塩原温泉には、沢山の渓流があって、これらが集まって、大きな箒川、即ちバレーラインを形成している。 中でもこの小太郎ヶ淵は、丁度塩原温泉の福渡から最初の丁字路信号をバイパスの方に進み、2本目の橋の手前を左折して、いわば古い温泉地帯の「塩の湯温泉」の方に向かい、そしてそこから標識で右折して、少し曲折のある山道に入った、山中にある山間渓流なのである。 この道は、春から秋までは、遠く矢板地域に抜けることの出来る、山道のバイパスとしても機能しており、随所に美しい沢等の探索場所が、沢山あることで有名な場所だ。 名前が、いかにも古いイメージを漂わせているが、そのとおりでここには歴史的な伝説がのこっているのである。この周辺には、残念ながら足湯はない!
それは、ある時、家来たちは、若君小太郎をそそのかして、紅葉狩りをこの地で行い、家老の暗殺を謀たが、計画が事前にもれてしまい逆に攻められ、矢傷を負った小太郎は、この淵に身を投げて果てた、といわれる伝説が今でも残っているのである。そして、今なお、小太郎の墓は、門前町のあの牡丹の花で有名な妙雲寺にあるといわれている。 その他、このような場所は: 「龍王峡!」 「含満ヶ淵」 等が有名です。 ★★ 尚、この地の紅葉は、例年の11月3日頃が素晴らしい紅葉であり、塩原温泉の紅葉が、始まった頃では少し早いのが特徴です・・・・

この地は、名所旧跡になっており、国立公園の小太郎ヶ淵として、指定遺跡となっている。 この地は、今では車も楽に行き違えるような道路になっており、この渓流沿いに車を停めて、この河原に降りて周辺100メートルぐらいの岩場を探索できるようになっている。 秋の紅葉時期は特に素晴らしく、かなりの人が訪れる名所なのだ。 鬱蒼と茂る杉林の中に、団子屋があって、そこでの茶と団子を渓流を見ながらほうばるといった楽しみ方が野性的で皆に好感を持たれているのである。 上の写真からも分かると思うが、縁台が左にあると思う・・・・そう、そこに座って渓流を見ながら団子茶などを飲むと行った過ごし方が夏の時期には本当に楽しい一時を演出してくれるのである!


上の左の写真では、その道をおりてきた場所に紹介している国立公園の小太郎ヶ淵の案内表示である。 かって歩これほど道幅はなくやっと車が通過できる程度であったが、今は、こんなに広く取られており、安心して周辺の探索が可能となっているのだ!この林の右下が例の淵のあるところであるが、それほど急流は流れていないので、安心して欲しい!
さて、話は変わるが、小太郎ヶ淵などと淵と名が付くところは、昔から色々な話がつきまとう場所なのかも知れないが、ここはけっしてそのような感じの淵ではなく、一人ぼっちでここに居るなんて言うことさえしなければ、観光的な場所であり、けっして尻込みするような場所でないことを付け加えておこう・・・・多分、感じとしては、日光の含満ヶ淵のスケールの小さい物だと思えば間違いないだろう(但し付け加えておくが、石仏類は皆無である)。 ここは、ハイカーがこの場を、目当てに温泉街から登来て、その帰りに風呂を浴びて帰ると行った楽しみ方が出来る場所で有り、そう言う風な旅の人の好みの場所として発展してきたのである。

初夏から夏にかけてのこの場の過ごし方には、涼しい空気に当たっての休養は、勿論、素晴らしいことのひとつであろう・・・・渓流のせせらぎを聞きながら、暫く休んでゆくというような過ごし方は一番いいのかも知れない・・・・この写真では、上の方をカットしてあるのでお分かり頂けないが、実は石造りの橋があって、そこをどんどん登ると、昔の温泉が有ったと言われる幻の温泉地域に行くのである。 今では、その温泉さえ出ているのかどうかも分からないが本当の幻の湯であり、私は、一度探索してみたが、遂に見つけることは出来なかったことを思い出すのである・・・・(もし興味がある方は、甘湯温泉で検索するとその一部を見ることが出来ます)これはこの上流が甘湯沢と名付け等れている処からの名なのです。


この岩周辺には、今はこの団子屋が準備している椅子があって、自由に座って休憩することも出来るようになっており、そして川縁に見えるような古い店先で商売を営んでいるのだ。 何とも言えない風流な姿は、きっと都県から来る人達には魅力的なのかも知れないのだ! この渓流の流れは、ここから一キロ半くらい下方に下りそこで箒川の本流へと合流するのである。

春の新緑の様子と紅葉の様子は、全く異なるのでそれは好みで行くことをお勧めする・・・・いずれも見逃したくないほどの美しさが有るのがこの渓谷なのである・・・・やはり塩原温泉は温泉と渓谷と言うことなのである。 最も渓谷探索ならばいくらでもあって、元湯温泉方面に行けばそれはそれは山深い場所の探索が可能であり、沢に沿って探索を楽しむことが出来るのである。


この橋を渡って何処に行くのか知りたい方々は多いと思われるが、この道はかなり奥まで続いており、約一キロぐらい登ると民家が現れてきて、そして先ほど登ってきた道と一緒になり丁字路を構成しているので右に行けば山間道路で矢板方面へ、そして左に行けば塩原の待ち枝と戻ることが出来るのである・・・・

ここの紅葉は場抜群であるが、かなり遅い時期に紅葉する・・・・そしてこの小太郎ヶ淵に来る途中に「塩の湯という昔風の温泉街」があると述べたが、この場所の紅葉も素晴らしいので、見逃すことの出来ない超お奨めの場所の一つと心にとめておかれたい。 全く人影もないような処なのであるが、今も旅館を経営しているところが二軒ていどあり、その風呂がそこにある清流とほぼ合わさっており黄色く彩られた素晴らしい雰囲気の歴史的風呂を演出しているのである! ただ残念なのは、日帰り温泉は実施していないので宿泊するしか手はないのである! 参考温泉紹介: 柏屋


この塩の湯は、現在営業をしているのは二軒程度であるが、非常にひなびた温泉地帯である。 そして、この辺の旅館では、温泉風呂と川の流れが一緒になったような造りとなっているところもあって、非常に魅力的なのであるが、残念ながら立ち寄り湯は実施していないので念為。 しかし、嘗ての歴史的な建造物を見ると、如何にこの様な山奥の温泉宿が、こんなにも栄華を極めたのか程知れないくらいの歴史をひしひしと痛感するのは、私だけであろうか?

この地の周辺紅葉は素晴らしく、時期的には遅れて紅葉するが、それは、この辺の地形的な特徴からくるのであろう・・・
地図:地図はこちら、 周辺探索: 奥塩原新湯を歩く!、 妙雲寺ボタン寺、 湯っ歩の里足湯施設、 同類の場所紹介--含満ヶ淵、
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