山の雑学
深田久弥
・ 北に遠ざかりて雪白き山あり (平家物語巻十 海道下り)
白銀の南アルプス(赤石岳付近)
深田久弥はこの文を愛し、よく揮毫した。
・ 山の茜(あかね)を顧みて 一つの山を終わりけり
何の俘(とりこ)のわが心 早も急(せ)かるる次の山
未丈ケ岳登山の折 越後駒ケ岳をかえりみて
・ 百の頂に百の喜びあり
原文はゲーテの「すべての山に憩いあり」をもじったもの
白山の命名
・ 白山の名は雪にぞありける
「大菩薩峠」中里介山 筑摩書房 第8巻 67ページ