大谷石の里を歩く

大谷路を探索する

大谷と奇岩

大谷にはこのような奇岩が沢山あります。 探せばきりが無いことでしょう。そしてこれらが美しい奇岩を形成しているのです。 そういう点では陸の岩場の松島なのでしょう!

 

 

 宇都宮市の西方に、大谷石で有名な「大谷石の里」が静かに点在しています。 嘗て、日本全国、どこへでも、搬送して建築材として用いられていた大谷石、今では、歴史遺産であり、新しい模索が、進められているのです。 そういう中で、今日は、「大谷石の里を歩く」をテーマとして、その歩き方の一端を、ここに紹介してみようとおもいます・・・・といっても、それほど特徴的な場所を紹介するつもりは、ありませんが、まず、ゆったりと、下の概要図から見ていただき、多気山の麓から大谷に向かって、行くことにしましょう(多気山と多気地蔵尊)・・・ これが、一番分かり易く、この地の全貌を掴めるからです ご承知のように大谷石は、宇都宮市の地下一帯に散在している石の厚い層です。 その層を、昔から大谷石として掘り出したもので、大きな石切り場の跡が、方々に点在して見て取れるのです。 考えてみると、白い粉のプラスター等は、採っていないので、空気が汚染されるというようなことは無いので、安心ですが、作業自体は、非常に危険なものなのです。 さて、この路をまず東向きに歩くと、丁字路に出ますが、ここをすぐ右方向に曲がりましょう。 最も、左方向に小さな小川と大谷石の奇岩が、乱立している姿が見えるでしょう!・・・・そちらに、興味がある方は少し訪ねて、見るのも、いいのかもしれません。 大谷の昔からの生活、そして風景が色濃く見て取れる場所なのです。 家があり、大谷石があり、そして川が流れる自然風景は、この地独特の景観を有しているに違いないのです。

 地元に住んでいると、風景慣れしてしまい、あまり石風景の迫力はないと思いますが、他県等から見にくると、非常に異様な風景であると感じられるようです。 そして、右に曲がって少し行くと、もうそこには大谷石の公園が、広く整備されております。 かって、ここにヘルスセンター施設があったのですが、今は無くなって、このように広い場所ができたのです。

 

 この大谷石の公園から、小さな川の橋が見えるでしょう・・・・ここを進むと大家石の資料館が、あります。 時間的には徒歩で5分くらいです。 ただここに入ると地下の空間が、広いので多分一時間程度の旅となります・・・・まるで鍾乳洞の探索と同じフィーリングに誘われることでしょう。 昔の、石切り場をそのまま残して資料館にした場所なのです ここでは、音楽をやったりテーマごとの作品紹介そしてバレー等、さまざまな催しが、行われるのです。 タイミングがいいときには、それらの催しが見ることができるでしょう。

 

 さて、この資料館は、先に見てもあとから見てもいいのですが、今日の目的の大谷の観音様を見ることにいたしましょう  ここにくるときに多分日本最古の観音様、大谷寺というような案内標識を見ていることでしょう。 この観音様は、大谷石の洞の壁面に彫られている観音です。 岩の洞が、天井に大きく、せり出しており、その中に彫られているわけです。 ではそこを見てみましょう。 ところで、あまり知られていないようですが、この観音を、お参りした後、その裏側の池の端を散歩してみてはいかがでしょうか・・・実はこの場所、春の花時には、素晴らしい景観を見せてくれる場所なのです そして、時間があればこの奥をしばらく行くと岩山の頂上に出ることができるのです。 もし希望の方は、観音の案内のところで聞いてから行くようにしてください。 今は、かなりきれいに整備されており、昔の情緒と変わってしまいましたが、自然がいっぱいの場所なのです。大谷石と松の組み合わせは、抜群です。

 

 さて、この観光が終わったら、今度は、この先の岩場の間に立っている大谷平和観音を見て回りましょう・・・・この観音は、先の観音とは異なり戦後に建立された観音です。(大谷観音というと、大方の考えでは、このどちらか一つを思い出しますが、全然、異なるものなのです)そして、大谷石のムクの状態から、彫り出したものです。 そして、時間があればこの後ろ側に登り、周辺を展望してみましょう。 今見た大谷寺、そして周辺が、良く見て取れるでしょう・・・・それほどここの観音は広く高いのです。 さて、仏像などに興味がある方は、この周辺を、少し探索してはいかがですか? いろいろ興味深い仏像などが点在していて、過去培われた、生活文化の流れが滲み出ている、場所であり、それが、感じられるでしょう。

 

大谷石の町・地図

 さて、この大谷の観光コースは、それほど時間がかかるわけではありません。 周辺1.5km程度の中に、全てがまとまって入っています。 安心してハイク程度の感覚で探索出来るでしょう。 しかし、車がないと、ここに到着するまで、時間がかかります。 やはり、JR宇都宮か、東武電車で宇都宮に来てから、大谷方面行きのバスで約、40分程度かかります。 

 そして、ここから「ろまんちっく村」は、車ならば直ぐですが、歩くのには、大変なことです。 是非、車をご利用ください。 そうすれば、楽しいいいコースとなること請け合いです。

参考:大谷石について

・・・・今から2,000万年前の、新生代第3紀中新世の前半、日本列島の大半がまだ海中にあり、その一部がわずかに水面上に出ていた時代に、流紋岩質火山の爆発により噴出した、火山灰や軽石を含んだ火山灰質のものが、海水中に堆積し凝固して出来たと言われています。・・・・ 大谷資料館より

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