

黒羽の雲巌寺は、春秋と素晴らしい景観を漂わせます。 この周辺は、もみじ類が、道沿いに沢山あって、これが紅葉して美しい紅葉のトンネルを作ってくれるのです。 そういう意味では、塩原温泉の紅葉とはまた異なった感じの紅葉なのです。 黒羽地域から雲厳寺に向かうに従って、周辺の木々が、接近してきます。 そして何よりも手前の木と対岸の木には川があるために、秋は、寒気が流が流れているのです。 対岸、そして、こちら側の林立する木の紅葉は、二重になってこれでもか、これでもかと自分の方に攻めてくるのです。 本当にきれいな、紅葉なのです。 どちらかというと、ここの紅葉は、べったとした紅葉ではなくあっさりとした感じの紅葉です。 紅葉の時期は、あまり早くありませんが、塩原温泉が、見ごたえが出てきた頃には、この周辺も紅葉しているのが常です。 しかしある年には、急激な寒気によって紅葉が、たちまち終わってしまっていることもあるので、地元の観光協会などで情報を得てから、訪ねて行くことを、お勧めいたします。
さて、この地域は、車でならば、近隣に沢山見る場があるのです。 参考地図では載せてありますが、この地域の新緑と紅葉は黒羽地域とほぼ同じなので、大雄寺は、必見です。 また、湯殿大橋が左下にありますが、ここには、冬季沢山の白鳥が飛来します。 また、那須地域に行けば、やはり白鳥のメッカ、羽田沼が待っています。 ここは白鳥ばかりでなく、沢山の水鳥が繁殖していて、お子様には素晴らしい場所なのです。 最近はあまりの繁殖に、懲りてか、町でえさの貸与を禁止しているくらいです。 足元に来るかもなどに、幼稚園児は大喜びなのです。 また、ここからならば新しくできた、那須アウトレットもすぐです。 当然、この場から温泉地那須、塩原は、すぐそばなのです。 立地条件はそろっているのです
この地域は、歩くといっても、この周辺の紅葉を見てから、次のポイントに行くのに、結構距離があるので、おのずと車かバスの利用をお勧めします。 たとえば、私のこれから紹介する、この雲厳寺の数キロ奥まった場所にある「帝国林業の素晴らしい紅葉」などは、この寺の先、数キロの道であり、茨城県と栃木県の山の県境の分かれ道まで行かないと、見ることができないのです。 清流あり、古木あり、広場あり、そして、清水ありの素晴らしい場所なのです。 私が嘗て、訪れたときには、この清水は、それほど有名ではなかったはずですが、今は、驚くことに、この水を汲みにきて、米を炊いたり、、コーヒーそして紅茶を飲む・・・等かなり有名な清水となっていたのには驚きでした。 時代とともに、これらの自然も変わることを物語っているのでした。
今回紹介する雲厳寺は、誰でも知ってる古刹ですから、紹介写真を見ていただければお分かりと思いますが、あとから紹介する、先にも述べたより奥の地帝国林業の紅葉地は、ちょっとした、ハイクをするような場所というような気持ちになります。 静寂な地、そして楓の紅葉の美しさ、小さな渓流と紅葉の古木との組みあわせ・・どれを見ても、夢のある場所なのです。 最も、こう言った場所は、写真を目的にしている方々の中でも、好みがあるので「素晴らしいという方々」と、「それほどでもない!」という方が、あると思いますが、それはそれとして、まず見てみなければ、その美しさはわからないでしょう。 よくもまあ、これほどまでの素晴らしい林業の場、というか、自然が、今まで、壊されないで残っているものだと嘆息するのです。 たいてい、私が訪れるとその静かな場所には、数人のカメラマンが来ていて、薄暗くなった紅葉の美しさを、写真の収めている風景が、見られるのです。

この地域には、かって、農家がありました・・・そして茅葺き屋根の素晴らしい家が、あったのですが、現在ではそのほとんどがなくなってしまい、紅葉と農家のわら屋根の対比といった夢のような写真は、残念ながら、もう撮れなくなってしまいました。 それでも小さな小屋などは、結構今でも残っている場所もあるので、この小川と、民家の小屋の美しさ、そして紅葉といったものを当てにしていけば、まだまだ十分写真になる場所と思うのです。 いや、見るだけでも、命のせんたくになること、間違いなしでしょう。 ここは、先ほど言ったように「八溝山系」が、せり出している場所です。 峠を越えた反対側はもう茨城県の田大子になっているのです。 黒羽から雲厳寺に向かうにつれて、木々が、生い茂って見晴らしが利かなくなります。 しかし、雲厳寺の先を急ぐと、直ぐ川があって朱色の、しゃれた橋が架かっています。 そして走行している間に、農家の部落が、点々と見え隠れしてきます。 道が、だんだん狭くなりますが、車でも容易に走れるところです。 しばし走り、そして両脇の木々が迫り来ると、そこには、再び壊れそうな苔むした小さな橋が現れ、そこまで来ると、もう目的の地は、すぐそこなのです。
誰が行ったとしてもこの場所、即ち広場は見逃すことは無いでしょう!・・・・林業を営んでいる人たちの家が、煙にまみれて、現れます。そして、木の製材した板でしょうか、沢山見えてきます・・・・そして、大きなイチョウの木が、秋ならば、綺麗に紅葉して、見えてくるはずです。 後は、この大木の懐を真っ直ぐに進めばよいのです。 そして、そっと車を止めて周辺の静けさに浸りましょう!・・・・なんときれいな紅葉の場なの絵でしょうか・・・・雑踏を避けて(いや、避ける必要は無いのですが!) 来た故、ムードが、異なるでしょう。 小川あり、水のたまった場所あり、倒風林あり・・・・何をとっても歴史的な木々が、ここでは見られる場所なのです。 しばらく周辺をあるっても良いでしょう。
ここは、古木が多く、全体に赤茶けた色合いのする、珍しい感じの「古い林業の広場」です。 今ではあまり見られない場所で、よくもこのように保全されていたものだと思うのです。 この場所の難しいのは、「紅葉の時期」がいつが良いのか割り出すのが難しいのです。 春は若葉が遅く、紅葉は、いろいろであり、雲厳寺紅葉の終わる前後に最盛期を迎えるのですが、一度、寒気が入ると、ひとたまりもなく、散り去ってしまい、景色が大きく変動してしまうのです。
これは、私の私的観察と、感想です。 若し皆様が訪れたとき、どの様な感動を持つかは、私は分かりませんが、多分この地も、関東の杉の木が多いので、この地域だけが、広葉樹が残っているので、素晴らしいのだと思います。 この場の、壊れそうな橋とか、それらが苔むしているところを見ると、かなりこの地の歴史が感じられる所なのです。

ご覧のように、この地は、静かな雲厳寺とはまた異なった趣のある地です。 静かに散策してみましょう! 多分皆の心に美しい思い出を与えてくれることでしょう。 こんな所に、こんな素晴らしい場所があるのだと、きっとわかるはずです。
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