栃木・蔵の町を辿る

蔵のある栃木 

 今回は、やや広く栃木の町中の蔵などを主体に見て見ようと思う・・前回は、主に、一般の見学コース沿いが主体であったが、今回はやや街の中心部を離れた場所から見ていこうと思ったのである・・栃木は細い通りに出て、初めてその良さが分かるわけである。 車で走っただけでは、その神髄は、分からないのである。 見たこともないような場所に出くわすのが、一つの楽しみであり、その時、本当に嬉しくなるのだ。 栃木というと下の蔵の商店は、最も有名な荒物屋であろう・・・・名物の箒などを、昔のままで販売しており、しかも今なお蔵造りの商店である。 良くもこんな美しい絵巻が残っていたものだと驚くばかりである。 ここは、本通りの東側で、誰でも目にすることが出来る場所に位置しているのだ! 本当に素晴らしいの一言である。

 

栃木と蔵の町

 栃木を西の街道筋から、中央通りへ向かうと、この様な神社が見えてくる。 多分、鳥居が多い方は、稲荷さんかも知れないが、色がぬってないところが、やや古さを感じ、珍しいと思うのである。 今回、初めてお目に掛かったのである。 そこには素晴らしい生活、風習が、生き生きと感じられたのである。

思わぬ新しい発見のある町、生活感ある風景が至る所に転がっている栃木の町中・・・・誠に素晴らしいところだ・・・

 

 この様な商店は、大都市の裏道に行けば見つかると思うのは、大間違いで、今では、れっきとした綺麗な店構えとなってしまい、そのように営んでいる店が多く、 今では、殆ど見ることが出来なくなっているのである。 そういう意味では、浅草界隈は、裏町に出るとやはり素晴らしいが、ここをは、戦前からの物が多いので、ピカ一であろう・・・・

 私もこの様な店構えを見る時、往時の通りの脇で、洗い張り店があって、そこでは道端で、いつも独特の反物の張り替え作業を、竹籤を操って干していたのを思い出すのである。 しかし、今では全く見ることが無くなってしまった・・・・もったいない運動から言うと、使い捨ての時代に入ってしまったのであろうか・・・ 本当に呉服店は、この様な、ムードで営んでいたのをおもいおこさせてくれるのである。 レプリカとは異なり、重々しい出で立ちを感ずるのは、わたしだけであろうか・・・・

呉服店

 このしっかりとした造りの蔵は、何であったのだろうか・・・・造り酒屋の煉瓦色の煙突二本が、歴史を感じさせずにはいなかったのである。

 

仮に、どの通りに入ったにしても、こうした蔵が現存すること、そしてこれが、未だ生活していること自体、まったく不思議でもあるのだ・・・・スクラップアンドビルドによって、近代化しても、無人アーケード街やシャッター街になっている町並みを思う時、この町は、まだまだ、街総ぐるみで、全国の観光客を呼び込む遺産が、数え切れないほどあることにおののきさえ、感ずるのである。誠に素晴らしい遺産の残る町なのである。

では、少し町の中心地に近寄ってみよう。 川を中心として、急に町並みが変化するような気もする。

ちょっと街角に入り込むとこうした、旧町並みが、残っていた・・・・・

祭りの時の大通りは、流石、忙しくもありきらびやかである・・・・祭りが未だ始まる前の様子は、この様に、おもしろい雰囲気が感じられた。

普通の感覚では蔵の店と車の店は合体しないであろう・・・・所が、この町では、この方が町のイメージに本当に合うから興味深い物である。

 以上、今回は、’蔵造り’と言うことで焦点を合わせたが、未だまだ沢山あってその全容は、ここで紹介することはとても、出来ないのだ。 本当に魅力の詰まった街であることには、違いないのである・・・・そして色々な、老舗商店が今でも活発に商売を営み、皆に今でも愛用されている品々が多いのも事実である。

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