若杉原生林と三つの峠 

探訪月日 

2017年9月10日(日)、曇り 

参加者 

安藤・亀野・川上・北島・小松・田中・谷口・原田・播田・福島・横山・福島純子(一般)・長浜〔L・記〕   計13名  

コースタイム 

福崎ライフ駐車場08:10=(中国・鳥取自動車道経由)=09:20若杉原生林駐車場09:45〜(自然研究路コース経由)〜10:30芦津分岐10:35〜11:00若杉峠11:10〜12:05江浪峠12:05〜12:10三国平《昼食休憩》12:40〜12:50天児屋川源流モニュメント12:55〜13:45作業道/廃車放棄地点〜14:20峰越峠14:45=15:05エーガイヤ16:40=18:00福崎ライフ駐車場 【行動時間】4時間45分 

GPSデータ 

【沿面距離】8.2km【累積標高差】+745m、−554m 

【平均速度】1.7q/h(昼食休憩を除く)  

 

下山地の峰越峠(ミソギトウゲ)に車を1台デポし、残る2台を入山地点の若杉原生林駐車場に駐車した。今日は若杉原生林から峰越峠まで三つの峠を回りながら8qの縦走である。若杉原生林駐車場の標高は既に900m、三国平が1128m、峰越峠が1020mなので、アップダウンが少ないコースだ。川上さんの話によれば、2011(平成23)年の秋に峰越峠を起点にして例会が催されたという。調べてもらった情報によると、峰越峠から若杉峠まで歩き、その後江浪峠まで戻り三国平に登ったあと、三県境界から峰越峠へ向かったようだ(注1) 

若杉原生林は昭和61年に岡山県で初めて「森林浴の森日本百選」に選ばれており(注2)、面積は83?に及ぶという。指定されているだけあって、森林浴にはうってつけの場所である。車で行けるというのもファミリーハイク向きだ。歩きはじめの30分は沢沿いの道で、鳥のさえずりとせせらぎの音が実に快い。苔の緑にも癒される。枯葉でふわふわした道も、足裏にやさしい。 

 

1.若杉峠 



歩きはじめてから1時間余りで若杉峠
(注3)に到着した。この峠は美作と因幡を結ぶ近道であった。旅人の安全を守るために宝暦年間(1754年)に建立された地蔵様がある。260年以上も経っているにも関わらず、損耗することなく、今では登山者の安全を見守ってくださっている。 

2.江浪峠 

若杉峠で一休みしたあと、二つ目の峠となる江浪峠に向かう。小さな凹凸をいくつか越え、約50分で岡山・鳥取・兵庫三県の境界に着く。兵庫県内には三府県境界がもう一箇所あり(注4)、若杉峠同様に三県境界マニアにとっては垂涎の場所になっている。三県境界から5分で江浪峠に着いた。江浪峠も昔は鳥取県若桜町吉川と千種町西河内を結ぶ道であったが、今は廃道(注5)と化し。お地蔵様(昭和8年建立)のみが往時を知る証人になってしまったようだ。時刻は正午を過ぎていたが、もうひと頑張りして三国平まで登り、昼食にした。 



3.三国平(1128m)
 

三国平は宍粟50名山の一つで、その名のとおり、頂上は平である。千種川(兵庫県)、吉井川(岡山県)、千代川(センダイガワ、鳥取県)の源流起点となっている。東は天児屋山(テンコヤサン)に連なり、さらには大通峠(オオドレトウゲ)から三室山に続いている。30分の昼食休憩を摂り、天児屋川源流碑へ向かう。 

4.天児屋川源流 

三国平から三県境界まで戻り、峰越峠まで行けば楽なルートなのだが、今回はマイナールートの天児屋川を下った。源流モニュメントまではよかったが、その後が大変で「ワーワー、キャーキャー、道はどこやー」の連発となった。その訳は一部の箇所が夏草で覆われ、足元が見えなくなってしまっていたからである。私自身は過去に二度入渓していたが、これほどまで草は茂ってはいなかった。大誤算であったが、参加者にとっては忘れられない思い出になっただろう。 

 

【注】 

1.2011(平成23)年9月25日催行、鎌田氏企画。 

2.兵庫県内では「天滝渓谷」と「布引と再度山」の2箇所が指定されている。 

3.大屋町と波賀町を結ぶ地点に、兵庫県にも同名の峠がある。藤無山(フジナシヤマ)の登山口になっている。 

4.大阪府能勢町・京都府園部町・兵庫県篠山市との境界にある船谷山(730m)で、ささやまの森公園から登山道がある。 

5. 三国平からの下山時に使った天児屋川沿いの道は、廃道化している道の一部である。 

【参加者感想】  

●標高1000m近辺を登ったり下ったりの原生林の峠歩きです。気持ちのよい杉林やらブナ林の続く道など堪能しましたが、最後の方では足元が隠れるほどの草の生い茂った道を歩きました。人が通っていないような道で大変なところもありましたが、めったに歩けないような独特の楽しさがありました。  (福島) 

●原生林のトレッキングと思い、軽い気持ちで参加。ブナの大木が続く中を気持ち良く歩く。その後は藪漕ぎも有り、中々変化に富んだ楽しい山歩きでした。  (原田) 

●千種川の源流を踏めて嬉しかったです。流れに沿う道は踏まれておらず、ススキをかきわけ下りました。幾度流れを越えたことか…。  (横山) 

●原生林の中を歩いて別世界にいるようでした。夏草で足元が見えない道を何度も渡渉しながらの谷沿いの道もまた楽しかったです。  (亀野) 

●若杉原生林は3回目でしたが、歩いた事のないルートで足元がスリルがあって愉しかったです。  (田中) 

●「なだらかな散策歩き」。大きな杉の木、立派なブナの木に感動・・・。天児屋川源流からは道が荒れていて藪漕ぎになり、何度か渡渉しましたが、次回山行に向けて充分なトレーニングすることができました。  (播田) 

 

山頂標識が埋まってしまう雪の三国平(2017年3月8日)です。 



天気のいい日にスノーハイクに行きませんか?
    

 

 

例会報告


 

 































































































































































































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