2017年01月27日
阿波国見山(1,409m)
後山峠登山口 上の登山口 1370m 国見山山頂 1370m 上の登山口 後山峠登山口
9:10 10:10 12:00 13:05〜13:35 14:05 14:55 15:35

今日は親子登山です。
昨秋一眼レフカメラを購入し、撮影に意欲を燃やしている(?)二女に是非とも霧氷を見せてあげたい。
でも雪山は全く経験ゼロなので、さぁ・・・どこの山がいいかと考え、思いつくのは阿波国見山
高知から行き易いし、あそこなら雪山入門の山。
危険個所も無く、上の登山口からだったら短時間で登れる・・・という事で出かけたのでした。
天気予報は午後から曇りですが、何とか午前中には登れるでしょう。(と、甘い考え・・)

冬場ここを抜けると景色が一変する祖谷トンネル、今日もトンネルを出ると道路脇の雪も一段と増えました。
あわよくば上の登山口から、なんて考えたのは甘かった。
上の登山口へ向かう分岐には10m程轍があるのみ、とても車が入れるような状況ではないです。
そして下の後山峠登山口に到着。
先客の3人グループ(男性2女性1)の方たちが出発準備をされている所でした。
彼らも高知から来られたとの事。
3人共アイゼンを着けられています。
私たちもそれにならって6本爪(二女)10本爪(私)をそれぞれ着けました。
『あんたらぁ親子かね?えいねえ』なんて言ってくれて、モタモタしてる私たちを手伝ってくれます。
そして一緒に出発。

 後山峠に駐車 登山開始 

雪は深いものの湿っていてアイゼンは要らなかったな、と思いながら歩きますが、初心者の二女には安心感があるようです?

樹木越しに東の展望が開ける 深い雪 

今季は皆さんの掲示板等で、阿波国見山の情報を見かけなかったので積雪量が心配ではありましたが、昨日はモンベル主催の国見山ツアーがあったようで、トレースはあるだろうと楽観していました。
雪は多いですが、気温は高め。
汗をかきかき、まずは上の登山口に到着しました。

 尾根を進み  上の登山口に到着

広々とした上の登山口。
ゆっくり登ってる私たちですが、追い付いて来られる人も無く、今日は私たち5人だけのようです。
3人グループの方たちがいてくれて幸運でした。

 雪が多い 階段を進む 

彼らとは前後して登って来ましたが、上の登山からは私たちが先を歩きます。
雪の量もぐっと増えて来ました〜。

 一段と深くなった雪 まずは一つ目の防火帯 

いよいよ防火帯に入ります。
この辺りから霧氷が出て来るのだけどね・・・その気配もありません。気温も高めだし・・・。
2つ目の防火帯で先頭を歩いていた二女が『足跡が無くなった〜』と言います。
え〜〜っ!?トレースがあるとないでは大違い。
昨日のツアーは途中で撤退したのかなぁ?それとも催行が中止になったのかしら?
いずれにしても、この先はラッセルせんといかんのやね・・・。

 二つ目からトレースが無くなる 雪の深さ(もっと深い所も) 

急登の防火帯、雪は深い所で太腿くらいまであります。
なかなか進めない。

 ラッセルを頑張る雪山初心者  枝も重たそう

70代半ばという男性2人は経験豊富、かなり歩き込まれているようで心強いです。
『わしらぁはもう速くは歩けんけど、いくらでも歩ける』との事。頼もしい限りです。
このお二人がいなければ、途中敗退していたでしょう。

 やっと1370mへ  ますます深い雪

何とか1370mに着き、道は緩やかになるけど・・・霧氷は無い。

 霧氷があればね〜

そして予報通り、あんなに青かった空はどんよりと曇って来てしまいました。

 まだまだ続くラッセル 天気は下り坂 

ブナの尾根道、ここの霧氷を二女に見せたかったのにね・・・残念です。

やっと小屋が見えて来ました。
3人グループの方たちは、ここで休憩されるようです。
私はこれ以上天気が悪化せぬ内に、とりあえずは山頂に行きたい。

 霧氷見当たらず・・・

という事で、ラッセル頑張りましたよ〜。
頂上直下のあの急登のラッセルはなかなか大変でした。
『あんた、お母さんのこの勇姿を写してや〜』と下にいる二女に言いますが・・・
『写したけど、お尻が大きくてみっともない』との事。もっともです・・・・。

 やっと山頂 遠くに太平洋が見える(画面では分かりにくいですが中央右) 

さて、本日の値打ちある国見山山頂。
飯野山も見えてるし、太平洋も瀬戸内海も見えてる。
でも青空は無くなって暗い・・・ああ〜この木に霧氷があればね〜。

 三嶺方面にはまだ陽射しあり

それでも山頂で30分程過ごしました。
私はここでアイゼンを外しました。

小屋まで戻り中をのぞくと、3人はもういなくなっていました。
登頂せずに下山されたようです。

 遠くに剣・次郎 より暗くなった空(小屋横のブナ) 

下りは自分たちの付けたトレースがありますからね・・・楽に歩けます。
その内に先を下りて行く3人に追い付きました。
”尻セードは全然出来ん”って言っています。
私も持って来ていた尻セード用のボードですが、ただただ雪の中に身体が沈み込むだけでした・・・。

 3人に追い付く もう夕暮れのような空 

上の登山口まで戻った頃は、もう夕暮れみたいになってしまいました。
3人グループは、後ろを歩く私たちに気を配ってくれつつ、振り返りつつ歩いてくれています。
登山口が近付き、雪もずい分少なくなって来ました。

 上の登山口に下山 ひたすら下って 

初めての雪山でラッセルまでして、二女はちょっと疲労困憊の様子。
何とか無事下山となりました。
青空&霧氷の楽しい歩きを想像していたでしょうにね・・・すまん事です。
これに懲りないでね。

 無事下山  ぼけマートのお蕎麦

下山後はぼけマートでお蕎麦をいただいて温まり、高知へと帰る頃には日も暮れてしまいました。
登り4時間もかかった今日の国見山、あの3人の方たちがいなければとても山頂まで行くのは無理でした。
出会った事に感謝です。
お世話になりました。