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*さわらび山行 bQ0* 蔵王連峰と遠刈田温泉

        ―初夏の蔵王連峰といで湯の山旅―
                (歩程約3時間 ランクB2)マップ

   6月17日(日)晴
  さわらび会の会員は日頃から善行功徳を積んでいるせいか、朝から気持ちのよいお天気だ。山形蔵王ICから西蔵王高原ラインに入るとほどなく蔵王温泉である。
山麓駅からわずか7分で蔵王ロープウエイは600m近い高度をあげ、標高1315mの樹氷高原駅についた。

蔵王ロープウェイ
 ブナの若葉が高原の風にそよぐ広場で準備体操の後、牧草地のようなスキーゲレンデを登っていく。
振り返ると北に月山、西に朝日連峰そして南には吾妻連峰が白い山並みを連ねている。
柔らかい草の褥に座り込んで、いつまでも山を眺めていたい心境だ。
 羽衣の松、腰掛けの松などがある観松平を過ぎるといろは沼についた。ワタスゲやイワカガミに混じってタテヤマリンドウがひっそりと咲いていた。

スキーゲレンデで一休み
 アオモリトドマツの樹林帯を抜けると潅木帯になり、正面に蔵王連峰の主峰、熊野岳がどっしりとした山容を現わした。
ムラサキヤシオの濃い赤にオオカメノキの白い花、雪田の縁に咲く可憐なミネザクラが、夏への序曲を奏でていた。

熊野岳
 地蔵山と熊野岳の稜線にでて石のゴロゴロした急斜面を登りきると1841mの熊野岳山頂についた。
石垣に囲まれた蔵王山神社に参拝し恒例の記念写真をとる。馬の背の向こうに刈田岳と、バスで上って来た観光客の姿がアリのように見えた。

蔵王山神社

熊野岳にて記念撮影
 五色岳に抱かれた蔵王のシンボル「お釜」はエメラルドグリーンの水をたたえ、周りにはまだ雪がたくさん残っていた。
時々ガスが流れお釜を覆い隠し、わずかなタイミングで、またその全貌を見せてくれる。

五色岳とお釜
お釜を左手に眺めながら火山礫地をくだり、登り返して刈田岳についた。
このあたりはもう観光客の世界だ。回送されたバスで一路遠刈田温泉を目指して駆け下る。

刈田岳へ
 遠刈田温泉は標高330mの高地にあり、遠刈田こけしのふるさとでもある。
神経痛や筋肉痛、関節のこわばりなどに効果があるそうだ。やや茶色っぽい色のついた、ほどよい熱さの温泉につかると、山歩きの疲れが流れ出していく。
 食事まで時間がタップリあるので、とりあえずは缶ビールで乾杯してノドをうるおす。
広間での会食はなかなかのご馳走でたべきれないほどだ。特に牛鍋がやわらかくて美味しかった。お酒もほどほどにまわりカラオケタイムが始まった。
相変わらず美声を聞かせてくれるFさん、抜群のリズム感でムード満点のHさん、石川さゆりも真っ青のKさん、カラオケ教室に通いメキメキ腕をあげたNさんなどの登場となり、座が一挙に盛り上がった。

イワカガミ

  6月18日(月)晴
 東北各地のこけしを集めた「宮城蔵王こけし館」を見学して「酪農センター」でチーズや野菜を買い込み「白石城」(しろいしじょう)に。
伊達政宗の重臣、片倉小十郎景綱の居城である。
復元された天守閣に登ると白石市街が一望され、さながら大名になった気分である。
爽やかな風が吹きぬけ眠気を誘う。
 何組かに分かれ昼食を済ませた後、白石ICから東北道をひたすら走り続け、予定より2時間半ほど早く鶴瀬駅前についた。
 昨年は台風で流れた蔵王行きだったが、今年は天候に恵まれた楽しい山旅をすることができました。
リーダと会計を担当された方々に心から感謝いたします。

復元された白石城天守閣
(文:小林利秋・写真:中里宗弘)

平成19年6月17日(日)〜18日(月) 1泊2日
参加者25名
L 宮田 守 SL 小林利秋

6月17日(日)
ポイント     到着時刻     出発時刻    所要時間
鶴瀬駅前      −       5:15      −
樹氷高原駅  11:07     11:20      ―
観松平    11:40        −     0:20
いろは沼   11:50        −     0:10
昼食地    12:12     12:50    0:22
稜線     13:30     13:35    0:40
熊野岳    14:05     14:20    0:30
刈田岳    15:20     15:23    1:00
駐車場    15:28     15:36    0:05
遠刈田温泉  16:16        −       −
(所要時間 3時間07分)
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