小雲取越え 06.03.11.土

08:48 

もうじき、いつもの紀ノ川SAという時だった。
そろそろ景色がキレイだぞ〜〜!と思って窓に目をやれば・・わあ〜お!

「雲海だあ!」

この時期は明け方の低い気温から、朝陽で一気に気温が上昇するため、奈良の方では良く霧が発生するようだ。
先週の那智のイベントに行く時でもJR奈良〜和歌山の間が霧発生のため30分もの遅れが出ていた。

この景色を見ながら、やまちゃんの奈良・観音峰を思い出していた。
やっぱり・・見てぇなぁ〜
・・観音峰の雲海・・
10:50くらいだったか、道の駅に到着。ここでお弁当とトイレ・タ〜イム!
11:30出発で今日のスタート地点へ移動。

12:00 熊野川・・その雄大な流れをぼんやりと眺めて堪能し・・
12:07 請川の登山口に到着〜!

・・杖が置いてある・・と、いうことは・・結構大変ってことだな・・

バス停の側に右のような表示が。
ふう〜〜ん・・13kmだって・・え?・・
今日のコースは・・・西暦1201年、旧暦の10月

05日、京都を出立した御一行様が
19日、那智大社の詣でられ、
20日、大雲取り・小雲取り・大日越え、30km以上を一日で行ったコース・・
の・・中にある小雲取り12km。


このコースには「王子跡」はない。
王子は参拝までに要所要所で熊野の神に祈ったり歌会を行ったりした場所だ。
すでに参拝の終わった今は、一目散に京を目指すのみ!
何と26日には京に帰り着く早さ!・・・すごいなあ・・・


スタート!










12:12
 今日は80人くらいのツアーとなった。

できれば澤熊講師の話の聞ける範囲にいたかったが、この人数では前の方は混雑するので、今日は後ろからゆっくりと行く事にした。
写真も撮りながら、のんびりと景色を楽しもう〜っと!

12:28 

振り返って眺めれば、とうとうと流るる熊野川が横たわっている


こういう山道の水たまりに 何が?

「カエルの卵やあ〜!入ったらアカンよ〜!」と、誰かが言う。12:48
こんな山の中で?しかも小さな水たまりに?覗き込んだら卵が目一杯ある!
「ひゃあ〜!気持ち悪ぅ〜〜!」とイイながら写真を撮る私・・

「気持ち悪いっていいながら写真撮っとるやんか〜」と、突っ込みが!ありがと〜!

「いや〜!それにしても無責任な母親やなあ〜卵がかえるまでに水が干からびてしまうやんか〜」と、最高の突っ込みも入る!もう〜大爆笑!

13:17 松畑茶屋跡

定家が、ここを通った日は雨。けっこうな降りだったようだ。
この日定家は珍しく輿に乗っていたが、
「輿の中、海の如く、埜の如し」・・ずぶ濡れになったらしい・・可愛そうに・・
「今までに、こんなことにはなったことがない・・」
小屋があって簡単な食事をし、着物を着替えたが、すぐに
「水中に入るが如し・・・前後不覚・・・」








13:28 万才(ばんぜ)峠 ・・伊勢へと続く道。

まだキチント整備されていない所もあるそうだが・・行ってみたくなるねえ〜!
余談だが「万才(バンザイ)」を岡山の私の田舎では「ばんぜぇ」という・・

  








山側にもお地蔵様が
13:53 百間ぐら

ここからの景色は最高!ただし・・ここは百間(約200m)の切り立った崖。
落ちれば200m下まで直滑降なのだ!
お地蔵様がいらっしゃるので・・まあ〜落ちた方もあるでしょうねえ・・



カメラマンの方々が三脚も出して、ひしめき合っている
私は合間をスルリと縫って撮りたい写真を・・・
でも、もうちょっとだけ後ろから撮りたかったけどなあ・・
左横も崖なんです・・これで精一杯・・

14:30 石堂茶屋跡・・地元では「いしんど茶屋」と呼んでいる。
ここには少し下りたところに水場があって未だに飲める。

大雲取には「石倉茶屋」があり、両方とも「追いはぎが出る」と言われた地域。

これは熊野に詣でた親子の墓か?
唯一の希望を持って、命がけの旅だったのだろう









15:07 桜峠

ここで修験者みたいな?一団が・・毎年3月の第二土曜に定家の記した
那智大社〜大雲取り〜小雲取り〜大日越〜30km以上を歩くそうだ

  
去年も、この辺りで出会ったそうだ。

15:19 桜茶屋跡 ・・明治の終わりまで実際に営業されていた

和歌山はJRの全身・国鉄が引かれ、整備されたのが昭和の・・確か私の弟が生まれたくらいだって言ってたっけ〜?え〜?違ったかな?まあ・・いいや・・
それくらい遅かったから、峠を越えるしかなく、大正時代にも重宝されていたと教えて頂いた。

ここから見える山々が「大雲取り」である(左下の写真)


茶屋跡に座って眺める

あそこから、ここを通って〜
大日越え・・?・・
えええ〜〜〜!





あとは、ごらんのような見晴らしの良い、でっかい景色を堪能しながら下る。

 










16:28
ゴール近くで見つけた・・
レンゲだ!        
スミレも咲いていたが
小さすぎたので・・





16:31
小和瀬の渡し場跡

素晴らしく水が澄んでいる!
ゴオォ〜ル!


16:20
尾切地蔵



16:24

10分くらいして出発!
家に着いたのは夜の10時。22時だ。

しかし素晴らしく良い気の行程で、本当に充実した一日だった!
ここは是非!また来たい!来年のツアーで申し込もう!っと!