ルーフキャリア考察
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ルーフキャリアを利用すれば、荷物の積載量は飛躍的に大きくなりますが、本来の車の性能に対して、燃費、操縦性、騒音等にマイナスに働く点もあると思います。車旅でも、ルーフキャリアに大型アウトドアボックスを満載の車も多数見かけます。携帯品の選択と効率的コンパクト収納には多くの工夫が大切ですが、利用する旅車の大きさ、乗車人数、旅の目的、自炊か外食が主体か等の生活スタイルにより、必要な荷物の内容は大きく違ってきます。従って、キャリアへの積載量の是非は一概に言えませんが、当旅車の場合は、当初は室内の空間を広くする為に、ルーフキャリアに背高アウトドアボックスを満載してみましたが、風圧による騒音や虫との衝突による汚れ、さらにはルーフキャリア頼みの積載方法では、目的地での雨天、夜間での展開が著しく難儀であった経験から、積載方法を再構築しました。写真は当旅車のルーフキャリアの利用状況ですが、(1) 薄型アウトドアボックスとペットボトルの利用 充分な通気孔を設けた薄型のアウトドアーボックスを、冷蔵を要しない食料や野菜の収納専用として使用しています。空きスペースにはペットボトルを利用して、8 リットル(2g×4本)の水の予備を搭載していますが、この水は夏場は直ソーラーの温水として、燃料の節約や、洗濯に大きく役立ってくれます。スキーシーズンの車旅の場合は短期日程でもあり、食料の収納が不要ですので、キャリアの収納ボックスはスキーブーツとスキーウェアーの収納になり、キャリアバーの両サイドにスキー板を搭載しますので室内の積荷姿は変わらず、センターテーブル等の設置には全く影響はありません。前泊する場合のディナーやコーヒータイムもスキー場で楽しみます。(2) 走行物干し場 別掲洗濯と物干しの項でも述べましたが、当旅車ではルーフキャリアを利用して簡易物干し場を設けています。二本のキャリアバーを細いナイロンロープで結べば、走行しながらの物干しを作ることも可能です。炊事用布巾や日帰り温泉で使ったタオル類を三十分程で乾燥させることが出来て、常に清潔に保てます。ただし、安全に配慮して長尺のタオルなどは、ルーフキャリアのサイドバーに直付けしたもう一本のロープをまたいで掛け、走行中に洗濯物が飛ばないよう強力な洗濯挟みで固定します。キャリアバーに張るロープは、ターンバックルを組み込みキャリアバーを一周して上下2段になるようして強力に引っ張ることがコツです。洗濯物の押さえを安定させるには、洗濯挟みを2段のロープを跨いで留めます。60cm×60cmの洗濯網を使って、Tシャツ程度までの洗濯物も走行しながら干すことも出来ます。(3) カーサイド物干し場 これも洗濯と物干しの項で記述しましたが、キャリアバーの穴を利用し、ポールを張り出して車の両サイドに物干し場を作ることも出来ます。通常、立ち木にロープを張り巡らして寝具や洗濯物を干すことが許される場所はかなり制約されますが、地面を使わず、車のみを利用しての物干しは、節度を守れば一つの工夫、アイデアとして、僻地の小公園等の施設でも容認され得るものと考えていますが、管理者が居る場合は許可を得ましょう。(4) ボックス固定インナーロープと蓋の紛失防止ストッパー 走行時、ルーフキャリアに搭載したボックスは、危険防止のためにゴムバンドやロープなどでしっかりと固定しなければなりません。しかし、ボックスを跨いで車の左右に固定する行為は意外と面倒でもあり、うっかり忘れた場合は、走行中に風圧で飛ばされて、事故に結びつく可能性もあり、お仲間の失敗談はよく聞くところです。当旅車では、前掲したボックスに設けた通気口を利用して、一部ゴムを組み込んだインナーロープでキャリアの底板に固定しています。さらに、蓋の紛失防止ストッパーとして、開閉の妨げにならない位置で蓋をボックス本体に繋ぎ止めておきます。これにより、蓋の開閉の度にいちいちバンドの取り外し取り付けも不要になり、また、止め金具の掛け忘れによる走行中の蓋の紛失の心配もありませんし、外観も向上します。(5) 雨天対策 (傘の収納と乾燥) 車旅で、思いの外難儀をするのが、雨天時の傘の使用です。強い雨の場合には、車へ出入りする度の、傘の開閉に要する僅かな時間でも、体はびしょ濡れになってしまいます。収納には便利ですが、折り畳み傘になると尚更です。さらに、濡れた傘を車内に持ち込むのは、厄介な事になります。これらの問題に対処する為に、当車旅では、折り畳みでない大きめの傘を、キャリアの前後に外形48ミリの塩ビパイプを設け、収納しています。雨後の傘干しも車旅では儘になりませんので、これもキャリアを利用出来るように工夫しておけば便利です。雨天以外の日は、前、後部のパイプに夫々収納し、紐で結わえておきますが、雨天時には、車体左右から取り出し易いように前部のパイプに両側から差し込んでおきます。以上当旅車ではキャリアを様々な用途に使っていますが、旅が終われば、車からキャリア本体以外は全て取り外して、日常使用しています。 ⇒《拡大写真18枚》
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