

西武秩父線の東吾野駅に降りたのはわれわれ30名だけだった。
雲が低く、いつ降り出すかわからない天気だが、20年度の初めての山行きなので、なんとか帰るまで持ちこたえて欲しいものだ。

国道299号を渡り虎秀の集落に入る。福徳寺の門前に、本堂の裏からユガテに登る旧道を復活させたので、
ぜひ利用して欲しいという案内板がたっていた。
沢沿いのサクラは盛りをやや過ぎ、盛んに花びらを散らしていた。
ツバキ、ツツジ、ヤマザクラも咲き、里山の春は全開だ。

顔振峠の分岐から山道となり、一汗かくとユガテの山上集落についた。
山の斜面に民家が2軒あるだけの静かなところだ。
コブシ、ツツジ、シダレザクラ、ソメイヨシノなどなど、お天気が良ければ一日中でもボンヤリと座っていたい気がする。
小さなコンクリート槽の中が黒くなるほど、オタマジャクシが群れていた。
![]() ユガテのツツジ |
![]() ユガテのシダレザクラ |
ユガテからエビガ坂、十二曲りと、誰にも会わない静かな山歩きがつづく。
ところどころ霧が立ち込め、深山を思わせるような雰囲気だ。
細かい登下降がなんとなく疲労を感じさせるが、イワウチワの可憐な姿に疲れを癒される。

越上山への急坂は昨年の台風の影響なのか、それともオーバーユースなのか、以前より荒れたような気がする。
滑りやすい岩場を過ぎると、霧の中に山名板と三等三角点標石が立っていた。
気温は10度以下なのだろう、指先が冷たい。
山頂は狭いのですぐ下の諏訪神社の境内でランチタイム。ミツバツツジやサクラが霧に滲み、目を和ませてくれる。いつか霧雨が落ちてきた。
![]() 越上山山頂 |
![]() 諏訪神社でランチ |
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顔振峠までは車道歩きとなるが、お天気が悪いせいかクルマの数は少ない。 義経主従が奥州平泉へ逃れる際、あまりの景色のよさに振り返り、振り返り越えたという伝説がある峠も、今日は霧のためすぐ下にある風影の集落しか見えない。花に囲まれた美しい集落だ。 峠から関東ふれあいの道をたどり吾野駅にでる。たいした雨にもならず、春爛漫の奥武蔵の山歩きを、タップリ楽しむことができた。 |
![]() 顔振峠 |
平成20年4月13日(日) 曇一時小雨 参加者30名
CL:江口まさ子 SL:中里宗弘
ポイント 到着時刻 出発時刻 歩行時間
東吾野駅 8:40 8:55 −
顔振峠分岐 9:23 9:30 0:28
ユガテ 9:50 10:00 0:20
エビガ坂 10:20 − 0:20
越上山 12:05 12:15 1:45
諏訪神社 12:23 13:15 0:10
顔振峠 14:00 − 0:20
吾野駅 14:27 − 1:20
(歩行時間 4時間43分)