中村由信氏

昭和30年代から昭和65年にかけて活躍しました、プロカメラマン中村由信(なかむら よしのぶ)氏を紹介するページです。
写真集は絶版となっておりますが、作品の一部は四国新聞社ホームページ「新瀬戸内海論 島びと20世紀」に掲載されております。

四国新聞社ホームページ「新瀬戸内海論 島びと20世紀」

オリンパスフォトパス・フォトストーリーに、2006年11月より月1回の更新で「スナップフォトの決定的瞬間」が12回掲載されました。また特別編「蒸気機関車」が2007年12月より月1回の更新で4回掲載されました。残念ながら2017年の改編で、削除となりました。
「中村由信氏のスナップフォトの決定的瞬間」と「中村由信氏撮影の蒸気機関車」は、オリンパスフォトパス・フォトストーリーに掲載されたものです。

 中村由信氏のスナップフォトの決定的瞬間
中村由信氏撮影の蒸気機関車
「中村由信氏撮影の軍艦島」は、生活感あふれる光景が写し出されています。売店には昭和34年(1959年)今上(きんじょう)天皇が皇太子のとき、ご成婚の提灯が吊るされています。撮影は、ほとんどがこの頃と思われます。狭い島内では、隣の建物に物干し竿を掛けて洗濯物を干していました。トンネルになっている通路が、ところどころにありました。端島と高島の間に中ノ島があり、墓地がありました。
 中村由信氏撮影の軍艦島
中村由信氏略歴
大正14年(1925年)11月1日 香川県香川郡直島町に生まれる。
昭和19年(1944年)3月 香川県立高松中学校(旧制)卒業。
昭和21年(1946年)三菱金属直島精錬所に勤務。
昭和24年(1949年)岡山在住の写真家緑川洋一氏に師事。
昭和30年(1955年)1月 東京光芸社に入社
昭和30年(1955年)8月 退社してフリーとなる。
昭和33年(1958年)6月 日本写真家協会(JPS)
            第1回新人奨励賞を受賞。
平成 2年(1990年)12月3日 逝去、享年65歳。

主に各種月刊雑誌のグラビアページを撮影する報道写真家として活躍する。ユーモアあふれるスナップや、趣味が高じてのSL写真も評価が高い。アマチュアカメラマンの指導にも熱心で、オリンパスカメラクラブや支部活動にご尽力された。
中村由信氏著書
こんぴらさん 瀬戸内海 瀬戸内海の旅
1956年 9月 1959年 7月 1961年10月
角川書店 角川書店 社会思想社
日本の海女 瀬戸うちの人びと 日本の汽車
1962年 6月 1965年10月 1968年 5月
中日新聞社 社会思想社 河出書房
 
汽車 蒸気機関車 汽車日本の風土と蒸気機関車
1969年11月 1970年12月 1971年 7月
河出書房新社 あかね書房 写真評論社
汽車と私 D51蒸気機関車 中村由信の汽車の本
1971年 9月 1971年10月 1973年12月
あかね書房 あかね書房 矢来書院
私の組写真作法 海女 日本の鉄佛
1977年 5月 1978年 9月 1980年10月
アサヒソノラマ社 マリン企画社 小学館
スナップフォトの実技 SLグラフィティ 日本方言図鑑
1982年 9月 1985年12月 1986年 3月
アサヒソノラマ社 新潮社 新星出版社
ローカル線旅情 酔写醒談
1987年 2月 1989年 8月
日本交通公社 オリンパスカメラクラブ
中村由信氏写真展
  日本の海女 フジフォトサロン
  停年 月光ギャラリー
  平家の末裔 月光ギャラリー
  野菜の唄 フジフォトサロン
  桧枝岐 月光ギャラリー
  日本の汽車 東京高島屋
  日本の汽車 大阪高島屋
  汽車のいる風景
  ユーモア写真展
1986年 5月   日本方言図鑑 オリンパスギャラリー
1987年 5月   中国秘境 女人国 探検紀行 オリンパスギャラリー
1991年11月   中村由信遺作展 オリンパスギャラリー
2006年 3月   日本方言図鑑 JCIIサロン
*写真展は18回以上開催されておりますが、掌握しておりません。
中村由信氏写真展案内はがき
「中国秘境 女人国 探検紀行」には中村由信氏、「中村由信遺作展」には上月 晃(こうづき のぼる)さんのサインがあります。上月 晃さんは宝塚歌劇団星組トップスターで、女優や歌手として活躍されました。1942年熊本県山鹿市生まれ、1999年逝去されました。中村由信氏奥様の妹さんです。
写真展案内はがきは、オリンパスズイコークラブ東京支部・藤原弘明さんよりご提供いただきました。
中村由信氏受賞
1958年6月 日本写真家協会(JPS)第1回新人奨励賞
中村由信丸進水60周年記念
1985年11月1日に中村由信氏はめでたく還暦を迎えられました。以前から“赤いちゃんちゃんこ”は絶対に着ないと言っておられたので、オリンパスカメラクラブ東京支部が中心となり「中村由信丸進水60周年記念大漁旗」を送ることとなりました。千葉支部に大漁旗作成の段取りをしていただき、幅広く乗組員を募りました。当時の目録には174名の乗組員名 / 大阪支部一同 / 広島支部一同 の記載があります。中村由信氏には内緒で進んでいたはずでしたが、計画は浸水しておりました。写真は贈呈式における中村由信氏ご夫妻です。
中村由信丸進水60周年記念 乗組員名簿