
*さわらび山行 bQ1* 迦葉山と川場温泉
―初秋の山歩きを楽しむ―
(歩程約2時間30分 ランクB1)マップ
迦葉山弥勒寺は関東三大天狗の一つで、境内に奉納されている天狗の面は、顔の高さ6.5m、鼻の長さ2.8mで、日本一の大きさといわれています。また、川場温泉はアルカリ性単純泉で、慢性消化器病、筋肉痛、疲労回復などに効果があるそうです。
当てにならない天気予報に惑わされながら、ともかく予定通りバスに乗り込み鶴瀬駅前を出発しました。関越道は前を走るクルマが水しぶきで見えなくなるほどの雨です。それでも沼田に近づくにつれ雨は小降りとなりました。
弥勒寺の駐車場は雨のせいか、クルマは1台しか止まっていませんでした。とりあえず境内で記念写真をパチリ。安全登山を祈願した後、雨具をつけて登山を開始しました。半年ぶりに参加したNさんは、頭を丸刈りにしたせいかまるで少年のようです。
迦葉山弥勒寺にて

日本一の天狗
はじめから急登で先が思いやられましたが、山頂まで1時間半ほどなので、カメの歩みのように登っていきました。驚くほど大きなスギやブナの木が霧の中に浮かんできます。足元には雨に濡れてツヤツヤと輝く青いドングリやヤマグリが落ちていました。
やがて和尚台と呼ばれる高さ30mほどの大岩の下につきました。大岩の下にお堂があり、その横に「胎内くぐり」というクサリの下がった岩の大きな割れ目がありました。お天気がよければチョット挑戦してみたい気持ちです。

和尚台のお堂 胎内くぐり
ここから道はさらに傾斜を増し、木の根や岩につかまったりして登るようになりました。樹林帯なので木の葉にたまった雨がバサバサと降りそそぎます。傾斜がゆるむと御嶽山大神碑の祀られている山頂の一角につきました。クマザサのかぶる道をしばらく行くと迦葉山の山頂でした。標柱が一本、ポッンと立っているだけの寂しい山頂です。雨で展望がないせいか、頂上についたという高揚感があまり感じられませんでした。
迦葉山山頂
じっとしていると寒くなるので、そのまま下山してバスの中でランチタイムをとることにしました。滑りやすい木の根や岩場を慎重にくだり、弥勒寺の駐車場にちょうど正午につきました。
黄金色をした田んぼ、紅い実をつけたリンゴ畑、道端のコスモスやサルビアの燃えるような緋の色の道を走り、古民家を移築したような「ふれあいの家温泉館」につきました。サンルーム風の岩風呂で手足を伸ばすと、快い温もりが冷えた体中に広がっていきます。
温泉でタップリと温まり、大きな囲炉裏のある広間に落ち着き生ビールで乾杯。後は地酒の「武尊の雪」、吟醸香のする「水芭蕉」をじっくり味わい、楽しいひとときを過ごしました。
(文:小林利秋・写真:中里宗弘)
(関東三大天狗:高尾山薬王院、栃木県古峰神社、群馬県迦葉山弥勒寺)
――――――――――――――――――――――――――――――
平成19年9月30日(日) 参加者26名
L 小林利秋 SL 宮田 守
ポイント 到着時刻 出発時刻 所要時間
弥勒寺 9:00 9:25 −
和尚台 10:02 10:07 0:37
迦葉山 10:45 10:55 0:38
和尚台 11:35 − 0:40
弥勒寺 11:55 − 0:20
(所要時間 2時間15分)