り橋から大谷川を遡って大谷乗越に上がってみようと出かける。このコースは「大谷乗越から岩原山・譲葉山・行者山・樫ヶ峰・社家郷山('11/03/19)」で大谷乗越から覘き込んだときには道はなかったように見えたが、Webによると砂防ダム建設の道があるらしい。曲り橋の入口の路肩に車を駐めて歩き始める。座頭谷に入り、右手に剣山の大崩落を見ながら右岸道を歩き大谷川の分岐に出る。

 左岸に砂防ダム建設に使ったものらしき広い道が続き、5分強でWebで渡渉点と書かれた石積み堰堤を渡る。右岸にもいい道、100A塩ビの上水管が山側に這わせてあり、Web通りに川床に掘っ建て小屋が見える。上水取水口のところに小規模な崩れがあるが整備がされていた。石積み堰堤に上がると「ナガモッコク」とマジック書きされた分岐がある。地形図を取り出し読むと、ここは西宮市と宝塚市のちょうど境、分岐を東に分けると大谷東沢からナガモッコク尾根に出られるらしい。行こうか行くまいか迷うが東沢側にコースをとる。取り付きに小滝、昔の石積み堰堤建設のものらしいいい道が続く。

 石積み堰堤はあるが、水は涸れ伏流水になって沢床を歩くようになる。最後の石積み堰堤を上がると沢が二分して、地形図では読めない小尾根に上がる。この尾根、「座頭谷バス停から大谷西尾根・大平山を経てナガモッコク尾根('11/06/25)」で、道がなくなって直登した尾根と同じように5mほどの間隔で石積みがあった。この後のコースはほぼ市市境通り、廻き道になってナガモッコク尾根470m+ピークの北鞍部に合流した。下山路にも利用可能な歩き易いコースだった。笹地になって岩原山山頂に着く。寒くはなく木漏れ日いっぱい、山頂の石積に座って行動食を摂る。さて大谷乗越から下山だ。

 六甲全山縦走路に向けて西へ短絡路を歩き、540m+の有刺鉄線のところで、景色でも見ようと、北西尾根を覘き込むと白の残存テープがあって明瞭な踏跡が下っている。また下ろうか大谷乗越に行こうか迷うが、さっき下山コースを見つけたことだし、大谷川遡行は次回以降にしようと諦める。この尾根は、急坂で荒れるが残存テープが続き、大型堰堤とWebに書かれた掘っ建て小屋が見えるとさらに急落、「26」のマーキングのある塩ビ上水管を跨ぐと「大谷通常砂防堰堤」の看板のある堰堤の下流部に出られた。取水口上部分岐はすぐ、曲り橋に下り春の陽光をいっぱいに浴びて弁当を食べる。

曲り橋から座頭谷 取水口上部の分岐 岩原山(573m)山頂 北西尾根から大平山の崩落 大型堰堤と掘っ建て小屋
ホームへ番外の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0979 '12年03月10日 神港野球グラウンドから石楠花尾根道~石楠花谷西尾根 [地形図2万5千 有馬]
①神港グラウンド⇒②石楠花谷第四堰堤⇒③510m+分岐⇒④「日本生命・K14」標⇒⑤770m+四辻⇒⑥神戸市水道局
     9:10           9:45         10:05          10:35       10:40(迷)111:10     11:25
⇒⑦県道東屋⇒⑧六甲山牧場⇒⑫県道「カーブ№61」⇒⑬633m峰⇒⑭点名『草出』⇒⑮釜滝⇒①神港グラウンド
    11:35      11:50      12:10(迷)12;25      12:45    13:05 13:10  13:20 13:30    13:45

 午後から晴れの予報、裏六甲で唯一踏んでない三角点、点名『草出』に登る。この三角点だけなら「神港野球グラウンドから石楠花谷西尾根~石楠花谷('11/07/31)」と同じように、「花山中尾台」の阪神高速速北神戸線のガードを潜って最初の作業道の分岐からなら数分だろうが、それだと面白くない。がその日、水晶山から石楠花谷(東谷)へ下った510m+本谷合流点、新しい砂防ダムところで「石楠花 尾根道」と書かれた尾根道を見つけた。「~道」というからには古道かもしれない。この尾根を登って石楠花谷西尾根で戻ってくることにする。神港野球グラウンドの入口に車を駐めて歩き始める。

 下級生が昨晩の雨で荒れたグランドの整備をしている。テニス倶楽部の駐車場を通り抜け、石楠花谷と地獄谷の合流点を渡渉して、阪神高速北神戸線を潜り、作業道分岐を東にとると「石楠花谷入口」の標があって広く歩き易い道に変わる。「釜滝」の標があり、二~三度渡渉を繰り返し、石楠花谷第四砂防ダムの右岸を廻き500m+の谷合流に出る。左俣へ進み「石楠花 尾根道」の標のある分岐に出る。山道らしく良く歩かれた広い尾根道で、一度崩落地があり展望が開ける。上部は股下に達する小笹が混じり、昨夜降った淡雪も残っていて山靴を濡らす。「日本生命 K14」の標識に出る。

 傍らに「サウスロード」の標識も転がっている。尾根に方向を変えると四辻、真っ直ぐ進むが道が細り笹も深くなり、低木が覆い被さり進めない。四辻に引き返し、すべての方向を探すが続きが見つけられない。地形図を取り出す。サウスロードに近いのなら、さっき低木のあった小さな谷が怪しい。間違っていたら直登しかないと覚悟を決める。さいわい低木を潜ると道の続きが現れ「神戸市水道局 六甲山低区配水場」の下部、電柱「ニシシ 18-R90」に出られた。六甲全山縦走路に出て、県道16号線の東屋から「カーブ№61」へ向かう。細かい雪が絶え間なく降り始め、雪の行軍で濡れたズボンが冷たい。

 ズボンが半分乾いたころ「カーブ№61」に到着。少し上がったコアラ標分岐を谷側に分けたが、前方に砂防ダムが見え始めてまたもミスコース。一度歩いたコースなのに逆だと分かり辛い。コアラ分岐まで引き返し、今度は分岐を真っ直ぐ進む。少し進むと見覚えのある「野村貿易」の割れた標が現れて胸を撫で下ろす。道は幾分広がっていて、前回なかった黄色テープを追うと633m峰に出られ、石楠花谷西尾根にも乗ることができた。点名『草出』四等三角点(032-436)を確かめ、そのまま作業道を下ると田んぼのある農業小屋に出て、石楠花谷左岸道の「釜滝」の少し上の分岐に戻って来られた。

左:水晶山 右:石楠花尾根道 石楠花尾根770m+地点 六甲山牧場入口 「カーブ№61」のコアラ分岐 点名『草出』四等412.8m
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0980 '12年03月19日 山陽電鉄的形駅から高砂市北浜周辺の低山を廻る [地形図2万5千 姫路南部・加古川]
①山電的形駅⇒②72m峰⇒③嶽山⇒④北浜町西浜⇒⑤なんなるの宮⇒⑥峠山⇒⑦桜山⇒⑧大日山⇒⑨北浜町北脇
    9:45    10:10 (籔) 10:3510:40    10:50       10:55 (迷5) 11:15  11:30  11:55 12:05    11:15
⇒⑩姫路四郷町大鳥⇒⑪大鳥山⇒⑫中の山⇒⑬原山⇒⑭大谷山⇒⑮壁取山⇒⑯長沢山⇒⑰亀岩⇒⑱点名『一本松』
   12:30(探)12:40     12:50    13:10   13:20    13:25    13:35    13:40  13:45 13:50  14:05 14:10
⇒⑲六本松⇒⑳赤山⇒21下山⇒22中筋山⇒23大北山⇒24北山⇒25日笠山⇒26浜国曽根交差点⇒27JR曽根駅
   14:30   14:35   14:40   15:05    15:15   15:20   15:30        15:40        16:10

 3月19日に休暇を取って4連休とするが、土曜、日曜共に雨、庭木の世話などして過ごす。月曜日は朝から天気、平日に登山は気が引けるが、これとて退職すれば当たり前だと割り切る。近くの図書館で見つけた「ふる里の山名復活」松本文雄著を参考に高砂市北浜周辺の山に登ってみる。この北浜町は姫路市大塩町側の飛び(越境)地で、この地を取り囲むように超低山群が連なる。東半分の日笠山から点名『一本松』までは、「JR曽根駅から日笠山~一本松('97/02/01)」で歩いているので、今回は西半分を中心に歩くことにする。自宅から山陽電鉄別府駅まで歩き、的形駅から歩き始める。

 まず嶽山だが72m峰の南西尾根尻、「稲荷大明神」の階段から取り付く。意外と簡単だと思いきや畑地が終わると小竹藪が現れる。5分ほどで雑木帯に入って籔が疎になり72m峰に出る。が、ここから東鞍部の農業小屋までが廃竹林の地獄籔。やっとたどり出た小屋の左手から小竹の踏跡を拾って嶽山に着く。下山は、太陽の位置を確かめ真北に下ると畑地が現れ、小道を北浜町西浜の路地裏に下る。峠山へは、「なんなるの宮」の石碑ある峠に引き返して尾根に取り付く。頂上部に農夫が一人、脇道を入るが山頂ではないらしいので、道を続けるとアベマキの大木が立つ峠山に出られた。

 峠山の北鞍部は太い竹の竹林、桜山が近づくと暖地性の照葉樹になって桜山山頂に着く。ここも目印など無く、目印テープを残して立ち去る。東に方向変えると、大日山まで切り開かれているが小竹の密生藪。仕方なく東に尾根を外して竹林と雑木の混成林を彷徨う。唐突に赤い鳥居が現れて大日山「石倉大明神」に着く。ご神体の磐座で小休止をとる。北へ進み、PL32鉄塔で読図の確かさを確認して北浜町へ下る。この先、姫路四郷町大鳥付近で小山(35m)を探すが、姫路JCTの東側にあるらしいので諦め、電柱「オオトリ 51」から山道に入る。踏跡が途切れて雑木を掻き分け大鳥山山頂に着く。

 ここから東鞍部まではイバラの混じる雑木の密生藪、やや南にずれ鞍部に下りつく。北へ位置修正、『道路公団」の鉄条網に沿って歩き、南に方向を変えながらシダのオドロを2つ見送ると、平らでどこが山頂部が分からぬ「中の山」を通過した。この地域の頂上部が平らなのは、戦後の食糧難時代に開墾地だったに違いない。細い踏跡が現れて鞍部に出ると、北浜側から切り開かれた道が上がってきて、竹のベンチが二つ、ああっ助かった。市街地の藪山漕ぎもこれで終わりだ。点名『一本松』135.7m四等(004-468)に寄り、中筋山で藪と最後の格闘をし、日笠山62.1m四等(004-469)まで足を延ばす。

的形駅から嶽山72m峰 嶽山(86m)山頂 大日山(64m)山頂 亀岩から望む北浜の町 中筋山(96m)山頂
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0981 '12年03月25日 帆坂峠、夜泣き地蔵から相場ヶ裏山と北浜小山 [地形図2万5千 備前三石]
①夜泣き地蔵⇒②谷分岐⇒③260m+県境尾根⇒④350m+尾根合流⇒⑤P1・P2⇒⑥相場ヶ裏山⇒④350m+尾根合流
    8:45      8:55       9:05           9:30      9:55(探)10:20 10:25 10:40      11:00
⇒⑦帆坂峠⇒①夜泣き地蔵
   11:30      11:35

 春の足音遠く相変わらず寒い日が続く。今日は、赤穂市と備前市との県境の山、相場ヶ裏山に登る。Webによるとこの山は、大阪堂島から米相場を岡山まで伝えた旗振り山であるという。赤穂の市街地を避け国道2号線西有年から県道557線で大津に出て帆坂峠に到着。Web通りに岡山県側に下り、「夜泣き地蔵」の南に車を駐めて歩き始める。掃き清められた地蔵を見送ると、入口は分かり辛いが右岸に道があって5分も進むと小ぶりな砂防ダム、歩けるところまで歩いて谷床に降りると、谷が二分 したので県境側の谷に入る。ガレ場になるが明瞭な踏跡があり260m+の県境尾根に出た。

 ここにも踏跡があったが、尾根がイバラの混じるシダ帯に入ったので岡山側の雑木林の疎なところ探し急登する。350m+で兵庫県側の小尾根が合流すると剪定バサミで刈られた踏跡が合流するが、またも前方にシダのオドロが現れた。踏跡は突き切るが背高で越えられそうもないので迂回コースをとる(下山時に分かったことだが、このオドロは浅く乗り越え可能だ)。シダが疎になり、360m+標高には、成因は分からないが雑木が枯れている一角がある。平らな山頂部に着く。最初の小ピークを下ると右手から320m尾根の踏跡が合流してきた。この近くに三角点があると思い三角点探しを開始する。

 誰もがこの辺りで三角点探しをするようで踏跡がひどく交錯する。P1とP2を二度往復するが見つけられない。P2の東には小さな松の生える裸地があって展望も開けるが、落ち着いて眺める気にもなれない。ここには三角点はない。だめもとで県境プラ杭を追って、さらに北に進むと、もう一つ小ピークが現れて三角点の白杭が目に飛び込んできた。標石傍の立木には点名『帆坂』のプレートもある。薄い踏跡はそのまま県境に沿って北へ下っていく。座り込んでおむすびを食べる。

 P2に引き返して、裸地から今度は余裕で遠望を楽しむ。北に六道山と長谷池、手前に有年大池、東に百間岳と黒鉄山が見える。下山は、350m+尾根合流までは順調に下ったが、せっかく復路確保のテープを付けたのに、どこをどう間違ったか、県境尾根の東の小さい谷に入ってしまった。すぐに気づいたがシダ藪で引き返せず。さいわい谷にも踏跡はあり、県境から100mほど兵庫県よりに下りついた。帰路に先週登り残した高砂市北浜の「小山35m」に寄り道してから帰宅する。

夜泣き地蔵尊 シダ藪は腰くらいの高さ 相場ヶ裏山(394.9m)山頂 点名『帆坂』の標 北に双耳の六道山
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0982 '12年04月01日 白雲谷温泉「ゆぴか」から小野アルプス縦走 [地形図2万5千 三木・社]
①白雲谷温泉ゆぴか⇒②地方道アザメ峠⇒③鴨池⇒④福甸峠⇒⑤宮山⇒⑥岩山⇒⑦紅山⇒⑧惣山⇒⑨アンテナ山
     7:55           8:35       9:05    9:30    9:40   9:55 10:20 10:30 10:55     11:05
⇒⑩総山⇒②地方道アザメ峠⇒⑪愛宕山⇒⑫アザメ峠⇒⑬安場山⇒⑭前山(NTT白沢中継所)⇒⑮高山⇒①ゆぴか
   11:15     11:25       11:35    11:45     11:50      12:05 12:15      12:35 12:45 12:55

 この時期になると加古川市志方町広尾の円照寺に出かける。「花の寺」として有名だが、私の趣味「椿」が境内に所狭しと咲いていて、ご住職と椿の談義をするが常だった。が、今年は寒すぎて花期が2週間は遅れているから、なかなか出かけられない。椿は来週辺りどっと咲くだろうから、それだと今日が円照寺に行く最良の日だ。朝来の山に登って帰路にと予定していたが、残念にも県北の天気予報は雨。志方町の北方、小野アルプスを縦走して円照寺に立ち寄ることにする。

 実際はこの縦走路で、歩いていないのはNTT白沢中継所のある前山から高山までで、継ぎ接ぎながらほどんど歩いている。往路の白雲谷温泉「ゆぴか」から福甸峠までを自転車を使ってもいいが、これも意外と回収に手間取りそうなので、すべて歩いてやろうと、広い「ゆぴか」の駐車場に車を駐めて歩き始める。まず、加古川市側の山陽道に沿って歩き、白沢集落から山陽道の北の側道を歩いて、地方道アザメ峠を通過、来住町に出てから鴨池まで歩く。西に向かって歩くので寒いが、天気がいいので鴨池周辺から見る景色も抜群、気持ちよく歩いて予定通り一時間半ほどで福甸峠に着く。

 まず、記録のない宮山山頂で最高点の赤い杭を確認、続いて岩山の四等三角点(024-958)も確認。何回か来ている西コースが、ピーク間にこれほどの振幅があったかを再認識させられた。紅山には三人の登山者、これでも下れのるかと思わせるスラグの南壁を下って惣山に向かう。惣山山頂には、昨年「山陽道、磐東跨橋から大谷山・小野アルプス('11/01/22)」にはなかった山頂標が取り付けてあった。惣山以降は両側の灌木が必要以上に伐採されて景色はいいのだが、陽が射すととにかく暑い。総山三角点で10人ほどの中高年登山者が休憩中、地方道アザレ峠の地蔵を見送って東コースに入る。

 東コース前山までは、昨年「加古川市上荘町白沢から沢戻山・馬背山・愛宕山・安場山('11/01/16)」で登ったときと比べて、さほど変化はなかった。肝心の前山以降は、次峰140m+と110m+峰の間には「日光峠」という峠があり、平坦でコース整備も良かったのに遠く感じられた。高山山頂に着く。コカコーラ・ウエストの協賛で周辺整備が行われたようで、東が大きく切り開かれ悠々と流れる加古川が望めた。東屋のところで黍田積石古墳の説明板を読んで「ゆかぽ」に下る。帰路に円照寺に寄ったが、寺には入れたものの、ご住職はおろか誰も居らず、ご病気ではないかと心配で楽しめぬ見物になった。

女池から宮山(中左) 紅山を見上げる 惣山(198.9m)山頂 路傍で見つけたすみれ 高山(120m+)山頂
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0983 '12年04月08日 JRさくら夙川駅から観音山・ゴロゴロ岳~深谷東尾根 [地形図2万5千 西宮・宝塚]
①JRさくら夙川駅⇒②銀水橋⇒③北山植物園⇒④北山貯水池⇒⑤鷲林寺町交差点⇒⑥鷲林寺⇒⑦PL34⇒⑧観音山
    8:50        9:45    10:05 10:20     10:40        10:55       11:10    11:25 11:40 11:50
⇒⑨ゴロゴロ岳⇒⑩PL40分岐⇒⑪深谷東尾根分岐⇒⑫PL33⇒⑬芦屋市霊園⇒⑭阪急電鉄高架⇒⑮JR芦屋駅
   12:25 12:35    12:50        13:00       13:10     13:25       13:55        14:10

 4月3日「爆弾低気圧」と名付けられた低気圧が日本を急襲、我家の物置も波板が剥がれ飛んだので、土曜日一日を費やして修理する。日曜日は天気予報で見る限りでは、最高の山登り日和だ。JRさくら夙川駅から、おそらく兵庫県で一番の桜の名所「夙川公園」で「さくら名所100選」の桜を愛で、夙川を遡ってWebで見つけた「北山緑化植物園」に寄り、これもWebに山頂標があるという観音山北東のピークに登ってみることにする。このコースは山に登り始めた頃「阪急苦楽園駅から甲山~観音山・ゴロゴロ岳('96/03/31)」でたどったコースだが、16年も歳をとると受ける印象はどうなんろうか。

 JRさくら夙川駅は2007年3月開業の新駅、海側に出て西へ150mほど歩くと夙川の桜の堤に出る。神戸に住んでいた時、桜を見に来たことがあるが、今のような賑わいはなかったようで、前回の記録でも苦楽園駅で下車したのもかかわらず、桜の記述がない。40年余ぶりの夙川公園、桜の開花は8分程度でピンクが残り、青空と松の緑にマッチして実に美しい。左岸を上流に向かって歩く。水がきれいだ。この時間でも桜見の人多く、場所取りの青ナイロンがもうすでに敷かれている。 いつの間にか阪急苦楽園駅も過ぎ、桜の木がなくなったと思うまもなく「夙川上流緑道」の杭のある遊歩道に出た。

 そのまま歩道を歩くと、前回「まんまんちゃんでもお参りしたら」と教えられた銀水橋に着く。登山者でいっぱい。50mほど行き旧道に分けて「西宮北山緑化植物園」に向かう。分岐標に従って歩き、猪柵を開け東へ行くが、中腹の池に出てしまい引き返し緑化植物園に入る。今流行のガーデンスタイルの公園で、日本庭園でいう下草がメイン、これも日本庭園にはない黄色と青色の花など、色とりどりの花々がバランスよく配置され今を盛りと咲いている。マクロで花の写真を撮り、県道に沿った歩道で北山貯水池に出てから、鷲林寺町交差点を突き切り「かんのん道」の道しるべの立つ参道に入る。

 前回は参拝しなかった鷲林寺に寄って、寺の北「パノラマコース」で観音山に向かう。取り付きは、六甲砂の急登だったが、PL34からは安定した登山道になって520m+のピークを廻くと、7~8人の登山者が休止する展望地に着く。ここがWebでいう観音山らしく山頂標がある。小休止後、地形図の観音山にもよってゴロゴロ岳で弁当、「柿谷ハイキングコース」で芦屋側へ下山を開始する。この先、PL40分岐で「前山公園」に分けたが、10分ほど下ると「芦屋霊園」の分岐標があったので南に分ける。この尾根、PL33まではまだ登山道になっていない粗野なコースだが、何故か心躍るいいコースだった。

夙川堤の桜 西宮北山緑化植物園で 観音山の山頂標ピーク 真の観音山(526m)山頂 深谷東尾根からの展望
ホームへ番外の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0984 '12年04月15日 東城山・権現山・王地山と篠山城跡で桜を愛でる [地形図2万5千 篠山]
①水上ゴルフ⇒②東城山⇒①水上ゴルフ→③東岡屋⇒④権現山⇒③東岡屋→⑤王地山⇒⑥篠山城跡⇒⑤王地山
   8:55     9:10 9:15   9:20 9:25   9:35 9:40  9:50 9:55   10:05  10:15 10:25  10:55 11:40  12:25

 このところ土曜日に天気が悪い日が続く。今週も日曜日は天気が良く桜は満開。「さくら名所100選」に選定されている篠山城跡を訪ねる。地形図[2万5千 篠山]を見ると周辺に未踏の超低山が残っている。どれも300mにも満たない山だから、篠山市街地の標高を考えると山登りと言えるか疑問も残るが、これらの山を登ってから篠山城跡の桜を愛でることにする。まずは東吹の東城山。本来なら北側からなのだろうが、南側に野池があるので行ってみると水上ゴルフ場があった。農道に入り「MS企画所有地」の看板のところに車を駐めて歩き始める。竹林の歩かれた広い道ですぐに峠に着く。

 もう東吹側が30m先に見えていて両側が高い切り通しで登れず、少し引き返して作業道があったらしい道をたどる。尾根には明瞭な踏跡があって塩ビの階段、セメントブロックの大きな石垣、これが地形図の建物らしく、廃墟の配水池のようだ。城遺構の深い堀切を越えて東城山山頂に着く。北摂探検隊の山頂標があった。写真を撮ってショウジョウバカマの咲く尾根を下山する。東岡屋に回わって「いい部屋ネット」の戸建て前の路肩に車を駐めて権現山の登山口を探す。道標があるがどこから登るかが分からないので、東側の「富山稲荷社」から登ったが、薄い踏跡があるだけで登山道などなかった。

 もうすぐ山頂というところで伐採された竹の捨て場、乗り越え整備された平坦地に出る。私が持つ地形図にある三角点はないようだが、案内板の「権現山」の記述に胸を撫で下ろす。遊歩道があるという諏訪神社側に下ったが、登る人は少ないようで荒れていた。王地山へは、北の前沢田から回り込むと「王地山公園 ささやま荘」書かれた建物のある公園化された山頂部まで上がれた。路肩に車を駐めて248m最高点に登ってみる。東屋はあるがここは王地山ではないらしい。下って北側ピークに行く。今度は「王地山公園 ミュージックサイレン」と書かれた鉄塔が建っている。こちら側が王地山山頂らしい。

 さあ、篠山城跡に行って桜を見物だ。河原町商家群を見ながら歩くと篠山城跡の南側の外堀に出られた。そのまま歩き南西側から城内に入る。桜真っ盛りで、花見客でいっぱい。天守台まで上がる。城は小ぶりだが、外堀と内堀があって屈強そうだ。築城技術に長けた藤堂高虎が縄張りを担当、南東に聳える高城山の八上城から石垣なども残らず移築、わずか6か月で築城した。八上城も明智軍が十一回の猛攻をかけたが攻めきれなかった城だ。幕府は、丹波人気質を見抜き、天守台は作るが天守は建てさせなかったと想像を巡らせる。城内を一巡、復路は篠山城跡の北側を歩いて王地山に戻る。

東城山(289m)山頂 権現山(261.8m)山頂 王地山(240m+)山頂 篠山城跡の外堀の桜 寅さんが居そうな古旅館
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0985 '12年04月21日 JR三宮駅から(世継山)市立森林植物園・再度山・高雄山 [地形図2万5千 有馬]
①JR三宮⇒②JR新神戸⇒③見晴台⇒④風の丘駅⇒⑤布引ハーブ園⇒⑥市ヶ原⇒⑦高雄山砂防ダム⇒⑧森林植物園
   8:35      8:55     9:10    9:30 9:35     9:55 10:25    10:45      11:05       11:40 12:45
⇒⑨洞川湖⇒⑩修法ヶ原池⇒⑪再度山⇒⑩修法ヶ原池⇒⑫分水嶺分岐⇒⑬高雄山⇒⑥市ヶ原⇒①JR三宮駅
   13:00     13:25      13:40     13:50       14:15   14:35 14:40  15:00     15:55

 土曜日は一日中曇りで、日曜日は大荒れの予報が、朝起きると青空。このところの気温上昇で石楠花が咲いているだろうと予定していた神戸市立森林植物園に登る。JR三宮駅から新神戸駅に出て、布引の滝を見物 してから「見晴し展望台」に上がる。ここから見る神戸の展望は抜群だ。少し東に回り込み旧道を歩き、未踏峰の世継山に向かう。少し歩くとWebにある鉄製の階段があったので取り付くが、すぐに砂防ダムが現れ踏跡もなくなる。真北の尾根に急登すると浮浪者の青ナイロンテント、神戸布引ロープウェイ「風の丘駅」が見えて踏跡が現れる。小笹を掻き分け風の丘駅の広い芝生に出る。

 もっともこの駅で降りる観光客はないようでがらがら。東に行くとどこに取り付きがあるのか登山道が上がっており、展望のいい尾根道を登って世継山東峰に着く。世継山西峰への登路を探しに「布引ハーブ園」に入るが、電撃柵と高い塀で入り込めず諦め、市ヶ原へ下って神戸市立森林植物園に向かう。「高雄山砂防ダム」の先で工事中、又ヶ谷から森林植物園に入る。東の外周路から「思い出の道」を歩いて、お目当ての「しゃくなげ・つつじ園」に入るが、隔年性のある石楠花は裏年に当たるようで花付きが今一つ。この場合、西洋石楠花があればいいのだが、これも日本原種ばかりで期待以下だった。

 植物園西門から退園、「市立学習の森」を経て修法ヶ原池に向かう。このコース「神鉄鵯越駅から神戸市立森林植物園('02/11/17)」で歩いているはずだが、洞川湖から仙人谷の記憶がないのは、前回は外人墓地に出てサンセットロードを歩いたに違いない。修法ヶ原池に出る。涸れかけていた池も広い池に改修されてはいるが、40年前あれほど賑わった茶店も寂れ人影も疎らだ。再度越への道の左手「七十七号」石碑から再度山山頂に登り、また修法ヶ原池に引き返す。

 さあ、最後の高雄山だ。現地の観念図では、修法ヶ原池の北側を通り、サンセットロードに出て少しだけ北上すると取り付きがあるらしい。ここには「←高雄山・分水嶺越林道 (森林管理道)」の杭があった。が、この道、道標は完璧なのに、ここまで弁当の時以外5時間以上歩き続けたせいかもしれないがとにかく遠い。430m+東ピークに分水嶺林道への分岐があって、そこからは、稜線に御影石の境石が立っている。蛇ヶ谷から2ついい道が上がってきていて、北側の登路はMTBのダウンヒルのゲレンデらしく10人ほどの若者達がいた。四等三角点(009-021)のある高雄山山頂に立ち市ヶ原へ下る。

見晴し展望台から 世継山東峰(411m)山頂 アズマシャクナゲ 再度山(470m)山頂 高雄山(476.0m)山頂
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0986 '12年04月28日 平野神社から高山と青葉台団地から伯母山 [地形図2万5千 大屋市場・但馬新井・姫路北部]
①平野神社⇒②主尾根400m+⇒③図根点440m+⇒④651m峰⇒⑤高山⇒⑥750m+尾根三俣⇒⑦620m+尾根分岐
   8:25        8:50          9:00        9:35  10:05 10:15    10:25           10:35
⇒⑧540m+尾根分岐⇒⑨鋳鉄橋⇒①平野神社→⑩青葉台団地⇒⑪南ピーク150m+⇒⑫伯母山⇒⑩青葉台団地
   10:45(迷)10:55   11:10 11:15  11:40 11:45  13:30 13:35      13:55      14:05 14:15    14:45

 GWの初日、朝来市佐嚢(さのう)平野から高山に登る。この山、大屋市場、神子畑、但馬竹田、但馬新井の4枚の地形図の交点にある山で、Webによると急峻ではあるが道はしっかりとしているらしい。「平野集落案内図」の下手の道中地蔵のところに車を駐める。平野神社への長い階段はすぐ、参拝道を主尾根尻側に歩いて竹藪の尾根に取り付く。歩かれた形跡もないが竹は疎で、10分ほどでアベマキの自然林帯と桧の植林帯が交錯、主尾根400m+に合流する。尾根は広く、鹿の食害で下草もなく歩き易い。440m+に朝来市の新しい金属図根点、ここから国土調査の青杭と赤テープが続いた。

 470m+で土肥側から桧の植林尾根が合流すると防火帯のような広い切り開きになる。芽吹きかけたアベマキの純林の樹間から、フトウガ峰や段ヶ峰の平らな稜線、右手に点名『絵本』が端正なすそ野を広げる。651m峰を少し過ぎるとまた金属図根点、細尾根の後、今日一番の急登になる。750m+で北に直角に折れて根元の太い桧の間を登り、北東の尾根を廻き気味に高山山頂に着く。南が植林帯で展望なく、北は広葉林が残っている。広い山頂だが、木陰がないからとにかく暑い。先週までウインドブレイカーを羽織っていたのに。近頃、春が短く、冬から一気に初夏になる温度変化が気になる。

 山頂まで続いた国土調査の青杭が、下山する南西尾根にあればと想像をしていたが、どうもそうではないらしい。往路を引き返すのも嫌で南西尾根で下山を開始する。最大の難関と考えた750m+の尾根三俣分岐は無事通過したが、ミツマタの繁茂する620m+の尾根分岐で南尾根に出てしまいトラバース、これで迷い尾根は終わりと思っていた直後の540m+で、またもや南へ尾根を外し登り返すはめになった。「鋳鉄橋」のやや西に下りつく。ここから炎天下の国道歩きを強いられて平野に戻る。時間も早いので笠杉トンネルを潜り、国道29号線に出て姫路市実法寺の伯母山に登ることにする。

 ただ、伯母山の地形図は持っておらず、この山が馬蹄型で、Webでは南東の尾根尻から取り付いたことしか思い出せない。とにかく体温を下げようと国道脇の木陰で仮眠をしてから現地入りする。この尾根尻には鉄板張りの道路があるが入り辛く、東側の「青葉台自治会」の広報板のところに車を駐める。取り付き谷に「実法寺窯」と書かれた窯、谷は雑木の疎林で140m+のスラグ下部まで藪漕ぎはなかった。150m+から北に方向を変えて低木漕ぎになる。鹿の個体数が増えているようでダニが付着する。あやふやな記憶なので標高を間違えたが無事写真を撮り、往路を忠実にたどって下山する。

老波(しわ)から見る高山 フトウガ峰の平らな稜線 平野高山(798.0m)山頂 取り付きの実法寺登り窯 伯母山(179.3m)山頂
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0987 '12年05月04日 国道494号線、黒森峠から石墨山 [地形図2万5千 石墨山]
  9:30     9:55 10:00       10:10        10:50         11:10        11:25
①黒森峠⇒②点名『割石峠』⇒③東温高校山荘⇔④1350m+肩⇔⑤1390m+展望岩⇔⑥石墨山
  13:55    13:30 13:25       13:15        12:40        12:25 12:15      12:00

 田舎の母が転んで骨折したというので連休を利用して帰省する。母は元気、三度の食事を作ってくれ、見舞いのこちらが恐縮する。田舎は若葉が身に染み入る。若いころ見向きもしなかった若葉が 、こうして齢を重ねると生命観を感じるものになるから不思議だ。山に登ろうと思うが、雨ばかりでやっと4日になって晴れの予報。久万高原町から一番近い山、石墨山に登る。「分県登山ガイド愛媛県の山(37)」山と渓谷社p64に載っている山で、皿ヶ峰東端の最高峰で、石槌連峰と向かい合う展望の山であるらしい。面河側から黒森峠に入る。面河ダムから見上げると1000m以上が濃いガスの中だ。

 まず、唐岬ノ滝登山口に偵察に行く。ここは標高850m+で旧割石峠まで180mほどの標高差。フルマラソンを走る妹がいっしょだから歩きの心配はないので、ガイドでは推奨していない黒森峠から登ることにする。川内側の路肩に車を駐めて取り付き表示のある小径に入る。防火帯のようで稜線に10mほどの切り開きがあり、市町境のセメント杭が続く。肩幅の踏み固められた歩き易い道で、面河側は植林だが川内側には自然林が残り 、ミツバツツジがピンクの花を咲かせる。

 予想通りガスっており、1065m峰を越えて展望稜線に出ても石槌への展望は開けない。点名『割石峠』を過ぎると左から峠道らしき道が合流、東温高校の山小屋のある分岐に出る。この先は桧の幼木帯に沿って歩き、いよいよガイドにある桧の植林帯の急登になる。岩と小笹に昨日の雨露が残り我慢の上りだ。25分ほどで笹原になり肩に出る。おそらくここも展望のいいところなんだろうが、それを確かめるすべもなく、南に方向を変え稜線に入る。面河側が育ちの悪い桧林で、東がこれもずん胴で不細工なブナ林。展望岩が現れるがここもまったく展望なし。さしたる急登もないまま石墨山山頂に着く。

  盛り上がらぬまま弁当を食べていると、急に陽が射して燧灘と周囲の山々が見え始める。二人で歓声を上げ事態を見守る。数回こんなことがあったが、汗が引くと寒くなったので下山を開始する。展望岩で今度は足元に広がる樹海を見て、ストックを使っての急坂の下り方を教えつつ肩から急坂を下る。呑み込みの早い妹は、一度スリップしたきりで東温高校の分岐に下りついた。黒森峠までの稜線歩きは、標高1500mまでガスは開いたが、お目当ての石槌連峰は見えず終い。想像以上に自然が残り、展望台の効く山だからもう一度登りたいと思いつつ、振り返り振り返り黒森峠を目指して歩を進める。

点名『割石峠』(1036.7m)四等 群落に咲くユリ科の花 分水嶺急登を登る 石墨山(1456.0m)二等三角点 石墨山を振り返る
ホームへ番外の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved

0988 '12年05月13日 奥田路、内水面漁業センターから点名『絵本』~笠杉山 [地形図2万5千 神子畑]
①本家橋⇒②547m⇒③783m⇒④点名『絵本』⇒⑤858m北鞍部⇒⑥830m+尾根分岐⇒⑦新しい金属四等三角点
  8:40     9:25  10:00 10:05  10:50 11:05      11:30         11:45            12:00
⇒⑧休憩水場⇒⑨850m+双耳東峰⇒⑩笠杉山⇒⑪田路峠⇒⑫710m+林道出合⇒①本家橋
  12:10 12:15     12:35  (10)  13:20 13:30   13:50       14:10       15:05

 空は晴れ上がり、寒気が入って18℃前後で登山日和。先々週登った平野高山からすそ野が美しかった点名『絵本』に登り笠杉山へ縦走する。地形図から察すると『絵本』までが2時間、笠杉山まで2時間、下山に1時間30分くらいかかりそうなので、奥田路を出発地とする。奥田路の中心地、「本家橋」の広場に車を駐める。見上げると783mまでは一気の急登だ。まずは「ヌクイ橋」を渡り「内水面漁業センター」の裏手で渡渉して尾根尻に回り込む。古い鹿ネットを見送ると、山道があったので東の谷へ回り込むが「兵庫県緑と森の公社」の看板で道が途切れ、先の鹿ネットの尾根にトラバースさせられた。

 東が雑木の尾根で西が桧の植林地の急登。547mには古いアンテナの残骸があった。今度は杉の植林地になり枯れた杉葉で太腿を上げなけれならず疲労感が増す。二度小休止をとり、783mに続く西尾根へトラバースする。この尾根はミズナラを主体とする尾根で歩き易かった。783mの東端にでて小休止後、『絵本』への主尾根を登る。この尾根は広葉林帯で東がスパっと切れ落ちる岩稜尾根だが、今までの急登を考えると歩き易かった。860m+ピークの西鞍部にトラバース、広く切り開かれた『絵本』山頂に着く。点名『西山』のピークが見える程度だが、萌える緑と涼風が疲れた体を癒してくれた。

 行動食をとって笠杉山へ縦走を開始する。両側がミズナラが主体の広い稜線は四連の山まで続き、858m北鞍部には水が自噴するヌタ場、858mは地形図とは違い最高点の南側に出る。北へ上っているから802m方向へ引き込まれそうになるが、ここを左(南)へ進む(この地点には三菱マークのセメント杭あり)。両側が桧の暗い縦走路になり、青とピンクのテープが時々現れるが、三菱マークの黄色のプラ杭はスパンが長く当てにはできず、おのれの読図を信じて進む。次峰で東に回れ込むと830m+ピークで青テープは終り。その南西840m+ピーク手前には真新しい金属の四等三角点があった。

 ここから白と黄と赤の三色のテープが現れる。右手の沢に流水の見える850m+ピーク手前で小休止、850m+双耳東峰で行く手に崩壊地を認める。ここで三色テープはなくなり、数を増したピンクのテープを拾ってアセビの尾根を進む。笠杉山直下はまたしても急登、疲労もピークで手前鞍部で大休止をとる。三回目の笠杉山に着く。誰も居らず、北に氷ノ山が見えるのみ。さあ下山だ。902mからの作業道には下らず、峠地蔵のある田路峠から下ったが峠道はすでに廃道。ピンクのテープの付いた踏跡を拾って林道出合に出たものの、この道も09年8月の集中豪雨で修復不能なまでに損壊していた。

奥田路から見上げる783m 点名『絵本』(923.9m)山頂 四等三角点(No.113-268) 笠杉山(3回目)山頂 峠地蔵のある田路峠
ホームへ兵庫の山Copyright(c) 2005-2012 Team-orang. All Rihgts Reserved