シーズン前の最後のレク事業、トレッキング&芋煮会を開催しました!今回は、どちらかというとだいくらJrの行事として開催し、HUUEメイトはそのサポート。今年のだいくらJrは多くの新規メンバーが加わり、特に1年から3年生までの新規加入者が増えたので、これからの子供達の成長とクラブとして発展が今からとても楽しみです。今回はその新規メンバーと既存メンバー、さらにはHUUEメンバーの顔合わせ交流として開催したので、いい感じに盛り上がり、違和感なくシーズンに入っていけそうな感じがしました。HUUEにしても、このだいくらJrにしても、スキー以外の様々な活動を展開しています。これはスキーは個人スポーツとはいえ、チームやクラブが「人の集合体」として成り立っている以上、みんなで楽しむ時間、みんなで体験する時間を共有し、その中で一体感や帰属意識も高めていく工夫を我々はしなければなりません。これが「このチーム、このクラブにいて良かった」という思いになり、やがて卒業する時に、ここに所属していて本当に良かったという思いに繋がっていきます。これは視点を大きくし、町で見た場合も同じで、自然に触れ合う野外活動や、雪国ならではのスキーに一生懸命取り組む経験をとおして、やがてたとえこの町を離れる時が来ても、「この町で暮らして本当に良かった」と思うはずです。我々コーチが目指すのは、目先の勝利に向かってがむしゃらに精一杯努力し、勝利を手にさせるその時間を提供するのももちろん大事、一方で家庭や子供達から大事な時間を提供されていることを忘れず、スポーツ以外の大事なもの、大事な体験も提供していかなくてはなりません。幸いこのチームには、その価値観を共有しているコーチがたくさんいます。スポーツも大事、でも他にも大事なことがある、その実践の繰り返しで、このチームを、このクラブを、そしてこの町を愛する小児を育てていきたいものです。
年間を通していろいろな活動をしているHUUE。今年も恒例の「鮎パーティー」を開催しました。いろいろな活動が出来るということは、当然それをサポートくださる方、理解くださる方、等々がいなくては出来ません。特にこの鮎パーティーの主催は葵ちゃんち。もうチームを卒業し何年にもなりますが、今もこうして我々をお招きくださり、年に一度のパーティーを開催してくださっていることに頭が下がります。当日の下準備はもちろん、ずっと前から釣った鮎をストックされこの日まで保存されていることはなかなか我々にはそうそうできるものではありません。夏に実施したゲレンデ走の時もそうでしたが、今でもチームを卒業した選手のお父さんお母さんがいろいろな場面でチームを訪れ、活動を支えてくださったり、今の選手を応援くださっています。通常のスポ少は、子供の卒業と共にコーチも保護者も入れ替わりとなります。ですが、ありがたいことにこのチームは、先述のとおりいつも今のチームを今の子供達を気に留めてくださっている方が多くいらっしゃいます。そんな理解ある方々、応援し見守っていてくださる方々いるからこそ、初心を忘れず、情熱を消さず、毎年毎年私達は頑張れるのです。いつまでも応援したくなる、いつでも返ってこれる、そんなチームを目指し、これからも一途に頑張っていきます。元さん、常子さん、いつも本当にありがとうございます!
長年コーチをやっていて嬉しい出来事の一つは、元気なOB・OGに会える時。夏休みや冬休みになると、チームを卒団した子供達は遊びにきてくれます。地元を遠く離れ、自分の夢や目標に向かって頑張っている子供達の顔を見ると、やっぱり安心しますし良き刺激も受けます。長年このチームがあることで、「選手達の居場所がある」と思っています。これは、再びスキーに取り組む時の場であったり、指導者となって活動する場であったり、故郷の帰省して顔を出したり懐かしき人達に会える場所だったり。これは学校単位スポ少と異なる部分で、学校単位スポ少ですと、チームはあっても指導者が代わっているとなかなか遊びに行きづらいもの。ですが、このチームは保護者コーチではない、いわゆる地域コーチが指導していることで、来ればいつも同じ顔ぶれが出迎える。もちろん、「あんな厳しいコーチなんて二度と顔も見たくない」という選手もたくさんいることでしょう(笑)。ですが、社会人になってもスキー活動を続けていきたい、つながりを保ちたい、帰省した際に遊びに行きたい、そんな場所は作っておきたいと思っています。どの競技も指導者不足を含め、後継者育成が課題の一つとなっていますが、お陰様で当チームは、皆忙しい中にあっても多くの指導者が育ち、チームを支えてくれています。その昔、夢に描いていたチームで育った子がやがてチームに戻り、今度は自分が指導をする。その夢が形になっている今に喜びを感じています。
遠くに感じていたシーズンも近づき始めています。今年も順調にトレーニングを重ねている選手達。過ぎた夏も、暑さに負けずにしっかり鍛えることができました。オフの折り返しとなる恒例の‘ゲレンデ走’も昨年に続いて、今年も2日間で実施しました。「去年と同じことをやっていては、去年の自分を超えられない」を常に意識し、去年より今年、昨日より今日という意志を持ち、日々努力し続けることが将来の成長に繋がっていくものです。そういった観点からも、チームの子供達は本当によく努力しています。今自分が置かれた環境の中で、自分の目標に向かって今やれることにしっかり集中して取り組む。環境を求めればきりがありません。「もっといい施設・用具がある所で練習したい」「早くから雪のあると所で滑りたい」そういう思いは当然誰でもあるでしょう。ですが、今ある環境の中で、今ある時間の中で、そこで満足な努力もできない選手が、例えいい環境に身を置いたとしても、それが生かされることはないでしょう。私たち指導者が教えることは、「今の場所で精一杯頑張ってみる」こと。それが出来れば、自ずと道が拓け、よりよき環境が現れます。HUUEは、これから将来のある小学生、中学生にそのことを伝え、最も力を発揮する時期、最も成長する時期に、その道や環境を手にするベースを創ってあげるチーム。目先のことに一喜一憂せず、未来という長い目で子供達を見守り、今に全力を注ぐ。そんなチームであり、そんな選手達がいるからこそ、協力してくださる方もおります。今回のゲレンデ走でも、チームを卒団した葵ちゃんちや瀬谷さん夫婦には多方面で支援いただきました。子供達をどう成長させていくか、そのビジョンをチーム方針として明確に掲げ、全力で子供達を指導していく、そんなぶれないチームを永遠に続けていきたいものです。、
今年も参加しました、会津田島祇園祭。今やチームの恒例行事となった祇園祭への出店ですが、出店するまでの準備から当日の店番まで本当に大変ですが、この大変なことが出来るのも、毎年こうして続けられるのも、チームとして機能しているからだと思っています。誰かに負担が偏ることなく、みんなそれぞれに出せる時間や能力を出し合う、一見当たり前で簡単に思えますが、いざ実現するには難しいのですが、日頃から選手を中心に保護者と、そしてコーチがそういった取り組みを重ねてきているから出来るものです。仕事を抱える保護者とコーチ、スキーだけではなく部活やスポ少活動と掛け持ちの選手達は、全員が全員揃って店頭に立つ時間はありませんが、交替交替で店番をし、空いた時間は祭りを楽しみながら取り組んでいます。こういった「みんなでやろう!」という雰囲気が、そのままチーム作りの機運を高めることにつながり、活動の本番である冬にチーム力として発揮され、選手を育てる最適な環境が生まれます。チーム運営も、チーム活動も、選手の育成も、コーチだけの取り組みで出来るものではなく、保護者の全面的な理解と協力をベースに、保護者・コーチの連携なしには実現しません。我が子の育成・指導であればマンツーマンの関係ですので、これほど簡単な環境づくり、選手育成はありませんが、人が集まりチームという組織を作り、それを機能させていくには当然マネジメント力が求められます。この力は一朝一夕に身に付くものではありませんが、幸い多くの経験を積んできたこのチームは、それを備え、チームとしての力によって選手達を育てることが出来ていると感じています。熱い思いを持った保護者と、選手のために尽力する若手コーチ陣と、スキーを心から愛する選手達と、これからもいろいろなことに取り組み、その活動を通してそれぞれが成長していく、そんなチームをこれからも目指していきます。
チームの最初のイベント「七ヶ岳登山」は、残念ながら雨・雷の予報でしたので、今回は早々と中止にしました。陸トレもそうですが、外で行う活動は中止にするか否か、または何時に判断するかで本当に毎回悩みます。送迎する保護者の都合もありますので、出来るだけ早目に判断したいと思いつつも、その後に天気が回復する、なんてこともありますので雨雲レーダーとにらめっこしながら迷うことも多々。今回は登山なので、「もしかすると」や「多少の天気でも」などと安易な考えや過度な期待を持って実施するわけにはいきません。まして、初めてトライする低学年や一緒に登るだいくらJrの小学生もいたのでなおさらです。自分の登山であれば天気なんて気にせず一人で登りますが、大事な子供達を預かるのでそうはいきません。こういう場面で考えることは、「体のリスク」と「心のリスク」。体のリスクは、雨に当たって風を引いて熱を出さないか、足元が悪く滑って怪我をしないか、といったことになります。もう一方の心のリスクは、実施することで子供達が嫌いになってしまわないか?という点です。特に前日からおやつを準備し、期待に胸を膨らませながら荷造りをする子供達が、人生初の山登りが雨に打たれ、山頂に行っても雲で何も見えない、なんて経験だったらどうか。きっと「山なんてつまらない」となるはずです。これから何十年もの人生が続く中で、生まれて僅か7、8年でそのことが嫌いになってしまう。そんな経験は人生の大きな損失であり、我々指導者はそのようなことが事前に予測つくのであれば回避するのが役割です。これは今回の登山に限らず、スキーも含めたスポーツや勉強等、どの体験にもいえることです。スキーが上手い子、スキーが速い子を育てる前に、スキーが大好きな子を育てるのが指導者の使命。チームでスキー以外の多種多様な活動を行っているのも、山や川、自然やこの町を好きと思える子供を育てるため。常に心のリスクを考え、多くの○○好きの子供達を育てていく。それがずっと私が大切にしている指導理念です。   ※写真は昨年のもの。来年は今年挑戦できなかったちびっ子達をこの山頂に連れていきたいね。
ちょっと更新をさぼっていたので、過去の記事を(その2)・・・笑
4月中の出来事でしたが、シーズン終了チーム納会を開催しました。恒例となったチーム年間表彰から選手一人ひとりによる反省と抱負、そしてショーヘーコーチの講話!?と盛りだくさんの内容でした。振り返れば、選手もコーチもそして子供達を見守っている保護者にしても、スポーツという分野で勝利を目指して挑戦している以上、勝利に笑顔になる瞬間よりも、悔しい思い、辛い思いをすることの方が多いシーズンだったかと思います。それでも最後はこうしてみんなで笑顔になれるのは、悔しさ・辛さがあってもこれはこれでスポーツの一つの効果だと思います。競技スポーツに取り組んでいるがために、時に苦しい思いをし、時に涙する時もありますが、同じ時間をそういった時間に使うか、はたまた友達とぶらぶら遊んでいることに使うか?今で比較すれば遊んでいた方がもしかすると楽しいかもしれません。ですが、子供という今しかない大事な時間を考えると、スポーツに限らず今この時間を何かに夢中になれる時間に使ってほしいものです。そのためには、保護者・コーチを含め、まずは大人が子供に夢中になり向き合わなくてはなりません。家族であれば、親が子供に夢中になるのはごく当たり前ですが、チームを形成し運営する以上は、チーム単位でそれを共有し行動に移していかなくてはなりません。ですからコーチは単にスポーツを指導する者ではなく、そういった事も頭に入れ、様々な取り組みの中でチームの気運を高め、いろいろな役割を与えて若手を育て、手が回らない所は保護者に協力を仰ぐなど、全体のマネジメントを行っていかなくてはなりません。このマネジメントの根底というかモチベーションが「夢中」の度合いだと思っています。こういった視点で我がチームを見ても、保護者同士が同じ思いを持ち、チームで育った若手コーチも本当に頑張っており、いいチームだと心から思います。束の間の休息を終えて、また次のシーズンに向けた取り組みが始まりますが、子供を中心にみんなが夢中になる取り組みを続けていきたいと思います。
ちょっと更新をさぼっていたので、過去の記事を(その1)・・・苦笑
早いもので3回目を数えるシーズン終了打ち上げイベント、だいくらワールドカップを今年も開催しました。なんと今年は駒止ゲレンデを使っての開催となり、打ち上げイベントというよりはちょっとした大会なみの開催となりました。今回も、HUUEの若手コーチ陣が一生懸命に企画から準備まで行い、そこに桧沢スポ少の子供と保護者、そしてだいくらJrの子供達が参加・協力してくれ文字通り盛大に開催することができました。ここまでのイベントが出来るのも協力者がいるからこそ。段取りは本当に大変ですが、その段取りをするこのチームで育った若手コーチや買出しから運営までサポートくださる保護者の理解と協力には本当に感謝しています。また、他チームながら「子供達を最後に楽しませたい!」という思いを理解くださり、子供達を送り出しそして協力くださる桧沢スポ少の皆さんにも感謝します。常日頃から、子供が成長していくためには出来るだけ多くの人と関わり合いを持ち、その人と人との中からいろいろなことを学んでいくものと思っています。そのためには、まずは我々大人がいろいろな人と結び付き、いろいろなものを創り上げていかなくてはならないと思っています。そういった中から生まれたものを子供達が享受すると同時に、大人の姿を見ることでやがて自分もそういった社会人に成長していくものです。今回は、こういったイベントでしたが、それに係わらず、普段の練習で一生懸命コース整備をしてくださっている保護者の姿、大会でサポートくださっている保護者の姿、休日やプライベートの時間を返上して熱心に指導してくれる若手コーチの姿、そんな姿は間違いなく子供達の「今」という大事な時期の記憶に刻まれていると思っています。
今年もたかつえ民報杯に選手とコーチで出場してきました。選手とともに楽しめる数少ない大会で、私自身とても楽しみにしている大会ですが、今年は散々な結果でかえってブルーになって帰ってきました(笑)それでも選手達はそれぞれ活躍しました。特に頑張ったのが、小山結香選手!部活動がなく、中体連にも参加できない中、できる環境の中で精一杯スキーに取り組み続け、今回の大会では上位に入賞することができました。我々コーチで大切なことは、どんな選手でもその選手が一生懸命にスキーに向き合い取り組んでいる限り、全力でサポートしていくこと。一見当たり前のように感じますが、コーチも人間である以上、コーチ業としてのモチベーションが当然ありますので、全員が全員そのようなコーチばかりとは限りません。ですが私は、スキーうまい下手にかかわらず、このチームで精一杯スキーをやりたいという子がいる限りは全力でサポートし続けたいと思っています。スキーがうまい子は何をやってもうまく、また誰が教えてもうまくなっていくものです。ですが、本当のコーチはその逆の子に対し、その子のモチベーションを維持させ、いつか笑顔になれる日まで共に歩んでいく者だと思っています。スキーを通して大きく子供達が成長していくよう、まだまだ・まだまだ全力で走り続けます。
お陰様で今年もチームから全中とインターハイ、国体へと選手を送り出すことができました。全中は昨年に続いて渡部陽稀選手が、インターハイには湯田愛海選手が自身初の全国切符を手にし、国体には同じく湯田愛海選手と湯田浩和コーチの2人が出場することができました。一生懸命スキーに取り組んでいるのはみんな同じで、頑張っているからこそ一人でも多くの選手が結果を出し、全国へと羽ばたいてほしいと思っていますが、勝負の世界ではそう簡単にはいきません。同じ環境の中で、ほぼ同じ練習をしていても大きく伸びていく子とそうではない子がいます。長年指導の現場に立っていると、伸びる子に共通していることがあります。それは「素直」なこと。素直な子というと、何でも「ハイハイ」言う子を想像してしまいますがそれは単なるロボットか大人に都合のよいマシーン。ここでいう素直な子というのは、こちらが投げかけた言葉がその子にすーっと入っていくのが分かる子、そしてその言葉に行動や言葉をとおして反応して見せれるいわゆる「キャッチボール」ができる子。元全日本女子バレーボール監督の柳本さんも、伸びる選手の条件に素直を挙げておられ、「砂の上に水をまくと同じように吸収していく」と表現されておりました。過去にこのチームから全国に出場した選手も、今回出場した選手・コーチも正にその条件を満たしており、素直であることの大切さを改めて感じました。今回は全国大会出場を祝い、チーム祝勝会を開催しましたが、一人でも二人でも全国出場者が出て、それをみんなで祝うということもチームとしてとても大事なことです。子供のうちの人間関係というものは本当に小さく、ましてや現在のコミュニケーションはSNSが主流になりつつある中においては、いろいろな活動をとおしてより多くの人と関わるような仕掛けも作っていかなくてはなりません。その実現の場が、「チーム」であり、一生懸命に取り組む子供達をみんなで応援し、こういった祝勝会ではみんなで祝福する、その機会の中で子供達は子供なりにいろいろな人と結びつき成長していくものと思っています。単にスキーをするだけのチームではなく、チームにいることで成長もしていく、そんなチームをこれからも目指していきます。
趣向を変えてセットのお話し。選手達の練習のため、毎日毎日何本も何本も我々コーチはポールセットを行っています。練習前日に次の日のテーマを考えメニューを立て、同時にセットをある程度イメージします。あるテクニック上の課題をクリアしレベルアップしてもらうためにこういうセットで練習しようか、久しぶりにこういうセットで滑らせてみようか・・・と、あれこれ考えます。大会が近づけば、そのバーンやスピードをある程度イメージし、大会でしっかり実力を発揮できるよう、これまたセットをあれこれ考えて現場に向かいます。とにかくコーチは、セットをあれこれ考えます。ですが、いざ現場に立つと雪質が軟らかすぎて、振れない、踏めない問題があり、描いたメニューがこなせない日も当然あるわけです。振り幅は雪質で変えても、変えないのがポール間のインターバル。このインターバルが実は大事で、単なる距離を大事にするコーチもいますが、私の場合はFISルールに基づき、練習するコースの標高に対するセット数を重視しインターバルを決めていきます。SLは距離でセットを立てていきますが、GSは標高差に対する%。大会を想定して練習する場合は、セットもその大会で何%のセットが立つか?を想定して立てていきます。写真は、GWカップ予選前の練習のものですが、標高差に対して13%と想定してセットしたところ、大会も正にドンぴしゃりの13%。コーチの喜びは、大会で選手がいい滑りをした時や結果を出した時ですが、セッターをやっているとこういった楽しみ・喜びもあります。多分選手達は、この様なセッターの思いを感じることなくガンガン滑っていることと思いますが、大会で立ったセットを速く・うまく滑り抜けていく姿を見ると、練習の時に考えてセットし滑らせてよかったとホッとします。選手達のパフォーマンスに対し指導する姿が表のコーチだとすると、セット・セッターは陰のコーチ、縁の下の力持ち?でしょうか。これからもセットを研究し、機会があれば全日本のセッタークリニック等にも参加し、セットを楽しんでいきたいと思います。
連日大会が続いています。競技スポーツに取り組んでいる以上、自分の日々の取り組みの成果を試す場である大会は避けてとおれません。練習の成果が100%発揮でき、しかも勝利・結果もついてくれば言うことなしですが、そういった大会はめったになく、むしろ「うまくいかない」レースの方が多いものです。誰よりも努力し、どのスポーツよりも本気で取り組んでいるにもかかわらず、なかなか思うような成績を収められないのは本当に辛いことです。まだ産まれて十数年しか経ってないジュニア達は、成長の過程も上手くいかない時間も、全てが初めての時間と経験を歩んでおり、それらの苦く苦しい経験から時に逃げ出したくなる事だってあると思います。ですが、だからこそ子供達の周りにはコーチがいてサポートする保護者がいるのだと思います。我々コーチは、単なるスキー技術や上手くなる方法(滑り)を子供達に教えるいわゆるティーチャーではありません。もちろん技術力を上げ、全国に子供達を送り出すにはそれ相応のティーチング力無しには実現不可能ですが、それより大事なことは、選手のいい所を引き出す力、悩み・悔しさ等から低下する意欲を再び向上させる力、選手を見極めより良き方向に導いてあげる力等々、いわゆるコーチング力を持っていること。コーチと呼ばれる所以はここにあります。だからオフシーズンの陸トレを通して、選手をじっくり観察し、トレーニングノートを通して選手の心の中を把握し、ありとあらゆることを行いながら真剣に懸命に選手をサポートしているのです。なかなかうまくいかない、思うような結果が出ない時だってあります。でも、諦めない限り永遠に「成功」に近い場所にいることは間違いありません。いつか必ず笑顔の瞬間が訪れる、その時まで顔を上げ、力強い歩みを続けさせる、その側で共に行動を共にする。そんなコーチであり続けたいと思っています。少しずつ感触をつかみはじめた彩夏、少しずつ結果が出始めている結香、フリーの好感触がポールでなかなか出せないながらも頑張ってるルーキー渓太、HUUEは君達選手を本気で支えていくから頑張ろう!
一年この日だけを目指して過ごしてきた国体予選が終了しました。結果は「勝負にならず」でした。国体に行けなかったばかりか、順位も大きく落とした昨年から、走り込みを増やしより体を鍛え、シーズンに入ってからも与えられた時間を無駄にせず、ポールに入れる時間は少ないものの、懸命にフリーで滑り込みを行いました。コーチをやってることもあり、自分の欠点、戦うのに足りない部分ははっきり分かっていて、その部分を埋めよう埋めようと日々もがきながら滑っていました。結局その部分は最後まで修正できず、いわばぶっつけ本番で挑んだレース。それでもスタート台では、驚くほど冷静にそして完璧な集中力を保つことができました。いざレースも、現在のテクニックはさておき、昨年の反省を踏まえ、攻めに攻めてすべりました。が、結果は先述のとおり。しかも順位も昨年よりさらに落とし、何とも無様なレースとなりました。少し前までトップ争いをし、その争っていた中間達とはどんどん離されるばかり。何本も何本も陸上トラックでインターバルを重ね、檜沢街道も昨年以上に走る本数を増やしてのこの結果。結果が結果なら、順位が順位なら、また努力できる時間にまだ余裕があるのなら再挑戦の気も湧きますが、正直今回はさすがの私も「もういいかな・・・」と感じました。やってもやっても報われないこともあるんだたな・・・、と初めて自信喪失となりました。そんな気持ちでしたので、「また次に」という思いも蘇らず数日間もやもやとしながら過ごしていました。そんな中、昨年に引き続き大会を撮った方がDVDを届けてくださいました。即観賞する気になれず、しばらく経ってから何気なく見ていると、これまで必死にもがいていた自分の滑りの欠点を直す方法が鮮明に見えたのです。何度やっても駄目な時は「見方を変える」それでも駄目な時は「(努力の)やり方を変える」とはよく言われることで、私も選手達によくそのことを伝えていました。それが今回思いもよらぬところでそれに気付くことができたのです。何事も諦めたらそこで終わり。時間が経ってもDVDを開いたのは、心の中に諦められない思いがあったから。40を過ぎて、それほど格好いい滑りもできなくなってきており、「努力すれば必ず報われるんだよ」と実践してみせれる格好いいコーチ・選手でもありませんが、必死にもがき苦しみながらも、大好きなスキーにもう少し本気で全力で取り組んでみようと思います。自信と意欲を失いかけている間、「弱気なこと言ってるんじゃない!」と発破をかけてくれたスキーの先輩、そして「我が子と針生の子供達が国体に出るまで、絶対止めちゃ駄目だ!」と背中を押してくれた同僚には心から感謝しています。チーム全員で揃えたトレーニングビブも届きました。チーム監督として選んだ30番は奇しくも今年の国体予選と同じビブ番号。「不屈のスキー魂」を胸に、努力が永遠に報われなくても、覚悟を決めて挑戦してみます。絶望を希望に変えるのは、輝かしい結果ではなく、一歩踏み出す努力そのものこそが希望と分かってるので。
中学生の大きな目標地点である、福島県中学校体育大会も終了しました。今回の大会を一言で表すと「半分勝って半分負けた」という感じでしょうか・・・。今年の中体連は、昨年全中に出場し、そして体も出来上がってきた陽稀選手が優勝争いをできる大会と位置づけていました。特に、成長期に差がある中学期は、その選手の身体的成長のピークが合わない限り、いくら優れたテクニックを持っていてもトップ争いをするのは非常に難しいことです。体の成長が落ち着き、身体的条件がほぼ一緒の状況下での戦いとなる高校期ですと、ほぼ順位が決まってくるのですが、中学期は先述の成長期があるので、滑りを完成させ、上位争いの常連にするのはコーチとして一番難しい作業となります。ですが、陽稀選手は見事に身体的成長がこの中学期に合ってくれ、コーチや外部要因ででは何とも出来ない部分がマッチしたことで、早々巡り合えない「トップ争いできる選手」になったわけです。そのため、オフの陸トレから「県中優勝」を目標に、足りない能力・勝つために必要な能力を多方面から考えメニューを組み立て、計画的なトレーニングを実施してきました。また、インシーズンも、常に大会を想定しいろいろな状況を設定し滑走させてきました。そういったことが奏功し、初日は1本目10位から見事な追い上げを見せて6位入賞を果たしたものの、2日目はスタート直後であえなく棄権し、優勝争いをする前にコースから姿を消しました。ここに至るまで、与えられた時間と環境の中で、予想以上の成長をとげいわば「満を持して」大会にやってきたわけですが、今回のレースで改めて勝負の厳しさを実感しました。とはいえ、これが勝負の現実でもあります。無難に滑っても県の大会では上位争いはできません。ギリギリの滑り、つまりミスするか行けるかの攻めの滑りをやり遂げゴールして始めてトップ争いに加われます。そういう意味では、大回転の失敗はこれまでの努力と今ある実力を出し切ろうと全力を出した結果でもあり、次のステップに選手自身と我々コーチが行くための試練を与えられたとも思っています。悔しい大回転ではありましたが、回転で見せた見事な挽回の裏には実は今年取り組んだある練習がありました。今回は「チーム秘密」にしておきますが、笑、来年以降もチーム内から全中出場者を出せるようあらゆるメニューを取り入れ、選手の成長に合わせ、きめ細やかな指導を行っていきたいと思います。陽稀選手の記事が中心となりましたが、悔しいデビュー戦となった渓太選手。これからもっともっと悔しいことの連続だと思いますが、その涙が笑顔になる日をコーチが必ずつくってあげます。次に向かってまた共に歩んでいこう!
12月22日にHUUE優良団表彰祝賀会&シーズンイン決起集会が開催されました。県の表彰式の模様の中でも記載しましたが、設立から今日まで、このチームを支えてくださった保護者の皆さん、関係者の皆さん、そしてこの中でスキーを本気で取り組んできた多くの選手達には感謝しています。祝賀会でも、これまでの話や今シーズンに向かっていろいろな話題で盛り上がりましたが、会の終わりに思いもよらないサプライズがありました。それは、現在所属している選手と過去にこのチームで活躍した教え子達から私宛へのメッセージでした。コーチになって間もなく20年近く経ちますが、この間誰にも負けない指導を行い、自分なりに真剣に本気で子供達と向き合ってきたと思っています。一方で、同じぐらい多くの方々に迷惑をかけ面倒もみてきてもらいました。どちらかというと、周囲に迷惑をかける方が多いぐらいで、しかも今回はあくまでチームの表彰であったため、私個人にこの様なサプライズプレゼントがあるとは1ミリも思っていませんでした。現役選手からのコメントに感激し、航大や仁、愛海や良太、萌子のメッセージに号泣し、可奈子や芙美等々の初期メンバーの賞状?に大感動し、涙・涙の祝賀会となりました。子供達に本気で向き合い、一生懸命にスキーの上達の手助けをするのは、自分が小さい頃から永年そういった人々に育てられ、そして今でもスキーに取り組む心そのものを育ててもらったことに対する大きな感謝の気持ちがあるからで、地域に残る大人として「今度は自分の番」と思って指導に当たっています。その過程の中で、指導方針が合わなかった選手もいたでしょうし、指導理念が合わず衝突した保護者もたくさんいました。ですから、人に感謝される指導者などとは微塵も思っていませんが、それでもこのような段取りをしてくださった人々がいたこと、メッセージを送ってくれた教え子がいたことに心から感謝・感激しました。この日の思いを胸に、夢をつかむために次に控える選手のために、まだまだ、もっともっと頑張っていきます。
全日本スキー連盟のアルペン部が始めて企画したコーチセミナーに参加してきました。この事業は、これまで各地域チームがそれぞれの方針で、それぞれの指導法で選手を強化し、その中から出てきた強い選手を全日本で強化するという態勢を見直し、指導法の統一を図り、世界に通用する選手を育成するために取り組み始めたものです。私も、これまでの競技経験はもちろん準指導員資格や技術選手権大会等で得た経験を元に、指導法を自分なりに確立してきましたが、ずっとこういった機会を待ち望んでいましたので貴重な機会と思い参加しました。セミナーは3日間開催され、チルドレン(ユース)に習得したい技術とその指導方法や動作の確認方法を実技と学科によってガッチリ指導されました。これまでもいろいろな研修会には参加してきましたが、今回のセミナーで一番感心したので、これまでの各種セミナーは「○○○な動きをしなければならない」「したほうがよい」という説明で終わり、その先に知りたい「それがなぜ必要なのか」というところまで触れる研修はありませんでした。それが今回のセミナーでは、これまで一番知りたかった点をしっかりその根拠も示しながら指導くださり、往復1,000km、費用○万円かけて参加した甲斐がありました。笑。今回は、SAJの指導教程を一つの軸にしながらの研修でもあり、過去の準指や技選の経験とそこで得た知識を競技に融合した私の指導内容・方法に非常に近い部分がたくさんあり、これまで自分が持っていたジュニア指導の考えや指導してきた内容が間違っていなかったことに気付く機会にもなりました。得るものが非常に多かった研修だったわけですが、得たものや知識を単に選手達に伝えたり、そのまま教えることは誰でもできます。ですが、それは単なるティーチャーでしかありません。我々はコーチです。コーチは、自分の求めるものを選手にやらせるものではなく、選手のレベルや動きの個性に合わせ、より効果のある運動(滑り)や体・レベルに合った技術をたくさんの引き出しの中から選び、それを一人一人の選手に提供していく。そしてその中で、選手の意欲を引き出し、将来は自立した選手に育てていくのが役割です。教えることは誰でもできる。ですが、私は‘引き出す’指導をこれからも続けていきます。
12月3日に福島県スポーツ少年団表彰式が行われ、その中で当チームが永年の取り組みを評価され優良団として表彰されました。当日は団長と共に式に出席しましたが、改めてこれまでのチーム活動の実績の重さと、永年チームを支えてくださった多くの保護者、さらには活躍してきたジュニア選手達に感謝の思いを持ちました。当チームは、「本気でスキーを取り組みたい」と思う子供達がこの町で唯一選択できるスキー専門のチームで、一年間とおして行うトレーニングがその実践の表れでもあります。ですが、国内にある他の専門チームと違うところは、「地域を大事にしているところ」であり、様々な地域活動に積極的に参加し、地域に触れながら選手達が育っている点です。競技チームである以上、ましてやスキー専門のチームである以上、全国大会等で活躍する選手を育てるのは当然のことですが、単なるスポーツ馬鹿とならぬよう、スポーツを通して様々な経験を与え、そして地域や人との関わりの中から選手として、一「人」として大きく成長していくことにも取り組んでいます。その甲斐があってか、スキーを当然好きですが、地域が・この町が好きという選手達が多く育ち、そんな気持ちをもった選手が成長し、再び社会人やコーチとなってチームを支えているのが十年以上のチーム活動から生まれた大きな成果の一つと思っています。年々少子化の影響もあって、子供の数は減少し、また年間をとおしてスキーに取り組む「スキー大好きジュニア」も減り、団員の数は決して多くはありませんが、それでもこの町で数少ないスキー大好き少年少女を迎え入れ、スキーを通しての人づくりを本気で、全力で取り組んでいきたいと思います。
昨年は実施しませんでしたが、今年はシーズンを目前に控え、選手それぞれのメンタルスキルのチェックと、メンタルトレーニングの学習、そして今シーズン目指す滑りの研究会を開催しました。HUUEで大事にしていることは、体だけでもなく、技だけでもなく、心技体をバランスよく充実させていくこと。どの指導者もどのチームも、心やメンタルの大切さを口では言いますが、その大事なことをコーチングのスキルとして身に付けている指導者は案外少ないように感じます。自信を持つようにする、その前にそもそも「自信」とは何なのか、緊張をどう集中に変えていくのか、不安にどう対処していくのか、そういったことをまずは選手それぞれに自己診断をさせ、足りない部分をしっかり学べるような講習会を行いました。シーズンを目前に控え、全国のジュニア達の中には既にガンガン滑り込んでいる選手もいますが、みんながみんなその様な環境にあるわけではありません。ある程度の滑走量は確保したいものですが、それが出来なくても、今の環境の中で取り組めることが必ずあります。このチームにとっては、それがメンタル強化であったり、イメージを植えつける滑り研究会であったりするわけですが、こういったいわゆる‘準備’をしっかりコツコツと積み重ねているからこそ、毎シーズン活躍する選手をチームから出せていると自負しています。間もなくシーズンですが、地元のスキー場が開くまでにはもう少し時間があります。この時間を「滑れるまでまだまだかかる」とネガティブに受け止めず、「準備する時間がまだしっかり残されている」ととらえ、やれる準備をしっかり行い、強く・たくましい姿にして選手達を雪上に送り出したいと考えています。
福島県を代表する大会「ふくしま駅伝大会」に、チームから始めて陽稀選手が代表選手として出場しました。陽稀選手は、2年生の後半から走力が伸び、今年は校内の1,500m走や県駅伝大会でも活躍し、もちろんチームの陸トレでも見事な走りを見せていました。そんな彼の能力とトレーニングに対する姿勢に、「スキーのみならずチャンスがあればいろいろな種目に挑戦させてあげたい」という思いも強くなり、特に力強い走りから「陸トレで積み上げた力を発揮するにはふくしま駅伝」と考え、陸上関係者や両親、そして本人とも話し挑戦することとしました。とはいっても、中学校の野球や駅伝も一区切りし、これからスキー一本で!という時期ということもあり、本人も相当悩んだことでしょう。挑戦を促した私も、シーズン目前のこの時期に能力が変化してしまわないか?万が一故障してしまったらどうしようか?等々、挑戦することのリスク面でも悩みましたが、そういったリスクが潜んでいるとしても、シーズン前に大きな舞台に挑戦し立つこと、そしてその中で普段と違ったチームメイトやコーチを含めた指導者に僅かな時間でも触れることは、少年期の今に貴重な経験であると判断し、背中を押してあげました。いざ挑戦してはみたものの、なかなか長距離走に馴染めず、また大会当日も初出場ということもあり、緊張と不安との戦いだったことと思いますが、それでも普段の練習以上の好記録を出し、次のランナーにしっかりタスキを渡し、自分に与えられた役をまっとうした姿は立派であり、そんな姿に心から感動しました。下の記事でも触れていますが、子供達のコーチである我々大人が最も第一に考えることは、選手達の成長であり、その成長とは可能性を最大限広げていくことにあります。ある学者が「子供には可能性はあるが能力はない」と言っていますが、正にそのとおりで、能力がないまだ未完の小児であるからこそ我々コーチがいろいろな材料を与え、そして能力を身に付け高めていくようにしなくてはなりません。そのためには、何も難しい指導をするのではなく、様々な経験を積む場をできるだけ提供していくことが求められますが、提供するだけでは今の子供達は自ら動くことはなかなかしません。そんな時にそっと背中を押す存在が子供達の周囲にどれだけいるか?幸いこのチームには、背中を押すばかりではなく、一緒に汗を流すコーチがたくさんおり、そしてそれを理解し応援する保護者が多くいる。いい環境の中で子供達はしっかり・大きく成長しています。
今年もチームで出場しましたひのき駅伝大会!オフシーズンの陸トレをやっているHUUEは、どのチームよりも走っているチーム、走っているスポ少ですので、速い遅いは別として走ることには長けた選手とコーチがいるためこういったものにも積極的に参加しています。とはいっても、やはり「大会」となると話は別。人前で走ることであったり、他の速い陸上専門選手が所属するチームと競うことには誰しも少なからず抵抗があるもの。でも、そんな選手達の気持ちを十分理解しつつも、それでも意義を伝え背中を押すのがコーチの大事な役割だと思っています。今の子供達は特に「好きなものは好き。嫌いなものは嫌い。」と極端で、言葉を換えると挑戦したがらない子が多くいます。人間が成長するには挑戦が必要であり、挑戦する中で苦しいことに出会い、それを乗り越えるために知恵を出し、乗り越える力を蓄え、その積み重ねで限界を上げ成長していくのです。自分のやりたいことばかりやっていたり、安易な道を進んでいてはなかなか成長することはできません。我々はコーチですので、スポーツの上達を目的としながらも、その選手がスポーツをとおして人としても成長していくサポートもしていかなくてはなりません。今回の大会では、大人の部に出場しましたので、小学生や走りが得意ではない選手にとっては本当に苦しく辛い時間だったと思います。それでも走りやり遂げたという事実は間違いなく残り、そして何より辛く苦しくとも仲間の声援を受け、保護者のサポートを受け、コーチから「よく頑張った」という労いのフォローがあったことで確かな強さが芽生えたと思います。部門で一番最後となり、しかも相当な周回差をつけられての駅伝となりましたが、走り終えた選手がコースに飛び出し声援を送り、サポートの保護者が一緒に判走する姿はこのチームを象徴するシーンに感じました。まだまだ年齢も経験も浅い子供達は、これからたくさんの苦労や困難に遭遇するでしょう。そんな時に、乗り越えられる強い小児になるよう、いろいろなことに挑戦し、そしてそれをしっかりサポートするチームでありコーチでありたいと思っています。
夏の恒例行事「地獄のゲレンデ走」を無事終えました。今年は初日5本、そしてなんと2日目にも2本と、1日に5本も実施したのもチーム史上初ならば、2日に渡って実施したのも初。普段は練習量が多ければ多いほど燃える私も、さすがに40を過ぎて気持ちが弱ってきたのか、今年は「出来れば止めたい・・・」とちょっと弱気になるほどのメニューでした。。。そもそもなぜここまでのトレーニングを実施したか。一つ目は、「去年と同じことをしていては去年の自分に勝てない」から。これは選手にいつも言っていることであり、HUUEには全国を狙える選手が多数います。こういった「可能性」のある選手をしっかり育て、コーチとしてしっかり結果を与えてあげるためにはトレーニング計画をしっかり立て、そしてそれを乗り越えていくなかで確かな体力と確かな心の向上を選手自身に実感させていかなくてはなりません。そのためには、他の選手との比較ではなく、去年の自分に、弱気な自分の心に勝って(克って)いかなくてはならないのです。だからこそ、練習量を上げていかなくてはなりません。もう一つの理由は、チームである以上「全員で挑戦したい」と考えたから。選手達は部活等もあり非常に忙しい身であり、いくらスキーが大好きとはいえ陸トレばかりに取り組むわけにはいきません。出れる日に出て体の強化を行っていますが、それでもどこかのタイミングで全員で共に汗を流し、苦労や達成感を共有することでチームとしての一体感を高めていかなくてはチームとして機能しません。今年は、2日目は初日に参加出来ない選手を対象としましたが、初日に5本挑戦し、心身ともにクタクタのはずの選手達が全員2日目も参加し、2日目初挑戦の選手とともに激走してくれました。こんな選手達の姿勢、共に走ったコーチ陣、そして選手を送り出し、ゲレンデ走にもサポートしにきてくださった大勢の保護者、そして多方面でサポートくださったスキー場スタッフの皆さん、いろんな頑張り、いろんな支援に感謝と感激した今年のゲレンデ走でした。まだまだ私も走り続けなくては・・・。
今年も行ってきました富士山!そして今年も制覇してきました、頂上まで!!日本一の山だけあり、3,000mから先は本当にしんどいのですが、だからこそ登り甲斐があり挑戦したくもなるのでしょう。今年も昨年に続いて好天に恵まれた登山となりましたが、これまでの経験を踏まえて今年は休憩を長くとりながら余裕を持って登っていきました。結果、歩くペースが上がり山頂までは計画より早く到着することができました。それも小学生やお母さんチームもトップグループとそう時間差無く登れたのですから、順調すぎるぐらいのペースだったように感じます。この富士登山は、普段スキーに陸トレに頑張っている子供達に対するプレゼントであり一種の娯楽的なチーム活動ですが、楽しみながらも‘日本一’の山に挑戦し、そして山頂まで到達する経験は意義のある貴重な経験だと思っています。高山病を乗り越え、酸素の薄い登山道を肩で息をしながら、重い足を一歩一歩進む経験は生涯記憶に残る経験であり、こういった記憶に残る経験を少年時代にどれほど経験したかがその後の人生において大きな財産になることでしょう。そしてこういった活動の中で、様々なプランを立て子供達をサポートする経験をしたコーチ、子供達と一緒に苦労しながらも山頂に立ったお父さんお母さんにとっても、人生の一コマとして記憶に残る貴重な経験だったのではないでしょうか。スキーチームとはいえ、この場(チーム)にいるからには、出来るだけ豊富な経験を提供し、スキー選手としてはもちろん、一人の子供(人間)として大きく成長してほしいと願っています。スポーツに明け暮れることだけが少年期の特権ではなく、それ以外のいろいろなことに挑戦出来るのも特権の一つ。辛いことも苦しいことも、楽しいことも含めて様々なことを経験し、大きな小児を育てていく、HUUEはそんなチームであり続けたいものですし、いつも選手をサポートするコーチ陣、そしていつもチーム全体を見守りサポートくださる保護者の皆さんを見ていると、限りなく理想に近いチームであると感じます。
今年も実施しました、夏の恒例行事「川ガキ決定戦」。朝の鴫沼でのザリガニ捕りから始まり、午後はびわのかげ周辺でのガサガサ&魚捕りでまで一日楽しみました。今年はこれまでの雨のせいで、川が増水気味で残念ながら川に潜ることはできませんでしたが、それでもガサガサでザリガニを大漁に捕ったり、大イワナ大ヤマメも例年になくゲットすることができました。こういった活動をとおして毎回思うことは、子供達がどんどん‘遊び下手’になってきていること。魚捕りも含め川での遊び方・潜り方がうまくできない子が実に増えています。周りにある自然という環境は何一つ変わっていないのですが、遊び方や楽しみ方のスタイルが変わったことでそういった子が増えているのだと感じます。昔は家にいても退屈なので、友達とつるんでは川に魚突きに行ったり山に行ったりして楽しんでいたものですが、今はそんなことをしなくても楽しいことが実に多くあります。また、すぐ誘い合える友達が少子化の影響で近所に少なくなってきていることもあるかもしれません。放っておいても自然の中での遊び方を覚え、いろいろなことを自然や屋外から学んだ時代とは180度違うからこそ、いろいろな場面に意図的にそういうことを設けていかなくてはなりません。せっかくこの地域に生まれたのに、勉強とスポーツだけで大事な少年期を送り、故郷の本当の良さを知らずして大学入学や社会人となってこの地域を離れていってしまうのは何とも淋しいものです。幸いスキーという競技は‘ここならでは’の活動ですので、やがて故郷を思い出した時、その記憶と活動がリンクしやすいものですが、スキーというスポーツだけではなく、幅広い体験をさせてあげ感受性豊かな人間を育てていきたいと思っています。このチームには、そういった経験をたくさん積んできているコーチと保護者もいます。スキーばかりではなく、またコーチばかりではなく、いろいろな人(保護者)がいろいろなことを子供達に伝えていけるHUUEは人と人との関わりが深いチームであり、選手を中心に保護者・コーチが一体となって子供達を育てているチームでもあるといえます。 ※写真は魚の腸取りを興味深そうに見入る選手達。
6月21日・22日は東京に研修に行っていました。21日ナスターレース協会が主催するスキーセミナーへ。翌日は日本スポーツ少年団が主催する全国指導者研修へ。ナスターレース協会のスキーセミナーでは、チルドレンクラスのスキーテクニックの紹介があり、特に海外の選手と比較した場合の日本選手の傾向と課題について詳しく説明がありました。様々な視点での説明は非常に参考になり、今後のジュニア育成面での特に小学生の指導に十分生かせる内容でした。一方で、海外選手との比較については、ほぼ納得・理解出来る反面、海外の選手達と戦うレベルに行くまでには、まず国内で勝ち抜く必要があり、国内で勝ち抜くにはそもそもこの国の戦い方、言い方を換えるとこの国で速いといわれる滑り・テクニックで勝負しなくてはならないという点が落ちていたように感じました。海外のジュニア選手のようにワールドカップを頂点として、選手の成長に合わせ長い時間で育成していくのが国全体で取り組まれていれば、皆同じ時間で同じスタイルの滑りで成長していきますが、日本の場合は、選手の成長や年齢より「人より速く滑ること」「同年代より速く滑ること」そしてより早く結果を出し、ジュニアの指定を受け、ナショナルチームに入っていかなくてはそもそも世界に飛び出していけないのです。ですが、やっと世界に飛び出しても、世界で戦えるレベルの選手はなかなか育ってこないため、先述の「そもそも海外のジュニアは」という議論になるわけですが、これはコーチやチームの問題ではなく、国レベルでのスキージュニアの育成を考えていかない限り、他の競技の様にオリンピックで金メダルを取るのは非常に難しい問題といえます。いずれにしても、ナスターレース協会のスキーセミナーでも主催は異なりますが日本スポーツ少年団の研修でも、種目・視点は違えど「小さいうちにどういったことに取り組み、どういった運動をするのがいいか」という結論が一緒だったことが2つのセミナーと研修に参加して発見できた点でした。研修やセミナー等、いわゆる学びの場に行くには時間も費用も必要ですが、そこには必ず得るものがあり、その得たものは子供達の成長につながっていきます。学びを通して自分が成長し、そしてそれが子供達の成長にも役立てる、そんなコーチをいつまでも続けていきたいと考えています。
今シーズンも無事に終了したことで、恒例の大納会を開催しました。選手として今シーズンを振り返ると、今までにないオフトレーニングを積み重ね、シーズンイン後も例年になく早朝滑走を行い、R35への適応を図り練習を相当積んできましたが国体予選ではここ数年最も低い順位となり、家族に迷惑をかけながらこの結果に本当に情けないシーズンとなりました。しかしながら、コーチとしては結果を出すべき選手にしっかり結果を出させることができ、またこのチームで育った浩和コーチは国体で活躍し、成美コーチは雪上復帰を果たし、こういった風景をこの冬に見れたことを考えるとやはり幸せなシーズンだったと改めて思います。選手達も誰一人怪我することなく、春からの陸トレを乗り越え、雪上で活躍しこうして最後にはみんな笑顔で納会を開催出来たことを心から感謝しています。そして何より、他チームよりもスキーにかける時間が多いこのチームに子供達を送り出し、チーム運営にも多大な協力をくださっているお父さんお母さん方には言葉には言い表せないほど感謝しております。今月からはいよいよ次のシーズンに向けた活動がスタートしますが、苦しい中にもいつかほんの一瞬でも子供達が輝ける瞬間が必ず訪れることを信じて、今年も選手達と共に汗を流し共に喜びながらチームを運営していきたいと思っています。
行って来ました春キャンプ。今回選んだのは、アルペントップレーサーズキャンプ。このキャンプは、ナショナルチームが企画・運営するもので、ナショナルチームの監督・コーチ及び選手の皆さんが参加選手達に指導をしたり模範滑走を見せながら進めていくものです。今回のこのキャンプのテーマは「普及と社会貢献」で、レッスンのみならず、スキーの歴史を学ぶ講義や会場周辺のごみ拾いを実施するなど、単なるレーシングキャンプとは異なるその内容に子供達を参加させて良かったと思えるキャンプでした。もちろんキャンプ自体も非常に充実した内容で、ウエーブの中でのショートポール練習やバンクの中でのポジションや板の加速の練習、様々なインターバルでのGSトレーニングと豊富なバリエーションの中で体で覚えるプログラムは普段のホームゲレンデ・ホームコースでは体験できないものでした。滑走前はそれぞれのコースでの求める滑り、意識する動きをナショナルチーム男子ヘッドコーチの岩谷さんや、同じくジュニア女子コーチの安食さんが分かりやすく説明され、滑走後は滑走後でナショナルチーム所属選手達が親切丁寧に子供達にアドバイスされ、充実したレッスンとなりました。このキャンプで、参加したチームの選手達が一気に上達するわけではありませんが、大切なことは「外に出て行くこと」と「いろいろなことを体験」することです。これは我々コーチにも同じ様にいえますが、居心地のいい環境でいつもの仲間で練習することも良いですが、時に外に飛び出し、普段と違う環境で、普段より緊張感ある中でトレーニングすることで新たな刺激や新たな気付きが得られます。我々コーチは選手達を‘育てて’いかなくてはなりません。そのためには様々な環境を提供し、多種多様な体験をさせ、そしてその中で理屈ではなく体で刺激や気付きを与える必要があります。そういった観点から今回のキャンプはとてもいい経験になったことでしょうし、遠く安比まで費用を持たせ送り出してくださった選手達のお父さんお母さんには心から感謝しています。
記録的な大雪のお陰で、今年は春に営業をしているどこのスキー場もかなりいいコンディションを維持しています。お隣のハンターMtも、朝晩の冷え込みも手伝って4月に入っても春とは思えないバーン状態、コース状況となってます。この日も午前中はバッチリしまっており、今シーズンの課題解消や来シーズンに向けたイメージ習得にもってこいの状況で最高のトレーニングが出来ました。春スキーの重要性は前回書きましたが、春スキーの楽しみは何と言っても選手達の素の顔が見れること。シーズン中の全ての練習は、次の大会に向けた練習となりますので、子供達の顔つきは「選手」の顔つきであり、我々はやはりコーチとしての顔で選手達に接し、そこには常に一定の緊張感があります。しかし春スキーは、先述のとおりしっかりトレーニングをしつつも、「次のレース」が無いトレーニングであるため、我々コーチもそして選手達も春の陽気の中ただただ純粋にスキーの楽しさ、競技の楽しさを感じながら滑走しています。リフトや移動の車の中でも、学校生活やコーチの昔話やプレイベートなことをたわいもないことを話しては笑い、シーズン中では味わえない時間・空間が生まれます。こんな中で、選手達は本来自分が持っている子供らしい顔になり、我々はコーチというよりスキーが大好きな兄ちゃん(おっさん?)であり、こういう関係でスキーが出来るのは春スキーだけといえます。この春スキー&トレーニングも残すところ後僅か。大好きなスキーをまだ滑れることを純粋に楽しみ、そして感謝しながら、一本一本を大事に滑らせ次のシーズンに「気持ち」と「テクニック」がつながるようサポートしていきたいと思っています。
春スキーのシーズンに突入しました。今シーズンは地元だいくらスキー場が3月で営業を終了したので、選手達も春雪の上では滑走不足。そんな中、お隣の高畑スキー場が営業を延長したことから、行ける選手&コーチで行ってきました。当日は「本当に春スキー?」と思うほど雪質も良く、おまけに時折吹雪いて超寒い中での滑走となりましたが、今シーズに解消出来なかった課題を再度振り返り、次のシーズンに向けて取り組むべきことや陸トレで強化する部分が見えて非常にいい練習になりました。特に今のジュニア選手達は、道具が非常に進化し、道具の性能で滑走しているケースが多々あります。板に乗せられるのではなく、自分の力で板を操作し、自分の能力で板の性能をしっかり引き出すためには、春雪の様な滑りづらい状況の中で滑走したり、板を操作しにくい低速の中でしっかり基本練習を重ねる必要があります。これから後2回の雪上トレーニングを計画していますが、滑りづらい・動きにくい状況の中でしっかり動きを覚えるトレーニングを実施していきたいと考えています。それにしても、ジュニア選手やスキーがたまらなく好きな若手コーチ達と一緒に春スキーを楽しむのはやっぱりいいね★
今年もやりました、だいくらワールドカップ!!HUUEのコーチ陣がそれぞれ役割分担をし、事前準備から当日の運営まで、その辺の草レースに負けない見事な大会を開催することが出来ました。当日はだいくらジュニアスキークラブの子供達がインフルエンザに感染し、大分不参加となりましたが、桧沢の子供達も大勢参加しみんなで本気のGS勝負を行いました。これだけのイベントを実施するには単純に人手そのものも必要ですが、それ以上に子供達のために何かやってあげようという思いを持ったコーチまたはスタッフがいること、そしてそんな思いに子供を参加させ共に運営に関わる保護者の存在も必要です。HUUEにはそんなコーチや保護者がおり、それがこのチームの一番の強みであるわけですが、そんな思いに昨年同様協力くださった桧沢スポ少の保護者にも感謝しております。競技スポーツである以上、子供達は笑顔になる時ばかりではなく、悔しい思いをしたり時に涙する時もたくさんあったことと思います。それでもシーズン最後にみんなでこうして楽しめ笑顔になれたことは、来年の頑張りに必ずつながると思っています。出来ればスキーという競技・競争の中で子供達を笑顔にさせたいものですが、勝敗が付く以上は全員が全員笑顔になれるとは限りません。だからこそ、こういった機会を出来るだけ提供し、誰もが笑顔になれる場をつくっていきたいものです。その重要性を認識し、そして実行と言う行動に移せるのがHUUEなのです。
今回は初めて息子のネタです・・・。3歳でスキーを始めて4シーズン目になった長男坊と、同じく3歳で始めて3シーズン目になった次男坊。今では放っておいても二人でリフトに乗ってあちこち滑るまでに成長し、大分手がかからなくなりました。私のスキー人生は、オフは週2〜3日は陸トレで家を空け、シーズンに入れば土日に年末年始の休みは全てゲレンデで、その他にも自分の大会や教え子達の大会サポートで、子供達にとって家にいてほしい時はほとんどいなく、子供達の機嫌が悪い時や体調を崩し具合が悪く妻にとっても家にいてほしい時にもいない時が多々あり、家族には本当に負担をかけながらスキーをやらせてもらっています。スキーばかりして家を空けてばかりいる父親がやっているそのスキーを息子達は嫌いになることなく、今では好きで好きで一緒に滑ってやれなくても、時に吹雪いていても練習や指導が終わるまで二人で滑りながら終わるのを待ち、一緒に滑ればリフト最終まで休憩も入れずに滑りまくる。こんな息子達の姿を見ていると、小さい頃に我慢させてきたからこそ、スキーをやりたいのであれば父親としてとことん夢に向かって全力でサポートしてあげよう思っています。もちろんこうなるとどこかの時間を削らなくては何でも中途半端になってしまいます。私の本業はコーチであり、HUUEの子供達が夢を手にするために力を緩めることは出来ません。となると、今まで競技者として使ってきた自分自身の時間を息子達のために使わなくてはなりません。以前、コーチに軸足を置きつつ国体と技選に挑戦し続け、よりコーチとして成長したく技選の自分を捨てた時と同じように、今の自分の時間を今度は息子達に提供したいと思っています。これまで家族を犠牲にしながらもやってきたコーチだからこそ、さらにHUUEのコーチ業に全力で取り組み、このスキー界に入ってきたからこそ息子達のために父親としてやれることを精一杯やっていきたいと思っています。とは言っても、バリバリ競技!なんて育て方はせず、小学1・2年ぐらいまでは素直に乗れ押せるポジション、自由自在に板の上で動けるシチュエーションの中でどんどん滑らせ、じっくり楽しく育てていきたいと思っています。
今年も出場しました、たかつえ民報杯。出場全クラスで優勝を目指すぐらいの気持ちで選手もコーチ陣もレースに挑みましたが、結香選手と陽稀選手は入賞、彩夏選手は後一歩のところで残念ながら入賞を逃しました。その分コーチ陣がやってくれました!まずはいよいよレースに復帰した成美コーチが3年のブランクを吹き飛ばして優勝!卒業後初レースとなった航大も青年の部を制して見事優勝!!そして今年から壮年に上がってしまった私も何とか優勝することが出来ました。もう一人忘れちゃいけないいろんな意味でHUUEの大スター浩和コーチですが、大会でただ一人R35で挑戦するも、セットがまったく合わず残念な結果に終わってしまいました・・・。今シーズンから板のレギュレーションが変更され、同じカテゴリーで戦う分にはいいのですが、草レースの様な小学生から大人まで同一コースで戦うレースは正直我々にはかなり不利な状況といえます。とりあえず過去のモデルのR27の板で出場したものの、それでも滑るのがやっとやっとの状況で思った以上にタイムが伸びず、そればかりかシーズンから今日までR35の板しか乗っていなかったため、急にR27をはいてもどう滑っていいのか分からず、自分でもよく分からないレースとなってしまいました(苦笑)こんなレースではありましたが、何はともあれ教え子の選手達と、ジュニアから育ちコーチをやっている浩和や成美と、そしてコーチをやり始める航大達とこうして大会に出場し、勝った負けたとはしゃげるのはやっぱり楽しいものです。コーチも選手も広い世代の者がスキーを楽しみ、世代を越えて競いあえるのは昔から追い求め、そしてずっと追い続ける風景です。私も含め、若手コーチ陣の子供達もやがてこの輪の中に入り、親子対決!!が出来る日を夢見て、まだまだ、まだまだ頑張っていきます!
行って来ました!今度は国体です。我がHUUEの浩和コーチが出場するためその応援と、選手達に国内トップクラスの滑りを生で観させることと国体そのものの雰囲気を体感させるために行ってきました。この日行われたのは、大学生が多く出場する成年男子A、成年女子A、そして社会人のトップを決める成年男子Bの競技でした。女子はR30、男子はR35の板ですのでどの様なセットが立ちそして選手達はどんなコース取りをしてくるのかが非常に興味深かったわけですが、ラインを真っ直ぐ取りながらも最後にスキーを「入れてくる」トップの滑りはとても参考になりました。上から来るか最後にスキーを入れてくるかのライン取り、そして重心の安定感が好タイムにつながることを改めて感じました。さて、我等が浩和コーチですが、残念ながら割れたコースで大半の選手が棄権する場所で無念のコースアウト。応援に来ていたジュニア選手達にも国体での滑りを見せることは出来ませんでしたが、結果によって選手の価値が変わるものではなく、ここに至るまでの過程によって選手の価値は作られていきます。今日まで選手達と一緒に汗を流し、自分の練習を惜しんで選手達に指導してきた彼が持っている価値は、大事なレースで完走せずとも昨日までの姿勢で形成されているのです。もちろん本人は予選も含めて悔しく無念の国体になったことでしょう。しかし、それも含め全ては次に向けてあくなき研究と学びをするために与えられたチャンス・時間であり、つまりは彼自身の成長のために与えられたものだと思っています。この繰り返しの中で選手として、コーチとして成長し、そしてそれを見ている子供達もいろいろなものをコーチから吸収し・学んでいくものです。たかつえで復帰する成美コーチ、そしてチームで育った航大と、後に続く者がいます。悔しい思い、辛い思いは自分だけのものではなく、後に続く者達の勇気にもなることを胸にこれからも頑張ってほしいと思っています。
行って来ました全中!と言ってもこれが初めてではなく・・・、チームから全中に出場する時はこれまでも必ずサポートに行ってましたが、今回は浩和コーチも同行。今回のサポートは、チームから県代表となった陽稀選手のサポートはもちろんですが、全中に行く理由は他にもあります。それは、全国のトップレベルをこの目で確かめ今後の指導に生かすこと、そして福島県またはチームから出場した選手の全国でのレベル、力の差をしっかり確認すること。これが非常に重要で、外に出て自分の目で確かめず「井の中の蛙」的なコーチではいつまでたっても指導力は上がっていきませんし、日々進化する用具、改正されるルール、それらに伴う技術変化・進化を把握しなくては、メーカーやプロコーチを頼らず地元だけで頑張ろうとする選手を育て上げることは出来ないのです。今回の全中で一先ず今シーズンの中学生の挑戦は一区切りつくことになりますが、休む間もなくこれからの日々は来年の予選を意識した練習となっていきます。これからの約二ヶ月のシーズンでさらに滑りを向上させ、春からのオフトレで補強し、そして来年のシーズンにいいスタートを切る。この中で、これから入ってくる選手と、既に加入している小学選手もいい刺激を受けながら成長していってほしいと思っています。選手の「勝ちたい、上手くなりたい」という気持ちに負けずに我々もしっかり学習・研究し、選手の夢実現のためにこれからも全力で指導に取り組んでいきたいと考えています。それにしても中学生とはいえ、トップ選手の滑りは「さすが!」でした。
負けました。今年の予選も昨年に続いて負けてしまいました・・・。これまでこのコラムでも何回も触れてきましたが、今シーズンはR35の年で新しい時代の幕開けとも言えるシーズン。各選手がどれほど適応してくるか、そこに挑む自分はどうあるべきか?を真剣にそして綿密な計画を立て、仕事をこなし、ジュニアの指導を行い、そして育児をしながら、持てる時間を何一つ無駄にせず自分に出来ること、自分が今やるべきことを一つ一つ積み重ねてきました。オフシーズンも今まで以上にトレーニングを行い、陸トレが無い日でも走り込みから補強トレを行い、シーズンに入ってからもジュニア指導前後に滑り込みを行い、相当練習を積んできました。特にR35での課題を明確にし、メーカーからの情報も取り入れながら十分な対策を練ってきたにもかかわらず、結果は惨敗。敗因は、今シーズン徹底して取り組んできたCラインからスペースを取ったライン取りが裏目に出たこと。その他にもいろいろ原因はありますが、当日のセットに適応出来なかったとは言え、ここに至るまでの過程は今振り返っても完璧で、悔い改める所が何一つ無いとはっきり言えるだけの努力をしてきました。持てる時間の全てを、向けられるだけの意識の全てをこの日に向けてきたので結果に対しては悔しくて悔しくて無念でなりませんが、その中に後悔の念がまったくもって無いのが今の私の救いとも言えます。家族に負担をかけ、スキーをやらせて頂いている社会人は結果が全て。この一年間の取り組みが無駄になってしまった訳ですが、そんな負けレースからも収穫はありました。一発勝負の予選会でライバル選手と戦うには、「優勝出来る!」と公言するだけの自信が無ければ、そもそも自分の力を出し切ることは出来ないということです。今回は春からトレーニングしてきた力を十分出すことが出来ました。しかし、結果はついてこなかった。もう一度結果を手にするまで、もう少しだけ頑張ってみようと思います。
県中体連スキー大会で、陽稀選手が見事全国大会を決めてくれました。チームからの全中出場は葵選手以来、男子選手としては航大選手以来となります。全中出場は男子女子関係なく嬉しいことですが、激戦の男子の中を勝ち抜くことは格別の思いがあります。選手の中には、たまたま勝つ選手もいますが、陽稀選手をはじめ過去に全中に出場した選手は、努力に努力を重ね勝つべくして勝った選手ばかり。特に今年の陽稀選手は、オフの陸トレを休んだのはたったの1日。陸トレのメニューも次から次にこなし、負荷も当初の予定よりどんどん上がり、特に走り込みでは、過去にどの選手も経験していない10km走を2回も実施するなど、体力の目覚しい向上と、トレーニングに直向に取り組む姿勢と意識面での成長は、全中という結果を手にするだけの過程を歩んできたと感じます。「努力が必ずしも結果に結びつくとは限らないが、結果を残した者は間違いなく努力している」とは有名な言葉ですが、正に今回の陽稀選手がそのことを示し、そしてHUUEの大事なものを実践してくれました。彼はまだ2年生であることを考えると、これからの全中やその後のレース、さらにはオフの陸トレの過ごし方によっては来年は十分トップ争いが出来る選手。来年チームに入る男子選手、さらには現在チームに所属している小学男子の選手にとっても良き先輩、良きモデルとなり様々な相乗効果をもたらすことも考えられます。今後の選手の成長と、それに伴うチームの成長が楽しみです。
例年になく長い年末年始の強化練習も無事に終えました。今シーズンは自分自身の板が変わったことで、選手と一緒にどんどん滑りながら指導をしてきました。従って、指導者というより、一選手として選手達にあれこれ伝えることが多かったように感じます。特に選手達に強調したことは、競技をやっている以上、選手自身は「勝つために練習に取り組むこと」。これは小学生だろうが中学生だろうが高校生だろうが年代に関係なく、競技スポーツに取り組む以上選手自身は常に勝つことを意識し練習に取り組まなくてはなりません。ただし、指導者の立場はまた異なり、指導者は勝利と言う結果よりそこまでのプロセスを重視し、その中で選手自身を成長させ結果は後からついてくることを指導しなくてはなりません。また、場合によっては勝利を経験することなく去る選手には敗戦から得る価値や次につながるフォローも必要になります。再び選手としての考え・意識に話を戻しますが、どうも最近は選手の勝利に対する意識が低くなっているように感じます。「優勝する」「ライバルに勝つ」「昨日までの自分に勝つ」「弱い自分に克つ」・・・、これらを選手自身が強く持ち、指導者がここ(目標)に辿り着くまでのプロセスをしっかり描き、小さな成功体験を重ねながら選手のモチベーションを維持させてようやく手に出来るのが結果(目標)なのです。幸いHUUEは、ジュニア選手達に「選手とは」を指導出来る現役選手のコーチがいて、「コーチとは」もしっかり理解しているコーチがいる。選手それぞれの夢や目標を実現・達成するため、今年もジュニア選手と一緒に滑り、一緒に汗を流し、一緒に笑えるチームを目指していきます!
何度かこのコラムでも触れていますが、今シーズンから導入されるR35。シーズンインから使用していますが、ここにきてようやく‘しっくり’くるようになりました。いろいろな人がいろいろな所でコメントしていますが、まず使用した当初の感想は「曲がらない」より「タイミングが合わない」が率直な感想。とにかく今までの感覚とはまったく違うものでした。今ではそれなりに対応出来るようになりましたが、曲がらない→曲がるようにする、という考えや解決では決してタイムが出る滑りにはならないでしょう。我々選手は、曲がることが重要なことではなく、タイムを出すことが重要。よって曲がる・曲げることばかりを意識していては本質を見失うことになり兼ねません。板のラディウスが大きくなり、これからはよりしっかり踏むことが求められますが、ジュニアを指導する上でも決して勘違いしてはならないことは、板が長くなり曲がりにくくなったからと言って、過去の長く、曲がりにくい板の時代のテクニックを復活させることではないということです。残念ながら、一部の関節を意識した滑りや、体の構造上無理な使い方をするジュニア選手が多くいますが、テクニックは常に進化していること、そしてタイムを出すためにはより効率的な動きで体の機能を合理的に使わなくてはなりません。今シーズンのスタートは一選手として本当に苦労しましたが、これまでのテクニックや感覚がまったく通用せず結構もがきましたが、苦労感より新しいテクニックに挑戦する‘わくわく感’の方が大きく、毎日のトレーニングが楽しくて仕方がありませんでした。今では、フリーでつかんだ感覚をようやくポールでも実践出来るようになりましたが、はっきり言えることは「履きこなした者にしか、この感覚を選手に伝えることは出来ない」です。先述の「タイミングが合わない」ことや「タイムを出す滑り」をここで詳しく書き記すことは不可能ですが、この間の経験や得た感覚は現場の指導でしっかりジュニア選手達に伝えていきたいと考えています。いやぁ、スキーはやっぱり楽しい!!
10年ぶりに参加してきました、全日本のセッタークリニック。場所は岩手県の安比スキー場。11年前にSAJのB級セッターを雫石で取得し、翌年志賀高原で開催されたクリニックに参加してから2回目のクリニックへの参加となりましたが、今回久しぶりに受講したのは、この間自分なりにいろいろな疑問や確かめたいことがあったからです。もちろんこのクリニックは、実技の他に数時間の学科もあるのでFISルールの確認や忘れがちな細かいルールの最勉強にもなります。それで話を元に戻すと、今回の参加で確認したかったことは、ここ最近のレースで見られる傾向は果たして正しいのか?自分が選手として大会に出場し感じる疑問はセットとしてどうなのか。クリニックは、グループに分かれ一人ずつGSをセットし、全員が終わると今度はSLをセットし、その都度SAJのセッター委員から講評や場合によっては指摘も受けるわけですが、GS・SL共に30旗門ほどのセットだったのでそれなりの標高差とコース長の中でのセットを行えたわけですが、実技を行い委員からアドバイスを受け、学科でいろいろなことを再確認でき本当に有意義なクリニックとなりました。そしてもう一つの収穫は、夜の懇親会で元オリンピック選手の生田くんや兼子稔くんなどの秋田県連メンバーや、同じ国体Cに出場している選手と酒を飲みながらいろいろ語り合い、情報交換出来たこと。皆現役選手で国体に出場する一方で、ジュニアコーチとしてセッタークリニックに参加しているメンバーなので立場・話題に共通点が多く本当に楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。時代は常に変化し、その変化と共にルールが変わり道具が変わりますので、過去の経験や知識にだけ頼って指導するのではなく、貪欲に学び、選手達の成長したいという欲求にしっかり応えられるコーチであり続けたいと思っています。これまでも何度か触れていますが、今シーズンからレギュレーションが大きく変わり、それに伴い板は変わらずとも自ずと小中学生の滑りもそこを視野に入れた滑りを行っていく必要があります。今年は、今回のクリニックも含め学びの場を多く確保することが出来ました。これをどう雪上で選手達に伝えていくか。いつになく楽しみなシーズンです。
外での陸トレは終了しましたが、シーズンぎりぎりまで室内でトレーニングを実施する一方で、少しずつではありますが雪上トレーニングも始めています。この時期の雪上トレーニングは、新しい板もまだおろすことも出来ず、今年のためのトレーニングというよりは、昨年の感覚や課題を思い出し、かつ陸トレで向上した身体能力を試行する意味合いのほうが強いトレーニングですが、ここまでしっかりオフトレを積み、かつこの間常に目標を持って目的意識を持って過ごしてきた選手は「今年はいけそうだ」と感じる滑りを既に見せ始めます。もちろんこの時期にそんな予感を感じない選手であっても、雪上でしっかり調整を重ね選手自身が成長を実感出来るようにするのも我々コーチの役割です。スキーも含めスポーツに取り組む中で大切なことは、この成長を実感出来ること。大会などで他の選手に勝てるようになる前に、まずは昨日までの自分、さっきまでの自分の滑りから成長しそしてそれをしっかり実感することの繰り返しが必要であり、その繰り返しが辛いトレーニングを継続するモチベーションになったり、辛い結果を乗り越える力にもなっていくものです。こういったことを長年実践しているHUUEだからこそ、スキーに長く取り組む選手が生まれ、選手からコーチへと成長していく若者も現れます。どのスポーツよりスキーが一番で本気でスキーを取り組みたいというジュニア選手は、残念ながら年々少なくなってきていますが、そんな状況だからこそ一人また一人と卒業してもスキーを続け、後輩と一緒に滑ったり指導する選手が現れることは非常に貴重であり価値あることだと思っています。今回の雪上トレーニングでは、浩和の他にショーヘーや航大も参加し、小中学生と一緒に滑ってくれていましたが、私がずっと大事にしてきた「滑って教えられるコーチ」がこのチームからどんどん生まれています。そんなコーチであり先輩でもある大人の後を追ってと高校生や中学生、小学生がスキーに取り組みやがてコーチまたは社会人レーサーになっていく。情熱を持って選手を指導し、時間をかけて成長させていくこのチームにしかない好循環といえます。
遂この前まで、汗をダラダラ流しながらインターバルをやっていたと思っていたら季節はいつの間にか冬に。シーズンの課題を克服すべく新たな気持ちでトラックに立った5月。あれからもう半年が経過・・・、長いと思っていたが振り返るとあっという間でした。それでも今年のオフトレも例年同様充実し、特に中学唯一の男子選手である陽稀選手の体力向上は目を見張るものがあり、走力に限ってはもう来年はついて行けないのでは・・・、と感じるほどの成長でした。今年の冬は去年よりさらにパワーアップした滑りを見せ、少しずつ結果も上がっていくでしょう。女子選手も小学生選手もよく頑張り、流した汗と一生懸命に取り組んだ時間は必ず成果となって雪の上でも出てくるでしょうし、そうなるよう引き続き我々コーチはしっかりサポートしていきたいと考えています。私自身もいよいよ40歳となり、肉体の変化や体力の変化に今まで以上に目を向け怪我・故障を避けつつも限界を上げていくという当初の目標をしっかりクリアすることが出来ました。当然この目標の先には、未知のR35でもしっかりトップで戦えるというテーマがあったわけですが、現段階でやりたい動き、使いたい筋肉、耐えたい筋肉、反応したい神経等はしっかり準備出来たと感じてます。後はそれをどう雪上で実践するか。新レギュレーションが適用される今シーズンに、今まで以上のワクワク感を持ってシーズンを待っています。さて、この半年間チームのオフトレを支え、ガンガン陸トレをやらしてくれた陸上競技場も11月30日が最終日。ということで、今年もコーチ・選手全員で感謝の気持ちを胸にグランド整備をしました。この施設が無ければHUUEのオフトレは実施不可能です。この恵まれた環境を無駄にしないためにも、それぞれの選手がこの冬十分な成果を出し、そして来春笑顔でかつ新たな抱負を胸にこの競技場に帰ってこれるよう、全力でサポート・指導していきます。
今やすっかり秋の恒例行事となった、葵ちゃんちでの鮎パーティー。ただ集まるだけではもったいない!?ので、選手コーチはびわのかげから下郷中妻までの15kmのマラソン大会を実行。これが慣れないコースということもあって距離以上に長く感じ、おまけにアップダウンもあり、なかなか走り甲斐のあるコースで、オフトレのある意味走り納めにもってこいでした。シーズンを前にし、これだけの距離を淡々と走れる自分の体がなんかすごく嬉しく感じました。葵ちゃんちに到着後はいよいよ鮎パーティー。選手及び保護者、そしてコーチはそれぞれ子供同伴で参加したわけですが、チームで育った選手がコーチとなって子供達を指導し、そして我が子もチーム活動に連れて来ている風景に、このチームで流れた時間の大きさを改めて実感しました。選手数は決して多くはありませんが、選手間のつながり、選手の家庭・コーチの家庭間のつながり、そういったつながりが非常に強く、だからこそ選手の家庭(葵ちゃんち)にみんなで押し寄せ、このようなパーティーが盛大に開催出来るのだと感じました。こういった選手の家庭の協力・家庭の理解があるからこそ、我々コーチは時に自己や自身の家庭を犠牲にしても、今を一生懸命に取り組んでいる選手のために本気で指導に当たれるのです。その本気さから誤解を生むことも、本気さが伝わらず響かない時もありますが、それでも我々は自分の信念を曲げず、本気の指導で選手に向き合い続けていくのです。チームというより家族とも呼べるHUUE。コーチ陣の子供達がいつかデビューする日を夢見て、これからもまだまだ頑張っていきます!!この日のために沢山の鮎を釣り上げ保存してくださった元さん、沢山の料理を準備くださった常子さん、参加下さった保護者の皆さん、遠くから駆け付けてくださった宝田さん、皆さんに感謝です。次は結団式で盛り上がりましょう!!
シーズン中だけの活動ではなく、様々な活動を展開し、かつ様々な地域活動にも参加するHUUE。今年も参加しました、ひのき駅伝大会!今年は、学校行事や各家庭の用事も重なりチーム編成に苦労しましたが、それでも選手とコーチによるチームと保護者でつくったパパママチームの2チームをエントリーすることが出来ました。昨年は一般の部、パパママの部の2部門で優勝することが出来ましたが、今年は残念ながら2チームとも2位。それでもこうしてチームみんなで出場し、力を合わせたすきを繋いだことは、順位以上の経験と価値を選手にそしてチームに与えてくれたと思っています。スキーチームですので、スキーの活動が何よりも優先すべき活動であるのは当然ですが、可能な限り様々な種目にトライし、可能な限り様々な体験を通し、そしてその中でいろいろな人に触れ合うということも非常に重要です。そういった体験や経験がスポーツ選手の土台ともなる人間的な成長を促し、単なるスキーやスポーツだけが出来るスポーツ馬鹿・スキー馬鹿とは異なる真の競技者を生むものと考えます。そういったことがコーチだけでもなく、選手だけでもなく、コーチ、選手、そして保護者も理解しているからこそ、富士山やゲレンデ走をはじめとしたチーム活動に保護者の協力があり、夏の冒険王や鬼ごっこ、只見駅伝等の様々なスポーツ活動や地域活動にHUUEの選手達が多く参加しているのです。選手達はいずれスキーを離れ、チームを離れる時が必ず来ます。その時までに、その後の長い人生を歩んで行くためのしっかりとした土台を作っておかなくてはなりません。その土台に必要なのが、繰り返しになりますが多種多様な幅広い体験であるのです。浩和や成美、ショーヘーが選手達と共に活動する風景、高校選手や中学選手が様々な活動に参加する風景、そしてそれらを支え時に共に楽しむ保護者の風景、HUUEのいい所は正にこういった所にあると思っています。
今シーズンからいよいよFISルールが適用され、マテリアルが大幅に変わります。私からすればこのルール変更は、かつて2mものスキーを乗っていた時代にカービングスキーが登場した時と同じぐらいの感覚があるわけですが、何はともあれこのルール改正に我々はもちろん、ジュニア選手達も対応していかなくてはなりません。このルール改正によるいわゆる男子はR35、女子はR30の板となるわけですが、板を乗りこなすテクニック以前に、我々が履く板がどう変わり、その板の変化・性能に対しメーカーはどのようなテクニックを追及しているのか、その所から把握し理解しなくてはR35・R30に対応することも指導することも出来ないと考えています。つまり、作り手(メーカー)の思いを知らずして新の対応はない、と。そこで行ってきたのが小賀坂の東京支店(営業所)。当日は浩和のほか、板は違うものの仁も東京で合流し、R27からR35までの開発の経緯やテストスキーヤーからの実際の感想、テクニックを適応していった過程をじっくり聞いてくることが出来ました。ここ数年、極端なカービング形状からやや真っ直ぐな板になってきていることもあり、「上下運動」の重要性が再び聞こえてきていますが、その上下運動も板の性能や作り手側の求めるテクニックを知った上で行う必要があり、そういったことを把握・理解もせず運動だけを求めることは、コーナーリングが弱い車をテクニックでカバーしようとする何とも非効率的なトライと言えます。今回は多くのそして貴重な情報を手にすることが出来ました。お陰でR35の未知の世界とはいえ、漠然とながらもある程度のイメージと組み立てが出来ました。この冬はR35・R30に対応するいわば新しいシーズンです。新しいことに挑戦出来ると考えただけでワクワクしてきます。
今年も激走しました!只見駅伝!!チーム名は「ひのきメタボ軍団」なので、ひのきのページに書いても、針生人のページに書いてもどちらでもいいのですが、大半がスキー仲間であり、HUUEメイトでもあるので今回はこのページに・・・。今年はチームから、コーチの浩和と現在就職試験を頑張っている航大、そしてHUUA(アダルト)の瀬谷さん、さらに高校生は所属校のスキーチームとして出場しました。浩和は、前日に体調を崩し出場が危ぶまれましたが、何とか走れるまでには回復。タイムも相当落とすのでは?と心配していましたが、これまでの積み重ねが物を言いいしっかりタイムを出してきたのはさすが。航大もここに来てようやく体を動かし始めたわりには区間上位の好タイムを出し、チーム最年長の瀬谷さんも歳に負けず他チームに負けず、ナイスランを見せてくれました。私はというと、今年は昨年以上に自主トレ日を増やし、ロードのタイムレースも多く取り入れ、「去年より今年!」と意気込み陸トレに取り組んできましたが、量のわりには今一つスピードが伸びず、レベルアップも充実感も少ないオフシーズンを過ごしていたので、それほどタイムには期待していませんでした。しかも、いざスタートすると大雨で腕時計が故障してしまい、キロごとのタイムが刻めず感覚だけで走る苦しいレース展開となりました。そんなこんなでタイムは期待せず成績発表を待っていたわけですが、結果を見ると何と30秒以上もタイムを更新していることが判明。半ば諦め期待もしていなかっただけに、タイムを見た時は心底嬉しく思うと同時に、改めて何歳になっても日々努力を重ねていれば過去とは違う新たな自分に出会えるものだと実感しました。そしてもう一つ嬉しかったことは、同区間を走った高校生アルペン選手に負けなかったこと。私の区間で2人の高校生アルペン選手が走りましたが、部活にバリバリ取り組み雪上では敵わない高校生に走りで勝てたことは、成年Cの私にとっては大きな自信となり、この勢いのままシーズンに入っていければと思います!!それにしても、毎年のことながらHUUEメイトや同じ地域の仲間と共に走り、苦しみ・喜びの時間を共有出来る駅伝は最高です!
SAJだいくらスキー学校30周年記念パーティが開催されました。今ではジュニアチームを持つコーチであるため、スキー学校インストラクターとしての活動はまったくしておりませんが、それでもこうして節目のパーティーにお声掛けをいただけたことに感謝の思いを抱きました。振り返ると私がスキー学校に入ったのは20年前。社会人となって、今後のスキーをどの様な形で取り組んでいくかを考えていた時に、現在も校長を続けている久弥さんに誘われ、インストラクターとして、そして基礎スキーの世界へと入っていくわけですが、当時は今と違い、基礎スキーと競技スキーが棲み分けされており、競技スキー上がりが基礎スキーで活躍するということはあまりありませんでした。ですが、基礎も技術理論も分からず感覚で競技に取り組んでいた当時の私にとって、基礎スキーの世界で学び・経験することは競技面でもプラスに作用し、実際競技での成績が上がり始めたのは、基礎の世界での活躍と比例するように伸びていきました。これらは自分自身の競技面だけではなく、基礎スキーやインストラクターの経験は後に務めるジュニアコーチにも生き、あの時スキー学校に入っていなかったら今の自分がないかもしれないと言えるぐらい、私にとって大きな転機であり、その後の時間はかけがえのない大きな経験となりました。それともう一つ忘れてならないことは、だいくらスキー学校には常に素晴らしいスタッフ、素敵なスキー仲間がいたことです。20年前にスキー学校に入った時の校長である久弥さん、共に常勤で当時のスキー学校を支え、共にスキーを楽しんだ和彦君に和隆君と今なおこうして親交があるのは、あの時代に共にスキーに取り組んできたからだと思ってています。だいくらスキー場には素晴らしいスクールがあり、そこに多くの素晴らしいスタッフが集い、こうしてみんなで馬鹿騒ぎ(お祝い)が出来る。活躍しているベースは変わっても、この素晴らしい伝統と環境は、次の世代に残していかなくてはならないと感じました。
夏を締めくくる恒例行事&陸トレ折り返し地点の成果試しの「地獄のゲレンデ走」を今年も実施しました。毎年毎年同じ感想ですが・・・、何年やっても何十本挑戦しても、決して慣れることのないこの辛さ(苦笑)それでもチームとしてこうして挑戦するのは、やはりこの場所でしか、このコースでしか感じ得ることが出来ないものがあるから。このゲレンデ走は他人と競うものではなく、過去の自分のタイムや苦しい上り坂に折れそうな自分の気持ちにどこまで耐えられるか、いわば「自分試し」のトレーニング。スキーは個人競技ですので、レース会場でのアップからスタートまで全て一人で行っていかなくてはなりません。ゴールすれば他選手とのタイムの比較によって勝敗が決しますが、ゴールする最後の最後まで相手は見えません。一人だからこそ、他の選手が速く見え、スタート前はコースの荒れ状況に不安になり、とにかく孤独な競技です。だからこそ、自分に挑戦する、弱い自分の気持ちに打ち克つトレーニングを普段のトレーニングで取り入れなくてはなりません。これが勝利に結びつけばいいのですが、勝負はそんな単純なものではありませんのでそうはいきませんが、間違いなく言えることは「強い選手」になれることです。下の富士山の記事にも書きましたが、指導で大切なことは「勝つ選手」より「強い選手」を育てるこそ。スキーにだけ勝つ選手より、人生をしっかり生き抜く強い選手を育てる。その強い選手は‘スキーでも勝っていた’、これが我々が長い目で、長いスパンで時間をかけて育てていく選手だと思っています。今回のゲレンデ走は半日でしたが、半日で実施した本数は過去最高。一人の脱落者も出ず、全員見事に乗り切りました。この夏、また一つ強くなったと信じています。今回のゲレンデ走で、夏の大きなチーム行事が全て終了しましたが、祇園祭でも富士登山でも、そして今回のゲレンデ走でも、チーム保護者皆さんの協力には心から感謝しています。一人一人、一家族一家族のつながりを日々感じながら指導が出来る、コーチとしてこんなに幸せなことはありません。葵選手のサポート、なっちゃんの参加も嬉しかった。
5度目の富士登山を無事に終えました。今年は過去最高の好天で、登山中雲や霧にほとんど包まれること無く、上(山頂)も下(麓)も常に視界良好、大パノラマを見渡しながらの登山となりました。今回の登山は虎太朗以外は全員経験者。ある程度の所要時間と距離感をつかみ、かつペースも分かっているメンバーだったので登山は比較的順調に進みましたが、それでも高山病になるのが富士山。徐々に標高が上がり、気圧が変わってくると選手達の中には頭痛を訴える者がちらほら。(なぜか腹痛を訴えた者は若干一名・・・笑)それでも、酸素を頻繁に吸引し、チームメイトの声援に支えられながら、何とか参加者全員登頂することが出来ました。我々コーチは、さすがに高山病にならず、富士登山の辛さに慣れてきてはいますが、それでも標高3,700メートルの日本一の富士山を極めるのはやはり大変です。それでもこうして選手達も頂上を極められるのは、チームメイトとりわけ先輩にあたる選手の後輩に対する声掛けやサポートが素晴らしいこと。それと、選手それぞれが高山病の苦しさや7時間近くかかる山頂までの苦労を乗り越える‘底力’があるからだと思っています。スキー競技やスポーツだけではなく、人生そのものが苦労の連続です。我々が子供達に教えなくてはならないことは、将来それらの苦労に逃げずに立ち向かう勇気です。スポーツの中では「勝つ」ことは結果の目標ですが、勝つまでのプロセスの中で大小様々な苦労を乗り越える機会があります。この機会を逃さず、しっかりその意義と重要性を子供達に教えなくてはなりません。勝つことの結果の目標以上に重要なスポーツの「目的」はここにあると思っています。必ずしも「勝つ」選手が育つとは限りませんが、こういったことを大事にする指導、チームからは必ず「強い」選手が育ちます。今回の富士山も、前回の富士山でもそうですが、苦しみを乗り越え登り切った選手は間違いなく強い選手であり、そして後輩達に一生懸命声を掛けサポートした良太はそれ以上に強い選手だと改めて感じました。素晴らしい先輩を見て育った選手が、今度はそういう先輩になる。HUUEは「強い」チームです。
陸トレが一層ハードになる8月ですが、ハードな陸トレの合間を縫って、先月の祇園祭に続いて地域活動に積極的に参加する月間でもありました。今回、HUUEメイト及びコーチ陣が参加したのは、NPO法人ひのきスポーツクラブが主催する南会津冒険王プロジェクト。私がクラマネとしてその事業に関わっていることもあり、第1弾、第2弾共に多くの選手とコーチが協力してくれました。普段のトレーニングやチーム活動は、どちらかというと自分のために、チームのために行われるものですが、こういったいわゆる「地域活動」は、人のために、地域のために行われるものであるため、参加することで普段の活動では得ることの出来ないものを感じ・気付き・吸収することが出来ます。また、こういった活動に一生懸命取り組む「地域の大人」に交じって行動することも重要であり、こうした直接的な関わりの中で将来地域を担う人材の育成にもつながっていきます。写真は、南会津冒険PJ第1弾で実施した「鬼ごっこ」の時の写真ですが、スキーの大大先輩である、和隆くんや誠一くん、同じ檜沢中の大先輩である太や忠、地域活動を頑張る智や富士子、向後くんに交じって事業に関わった良太と愛海。地域の大人と一緒に身体を動かし流した汗から、理屈を超えた「何か」を感じたはずです。スキーだけ、スポーツだけが得意な「スキー馬鹿」「スポーツ馬鹿」を育てるのは簡単ですが、社会性を身に付け、人間性を高め、フェアプレイ精神を持ったスポーツマンを育てるのは、こういった幅広い世代の人との触れ合いと幅広い活動の参画から生まれるものですが、それを‘意図的’にコーチが作ってやれるか否か。勝敗と違い、子供達にとってその成果が表れるのは5年10年後ですが、チームで育った選手がコーチとなり、そのコーチ達が様々な活動に参画している今のチーム状況を見ると、人づくり・地域づくりの好循環が構築されてきていると実感しています。
恒例というより定番となった祇園祭の出店。今年もHUUEの店内は賑やかで、昨年以上に盛り上がった祭りとなりました。こうやって出店が出来るのも、そして当日盛り上がり成功と言える出店が出来るのも、一切の下準備を手掛けるショーヘーや材料を提供する浩和などのコーチ陣、そして当日一生懸命店を切り盛りしてくださる保護者の皆さん、そしてそういった応援や協力に負けない頑張りを店番で見せる選手達がいるからこそ。店の種類にもよるかもしれませんが、我々が出店している淡水魚すくいとかき氷は、準備から当日の販売まで本当に大変ですが、この大変な出店を無事終えると改めてHUUEの‘マンパワー’の大きさを実感します。一部の人だけが負担を強いられたり、一部の人だけが突っ走るのではなく、みんなで持てる力、協力出来る時間を出し合って取り組むからこそ、継続的な取り組みが出来るものです。もちろん、方向性を出したり、割り振り・役割を指示するリーダーは存在しなければなりませんが、チームと言う「組織」が機能する条件が揃っているスキーチームと言えます。私は子守で、当日はなかなか協力出来ないからこそ、そういったことを強く感じています。今回も本当にみんなで頑張ったので、出店当初からの目標である「選手全員へシーズン券のプレゼント」がきっと実現するでしょう。楽しく充実した祭りの時間を創出くださったチーム保護者の皆さん、選手達、そして七行器行列に参加し今までと違った楽しみをチームに提供してくれた葵ちゃんとなっちゃん、遥々お越し下さった宝田さん、来店くださったお客さん、店裏に顔出し&飲みに来て下さった皆さん(笑)、多くの皆さんに感謝感謝の祇園祭出店でした。さぁ次は富士山だ!!(もちろん陸トレもバリバリやっていきます(笑))
昨年に続いて、今年も日本スポーツ少年団主催の研修会に参加してきました。今回の研修会は2年ぶりに開催されるスポーツ少年団指導者全国研究大会で、テーマは「子どもたちを育むスポーツ環境を考える」、会場は東京の虎ノ門。さすが全国研究大会だけあって、講師陣は一度は拝聴したいと思っていた方々ばかりで、行く前から非常に楽しみにしていました。最初の講演は、早稲田大学教授の友添先生で、先生はスポーツ界からの暴力行為の根絶にも広く関わっておられる方で、現在は日本柔道連盟の検討メンバーにも入っている他、NHKのクローズアップ現代にも出演され、元アスリートの不祥事や高校球児の事件等の背景にあるものを今回の講演でもお話しくださいました。特に印象に残ったことは、スポーツ選手として一番スポーツスキルを身に付けるのに適した年齢は、人として成長する「精神的発達」「社会的発達」「身体的発達」「認知的発達」を身に付けなくてはならない時期と丁度重なることから、この時期に誤った勝利至上主義や利己的な指導者による指導を受けると、その後の成長に大きな支障を来たす恐れがあるということでした。それ以外にも、優れた指導者に共通して見られる姿勢や対応、優れた指導者に共通して見られる指導や練習の方法等、様々な事例も織り交ぜながらの講演は「わざわざ来て良かった」と心から思える内容でした。コーチを始めて間もなく20年になりますが、コーチを始めた当時と比べると時代も変わり、子供達の資質も変わり、長年現場にいればいるほど過去の指導方法や成功体験にこだわって指導していくことは不可能です。場合によっては長年大事にしてきた指導方針も、時代を受入れ変えていかなくてはならない時もあるでしょう。大事なことは、時代や社会の変化に気付く‘きっかけ’を得ること、プラスこれまでの指導方針や指導方法を‘客観的に見る機会’を得ることです。私にとってそれらを得る機会が、こういった場での研究や学習になるわけですが、これからも現場に立ち続けるために、そしてこのチームで活躍している選手や若手コーチ達が「このチームで良かった」と思えるよう、これからも学びの姿勢を持ち続けながら、多面的な発達をサポートできるコーチを目指して行きたいと考えています。
今年も登ってきました七ヶ岳!前日から降り続いた雨もなんとか上がり、登山をするには丁度いい天気。途中まで霧もありましたが、それも次第に晴れ、非常に気持ちがいい登山が出来ました。初夏の恒例行事としてすっかり定番化していますが、何度登っても変化に富んだ楽しいコースで、適度な疲労感も味わえる正に秀峰といえる山です。一緒に登っている子供達がそう感じるまでには、相当の時間と経験が必要ですが、それでも毎年毎年繰り返し繰り返し引率しながら登ることで、理屈を超えてしんどい体と流した汗で次第に山の魅力、自然の魅力を感じ取ってくれるものと思っています。私達が小学生の頃は、引率もなく、自分達だけで弁当を背負って登っていました。大人に声を掛けられるまでもなく、‘地元’の山に登ることが当たり前の様に毎年登っていました。時代が変わり、時間的余裕がなく、また野外活動自体の経験が乏しい現代の子供達には、我々大人が意図的に時間を作り場所を提供しなくてはなりません。この経験が子供達の成長にどう影響を与えるかは分かりませんが、自分が住んでいる地元の山も知らず、身近にある自然の魅力も知ることなく大人にさせるなんてことはしてはならないと思っています。こうして毎年子供達と登っていると、昨年までは縦走でへばっていた子がぐんぐん歩くようになったり、今まで見向きもせず通り過ぎていた野花や生き物に立ち止まったりと、いろいろな成長を感じることが出来ます。スポーツ指導者として、選手一人ひとりの技術力と競技力を向上させ、夢をつかむサポートをする一方で、地域に生きる大人として、子供という今の時代に伝えなくてはならないこともしっかり伝えていきたいと考えています。
次シーズンに向けた陸トレも、早1ヵ月が経過。5月の設定目標も皆順調にクリアし、量・質共にマックスになる7月に向かって、一段一段負荷を上げながら体を鍛えています。何度かこのページにも書いていますが、まだまだ人数は少ないですが、今年から小学生が加わったこととで、今まではどちらかというとストイックに取り組んでいた陸トレに、いい意味での‘あそび’が加わり、剛と柔がうまくミックスされた新鮮な陸トレが行われています。もう一つ新鮮なことは、成美コーチがカムバックしたこと。と言っても、子育て真っ盛りで、常に陸トレに来れる身ではありませんが、それでもこうして現場に復帰し、子供達に接してくれている風景は新鮮に感じます。特に女性コーチは、我々男性には気付かない所に目が届く存在であり、また女子選手にとっては身近な存在でもありチームに欠かすことの出来ないコーチです。浩和コーチや仁コーチにも言えることですが、このチームで育った選手が大人になってコーチとして現場に立つことで、チームとして大事な事がしっかりと次の時代を担う選手達にも受け継がれていきます。チームとして大事な事が伝統であったり理念である訳ですが、テクニックの指導は現場の経験や雑誌から知識を得ることでいとも簡単に手にすることが出来ますが、チームの理念や伝統は時間をかけ人から人に伝えていく過程でしか得ることができません。また、選手の育成に最も重要な「心」の指導もこういった過程の中で培われていくものです。選手の数はそれほど多くはありませんが、このチームで育ち、チームの伝統や選手達の心の育成・サポートをしっかり出来るコーチが揃い、選手一人一人にしっかりと行き届く指導が出来るHUUEは県内トップクラスの指導体制であると自負しています。そして、この様な環境でスキーに取り組む子供達は、きっとスキーに夢中になれると思っています。どのチームよりも、長くスキーを続ける選手を育てるチームを今年も目指していきます!
いよいよ次シーズンに向かっての陸トレがスタートしました。40歳という節目を迎えての陸トレであることから、心機一転!と言うわけでもないんですが・・・、新しいトレーニングシューズに変え再びやってくるハードなトレーニングに向かっていきたいと思っています。今年の陸トレでの自分の目標とコーチとしての目標ですが、まず自分の目標は2つ。これまでの陸トレで特に歳を感じることはありませんでしたが、40歳という年齢を直視し、今まで以上にトレーニング後のケアとチェックに力を入れること。そしてもう一つはフィジカル面になりますが、「遅れない体を再び作る!」です。ここ数年のレースで体が遅れるケースがあり、その解決策としてオフの間に‘遅れても戻せる体づくり’に取り組んできました。ですが、そもそも高速化している現代のスキーにおいて‘体が遅れる’こと自体が致命傷で、また遅れた体をそうそう戻せるものでもないのです。「遅れたら」のリスクを想定したトレーニングから、「遅れない!」に変えていく。その方法、具体的な部分はまた次回に譲るとして、まぁその辺を目標に頑張っていきたいと思っています。次にコーチとしての目標ですが、当然新レギュレーションに対応した身体能力を選手達に身に付けさせることです。新ルールがどのカテゴリー、どの規模の大会で導入されていくのかはまだ分かりませんが、遅かれ早かれいずれ導入されていきます。そうなると、現在のカービングという概念はほぼ無くなると言っても過言ではないでしょう。そうなると、今までの様に単純に角を立てて板に対して真っ直ぐ押すというわけにはいかなくなります。となると、切りかえ時の動きがより重要になってくるわけで、まずはこの辺のことを頭で理解させ、陸上でイメージしていかなくてはなりません。これまでの陸トレでも、パワー+動ける体づくりを柱として取り組んできましたが、これからはより動ける体・動かせる体が求められていくでしょう。歳に負けず!選手達に負けず!!今年もガンガンやっていきます!
高校を卒業する航大選手の卒業お祝い会と、受験に打ち込む葵選手の頑張って会、そして浩和コーチの結婚お祝い会を兼ねたシーズン納会を開催しました。航大選手も葵選手も中学1年生の時からチームに所属し、チームの中心選手として頑張り、そしてその頑張りをしっかり結果に結び付けてきた選手。そして2人に共通していることは、このチームの方針である「高校までスキーを続ける選手を育成する」を実現してくれたこと。我々コーチの使命は、努力する選手や結果を出す選手を育てることも重要ですが、それ以上に「長く続ける選手」を育成することだと思っています。いくらいい成績を収めても、短期間でスキーやスポーツから離れては意味がありません。いくら人一倍努力をする選手に育てても、途中で挫折して終わってしまう選手でも意味がありません。勝っても負けても、その意義をしっかり選手達に教え、長く挑戦し続ける選手を育成してこそコーチの、そしてチームの存在価値があると思っています。もちろんこれを実現するためには、コーチのみの努力では限界があり、保護者も含めたチームの環境と風土、そして伝統があってこそです。そういった意味では、このチームで育った浩和や成美、仁が現役を続けながらコーチで活躍し、そして今度はそこに航大や葵も続いていこうとしているこのチームの循環の構造は、他のチームより秀でていると感じます。航大や葵が抜けますが、今度は良太と愛海が高校で活躍する、そして次シーズンに向かって新たに小学生が加入する。スキーが大好きで、スキーを一生懸命取り組みたい選手が集まる理想のチームに確実に成長しています。次シーズンは、私も40歳突入のシーズンとなりますが、選手達に負けず、汗を流しながら突っ走りたいと思っています。
シーズン最後の大イベントというか締めくくりというか、、、浩和コーチの結婚披露宴が3月30日に行われました。(アップが遅れ申し訳ない・汗)彼はHUUE創設時の選手であり、現在は選手兼コーチとしてチームで活躍していることもあり、私とは長い付き合い。スタートは皆と同じ師弟の関係でしたが、次第に我が家に泊まりに来るようになったり、夏はザウスに頻繁に通ったり、川に行ったり・・・と、スキーを通した師弟関係というよりは、大分歳は離れていますがどちらかというと兄弟?のような時間を過ごしてきました。従って、彼に対しては指導者という意識はあまりないのですが、とてもありがたいことに人生の晴れの舞台でお祝いの言葉を述べさせていただく機会をいただきました。これまで過ごしてきた時間が長い分、また指導者としてじっくり彼を見てきたこともあり、内容に困ることはありませんでしたが、式が近づくにつれ喉の調子が悪くなり、何と当日の朝は声がほとんど出ず(冷汗)最悪司会に代読と思い、丸暗記した原稿を人が読めるように準備し、喉をガンガン消毒しながら会場へ。移動中カスカスながら声も何とか出るようになり、せっかくいただいた機会なので何とか自分の声でお祝いを述べさせていただきまいした。長年の指導人生によって、今ではこうして教え子が結婚する年代になってきていますが、長い時間、多くの選手達を見てくると、単なるスキーが好きという選手と、心底本気で取り組む選手には違いがあります。本気で取り組む選手は、人以上に応援され、万一壁にぶち当たった時、万一挫折した時、本物の理解者、本物の協力者が現れます。「本気」という姿勢は、そういった本物のつながりを生み、そして生涯消えることの無い絆が生まれるのです。彼をはじめ、HUUEにはスキーが好きな子が入団し、その子達がチームの環境とチームの伝統の中で、本気の姿勢を身に付けていきます。だからこそ、結果として長く続ける選手が多く、そこから指導者になっていく選手も生まれるのです。チームで育った選手の祝い事でシーズンを締めくくることが出来ました。さぁいよいよ次のシーズンがスタートです!!
初企画の「だいくらワールドカップ」を無事終えました。この企画はいろいろな思いを込めて企画したものですが、大きく分けて3つ。1つは、今シーズンで一旦スキーを休む葵選手に楽しい時間を提供したいこと、2つ目は、底辺拡大で始めた「スキー大好きっ子育成PJ」の子供達にシーズンで一番の思い出を提供したいこと、3つ目は、今シーズンで無くなる(名称が変わる)針生スポ少の子供達に最後にみんなで楽しめる時間を提供したいことでした。実施に当たっては、当初の計画どおり、非常に多くの子供達が参加申し込みしましたので、レースの段取りから賞品の手配、そして終了後のバーベキュー大会の準備等、とても大掛かりなイベントとなりましたが、浩和コーチを筆頭に、ショーヘー、仁、博文くんの若手コーチ陣の献身的な働きによってとても素晴らしいイベントとなりました。また、朝一のポールセットや硫安まきなどの大会コース準備、昼のバーベキュー大会の準備においては、2チーム1クラブのお父さんお母さん方が協力くださり、素晴らしいバーンと会場を子供達に提供することが出来ました。何か物事を成し遂げる際は、決して一人の力では不可能です。スキーが大好きな子供達のために、この町の若手のコーチ陣が力を合わせ、そしてそれに呼応するように保護者も連携・協力し、最高の舞台と時間をプレゼントする。単なるスポーツ、単なるスキーであっても、人と人とのつながり、そこから生まれるパワーによって様々なものが生み出されることを改めて実感すると共に、こんな大人に囲まれてスキーやスポーツに取り組める子供達は幸せだなぁと感じました。誰か一人ががむしゃらに頑張って環境が維持されたりチームが運営されるのではなく、それぞれが持っている力を出し合って物事が動いていく、そんな土壌をこれからも作っていきたいと思います。
今シーズン最後のレースが終了しました。今回のレースは、高畑スプリングカップ。公認レースではない草レースですが、成年Bの県チャンプの浩和コーチとの最後の戦いである一方で、葵選手と一緒に出場する最後のレースでもありました。結果は、我がHUUEは成年、青年、少年女子、中学男子の4部門で優勝することが出来ました。私は、たかつえに続いて浩和コーチに大差で負けてしまいましたが、まぁこの経験を陸トレのモチベーションに変えて、引き続き努力していきたいと思っています。さて、冒頭でも述べたとおり、今回のレースは葵選手の卒業レース。来年は受験のため、スキーは一先ずお休みとなりますが、彼女とは中学・高校と5年間スキーを通して時間を共有してきました。下郷というスキー場やびわのかげから離れた環境であること、個人競技をしていく中では少し物静かな性格でもあり、チームに入団した時は「しっかりついて来れるかな?」と常に心配でした。しかし、そんな心配も杞憂に終わり、振り向けば同級生で最もスキーに長く取り組み、もっとも努力をし続けた選手となりました。チームは、優秀な選手がいるからすごいのでも、人数がいるから充実するのでもなく、上手くても下手でも、多くても少なくても、一人ひとりの選手がしっかり努力でき、そのプロセスの中でしっかり輝きを見出してあげられるチームでなくてはならないと思っています。そういった視点で見ると、私と葵選手との出会いは、喜びの時間もあれば苦しい時間もあり、むしろ苦しい時間の方が多かったかもしれませんが、共に汗を流し共に涙を流す中で、葵選手は輝いていました。今は、この様な素晴らしい時間を共有出来た、良き出会いに心から感謝しています。彼女のスキーを愛する心、後輩や小学生の面倒を見る姿勢は誰もが認めるものでしたが、スキーを一休みし最後の夢を叶えた後に、再びゲレンデでその心・その姿勢を後輩達に見せてほしいと願っています。
「勝てない!」自分自身今年はまったくもって勝てないレースが続いてます。今シーズン最後に結果を出したいと思っていたたかつえ民報杯でも、部門では優勝したものの、一つ若いクラスに出場した浩和コーチに惨敗しました。原因は、緩斜面に入る大事な部分でラインが膨らみまさかの失速。しかも去年も同じ所でミスをしており、進歩のない自分自身に情けなく、本当にガッカリしました。振り返ると今シーズンは、何年かぶりに国体出場を逃し、その後来年に向かって例年になく様々なレースに出場しましたが、まったくもって結果が出ず、結局勝てないシーズンとなりました。シーズン前の陸トレは、過去に無い仕上がりで、体力・身体能力共に充実し最高の状態で雪上に立てただけに、こんな結果になることは想像も出来ませんでした。努力をすればするほど、結果が出ないと失望も大きいものです。でも、「じゃあ努力をやめるか?」「もうちょっと楽に取り組んでみるか」という思考にはどうしてもなれません。それは、退屈で辛い‘努力の道のり’は、どんなことをしている時間よりも一番充実している時間だということを私は知っているからです。いい大人ですので、いろんな趣味や娯楽に興じることも出来ますし、毎晩の様に飲み歩くことも出来ます。もちろん人並みには楽しんでいますが、そういった時間を過ごすより、選手達と一緒に1,000や400のインターバルで苦しみ、時間がある時に檜沢街道のロードを黙々と走っている、そういった時間は自分が選手として成長している、アスリートとして進化していることを実感できます。辛く、苦しい思いをしても結果は保障されませんので、不確かな未来に向かって我々は努力し続けるしかありませんが、そんな不確かな未来に「きっといいことがある」と信じる力、夢見る力を持ってるからこそ、こんなシーズンではありましたが、昨年のオフトレ以上に苦しいトレーニングを自分に課したい!と私は既に‘次’を見ています。
先日開催されただいくら杯は、航大選手の卒業レースとなりました。HUUEに入ってから6年間頑張り抜いたその姿勢を称え、ゴールエリアに花道を準備しました。HUUEのみならず、小学校まで所属していた針生スポ少の後輩ちびっ子達、卒団した拓馬や大地、萌子さらには子育て中の成美コーチも駆け付けてくれ、多くのメンバーが声援を送り、ゴール後は歓声に包まれながら胴上げを受けるなど、これまでの努力を称える最高の舞台を作ってやれたと思っています。今回に限らず、普段の練習や大会の中でも、周囲から応援される選手、応援したくなる選手がいます。こういった選手に共通していることは、周りの人達に対し、常に感謝の気持ちを表しているという点です。中学生ぐらいになってくると、「感謝」という言葉を覚え、決まりきった様に「感謝の気持ちを忘れず」と口にしますが、言葉と態度が一致にしている選手は案外少ないものです。本当に強い選手は、感謝というものを口先だけではなく、態度に出せる選手であり、こういう選手が先述の周囲から応援される選手なのです。スキーのみならず、何かに取り組んでいくには誰かの手助け無くてはやっていけません。その手助けや、お父さんお母さんのサポートに感謝の気持ちがあれば、練習に取り組む意識が変わり、意識が変われば姿勢が変わっていきます。この姿勢の根底にあるのが「感謝の気持ち」であり、口先だけの「感謝」では意識も姿勢も変わっていかないのです。感謝の気持ちを持ち、誰からも応援される選手、つまり「愛される選手」「かわいがられる選手」を育てていくことが我々コーチの重要な役割でもあります。この後に続いていく選手は誰か??今後が楽しみです。
先日2レースで前走をする機会がありました。一つは、町民スキー大会、もう一つは栃木県の小山市、栃木市、足利市、佐野市の4市対抗スキー大会。2つともホームゲレンデでの開催でしたが、例えホームゲレンデでも、例え前走でも、そこにスタートバーがあり、タイムが計測される一本である以上、我々はレース同様の緊張感を持ち、レース同様の集中力を作ってスター台に立ちます。言い方を替えると、レースと同じアドレナリンを体内に出すということになります。チーム内の子供達には、この状況を本番の集中と教えていますが(もう一つは練習の集中がある)、いい緊張感といい集中力がマッチした時しか自分のパフォーマンスを十分に発揮することは不可能というのはスポーツ界の常識。この「いい緊張感」と「いい集中力」は本番でしか作られず、いくら練習でいい滑りが出来ても、それは本人が持っているパフォーマンスの90%程度でしかないのです。巨人入りした菅野投手について、一年間実践から遠ざかっていたことを懸念する声が多く聞かれますが、私も過去に多少、いやほんのちょっと(汗)・・・ピッチャーの経験がありますが、試合で適度な緊張感+集中力がマッチした時のピッチングは、自分の指先とキャッチャーミットに線が見え無意識にボールが離れミットに吸い込まれていった記憶があります。これはいくら頑張っても所詮練習の集中では出せない感覚です。もちろん、プロ野球選手ですのでもっともっと高度な感覚があることは承知していますが、いくら練習でレベルを上げても、実力が上に行けば行くほど、適度な緊張と集中力を作れる本番でしか自分のパフォーマンスを発揮することは出来ないのです。だからといって、まだ実力がついていない小学生や中学生がどんどんレースに出場した方が良いのか?答えは「No」です。その理由はまた今度にしますが、私が2レースの前走をしていた時に、ライバル達は秋田国体に出場していました。彼等との差を縮めるために、これ以上開かないために、国体に行っている間の過ごし方が非常に重要となります。そういった観点からも、この2レースは非常に意義あるものでした。私は既に来年の準備をしています。HUUEの選手達よ、君達はどうだい?
今年の国体が終わりました。コーチでもあり選手でもある私の目標は、自分も国体に出場し選手も国体に出場させること、つまり「教え子と一緒に国体出場」が最大の目標です。今年は自分も国体に出場出来ず、チャンスだった葵選手を国体選手に育てることも出来ませんでしたが、そんな我々に代わってHUUE代表で出場したのが浩和コーチと航大選手の2人。2人とも結果(順位)には満足してなかったようですが、ライブ中継で観た姿(滑り)は、今の自分を出し切った見事な滑りでした。この画像は、浩和コーチが応援後に撮って送ってくれたものですが、それを象徴するような晴れ晴れとした実にいい表情の2人です。浩和コーチは、「起業」の文字通り加工業を軌道に乗せるため昼夜汗水流し生業を一生懸命に起こしている時期にもかかわらず、その合間にトレーニングと指導に励み、一方の航大選手は、部活が無い日でも針生の村中や檜沢街道を一人黙々と走り続け、インターハイの壁に何度もはね返されても挑戦し続けやっとつかみとったインハイと国体。努力は裏切らない、そんな言葉が2人の表情から浮かんできます。レース後には2人からチーム関係者に感謝のメールが届きました。保護者に対するお礼、教え子またはチームメイトに対する愛情あるメッセージ、その中に「また次も頑張ります!」とのコメントが入っていました。トップクラスの選手は努力がトップクラスだからこそトップになれるのは当然のことですが、そのトップになるための努力は「当然のごとく」はなかなか出来ないものです。つまりトップになるための努力は、生半可な気持ちでは継続できないのです。それは、自分もトップを経験した選手として、またトップを育てたコーチだから分かることなのですが、国体やインターハイを目指し、極端なことを言うと364/365は努力の日となります。「次も頑張る」というのは一見明るいコメントの様に感じますが、それは言葉の表面であり、その裏には「トップになるための努力をまた私は続けます」という決心の表れでもあります。もちろん、浩和コーチは社会人、航大選手は今年で高校を卒業しますので、同じような努力が出来るとは限りませんが、大概の人が敬遠する「努力するプロセス」「駄目でも挑戦してみること」に楽しみを見出している、いわゆる「人」として成長し始めている、だからこんな晴れやかな笑顔になれたんでしょうね。いや〜何度見ても素敵な写真だな〜
航大選手と浩和コーチの全国大会出場祝賀会と県中体連スキー大会東北大会出場お疲れ様会を開催しました。嬉しいことに、冬から一緒に練習を行い、HUUEメイトと共に東北大会に出場してきた檜沢スポ少の美沙さんも参加してくれました。今回の中体連では、中学生の頑張りが後一歩でしたが、それでも長年このチームで頑張り高校最後の年にインターハイと国体を決めた航大選手、そしてコーチのかたわら選手として県のトップに立った浩和コーチの存在は、私の失いかけた誇りを再び蘇らせてくれました。選手にはそれぞれ成長のスピードがあります。そして実力があっても思うように結果が出ない時もあります。選手の落ち込む姿、涙する姿ほどコーチとして切ないものはありませんが、明るい未来を信じて一つ一つの確かな過程を積み重ねている選手達は、例え結果を手に出来なくても、人として大きく成長しているのだと思います。結果を手にし、「今」という時に笑顔になれるのも幸せですが、やがて大きくなり振り返った時に、この時の経験を「笑顔」で振り返るのも大切なことだと思っています。そんな記憶が刻まれるよう、これからも選手に寄り添い、暑苦しいぐらいの指導を行っていきたいと思います。全ては選手と選手のお父さんお母さんの笑顔を見るために!
競技人生で初めて、金山スキー場でのレースに出場してきました。しかも!14年ぶり?にスラロームのレースにも出場してきました(汗)このレースは、県A級公認のゼビオコンビネーションカップ。小学生と同一セットで、細かいセットに今一対応出来ず、GSは2位、そしてSLは6人中6位と最下位の成績でした。それでもGSでの貯金があり、コンビネーションの総合成績は3位に入ることが出来ました。そもそもなぜ今回SLにエントリーしたか・・・。それは、先に開催された県中体連・国体予選に理由があります。今年の県中体連は、選手達の結果が振るわなく、コーチとして失意のどん底に落ちました。春からずっと指導してきたのに・・・、合宿に行かない子供達を地元という今ある環境の中で目一杯指導してきたつもりなのに・・・、次から次に過去の取り組みが頭に浮かんでは消え、浮かんでは消え、コーチとしてもっとああしておくべきだったのか?と後悔と反省の日々でした。なかなか前を向けない日々の中で、少しだけ前を向く答えが見えはじめたのが「選手と一緒にレースに出場し、新しい一歩を踏み出そう」ということでした。コーチとしてとても悔しく悲しい予選結果でしたが、それ以上に辛かったのは選手達。そんな選手達も再び前を見て、チャレンジする姿勢を持ってほしく、冒頭の14年ぶりのSLエントリーにもなったのです。14年の時を越えての挑戦は甘くは無く、順位も最下位と選手達に希望を持たせるような姿を見せることは出来ませんでしたが、選手と同じスタート台に立ち、そして同じ表彰台に立てたことで、自分自身長い失望の中から立ち上がり、次に向かっての新しい一歩を踏み出すきっかけになりました。選手達には常々「前を見て」と言ってますが、今回は私自身がなかなか前を見ることが出来ませんでした。それでもこうして‘挑戦’することによって、振り返ってばかりいた歩んできた道から、この先の目の前にある道に目を向けることができます。嬉しい経験も、辛い経験も、悲しい経験も全てコーチと選手は共有し合ってます。これからも選手の競技者としての様々な経験をコーチとして共有しながら、一人一人が笑顔になるその日まで、前を見て歩んで行きたいと思います。それにしても、やっぱりSLは楽しかったです。癖になりそうです・・・(笑)
‘予選週間’の開幕を飾った県高体連が終了しました。この大会にHUUEからは、湯田航大選手と佐藤葵選手の2人が出場しました。航大選手は大回転で4位になり、悲願のインターハイ出場権を手にし、葵選手は大回転で6位入賞を果たしましたが、インターハイまでは後一歩届きませんでした。2人とも、大回転1本目は航大選手がトップと8/100秒の2位、葵選手が4位と上位に位置していましたが、勝負の2本目で若干順位を落とす結果となりました。2日目の回転では、航大選手は5位入賞を果たしましたが、2人ともインターハイの出場権を手にすることは出来ませんでした。半分嬉しく・半分悲しい?様な結果ではありましたが、3年間でようやくインターハイに出場出来る航大選手と、上位入賞者のほとんどが県外に合宿に行きトレーニングをしている中、だいくらオンリーで練習を積み重ね並み居る強豪に割って入った葵選手、2人の姿はとても輝いて見えました。私はどのチームのコーチよりも選手を思い、選手がレベルアップするための最善策を日々考えていると自負していますが、それも「選手の笑顔が見たい」なおかつ「選手のお父さんお母さんの喜ぶ顔も見たい」からです。ここ数日、名門校の部活において教師の体罰が常態化し、それによって自殺者まで出たというニュースが流れていますが、この教師は誰のために、何のために指導を行っていたのでしょうか。我々指導者は、己の欲求を満たすために指導を行うのではなく、目の前にいる一人一人の選手が描く夢を実現するために、教え導く存在でなければならないと思っています。今回頑張った航大選手と葵選手は、明確な目標と手にしたい夢がありました。私は、そこにたどり着くためのサポート(お手伝い)をさせてもらいました。予選週間の開幕戦は終わりましたが、私のサポートは県中体連、そして国体予選へと続いていきます。すべては選手の‘笑顔’を見るために。
スキーを心から好きになる子供を育成しようと始まった「スキー大好きっ子育成プロジェクト」も3シーズン目がスタート。年々加入者も増え、今年のクラブ会員数は何と28名!アルペンスキーのスポ少の子供達が減る中、ここまで会員が増えてるのは「とにかくどんどん滑走する」「友達と一緒に楽しく滑走する」というクラブ趣旨に対する潜在的需要があったことと、2シーズンを終えその活動が好評で口コミで広がっていることが要因として挙げられます。これもHUUEでも頑張り、このだいくらジュニアスキークラブでも頑張っている、浩和や仁、成美(産休中)やショーヘー、可奈子などの若手コーチ・若手スキーヤーがいるからだと思っています。今シーズンは、昨シーズン創設したアルペン部への加入者もさらに増え、スキー大好きな底辺層を広げ、そこから一人でも多くのアルペンスキーヤーを生んでいくという初期の目標も実現しつつあり、ここからさらに本格的なアルペンに取り組んでいるHUUEへ移行する選手が生まれればと願っています。HUUEでは、来シーズンから現在の中高校生のチームから、小学生からのチームに姿を変え、ジュニア部門、ジュニアユース部門、ユース部門の3部門でアルペンスキー選手を育成していく方針です。この町に住んでいる、またはこの町で育ったスキーヤーが大人になって次の世代の子供達を育成する環境を作り、そして各年代に対応するしっかりとした専門知識を持って指導していきたいと考えています。底辺からアルペンへ、この地で育った選手が指導者へ、長い歳月をかけてき築き上げた「地域型好循環」が回り始めます。
本格的なシーズンを控え、チーム結団式及び新加入選手の歓迎会を開催しました。残念ながら、仁コーチ&ショーヘーコーチは準指導員検定の事前講習会のため欠席でしたが、過去にスキースポ少で活躍した下郷町の博文君も今年から雪上に復帰するということでこの会に駆けつけてくれ、保護者・選手みんなで盛り上がりました。今シーズンの抱負も兼ねた一人一言では、「コーチと共に国体出場を果たしたい」という選手、「結果を意識し過ぎず、ゴールの先にある‘喜び’を信じて、わくわく感を持って勝負に挑みたい」という選手等々、それぞれの抱負や目標を聞き、改めてコーチとしての責任感と緊張感が高まりました。私の様にいつまでも現役を続けていれば、続けている限り常に‘勝つ’チャンスはありますが、全中出場やインターハイ出場は中学生や高校生という‘今’しかチャンスがありません。この今しかないチャンスをつかむには、自分に克って、ライバルに勝って初めて手に出来るわけですが、選手一人でつかむのは到底無理です。だからこそ、コーチがいて、応援する保護者がいて、そして互いに助け合いかつ家族では手が届かない所を補い合うチームが存在するのだと思います。選手達が思い描く、全中出場やインターハイ出場、さらには国体出場は蓋を開けてみないと分かりませんが、HUUEのチーム力、チーム内の絆を見れば選手達の夢実現の可能性は限りなく高いと感じました。今回の結団式では、長年の目標だった「選手達へのシーズン券贈呈」も行われました。この財源は、保護者や若手コーチが選手のためにと行った祇園祭の売上金によるものです。選手のために自分達の力で資金を生み、子供達にプレゼントをする。大きなチーム愛の中で選手達は育ち、決戦のスタート台にいよいよ向かっていきます。
日本スポーツ少年団主催の「ジュニアスポーツの育成と安全・安心フォーラム」に参加するため、東京九段下に行ってきました。このフォーラムは、子供達の著しい体力低下、そしてその背景にある社会問題から原因を分析し、今後の「幼児期・少年期」の環境をどう作っていくか、子供達をどう指導していくかを考えるもので、今後も子供達の前に立つ指導者として、またスポ少やクラブマネジャーとしてスポーツ環境そのものを作っていく者として、非常に示唆に富み充実したフォーラムでした。これまでも、時間があればなるべくこういった「学びの場」には積極的に足を運んできましたが、今回は既にシーズンに入っている時期でしかも雪上トレーニングを計画していた日でしたが、保護者の理解と現場を浩和コーチとショーヘーコーチが担ってくれたお陰で何とか参加出来ました。もちろん、送り出し留守を預かる家族にも感謝しなくてはなりません。こういった感謝の気持ちを持つことで、学びを単に自己満足で終わらせず、必ず現場や社会の中で生かしていかなくてはという責任感が一層強まります。HUUEはもちろん、だいくらジュニアの子供達に、若手コーチ達に、もちろん我が子にもしっかり還元・伝達していきたいと考えています。これまでのまたは今の指導実績に満足せず、常に学び、社会や時代に応じた指導が出来るコーチであり続けたいと思います。
春から行ってきた陸トレも、11月30日のナイター終了と共に外でのトレーニングを終えることになります。これまで活動を支えてくれた陸上トラックに感謝の思いと、雪の上でも頑張ってきますという誓いを胸に、選手全員で整備してきました。振り返れば昨年は、拓馬選手が陸トレを引っ張り、インターバルやビルドでもペースメーカーとしてぐいぐい引っ張っていってくれました。そんな拓馬選手が引退した今年は、昨年並みのメニューが組めないのではないか・・・?という心不安がありましたが、その不安が嘘のように良太選手、陽稀選手がぐんぐん脚力を上げ、結果として昨年以上のメニューを消化することが出来ました。もちろん、女子選手の愛海選手や、高校組の航大選手や葵選手もメニューのレベルアップに貢献してくれました。ジュニアアルペンスキーは、年々競技人口が減り、さらに年間を通してスキーを頑張りたいという「スキーが一番」という選手になるとさらにその数は減ってきます。県内のどのチームにも負けないオフトレを積んでいるHUUEは、選手数も少なくなっていますが、こうして1人でも2人でも「本気でスキーをやりたい」という選手が集まり、スキーが上手い下手に関わらず、後悔しないために本気で努力し本気で挑戦する環境をこの地域で本気でスキーに取り組んできた大人として、コーチとして維持していきたいと考えています。まだまだ先の長い取り組みですが、この地域に残り活躍している若手コーチによる‘種蒔き’事業も少しずつ芽が出始めています。選手それぞれが花開き充実したシーズンを過ごし、来春再び笑顔でこのトラックに帰ってこれるよう、コーチとして選手として雪上で頑張ってきたいと思います。 ちなみに・・・、オフトレは場所を体育館に移し12月中旬まで実施します。
H24.11.30
5月からスタートした長いオフトレも間もなく終了し、いよいよ雪上トレーニングに移っていきます。シーズンを目前に控え、改めて選手達のトレーニングをファイルをチェックしています。しっかり書いている日もあれば、手抜きした日、書き忘れたのか書かなかったのか…記入されていない日、といろいろですが、それでも何とか選手それぞれに‘自分なり’に書き続けています。日々の陸トレもそうですが、家での補強やストレッチ、そしてトレーニングファイルの記入など、こういった小さいことの積み重ねがやがて大きな夢や手にしたい結果につながっていきます。スキーは競技の性質上、非常にお金がかかりますし、人より早く雪上に立とうと思えば海外や北海道等に行かなければなりませんので練習の場を確保するにもやはり費用がかかります。しかしながら、みんながみんなそのような条件下でスキーが出来るものではありませんが、同じスタートラインに立って競い勝ち抜いて行かなくてはなりません。では、環境や条件の差をどこで縮めるか?それが日々の陸トレであったり、トレーニングファイルの記入等、小さいことの積み重ねだと思っています。現にこの方針の下、これまでに多くの選手達が全国の舞台に飛び出していきましたが、果たして今年はどうか??年間を通して選手と共に汗を流し、選手の成長を見守ってきた私は、選手以上に選手の明るい未来を信じています。中体連、高体連、そして国体予選まで後50日。5月から積み重ねてきたトレーニングも、いよいよラストスパートです!! 
昨年に引き続き、今年もHUUE親子旅行を実施しました。行き先はディズニーシー!昨年はチーム設立10周年記念事業としてコーチ企画で実施しましたが、今年は陸トレを頑張っている選手達へのプレゼントとして保護者企画によって実施しました。開催チラシの作成からバスの手配、当日のバスの運転から選手達の引率まで全て保護者の皆さんがそれぞれ役割分担をし協力し合いながら進めてくださいました。12月の頭からはいよいよ雪上トレーニングが始まりますので、考えてみれば土日に家族で出かけられるのもこれが最後。そういう意味では、非常にいいタイミングで保護者・選手、そしてコーチも一緒に楽しめる旅行が実施出来たと思っています。何度かこのコラムで書いてますが、我々コーチ陣もそうですが保護者も団長が中心となって一致団結し非常に「最適」なチーム運営が出来ています。このHUUEの輪を少しでも広げるため、そしてコーチ陣の経験と実績をより広い層に提供していくため、来年からは小学生からのチーム運営に舵を切っていきます。スキーを本気で頑張りたい選手、スキーが大好きな保護者、そして選手達に負けずに第一線で頑張っている浩和や仁、成美(産休中)、ショーヘーの輪の中で小学生が育っていく。考えただけでワクワクしてきます。
先日開催された、ひのき駅伝大会にHUUEから3チーム出場しました。中高生&浩和コーチ+渓太で編成したチームは一般の部へ、中高生女子チーム&お母さんで編成したチームは女子の部へ、そしてお父さんお母さんの混成チームはパパママの部へ出場しました。出場に当たっては、間もなくやってくるシーズンを視野に、例え種目は違くとも「勝ち」を意識すること、陸トレのタイムレースでタイムが出ない選手でも「他人との勝負」を意識させて走らせました。結果、男子選手の全員が区間賞をとり、チームも‘ぶっち切り’で一般の部で優勝しました。しかも、5年生の渓太をそれぞれの脚力でカバーしての優勝ですから見事の一言。女子選手は、陸上選手で編成されたチームには大差をつけられましたが、それでも最後まで自分の力を出し切った姿は、これからのスキーシーズンに必ずプラスになると感じました。女子チームに交じって力走した宝田さん、洋子さん、洋美さん、そしてパパママの部で走った団長、幸一さん、良史さん、常子さん、明子さんの保護者チームも素晴らしかった!今年の総会の際に、「子供達が陸トレやる時はウォーキングをやろう!」と盛り上がり、トラック脇を歩くお母さんが増えました。そんな中での駅伝でしたが、さすがにウォーキングとランニングでは強度が違い大変だったと思いますが、選手達と一緒に一生懸命走り、タスキをつなぐ姿は感動的でした。パパママの部は、HUUE保護者1チームのエントリーでしたので、優勝&全員区間賞でしたが、この町の数あるスポ少の中で、大勢いる保護者の中で出場したのがHUUE保護者だけ、ということに誇りを感じました。大会終了後の大反省会・鮎パーティーでは、大分お父さん方が盛り上がったようですが・・・、出場した選手も、激走したお父さんお母さんにとっても心に残る大会になったことでしょう。
春の七ヶ岳、夏の富士山に続き、恒例となった秋の斎藤山登山を実施しました。紅葉にはまだ早い時期でしたが、天気もまずまずで、HUUE選手&だいくらジュニアの小学生、そして団長と副団長も参加されみんなで秋山登山を楽しんできました。ホームページをご覧になっている方はご存知のとおり、アルペンスキーチームのHUUEは、可能な限り地域活動に参加したりスポーツ以外の活動も積極的に取り入れながら活動しているチームです。こういった活動を通して、選手達は「地域に触れ・地域を知る」わけですが、我々の幼少時代とは異なり、今の子供達は小さい頃からスポ少活動に参加し‘ゆったり’とした時間を過ごすことも、近所の友達と群れて野山をかけまわった経験もなく、‘真の意味での地域’を知る機会が少ない世代といえます。だからこそ、我々指導者が意図的にその時間や機会を作っていかなくてはならないのですが、この町の子供たちのほとんどは高校を卒業すると共に進学や就職で町を離れていきます。たった十数年しか過ごさないこの町で、スポーツだけに明け暮れて大きくなっていくのではなく、地域の人々や豊富な自然に触れながら心の中に‘故郷’を形成していければと思っています。今回は団長と副団長も参加くださいましたが、他の保護者も、そしてこの地に戻りコーチ業を行っている我々コーチ陣は、スキーと同じぐらいこの地域を愛しています。スキーから離れても、町を離れても、故郷は生涯つながっていくものです。であるからこそ、子供という今この時にやがて振り返る‘故郷’が素晴らしいものであるよう、豊富な経験を提供したいと考えています。
H24.10.21
今年も只見駅伝大会に出場してきました。今回は、駅伝大会のタイムとこれまでの陸トレの状況を振り返りたいと思います。今年で9回目の出場となりますが、その内3回は他チームで出場し残り6回は現在のチームでの出場ですが、最初は3.8キロコースを走っていましたが、現在のチームで出場するようになってからは区間は異なりますがずっと6.5キロのコースを走ってきました。今回も7区6.5キロ走りましたが、結果は25分40秒で区間5位でした。この区間での自己ベストは2年前の25分33秒で、3年前の25分44秒よりは僅かに速かったので、「自己ベストは出せなかったが、そんなに遅くもないタイム」という感じでしょうか。今年のこれまでの陸トレでは、1000mのインターバルでも3分30秒を切るか切らないかのタイムを出せ、アルペンスキーヤーにはメインメニューでもある400メートルインターバルでも72秒・73秒で走り切っていたので「もしかして自己ベスト出せるか??」と淡い期待を持っていましたが、やはりアルペンスキーヤーの中距離のボディーで長距離で好タイムを出すのは無理だと改めて実感しました。毎年出場し、これからも出場するであろう只見駅伝は自分のスキー人生の一つの目標であり、オフトレの一つのモチベーションになっていることは間違いありませんが、だからと言って今以上のタイムを望むには、現在のパワー体型そのものを変えなくてはならないので、タイムは出したいでもそれでは本末転倒なので何とも悩ましい問題です・・・。ちなみに今回の1キロ毎のタイムはというと、毎回最初を3分20秒台で入って後半バッテバテになっていたので今回はやや抑えて3分37秒で入り2キロ3分49秒、3キロで急にきつくなり4分08秒(汗)。これはマズイ!思ってペースを上げ4キロ3分24秒、だったのは良かったが、ペースを上げ過ぎて5キロ地点が何と4分40秒!!挽回したくとも、スパートをかけたくとも全く足が前に出ず、6キロ4分00秒、ラスト500メートルも2分00秒という結果でした。でもまぁ国体予選で優勝した時と同じタイムをキープしているので、今年も国体に行ける体であるとは勝手に思っています(笑)
初心に返って昨年取得を目指した日体協の指導者資格が、1年間かかってようやく手に出来ました。資格取得を決心した時にこのページでも触れましたが、数ヶ月に及ぶ自宅学習期間や東京へ通っての講義等、指導の現場を持ち、家庭を持ち、そしてもちろん仕事を持ちながらの資格取得は大変でしたが、こうして無事に認定書を手にすることができホッとしています。学習の時間や東京に通う時間を作ってくれ、かつ家で待っていた家族に改めて感謝しています。さて、今回は幼児期から青年期までの体の特性や年齢に応じた指導方法、指導プログラムの組み立て等、実に幅広く学習することが出来ましたが、これらを現場で実践してこそ資格の意義が、投資した価値が高まります。資格取得を決心した時に記載したように、HUUEの指導時はもちろん、だいくらジュニアの子供達や、やがてスポーツの道を選べば我が子ばかりではなくその友達にもこの機会で得た知識や経験を活かし接していければと考えています。今回の資格取得は長期間に渡ること、また受講料や交通費等も考えると「無理ではないか」とも思いましたが、指導者としての向上心や目指すべき未来像を持ってさえいれば、挑戦に限界はなく、また最後まで何とかやり抜くことも出来るものだと改めて実感しました。もちろん繰り返しになりますが、それには家族の理解と支援が無ければ実現は困難ですが、この歳でこういったことに挑戦出来たことを心から嬉しく思っています。「時間は自分で作るもの」をモットーに、忙しさを言い訳にせず、何歳になっても子供達に負けない向上心を持ち続け、挑戦し続ける指導者でありたいと思います。 H24.10.4
今年も、夏の強化練習を無事終えました(と言っても少し前の記事ですが・・・)毎年、夏のギラギラとした太陽の下で実施してきましたが、今年は記録的猛暑が続いているにもかかわらず、奇跡的に!?曇り&雨の中での実施となりました。限界に挑戦する「地獄のゲレンデ走」にとってはどちらかというとグッドコンディションでしたが、何年実施しても何本走ってもやはりゲレンデ走は‘きつい’の一言。それでも、午前中タイムレース2本、午後はさらに距離を伸ばし駒止山頂までのタイムレースを2本、最後にロッジから駒止大会倉庫までのダッシュを2本とこれまでで最も走った強化練習となりました。この強化練習は、春からの陸トレの成果を試すことも目的の一つですが、辛いゲレンデ走の中で弱い自分に打ち克つことを大きな目的に実施しています。練習の中で選手達は、出されるメニューやこちらから目標として提示する設定タイムに対し弱音を吐いたり、最初から諦めた言葉を発することもありますが、そういった長年積み重ね体に染み込んだ‘悪い習慣’をいつかの段階で解消・克服しなくてはなりません。とは言え、体に染み込んだ習慣はたった1回の強化練習で解消されるほど簡単なものではありませんので、日々の指導でコーチ自らがプラス思考の行動を実践し、プラス思考の言葉を選手達に投げかける努力をしなくてはなりません。そういった日々の取り組みがベースにあって初めて強化練習も生きてきます。今回も、無理だ駄目だと思っても、開始前に覚悟を決めた選手達は計画されたメニューをこなし、全員目標タイムもクリアする頑張りを見せましたが、出来る出来ないも結局は「心」の持ちようなのです。普段から、駄目だ駄目だと思っている選手は結局駄目になる。一方で普段から「何とかやれる」と思っている選手はいつか目標を達成出来るのです。誰でも口からプラスのこともマイナスのことも吐きます。だから「吐」という字は口と+と−で出来ています。マイナスのことを言わなくなると−が消えて「叶」という字になります。夢を叶えるためには、プラス言葉の習慣化を図り、そのためには弱さを克服する小さい成功体験を日々積んでいくことが重要ではないでしょうか。
HUUE夏の恒例行事となった富士登山に今年も行ってきました。心配された天気も次第に回復し、変わりやすい天候の富士山ですが雨にも一回も当たらず、最高のコンディションの中、登山を楽しむことが出来ました。昨年は3度目の挑戦で初めて山頂に立ち、今年は2年連続での山頂制覇を目指しての登山でしたが、さすがに選手達は昨年の経験と普段のトレーニングもあって苦労しながらも何とか頂上に立つことが出来ました。そんな選手達に負けずに頑張ったのがお母さん方でした。今年は例年になく保護者の皆さんも参加され、特にお母さんや浩和コーチの奥さん、保護者の友人等、女性の方々の参加が多かったのですが、選手達に負けず劣らずの頑張りはとても印象的でした。チーム運営をしていく中で、どちらかというとお母さん方は陰で支えることが多いものですが、これまで陰でチームを支えて下さったお母さん方が多数参加され、そして山頂を目指し一歩一歩頑張られた姿は、今までのチーム活動には見られなかった風景に感じました。残念ながら全員が山頂に立つことは出来ませんでしたが、それでも山頂まで到達されたお母さん、苦しい中でも子供達を励ますお母さん方の姿にとても感動しました。選手達も、8合目から次第に苦しくなってきた選手に声を掛け合ったり、ペースを緩め手をとるように一緒に歩き、また早く下山した者が後から下山する選手を途中まで迎えにいくなど、我々コーチが指示したわけでもなく、互いに自主的に支えあう姿に「チーム」としてあるべき姿を見ることが出来ました。スキーは個人競技です。しかし、個人一人の力では上手くなることも、人として成長することも出来ません。だからこそ、選手の周りには、コーチが付き、保護者が付き、支え合う「チーム」を形成するのです。今回の富士登山は、プランを立て実行面でリードした浩和コーチやショーヘーコーチ、3日間運転面でサポート下さったお父さん方、そして選手達に「私達も頑張れるのよ」と姿でメッセージを送られたお母さん方、そして自分のためにチームメイトのために頑張った選手達。正に全員で、チームで、作り上げた富士登山だったと思っています。
先日「パパと一緒に大冒険in南会津」というイベントが開催されました。主催は、ひのきスポーツクラブと福島大学でしたが、このイベントに3月に開催した「福島の子ども達にスキーを楽しんでもらうPJ」のメンバーの大半が参加しイベントを支えました。一過性のイベントは打ち上げ花火と一緒で、終わればそれで終わりですが、3月に続いてこうして夏事業を実施すること、そして多くのメンバーも引き続きこうして事業に関わったことは非常に意義あることだと感じました。スキーPJの時もそうでしたが、可奈子や浩和、仁(今回は不参加)など、この地で育った若手達が主体的に事業に関わり、そしてそこに中高生のジュニア達も参加することで、地域活動に貢献する先輩の姿を直に見れる。チーム活動を超えた社会・地域活動が身近にあり、そしてそこに多くの教え子達が参画している光景はコーチとしてこれ以上嬉しいことはありません。毎回言っている事ですが、スキーがどんなに上手くても、いくら優勝トロフィーを手にしてもスキーを離れれば過去の栄光でしかありません。大切なことは、スキーを離れた後にどんな活動・活躍をする人間になれるか?その視点が我々地域コーチには重要で、だからこそスポーツ選手として育てつつも社会や地域に貢献出来る一人間としてしっかり育てていかなくてはならないのです。我々はコーチで生計を立てているプロではありません。地域の中で地域の中の子供達を育てるコーチだからこそ、我々の手を離れていっても選手達はこの地域で暮らしていくことを視野に入れ指導していかなくてはなりません。国では、トップアスリートの引退後のフォローアップを目的に好循環のモデル事業に取り組んでいますが、真の意味での好循環のモデルは地域にこそあると私は思っています。
H24.8.12

昨日は息子の誕生日だったため、オフシーズンの陸トレで初めて休みをもらいました。スキーを通して競技者としてさらにはコーチとしての時間が人生の大半を占めるようになり、今や生活の一部というか生活そのものになってしまっています。それでも家族の時間をとるためにこうして休みをとれるのも、代わって指導してくれるコーチがいるからであり、その存在には心から感謝しています。しかし、コーチを代わってもらっても競技者としての自分の代わりはいません。従って、一日休めば間違いなく一日分衰えるか、または確実に勝ちから遠ざかると思っています。そんな思いを今でも持ち続けていられるため、陸トレを休んだ日や悪天候で中止にした日には後日必ず自主トレの日を設けて、その分をカバーしています。普段のトレーニングはコーチとしての立場もあるので、当然ながら選手を観察し選手のことを考えながら進めていきますが、自主トレは自分のために自分のことだけを考えて進めていけるため、内容のレベルもさることながら、自分を見つめ自分と対話出来る貴重な時間といえます。補強を目的に行う時は、陸上トラックでインターバル&ウエイト等でしっかり体を鍛えますが、一番のお気に入りはやはり檜沢街道でのタイムレース。中学時代に所属していた駅伝部で、毎日の様に走っていたロードコースだからか、走っていてとても懐かしく心地が良いコーチで、全長8.5キロのコースで2kmジョグ→4kmタイムレース→1kmジョグ→1.5kmタイムレースに取り組んでいます。今年もこのコースでの自主トレは4回目となり、タイムも回を追うごとに向上していますが、そのタイムと言う結果より、走りたくなる気持ちや、挑戦しようとするモチベーションがまだまだある自分自身に喜びを感じながら走っています。間もなく40歳。いつまでこの気持ちや姿勢を維持出来るかは分かりませんが、常々選手達に言い続けている「続ける力こそが最大の力」という言葉をまずは自分が実践し続けていきたいと思っています。 H24.7.26
今年で3回目となる会津田島祇園祭への出店も無事終了しました。「選手達へシーズン券をプレゼントしたい!」と保護者発案でスタートした出店ですが、事前の準備そして当日の店番と意外に大変なものです。それでもこうして3回目の挑戦が出来ることに、保護者・コーチ・選手が一体となったチーム力を強く感じます。繰り返しになりますが、店を開くまでの準備がとても大変ですが、準備品を揃えつつ全体管理を手がけるショーヘーコーチ、販売するかき氷のシロップ作りに汗を流した浩和コーチ、そして魚すくいの魚を集められた保護者等々、これらの事前準備が整ってようやく当日を迎えられます。当日は当日で、ありがたいことに非常に多くのお客様が来て下さるため、かき氷作りや店番も大変です。それでもこうして無事店を運営し、そして3回目の挑戦が出来たことを嬉しく思います。私は、息子達の面倒見でなかなか店に立てませんでしたが、そんな中でも店に立ち続けて下さった保護者、そして若手コーチ、遊びたい気持ちを抑えながら店番した選手達、応援に駆けつけてくれた卒団選手(祐香や拓馬)に心から感謝しています。以前も書きましたが、チームを運営していく中で大事なキーワードは「最大」より「最適」です。いくら大勢の者が集まるチームであっても、チームとしての結束力が無かったり、チームとしての機能が働かなければ何の意味もありません。HUUEは決して「最大」のチームではありませんが、スキーが大好きでスキーを誰よりも愛する選手達が集まり、そしてそれを一生懸命サポートする保護者とこのチームで育ち若手コーチとして活躍し始めている指導者がいる。これら個々の力がつながり、回りだす循環の中で選手は育成され、この繰り返しが次の時代のコーチや選手をさらに育てていく、いわゆる好循環が生まれる。これこそが「最適」なチームづくりであり、川ガキや祇園祭、次に控える富士登山等々、多種多様な活動を展開出来るHUUEのチーム力なのです。 H24.7.23
毎年恒例&HUUEの三大夏祭り!?の一つである川ガキ決定戦を今年も海の日に開催しました。例年通り、スタートは鴫沼でザリガニ取り&ざくざくを楽しみ、檜沢川に潜った後、びわのかげに移動し魚突きやバーベキューを楽しみました。今年もびわのかげからは、姉妹クラブのだいくらジュニアスキークラブの子供達も参加し一緒に川遊びを楽しみました。これらの活動は、我々コーチが中心に企画・実施していきますが、当然のことながら保護者の協力なしには実現出来ない活動です。子供達を活動に送り出してくださる保護者、子供達と我々コーチと共に川遊びや魚取りを共に楽しんで下さる保護者、そして朝から昼食の準備をして下さる保護者等々、それらが全て満たされてはじめて活動が成立します。今回もHUUEのみならず、だいくらジュニアスキークラブの多くの保護者の皆さんも、活動に理解・協力下さり、とても楽しい川遊びが出来ました。スキーチーム、スキークラブですので、当然スキー活動がメインとなりますが、子供という‘今’という時代にスキーのみならず様々な体験をし、その中で様々な人との出会いがあり、様々な人の支えに触れる機会を作りたいと思っています。その中で選手達は、思考を広げ、感謝の気持ちを深め、ひいてはスキー(スポーツ)に取り組む姿勢にもプラスに作用していくものです。スキーの競技力・技術力を高めるだけのコーチは、レッスン料をとりながら行う専門(プロ)のコーチがいます。我々地域のコーチは、競技力向上のみならず、選手の将来を、もっと言えばスキーを離れた後の選手の人生も考えながら、様々な体験を提供し豊かな人間性を持った選手を育成していかなければなりません。その積み重ねが、地域が人を育て、地域の人(大人)が再び人(子供達)を育てる好循環を作っていくのだと思っています。さぁ次は祇園祭です!その後はいよいよ富士登山!!
いつ掲載しようか迷っていましたが・・・、本人もブログで公表したので、ようやくアップ出来ます!その内容はというと・・・、今月の頭に、我がHUUEの浩和コーチから「挨拶に行きたい」と連絡が入りました。再びチリにでも行くのか!はたまた田部区長にでも立候補するのか!?とあれこれ考えましたが、何と!!生涯のパートナーが決まり、そのパートナーを連れて挨拶に来たいということでした。浩和と一緒にやってきた彼女はとても素敵な女性で、2人からは出会ってから今日までの様々なエピソードを聞かせてもらいました。折角の機会でしたので3人で祝杯を交わしましたが、私と浩和のくだらない話にも隣りで優しく笑っている彼女の姿を見て、出会うべくして出会った2人だと実感しました。彼のスキー選手としてのキャリアは十分ですが、コーチとしては、また自営業で取り組んでいる加工業においてもまだまだ駆け出しの時期と言えます。ですので、両親をはじめ沢山の人の背中を見ながら歩んでいかなくてはなりませんが、歳を重ねていく中で自ずと人生の後輩が生まれ、多くのスキーの教え子が生まれ、そして近い将来は自分の子供が生まれるでしょう。背中を見て歩んでいた自分が、今度は背中を見られる時が必ずやってきます。その時に、これまでの出会い、学び、苦労等々から得た人生の深みが背中に表れると思っています。幸い彼には、理想となるべく背中を持った素晴らしい両親がいます、若いながらに様々なことに挑戦し、時に苦労したりという経験があります、人が集まる・人が手を差し伸べたくなる素直な気持ちと信念を持っています。スキーという限られた時間での付き合いとはいえ、彼とは実に多くの時間を共有してきていますので、彼と彼女ならきっと素敵な未来を作れると確信しています。私は、若い彼等の先を歩き背中を見せられる存在ではまだまだありませんが、何かにぶつかった時、ふと後ろを振り返ると安心感が得られるような、後ろからそっと見守る存在でありたいと思っています。それと・・・夫婦喧嘩した時に珍遊記のDVDを貸してあげるような存在にも・・・
今年も恒例のチーム行事「七ヶ岳登山」を実施しました。毎年のことながら、部活動の関係で参加出来ない選手もおりましたが、昨年に続きだいくらキッズも加わり、小学生から高校生まで登山に挑戦してきました。当日の朝は土砂降りの雨で、実施すべきか否か非常に迷いましたが、次第に回復するという天気予報を信じて予定通り実施しました。出だしはカッパを着ての登山でしたが、次第に雨も上がり、沢登りを終え山頂に到着した時には晴れ間が広がり最高の登山となりました。七ヶ岳は変化に富んだ非常に面白い登山コースである反面、七つの山を越える縦走が意外にきつく、子供達にとってはとても疲れる山です。ですが、普段の生活やトレーニングから離れ、自然に触れたり、登山の大変さを体験することに大きな意義があると考えています。これは登山に限らず、何事もそうですが、やってみなくては分かりません。やってみることでいろいろな気付きがあり、そして成功体験も生まれていきます。もちろん時に失敗も経験しますが、そのどれもが成長していくために必要な要素であり、その多さが人生を豊かにし、人としての深みを増していくものと考えています。ですから子供達の上に立つ我々コーチは、子供達以上に常にいろいろなことに積極的に挑戦しなければなりませんし、子供達にも様々な体験・挑戦の場を提供していかなくてはならないのです。我々は、レッスン料をもらいながら技術を教えるインストラクターとは違います。スポーツを通して人として大きく成長させ、そしてこの地域に誇りと愛着を持つ子供を育てることこそが、我々地域コーチの使命であると思っています。冬に向かって厳しいトレーニングを積みながらも、様々な活動を取り入れ選手を育てていきたいと考えています。 H24.6.19
4月の頭に地元でのシーズンを終え、しばらくの休養を経ていよいよ次シーズンに向けた陸トレがスタートしました。昨年のチーム設立10周年を経て新たな10年に向けたスタートでもありますが、私自身にとっても11年目の陸トレであり、HUUEでは11年目の指導でもあります。10年も経過するとチームの状況も変化してきますし、それ以前にジュニアのアルペン界自体が変化してきてます。以前は、底辺自体が広かったので頂点に行けば行くほど当然人数は減りますが、広い底辺から上がってきた選手は強く・速く・たくましさがある選手でした。ですが、底辺が小さくなると決してそうわいかなくなります。これはスキーに限ったことではなく、どのスポーツにもいえることでしょうが、昔と比較し環境が変化してきているのでそれに伴い選手の質も変わってきます。我々コーチに求めらることは、時代と共に変化する環境に対応するのは当然ですが、それに伴い変化する選手にどう対応していくか、つまり対応出来る指導力を持っているか?ということではないでしょうか。であるから、過去の実績や成功体験にしがみつくことなく、コーチや選手経験を何年も何十年も例え積んでも日々学びの姿勢を持ち、選手達に接していかなくてはならないと思っています。HUUEには、ぶっちぎりに強い選手、速い選手は多くはないですが、この町で最もスキーが好きな選手達が集まっています。この選手達が陸トレを通しどう選手として強くなり、人間的にどう成長していくか、今の私は彼等彼女達に対し大きな夢と希望しか持っていません。陸トレを積んだからといって100%勝てる保障はありませんが、誰よりも自信を持って、誰よりも希望と可能性を持って雪に立てるよう、全力で指導していきたいと思います。私自身も選手と若手コーチに負けず、30代最後の陸トレになりますがバリバリ鍛えていきます(笑) H24.5.12 
先日、今シーズンの納会を開催しました。納会では、選手一人ひとりの反省と今後の抱負の発表とチームの年間表彰式の2つが恒例となっていますが、チーム表彰では最優秀選手賞に湯田愛海選手が、チーム最高賞のコーチ賞には渡部拓馬選手が輝きました。拓馬選手は受験のため中体連後はスキーを休んでいましたが、入団した1年目から陸トレをほとんど休むことなく努力を重ね、その「続ける力」を評価しコーチ賞を贈りました。今年でスキーは卒業となりますが、彼の3年間の取り組みは「プロセス重視」のチーム理念をしっかり後輩に示してくれたと感じました。今回の納会は、拓馬選手のこれまでの取り組みを皆で評価し感動を共有しましたが、もう1つ感動的な出来事がありました。それは航大選手のコメントでしたが、彼は今年はインターハイも国体も出場することは出来ませんでした。しかし、県の代表として高校選抜に出場する機会があり、また選手としてではありませんがインターハイのサポートにも選ばれました。その理由を彼が発表してくれましたが、インハイ予選の際に競技が終了し皆がロッジに下がる中、その輪に入らず一人でスタート地点に上がりいろいろ思い返していたそうです。ある程度の時間を過ごし大会コースを下ろうとした際、とある高校のコーチが午後のアップに備え一人でポールを抱えセットをしていたため、側に行き「手伝います」と申し出て一緒にセットをしたとのことでした。そればかりではないでしょうが、そういった彼の行為を周囲が評価し先述のインターハイや高校選抜に抜擢されたようですが、「勝って驕らず・負けて腐らず」の彼の姿勢に全員感動し涙を流しました。航大選手のエピソードで、私の理想とする指導者の池田高校・蔦監督の「負けることが不名誉なことではない。負けて人間が駄目になることこそが不名誉なことである」という言葉を思い出しました。同時に、どんな境遇にあっても「見ている人は見ているものだ」とも感じました。今年は「勝てる」選手は出ませんでしたが、人として素晴らしい選手が育ちました。こんな素晴らしい選手がいること、そして納会に皆感動し涙を流すようなHUUEはやっぱりいいチームだと改めて実感しました。HUUEでは、スキーが大好きでスキーに思い切り挑戦したい選手の入団を待ってます!  H24.4.14
今シーズンのだいくらでの練習が終了しました。各種大会で悔しい思い、嬉しい思い、いろいろあったシーズンでしたが、怪我人無く最後に全員揃ってシーズンを終えることが出来てホッとしています。ほぼ毎年の様にインターハイや国体、全中などの全国に選手を輩出してきましたが、今シーズンは残念ながら全国に選手を送り出すことが出来ませんでした。全国大会に出場するためには、当然技術も心も全国レベルにならなくては並み居る強豪に百分の何秒という勝負の世界で勝利を収めることは不可能です。他のチームと比較し、オフトレでの体力強化さらには冬場のトレーニング面でも県内トップクラスの練習量を誇っているHUUEは、今も昔も「体」と「技」は大会でトップ争いが出来る状態だと思っていますが、今シーズンに限っては「心」が備わっていなかったと感じています。長年コーチとして現場に立ち続けてきましたが、県でトップ争いが出来るまでに成長した選手達は、一様に「俺(私)は全国に行ける」「俺(私)は一番上手い」といった‘図々しい’までの思い込みというか自信がありました。勝利を収めるに当たり、心が最も重要な要素だけに、多少技や体又はレース前のコンディションが悪くともそういう心を持った選手達は間違いなく結果を手にしてきました。それが過去の浩和コーチや成美コーチ、仁コーチである訳ですが、もちろんこれらの自信はしっかりとした努力という裏付けがあってのもので、単なる過信では勝てるはずはありません。今も昔も同じように選手達は努力していますが、最近の選手は自分を過小評価してしまい「俺(私)は行ける!」と心からスタート台で思えなかったこと、又は「まだ全国には行けないよな〜」とどこかで自分を信じ切れない面があり、それが今シーズンの結果にも表れていたと感じます。トレーニングを通して強い心作り、辛いトレーニングの積み重ねから沸く自信、その2つが春からの陸トレのテーマとなります。来シーズンはさらにいい笑顔で終われる事を願って! H24.4.7
福島の子ども達にスキーを楽しんでもらうプロジェクト」と題して、原発の影響で思うようにスポーツが出来ない中通りの子供達を、我々のホームゲレンデであるだいくらスキー場に招き、2日間に渡ってスキーを中心としたプログラムで楽しんでもらいました。この事業を実施するに当たり、実行員会を立ち上げて進めたわけですが、中心的な役割を担ったのがかつてここでスキーに取り組み、現在はジュニアチームのサポートをしてくれている可奈子と、HUUEのコーチである浩和等、この町の若者達でした。私も当初の企画段階からメンバーに入り協力してきましたが、今回は若手の主体性に任せなるべく後方からサポートする立場をとってきました。今回の事業によって、招待した子供達は本当に楽しそうにだいくらでの時間を過ごしていたことは言うまでもありませんが、それ以上にこの事業が若手の主体性と多くの中高生のボランティアによって成し遂げられたことに大きな成果を感じています。先述のとおり、可奈子や浩和の活躍の他に、仁も全てのプログラムに協力し、また浩和の声掛けの下、我がHUUEの航大に葵、拓馬、良太、愛海、スキーを卒業しましたが、大地に裕都、舞に圭等々本当に多くの中高校生が事業に参画してくれました。普段は自分のために努力をしている選手達が、こうして人のために事業に参画し活動出来たことは今後の財産になることと思います。スキー界に貢献する傍ら社会にも貢献している可奈子や浩和、仁などの若手の背中を見つめながら、中高校生達は人として大きく成長していってほしいと思っています。世代の軸が出来上がり、人が育つ環境が確実に出来上がりつつあります!ちなみに・・・今回の事業には、兼子稔くんと佳代も協力してくれました。この2選手と時間を共有出来たことも、ジュニア達にとっては貴重な経験になったことでしょう。
先日、今シーズンのさよならレクリエーション「スキー場の裏側を冒険しよう!」をHUUEとだいくらジュニアの合同で実施しました。みんなで林間コースを滑走し、森の広場に到着後スノーシューに履き替えて探検へ。その間、中学生とコーチ陣は雪のテーブルとイス作りを行い、探検組みが戻ってきてから全員で昼食を楽しみました。昼食はカップ麺と焼肉でしたが、森の中での昼食は子供達にとても好評でした。特にだいくらジュニアの子供達は、発足した昨年は震災の影響で開催出来ず、今回が始めての企画であったこともあり、全てのことを「五感で楽しんでいる」様子が伝わってきました。毎回こういったイベントの用具準備や当日の運営は若手コーチ陣が担ってくれています。今回も、スノーシューの手配は浩和、ショーヘーコーチが、当日の買出しは成美コーチが、そして当日は仁コーチと今年だいくらジュニアの指導を協力してくれている可奈子コーチも加わり、レクを支えてくれました。折りに触れて書いていますが、この地でまたはこのチームで育った「元ジュニア選手」が大人になり、こうしてジュニアの活動に関わっていることはコーチ、ジュニア双方にとってとても貴重なことだと思っています。子供達は成長する過程で、様々な人との出会いがあり、その出会いの中でいろいろなことを学び吸収していきます。その出会いが豊富であればあるほど学びも増えていくものですが、こうして若手コーチがいることで「スキー界」という小さい世界ではありますがそれが実現可能になります。大人になっても県トップを目指し努力を続け技術に磨きをかける姿、ジュニア指導という地域活動に貢献する姿等々から、子供達は何らかの刺激や学びを得ながら成長していってほしいと願っています。また、若手コーチ陣もこういった機会の中で社会での役割を見出し、より一層成長していってほしいものです。
先日開催された民報杯に出場してきました。この大会は、我々コーチにとって県総体や国体を除いて唯一出場出来る大会であり、また教え子達と一緒に出場出来る貴重な大会でもありますが、全員見事上位入賞を果たし笑顔の大会となりました。特に良太と愛海の中学生の2選手がここ最近のレースで、しっかり結果を出せるようになってきたのが大きな収穫です。普段の練習では非常に良い滑りをしている2人ですが、ここ一番のレースでなかなかタイムが出ませんでした。そこで、これまでは「プロセス重視」でしたが、「結果重視」に指導を切りかえ、目標と結果の「見える化」を図り、本人達の闘志を煽りました。この見える化は、「未来デザインシート」を作成し、目標とする結果(成績)を明確にし、そのためにやるべきことを出来るだけ細かく・詳しく記入させるシートですが、レースが終わった時点でしっかり反省点も記入し、次のレースにつなげていくようにしています。取り組んだことはこればかりではありませんが、こういった取り組みによって少しずつ練習と同じような滑りができ、結果もついてくるようになってきました。私の基本的な指導方針は、「結果が全てではない」つまりプロセス重視型ですが、それなりのプロセスを積み結果を出せるようになってきた選手にはきっちり結果を出させる指導も大切です。そうしないと、プロセスだけに満足する「自己満足選手」「現状満足選手」か、いつまでも努力が報われず潰れる選手を生んでしまいます。もちろん全員が全員、コーチが考えた様に上手く行くとは限りませんが、それでも一人ひとりの現在のレベルや状況をしっかり見極め、あの手この手で教え導いていくのが我々の使命と思っています。シーズンも残り僅かとなりましたが、陽稀選手、良太選手、愛海選手、葵選手がそれぞれ来シーズンにつながる滑りが出来るよう、しっかりサポートしていきたいと思います。最後に、今回の大会での浩和コーチのタイムも見事でした。結果は2位でしたが、全国各地のレースを転戦し毎日のように滑っている大学生と互角の戦いをしたのは立派です。彼がレベルを上げることが、私の闘争心をアップさせひいてはレベルアップにつながるので、浩和や仁はどんどん上にいってほしいと願っています。
国体の挑戦が、そしてこの日のためにトレーニングをしてきた1年間の挑戦が終わりました。結果は、これまでの国体出場の中で最も悪い46位。これまでいくらスタートが遅くとも、30位以内をキープし最低でもシードをとっていただけに、今回の結果には本当にガッカリしました。しかも、今回のレースバーンはまったく荒れない最高のコンデョションで、後ろからでも十分上位にいける状況だっただけになおさら悔しい思いをしました。今回の敗因は視界不良によるコース取りのミス。1旗門がやっと見えるか見えないかの状況下でのレースとなり、半ば感覚で切りかえをし滑走していきましたが、途中緩斜面に入るつなぎの大事な部分でポールに激突し大きく失速してしまいました。とは言え、同じ状況下でもきっちりタイムを出した選手もいるのですからまだまだ力不足と言わざるをえません。今回の国体は、これまでの国体とは異なり、現地でのポールトレーニングをしっかり行いました。過去の国体では、事前に整えた戦力を維持し、今持っている実力を出し切ることだけに専念していたため、現地に入ってからはポールトレーニングよりフリー滑走での調整を重視していました。しかし、今回は現地でのトレーニングバーンも非常に良い斜度、良いコンディションであったこともあり、とにかくポールに入って調整を行いました。そのお陰で、バーンが軟らかいだいくらでは試せないテクニックを試し、そして吸収することが出来ました。また、国内の高校生や大学生等のトップクラスの選手と一緒に滑走することで自分に足りない部分が見え、また彼等の滑走を間近で観察出来たことで、今後ジュニア選手達に何を伝えていくべきかが見えました。過去の国体は「力を出してきた国体」でしたが、今回の国体は力こそ出し切れませんでしたが、「力を得てきた(一段うまくなった)国体」と感じると同時に、今までになく「もっと、もっと上手くなりたい!」とも感じました。もう一段高い所を目指し、今まで以上に努力しようと決意を新たにしました。最後に、震災後初の冬季国体でしたが、福島県選手団を温かく出迎え、応援下さった岐阜県の皆様に感謝申し上げます。
中体連や高体連、国体の予選が終わってから、連日反省会や壮行会が続いています。我が家での焼肉パーティーに続いて、HUUE全体の反省会は下郷の焼肉屋さんで盛大に開催、そして今回は「だいくらJASクラブ」主催での国体壮行会が町内の飲食店で開催されました。会にはクラブの関係者の皆さんの他に、HUUEの若手コーチ陣も参加してくれました。小さい頃にまったく活躍出来なかった私が誰よりも長く現役を続けていられるのは、常に先輩の背中があったからと思っています。檜沢中学時代は裏山にスキー場があり、誠一くんや当時高校生だった和隆くんや雄の滑りを見ながら育ち、社会人デビュー後も久弥さんや清朗くん等々、スキー学校の先輩方の背中を見ながらスキーに取り組んでいきました。自身初めての国体は、大先輩の清朗くんの他に高校でトップをとった事のある後輩の孝典と共に出場しましたが、その初国体での感動が大きく、その時に「田島の子供達を一人でも多くこの舞台に立たせてあげたい」と思うようになり、以来「教え子と一緒に国体出場」が私の目標になりました。とはいえ、私も選手も予選を通過することはあってもなかなか一緒のタイミングでの出場は難しいのが現実です。それでもここ最近は、サッポロ国体では成美と仁(当時は日大山形)と、昨年の鹿角国体では再び仁と航大と、そして今回はやっと!?浩和と出ることが出来ました(笑)学生時代に子供達に自慢できる成績やタイトルは何も持っていませんが、今と言うこの時代にも滑っている姿、努力している姿、苦しんでいる姿を見せ続けていることが私の自尊でもあります。その昔追いかけた先輩にはまだまだ追いつけませんが、一人でも多く後を追って活躍してくれる選手が育ってくれることを願っています。そのためにも、まだまだ、まだまだ、苦しんで苦しんで、努力して努力して、選手達と一緒に歩んでいきたいと思っています。

以前にもこのページで紹介した「だいくらジュニアスキークラブ」は、今年2年目に入りました。一人でも多くのスキー大好きっ子を育成することを目的に昨年設立したスキークラブですが、冬だけの活動ではなく、春から秋まで登山や川遊び等、南会津の四季を楽しむ‘通年型’のスキークラブに変えて1年間進めてきましたが、2年目のこの冬はさらに会員が増え現在は22名のクラブにまで発展しました。このクラブは、技術指導よりとにかく滑走することを目的としスキー本来の楽しさを子供達に提供しているものですが、「先に入っている子供(家庭)が楽しいって言ってるので」と言って加入する家庭が増えていることが何より嬉しく感じています。これも、昨年からこのクラブを回している若手コーチ陣の努力の賜物ですが、このコーチ陣に可奈子やHUUEOBのゆーすこも新たに加わり、活動を支えてくれています。スキー本来の楽しさ、仲間と滑ることの楽しさを感じた子供達の中から、一人でも多くスキーを長く続ける子が生まれ、また一人でも多くのアルペンレーサーが誕生することを願っています。同時に、この活動に関わる若手コーチ陣も、こういった地域活動や子供達との触れ合いの中から新たな発見や気付きを得て、それをまた違う分野や活動の場で生かいていくことが、スキーを通しての人づくり、スキーを通しての地域づくりに繋がっていくと考えています。
先日、「中学生これからの大会頑張ろう会&仁くん福島県技戦2位おめでとう会」を我が家で開催しました。急遽開催した会でしたが、浩和コーチに成美コーチ、ショーヘーマネジャー!?も駆けつけ、みんなでスキーの話で盛り上がりました。今回の目的は、先述のとおりここ最近のレースであまりパッとしない中学2選手の激励会でしたが、毎週のように開催されるレースでは、いい時もあれば悪い時もあります。特に悪い時は、いろいろ悩みますしこれからのレースに対して大きな不安を抱えてしまいます。そんな時、コーチとしてチームとしてどうサポートしてあげるかが重要です。私が大切にしていることは、「駄目な時こそ焦らず、今自分がやっていることを信じてじっと耐える」ことです。一回や二回の失敗で、今のやり方や考え方を変えることはありません。自分を信じ、しっかり努力を重ねていけばやがて結果はついてきます。とは言え、これがなかなか難しいものです。苦しいあまり一刻も早く結果を手にし、この苦しさから早く脱却したいのが人間の性というものであり、それが故に焦っていろいろやってしまうものです。今回、急遽こうした会を開いたのは、一人で悩んでしまう選手を孤独や不安から解放し、「今」と「自分」を信じて再び前を向いて歩くため、そしてこのチームで育った浩和や成美、仁も中学時代同じように悩み苦しみを抱えながらもやがて結果をつかみ、そして今でもスキーに取り組んでいる者がいることを知ってほしく開催しました。まぁいつものように、後半はショーヘーネタで盛り上がってしまいましたが・・・、こうして世代を超え、スキーを本気で取り組んでいる者が集まり、先輩から後輩にいろいろな経験を伝える姿はとても素敵でした。これを機に、中学生はまた頑張ってほしいと思いますし、この若手コーチや選手達に負けないよう私も努力していきたいと改めて思いました。
高体連からスタートし、県中体連、国体予選と続く激動の予選週間が終了しました。中身重視で挑んだ選手、結果重視で挑んだ選手とではその評価は異なりますが、残念ながら中身が悪かった選手、結果が悪かった選手がいたとしても、ここに至るまでのプロセスは全選手評価に値する取り組みだったと思っています。とは言え、努力が結果に結びつかないことは選手にとってとてつもなく辛く悲しいことですが、負けた時どう対応するか?こそが最も重要なことです。辛さに負け駄目になるか、逆に敗北から目をそらさず次の勝利のためのヒントを見出すか。逃げることは簡単ですが、続けていくことはとても大変で多くの忍耐と体力が必要です。でも、続けている限りその人は限りなく勝利に近い場所にいるのです。言葉で言うのは簡単ですが、いざ実行するとなるととても大変です。しかし、このチームにはそれを実践している者が多数存在します。私もそうですが、浩和や成美、仁などのコーチ陣です。皆中学や高校時代に輝かしい実績を持つ反面、多くの敗北も経験しています。それでもこうして、多くの同級生達が競技から退いていく中でも現役を続けていることは、敗北から学ぶ強い気持ち、負けても次に目を向ける未来力を誰よりも持っているからだと思っています。スポーツの世界では、勝者より圧倒的に多いのが敗者です。我々コーチにとって大切なことは、敗者に勇気と希望を与えることであり、そしてやがて輝く瞬間まで選手を教え導いていくことです。そのためには、選手以上に夢と希望を持っていなくてはなりません。今回多くの選手達が悔し涙を流しましたが、どんなに選手が辛くても、私は選手達の未来を信じています。選手時代決して優秀ではなかった私は、何十年もかけて県のトップクラスに上がっていきました。だからこそ「努力は裏切らない」という言葉の真実を私は誰よりも知っています。みんなまた頑張って行こうぜ!!写真は毎年恒例の「予選頑張ろう!激励お好み焼きパーティー」の模様。成美コーチが段取りしてくれました。こんなコーチがいる今の選手達は幸せです。
この秋に結婚した成美コーチの、結婚お祝い会&インターハイ・全中を目指して今シーズンも頑張ろう会をこのほど開催しました。当日は、成美コーチの旦那さんも一緒に参加してくれ、みんなでカラオケ大会で大盛り上がりで、非常に楽しいお祝い会となりました。このページでも何度も紹介していますが、成美コーチはHUUEの‘生え抜き’コーチです。彼女が中学生の時にこのチームが作られ、あれから早や10年、この節目の年にこのチームで育った選手がコーチで活躍しつつ、この様なおめでたい日をこのチームで迎えられるとは、設立当時は想像もつきませんでした。スキーを本気で取り組めるチームを作りたいという熱い思いを持った保護者によってHUUEが作られ、現在に至るまで同じく熱い思いを持った保護者によってこのチームは維持されています。そんな保護者の姿は、私も含めこれから新た家庭を築く成美コーチや、これから同じ道を歩むであろう若手コーチ陣にとって、貴重な道標でもあります。高校生の先輩の姿を見ながら中学生が成長し、チームを卒業した選手の憧れとなる若手コーチがいて、新しい家庭を築く者にとっての模範となる保護者がいる、この循環がそれなりの歴史を重ね、それなりの伝統を築いてきたHUUEの足跡だと思っています。今シーズンもスタートしていますが、12月の頭から充実した雪上トレーニングを重ね、確かな手応えを感じています。これまでの10年に遜色ない、新たな10年に入る最初のシーズンを送れると実感しています。全選手がシーズン最後に笑顔で終えられるよう、全力で駆け抜けて行きます!
なかなかパソコンを開く時間がなく、最近はいつも更新が遅れがち・・・。今回の記事も先々週の出来事ですがご了承ください。
ということで、チーム設立10周年を記念し「ディズニー親子旅行」に行ってきました。この日は朝から生憎の雨でしたが、午後には一気に雨雲が去り朝の天気が嘘の様な快晴に。私は小さい息子達を連れていたので、みんなと行動を共にすることは出来ませんでしたが、選手達はもちろん保護者の皆さんもそれぞれ満喫されたようでした。今回の10周年事業は、若手コーチ陣の段取りや保護者の皆さんのご協力により開催することが出来ました。スキーを中心としながらも、それ以外の活動も多く取り入れるこのチームは、スキーの技術力の向上のみならず豊かな人間性を育むこともモットーにしていますが、設立当初から現在に至るまでその理念を継続出来たのも、それぞれの時代の保護者の理解とサポートがあったからと思っています。だからこそ、浩和や成美、仁のようにチームを卒業しても選手として、コーチとして活躍する者が生まれたのだと思っています。年々「スキーを頑張りたい!」という子供が減っていますが、僅かな人数でもこのチームでスキーに思い切り取り組み、全中・インターハイを目指したいと思う選手達をこれからも全力でサポートしていくと共に、地域に残って活躍してくれている若手コーチに続く選手を、一人でも二人でも育てていきたいと思っています。私も若手コーチ陣の「若い力」に負けず、選手達と同じ様に「スキーが楽しい♪」という気持ちを失わず、まだまだ頑張りますよ〜!!
※写真はディズニー親子旅行のもの。入園と同時にアトラクションに直行したグループもあって全員で撮ることは出来ませんでしたが、楽しい記念行事になりましたね★何よりショーヘーご苦労さんでした。
5月からスタートした陸トレも、11月30日のびわのかげナイターの終了と共に、今年のトレーニングを終了しました。ナイター最終日が、丁度トレーニング日と重なったことから、長いオフトレを支えてくれたトラックと、ずっと見守っていてくれたナイター照明に感謝し、最後はみんなで整備をして終えました。7ヶ月にも及ぶ陸上トレーニングは、スキー(シーズン)と比べれば期間も長く、かつ退屈でモチベーションを維持するのも大変です。選手達のモチベーションを維持させつつ、長いトレーニングで怪我や故障者を出さぬよう、我々コーチは年間計画を立て、それを月別計画に分け、そしてその日の状態やその日までの進行状況や体力アップ度を観ながら当日のセット数やメニュー内容を検討していきます。これらの計画と実行は、選手達が目指す目標を達成するためのトレーニングであるのは当然で、それがトレーニングの大前提でもあります。しかし、それだけでは勝つことは出来ません。トレーニングで強い体を作ると同時に、強い心も育てなければ、大一番で自分の実力を発揮出来る選手にはなれないのです。日々のトレーニングで「やった感」であるいわゆる達成感や、積み重ねの中で生まれる「やれる感」すなわち自信をどう選手に与えていくかはコーチのテーマでもあります。選手達が陸トレを終え、シーズンに向かってどのような心理状態でいるかは後日のメンタルスキルチェックで診断しますが、コーチとしては、どの選手も「間違いなく良い滑りが出来る!」という自信を持っています。7ヶ月間鍛えた体(土台)と心に、確かな技術を身に付け、「私はやれる!」という選手に仕上げていきたいと思います。先週は初滑りを行いましたが、雪上トレーニングと冬休みぎりぎりまで室内でスキル系のトレーニングを重ね、万全な状態でシーズンに入っていきたいと考えています。
以前記載した、指導者資格取得のための勉強に追われホームページの更新も滞っていました・・・・。今回は、久しぶりの更新です。大分日にちが経過しましたが、去る10月30日にプチトライアスロンと称して、ランニング10.5キロ、自転車20キロのトレーニングを実施しました。ランニングは昨年も「ウキウキマラソン大会」と称して実施した距離ですし、普段の自主トレーニングでも走り慣れている‘檜沢街道’ですので私にとっては楽勝ものですが、中学生にとってはややハード!?しかも今年は途中からビルドアップ走的にペースを上げていきましたので、なおさらきつかったかもしれませんが、必死に最後までついてきた拓馬選手の姿にこの3年間の成長を感じました。航大選手はもちろんのこと、圭、葵の両高校選手も設定距離を無事完走。その後は標高730mの針生から自転車で爽快にダウンヒル!!だったのですが、私的にはこの自転車が予想以上に辛かった!その原因は、当初の計測ミスで実際の距離は26キロだったこと、プラス予想以上のアップダウンがあったことでした。それでもこうして、スキーに対して直向に取り組んでいる中学生や高校生と一緒になって走って、こいで、汗を流せたことがたまらなく最高でした。ゴールとしていた中妻の佐藤葵選手宅では、鮎の塩焼きをはじめ沢山の昼食を準備下さり、疲れた体を復活させるには十分なご馳走を頂きました。決して人数が多いチームではありませんが、スキーを誰よりも頑張りたい、誰よりも速くなりたいと思っている中学生と高校生が集まり、若手コーチ陣も世代を超えて共に汗を流し、共にスキーを楽しみ、そしてそれらを支える保護者がいる。こういった環境の中で、子供達は選手としてばかりではなく人として大きく成長していくものと思っています。全国で戦える選手を育成しつつも、単にスキーを行うチームではなく、選手達や若手コーチも成長していけるチーム作りを目指していきたいと考えています。
チームで初めて「斎藤山」登山に挑戦してきました。前回の七ヶ岳に続き今回もだいくらジュニアスキークラブと合同で実施しました。HUUEの選手達は、6月の七ヶ岳、8月の富士山に続いて今年3回目の登山となりました。これまで登った経験者から割りときつい山と聞いていたので、それなりの覚悟を持って挑みましたが、春の七ヶ岳登山が過去に例が無いほど過酷だったからか、それとも富士登山で頂上まで制覇したからか、予想以上に楽な登山でした。登山というよりトレッキング的なルートで、これなら小学生でも十分楽しめる山だと感じました。我がHUUEメイトは慣れたもので、すいすいと登っていきましたが、だいくらジュニアの子供達も弱音を吐くことなく、またそれほど休憩もとることもなくすいすいと山頂まで進んでいったのは驚きでした。頂上付近のヘリポートでは、眼下に田島地区や下郷町を望みながらみんなで弁当を食べ、下山ルートでは時折足を滑らせながらもはしゃぎながら下山し楽しい登山となりました。先述のとおり今年3度目の登山を実施したわけですが、トレーニングの一環というより、「いろいろなことに挑戦する中でいろいろなことに気付くこと」を願ってこの様な活動を取り入れています。特に地域の中の自然や資源に足を踏み入れ、その中で何かを感じ何かに気付くことが選手達にとって非常に重要な経験であると常々思っています。斎藤山は会津若松市に向かう国道や町内からも見える山です。これまでは単なる一山にしか見えなかった山が、登山を経験したことで山頂の絶景や紅葉真っ盛りの雑木林の風景、はたまたみんなではしゃぎ汗を流した記憶が蘇り、登山前とは違った山に見えているのではないかと思います。私達指導者が心掛けなくてはならないことは、「今までとは違う見え方」を選手達に気付かせることであり、そのためにはまずはそういう場を提供するということです。違う見方つまり多角的にものを見れる選手は成長し、また多角的に地域を見つめる経験を得た子供達は郷土愛を持ちます。スポーツという経験も大切ですが、この地域に生まれこの地域で育っている子供達に、子供という今この時期に地域を肌で感じる体験も重要なことなのです。 H23.10.25
これまで必要に応じて資格を取得したり、研修会や講演等全国各地に足を運びいろいろと学んできました。これらの学びでは、スポーツに関する幅広い知識の他に、特に中・高校生のスポーツ指導に関することを習得し、それが現在の指導に結びついていると思っています。とは言え、最近では昔ほど各地に足を運んで学ぶ機会もめっきり減り、過去の知識に頼って指導しているのが実情で、いつか学習し直さなくてはと思っていたところ、だいくらジュニアスキークラブが設立し、小学生と接する機会が増え、また我が子も昨シーズンからスキーを始め‘スポーツの世界の入口’に立ったこともあり、ジュニアのスポーツ指導を一から学び資格を取得することにしました。この資格は、日本体育協会の「ジュニアスポーツ指導員」というもので、約13時間の自宅学習とNHK通信教育による学習が35時間、さらに東京に行って5日間の実技講習を受けることになりますが、通信教育を合格し東京研修最終日に実施される筆記試験に合格しなければ資格を手にすることは出来ません。ちなみに通信教育で学ぶことは、@文化としてのスポーツA指導者の役割Bトレーニング論Cスポーツ指導者に必要な医学的知識Dスポーツ栄養E指導計画と安全管理Fジュニア期のスポーツG地域におけるスポーツ振興、自宅学習と東京研修では、@基礎/ジュニア期のスポーツの考え/子供の発達とコミュニケーションスキル/コーディネーション能力を高める運動、A乳幼児期/動きの発達とスキルの獲得(基本的動作の習得)/運動遊び・ゲームの実際/コーディネーション能力を高める運動、B児童期/動きの発達とスキルの獲得(動作の習熟・スポーツスキルの上達)/スポーツスキル獲得の実際/コーディネーション能力を高める運動、C青年前期/動きの発達とスキルの獲得(より専門性の高いスポーツスキルの獲得)/スポーツスキル獲得の実際/コーディネーション能力を高める運動、と乳幼児から青年前期まで広く学ぶことが出来ます。学習期間は来年の春までとそれなりの時間が必要ですし、教材費や東京へ講義を受けに行く費用を合わせると相当な額になります。これらは指導者である自分への投資と考えていますが、これがHUUEの子供達はもちろん、だいくらジュニアの子供達、さらには我が子のさらにその友達の子供達の将来につながるのであれば、こんな嬉しいことはありません。チーム設立10年目の節目にもう一度勉強し直し、次の10年という新時代に相応しい指導者を目指していきたいと今気持ちを新たにしています。  H23.9.21
今年も恒例の‘地獄のゲレンデ走’で、走って走って、登って登りまくってきました。午前中にゲレンデ走(初心者コース〜尾根の頭)タイムレースを2本、午後はゴールを駒止山頂まで延長し1本、ゲレンデダッシュ3本、仕上げは駒止クニックまで1本。全員がゲレンデ走経験者であるため、昨年よりレベルを上げて実施しましたが、誰一人脱落することなく最後までやり抜きました。昨年に続き大きな成長を見せたのはやはり航大選手。昨年脅威の8分前半をマークし、今年は前人未到の7分台を期待していましたが、余裕で7分台をマーク。部活でのトレーニングが充実していることを証明しました。それに続くように、拓馬選手と愛海選手もきっちり自己新をマーク。また、葵選手も自己新には届かなかったものの、昨年のタイムを上回る激走を見せました。もちろん、我々コーチ陣も選手に負けずに激走しましたが、特筆すべき頑張りを見せたのは田村圭選手。所属チームは異なりますが、昨年に引き続き今年もゲレンデ走に参加し、苦しみながらも見事な走りを見せてくれました。ゲレンデ走の辛さは、毎年選手と一緒に走っているので私も十分知っていますが、この辛いゲレンデ走に‘わざわざ’参加するのですから、いかに彼女がスキーに情熱を持っているのかが分かります。毎回選手達には「続けることが最大の能力」と言っていますが、高校3年までゲレンデ走に参加し続けたその姿勢は、チームは違えど皆の模範になる姿と感じました。毎年言えることですが、今回の辛く苦しかったゲレンデ走が、冬の結果に結びつくかどうかは誰も分かりません。しかし、その分からない結果(未来)に夢と希望を持っている選手は、どんなに苦しいトレーニングにも耐え、確かなプロセスを築くことが出来ます。夢と希望を持った子供達は成長していきます。我々コーチは、そんな夢と希望を持った選手を育てることが最も重要な役割だと思っています。今回の苦しみが、夢を実現する一歩になったと信じ、次の陸トレにつなげていきたいと思います。
遂に3度目の挑戦で「1日で富士山頂へ」を達成しました。1年目は本8合目まで到達しましたが、天気が不安定になり、また初めての富士登山だったこともあり無理せず下山。昨年は、駐車場までの道路が大渋滞で十分な時間が確保出来ず8合目で断念。今年は、これまでの日程を大幅に変更し、登山の時間を最大限確保し再挑戦しました。宿を出るときはすっぽり雲に覆われていた富士山も、4合目辺りからは雲を抜け快晴!おまけに道路もすいすいで自然と期待が高まっていきました。しかし、さすがは日本一の富士山。途中強く冷たい雨に打たれたり、体力が消耗し足が動かなくなったりと、次から次へと困難が押し寄せてきました。それでも選手達は弱音を吐かず、また1人の脱落者も出ず全員で日本一高い山に登ることが出来ました。ほとんどの登山者がそうであるように、途中の山小屋に1泊し2日間かけて登山をすれば余裕で頂上に登れ、おまけにご来光も見れるので最高でしょう。しかし、敢えて1日で山頂に挑んでいる訳は、諦めたらチャンスは来年までないという条件の中で、頂上という目標に向かって限界を越えどこまで力を出し切れるかを試すことにあります。先述のとおり、途中天気も崩れ過酷な登山となりましたが、念願の山頂に立った時の気分は正に「最高」だったと思います。どんなことでも、目標を達成する過程は辛く苦しいものです。ですが、苦しさに負け歩みを止めたら永遠に目標は達成出来ません。どんなに小さな一歩でも、歩んでいる限り、続けている限り、その人は間違いなく目標につながる道のりにいるのです。とは言っても、一人での挑戦には限界があります。だから今回の登山の様に、サポートすべく浩和やショーヘー、計画を立てた成美、そして一緒に登って下さった保護者又は快く送り出して下さった保護者等々、選手達の周りには多くのサポーターがいるのです。今回の登山で改めて選手達の強さ、そしてその強さを引き出した多くの支えを実感しました。この勢いで、次は「地獄のゲレンデ走」だ!!(汗) 
6月の陸トレも今日が最後。最後を締めくくる陸トレは、男子が6000m、女子が5000mのビルドアップ走を行いました。去年と同じ内容、同じレベルでやっていては去年以上の「強さ」「速さ」を得ることは出来ません。去年の自分よりレベル・強度を上げることで「去年以上の自分」が生まれます。そのため、昨年より約1ヶ月早くビルドアップ走を始めています。女子が5分30秒から、男子が5分10秒→5分00秒→4分50秒→4分40秒→4分30秒→フリーの設定でしたが、実際のタイムは、5分12秒→4分58秒→4分47秒→4分40秒→4分21秒→3分40秒(フリーラップ)でした。最後のフリー走は、ピタッと拓馬選手がついてきてかなりプレッシャーを感じながら走りました。最後は全力に近い状態で何とか僅かにですがタイム差をつけましたが、拓馬選手の目覚しい成長を感じるビルドアップ走でした。今後が楽しみです!さて、写真は先日実施した七ヶ岳登山の時の写真です。テスト等で参加出来ない選手もいましたが、今年はHUUEの姉妹クラブともいえるだいくジュニアの子供達も一緒に登山に挑戦しました。皆、初七ヶ岳登山でしたが、前日からの雨は初挑戦の子供達には厳しすぎるコンディションとなり、全員無事下山出来るか気が抜けない登山となりました。雨に濡れ、沢で足をとられ、縦走で体力を消耗しながらも、何とか全員無事に終了することが出来ました。下は3年生からの参加でしたが、小さい体で途中挫けそうになりながらも、最後まで歩き抜いた頑張りと底力の強さを目の当たりにし、子供達の可能性を改めて感じると共に、それらを引き出し、最後まで維持させた浩和や成美、晴佳の‘サポート力’の大きさも感じた登山でした。子供達に様々な体験を提供するためには、「人手」が必要です。チーム団長も地元小学生を引率し登山に挑戦していましたが、保護者やコーチである我々大人が協力し合い、これからも様々な体験を提供出来る環境を整えていきたいと考えています。さぁ次は富士山だ!! H23.6.29
今日は陸トレ予定日でしたが、中学生全員が中体連会津大会に出場のため、急遽オフにしました。1日1日の陸トレは目標達成するために貴重な時間ですが、オフトレの道のりはまだまだ先の長い道のりです。今は焦らず急がず、ましてや中学生は部活動を抱えているので、スキーばかりを見るのではなく、今やるべきことにしっかり集中出来る環境を作ってあげることも、長いオフトレを充実したものにするために必要なことです。陸トレが無かった分、今日の会津大会を振り返って一家団らんの時間を過ごしていることでしょう。さて、中学生はオフとはいえ、スキーオンリーの私はトレーニングを休むわけにはいきません。そんな訳で今日の自主トレは塩江から針生までの8.5kmを走ることにしました。毎日体を動かしている中学生は週2〜3回の陸トレで十分ですが、我々社会人は週2〜3回のトレーニングでは明らかに足りません。そのため、毎年補強的に針生までのランニングを年4、5回行っていますが、この時期に走るのは初めて。体が出来上がっていない時期だけに、予想どおりジョグ程度のタイムでしたが、夕焼けに輝く田んぼに囲まれた檜沢街道を気持ち良く走れました。40分程度のランニングでしたが、一人で走っている時はあれこれ考えられる貴重な時間でもあります。今日考えていたことは体重が与える体への負担。早期のシーズンオフによって緩んだ私の体は現在71.8s。ランニングによる体の衝撃は体重の3倍だから一歩で215.4sの負担。一歩の歩幅を1.5mとし今日の8.5kmを走ると5,666歩。これに一歩215.4sの負担をかけると、なんと1,220tもの衝撃を受けたことになるのです!!同じ計算を用い、スピードとパワーのバランスがとれた私の理想体重70sだったら、マイナス31tだったのです!!とまぁ今日はこんなくだらないことを考えながら走っていたわけですが、体が重いと体が受ける負担も大きくなることを実感したので、早く理想体重に戻さなくてはと改めて思った次第です(冷汗)このままでは、7月から始まるインターバル、そして8月のゲレンデ走で思いやられる・・・・。 H23.6.15
昨年に引き続き、今年も陸トレ1ヶ月経過の節目のバーベキューを開催しました。バーベキューの前には、今回も1ヶ月間の成果を見るため、女子はキロ6分ペースで5キロ、男子はキロ5分30秒ペースで8キロを走りました。設定タイムは決して速くはありませんが、この時期にこれだけの距離を走れれば、6月からは予定通り持久系のトレーニングに入っていくことが出来ます。こうして長い時間をかけて体を鍛え、コツコツと努力を重ねていくことで、強い体はもちろんのこと強い心も育ち、全国に行ける選手が生まれていきます。今年もそうなるよう、夢と希望を持って選手達と共に陸トレを頑張っていきたいと思っています。さてさて、話はバーベキューに戻りますが、色鮮やかな新緑の中、保護者の協力の下楽しく実施することが出来ました。陸トレもこのチームの伝統ですが、このような企画もチームの伝統です。南会津の自然を楽しむ活動や心身をリフレッシュする楽しいイベントを企画しながら、今年のチーム活動を行っていきたいと考えています。特に今年はチーム創設10周年。今までとはちょっと違った記念行事も実施したいと考えています。 H23.5.28

HUUEの活動ではありませんが、先シーズンからチームOB・OGを中心に始まった「だいくらジュニアスキークラブ」のシーズン打ち上げバーベキュー大会をびわのかげで開催しました。当初は最後の活動時にスキー場で開催する計画でしたが、先の大震災でずっと延期になったままでした。子供達が最後のレクリエーションをとても楽しみにしてる、と保護者の方からお聞きし、大分遅れましたが今回何とか子供達の期待に応えることが出来ました。春からのスポ少活動で参加出来ない子供達も数名いましたが、スキーを通して「輪」が生まれ、こうしてみんなで集まって楽しんでいる姿を見ると何とも不思議で、また微笑ましくも感じました。少子化とスキー離れが重なりスキー人口は急激に減少していますが、例え時間がかかっても「スキー本来の楽しさを伝え、そして仲間を作り、仲間と一緒に滑る楽しさまで伝えたい」という所期の目的は十分達成出来たと思っています。しかし、一過性で終わっては何の意味もありません。そのことから、今回のレクリエーションの際、ここで解散せず野外活動を中心に一年間活動するクラブへと発展させることを提案させていただき、保護者の皆さんからも賛成を得、また子供達からも「また楽しみたい!!」との声が上がりました。そもそもスキーは、冬という季節を楽しむスポーツでもあります。だいくらジュニアの活動で、南会津の冬を楽しんだ子供達が引き続き南会津の春・夏・秋の季節を楽しみ、再び冬の活動へ入っていく。未来に向け、心がワクワクする活動がまた一つ増えました。先週からはHUUEの陸トレもスタートしました。「トップ選手の育成」と「底辺拡大」の二足のわらじを履くことになりますが、浩和や成美、仁などの頑張っている若手選手を見ると先に生きる者として、自分自身のレベル向上のみならず多方面・多分野で頑張らなくては気合が入ります。スキーという限られた分野ながら、まちづくり・人づくりにまだまだ貢献していきたいと思っています。 H23.5.9
長い長い本当のオフを間もなく終え、いよいよ陸トレ(一応‘オフ’トレではあるが)がスタートします。自分自身のこれまでの陸トレは、「県トップ」を目指した目標への挑戦の陸トレでした。先シーズンその目標を達成したこと、そして加齢による衰えを考えるとこれからの陸トレは「限界への挑戦」になってきます。これまでの陸トレの積み重ねと実績で、まだまだ走れ・動け・滑れる自信はありますが、今年の陸トレはさらにハードルを上げ、自分の限界に挑んでいこうと思っています。新たな目標に向け、丁度ランニングシューズも痛んでいたので、新しいシューズを購入しました。スポーツ選手だけではなく、何かを行うときはモチベーションが重要です。モチベーションの高め方は人それぞれですが、私は用具がもたらすモチベーションも非常に重要と思っています。誰しも小さい時にスキー用具を買ってもらうと、その晩は嬉しくて枕元に飾って寝た経験があるはずです。社会人になった今は、自分の給料やメーカーからのサポートもあり、容易にマテリアルを手にすることが出来ますが、それでも新しいマテリアルが届いた晩は何度も手にしワクワクしながら眠りについています。今回のランニングシューズもそうで、新しいシューズでどれだけ走れるか、どんなタイムを出せるか今からワクワクしています。このワクワク感がある限り私は現役でい続けられると思っています(笑)。さて今回購入したシューズのモデルは、ナイキのズームスピードで、一番私の足にマッチしておりズームスピードにして3足目になります。7ヵ月にも及ぶ長期の陸トレは、インターバルやゲレンデ走などハードなメニューの連続です。ランニングシューズは、そのハードなメニューから体(足)を守る重要なアイテムです。スキー用具同様、自分にマッチしたシューズを身に付けるのもトレーニング同様重要な要素です。このシューズで今年も選手達と共に走り、共に汗を流していきたいと思います。しかし・・・オフが長過ぎて、競技人生で初めてベスト体重から2kgもオーバーしてしまった・・・まずい(冷汗) H23.5.4
少しアップするのが遅れましたが・・・4月9日にシーズン納会を開催しました。先の震災で例年にないシーズン終了となってしまいましたが、選手もコーチもそして保護者もそれぞれシーズンの反省と次のシーズンに向けた抱負を語り合いました。納会ではチームの年間表彰も行っていますが、心技体を備えた選手に贈るチーム最高賞のコーチ賞には佐藤葵さんが、最優秀選手賞には航大選手、優秀選手賞には愛海選手が、努力賞には拓馬選手が、特別賞は大地選手、祐香選手、良太選手がそれぞれ輝きました。常々言っていることですが、最も大切なことは「続けること」です。今回の表彰は3年間スキーを続けたこと、陸トレをコツコツ続けたこと、結果が出るまで続けたこと・・・正に「続けること」がどの選手にも共通しておりましたが、個人競技とはいえチーム一体となって続けることが実践出来たシーズンだったと言えます。そのことは我々コーチ陣にも共通していることで、地元復帰のシーズンに活躍した浩和や仁、怪我を負ってしまったものの成美にしても、今こうして活躍出来るのも続けてきたからに他なりません。保護者のコメントにもありましたが、続けるためには選手一人だけの力では不可能です。保護者の支えをはじめ、目に見えない多くの支えの中で「続けること」が実現するわけですが、それをしっかり認識しているか否かで選手として、そして人間としての成長が違ってきます。スキーはあくまでスポーツであって人格を磨くためにスキーをやっているわけではありません。ですが、レベルアップしていく過程の中で人としても成長していかなくては、単なる勝つ‘マシーン’の製造になってしまいます。スキーも上手くなりつつ、人としても成長していく。桑田真澄の「心の野球」ではありませんが、「心のスキー」を目指していければと思っています。先シーズンに別れを告げ、いよいよチーム10年目のシーズンに突入です。次のシーズンには選手達がどんな活躍をするか、未来に大きな夢を抱きながらまた走り出します!!
新たな活動に入る前に、先シーズンの反省会も兼ねて浩和、成美、仁プラスショーヘーのコーチ陣で集まって一杯やりました。個別には顔を合わせていましたが、この面子が一堂に集まるのはシーズン以来約1ヵ月ぶりとなります。先の大震災で短いシーズンとなりましたが、それぞれのシーズンを振り返りながら久しぶりのスキー談議に花が咲きました。と言って後半はほとんどショーヘーの身の上話となってしまいましたが・・・(笑)。彼等は私にとっては元教え子ですが、今こうして地元に残りコーチ兼選手として活動・活躍し、そして世代を越えてこうやって酒を交わしながら盛り上がれることを心から幸せに感じています。浩和や成美、仁は大勢のチーム卒業生の中のほんの一部とは言え、社会人になっても今なおこうしてスキーに取り組んでいる姿を見ると、スキーをたまらなく愛している選手のために設立されたHUUEが、それなりの成果を残せてきたんだと実感しています。年々スキーに取り組む子供達は減ってはきていますが、浩和の真っ直ぐな姿勢を、人の見ていない所でも努力する成美の姿を、仁の県内トップクラスの華麗な滑りを、そしてスキーを心から愛するショーヘーの思いを選手達に伝わる場面を作っていきたいと思っています。若手コーチ陣を育て、その過程に触れる選手も刺激を受けながら伸びていく。世代の幅が広いHUUEの強みを生かし、強いチーム、強い選手を育てていきたいと思います。それにしても仁は超ワルだ・・・(笑)
H23.4.6
悪夢のような大震災から2週間以上が経過しました。震災当日はナイター練習の終了式を予定しており、その準備をしている矢先に大地震が起こりました。その日以来、ナイター練習はもちろん全ての練習とレースが中止となり、スキーシーズンそのものの幕が下りてしまいました。いつもの‘明日’が、当たり前のようにやってくるものと思っていましたが、時計の針が止まったように、日常からピタリとスキーが消えた今、いつもどおりの日々が決して‘平凡’ではない日常だったのだと改めて感じています。いつ、どこで何が起きるか分からない、そう考えると与えられた一日一日を、1時間、1分を精一杯生きていかなくてはいけません。言葉を換えれば、後悔しない人生を送るということです。突然やってきた震災によってスキーシーズンは幕を閉じましたが、雪上だけのシーズンを考えれば非常に短いシーズンでしたが、去年の春からスキーの取り組みをしてきたHUUEのシーズンは11ヶ月にも上るのです。「もっと滑りたかった」「もっとレースに出たかった」という意欲から湧く思いはあれど、「もっと練習しとけばよかった」「もっとこれをしておけばよかった」という後悔からくる思いは選手として、そしてコーチとしてもまったくありません。「反省はするが後悔はしない」そんな選手で、そんなコーチであり続けたいと思っています。きっと選手達もそう思っているのではないでしょうか。(若手コーチ陣は分かりませんが(笑))被災地によってはまだ復興の兆しさえ見えない地域もありますが、少しずつ少しずつではありますが復興に向けた歩みが始まっています。この地域は大きな被害が無かったとはいえ、今の子供達は私達より長い人生をこの震災からの復興と共に歩んで行く事になります。私に今出来ることは、これからこの地域をこの国を支えていく子供達に夢と希望を与えていくことと思っています。そんなことを考えながら、今シーズンお世話になったスキーを磨きそして片付け、新たな一歩を踏み出していこうと思っています。 H23.3.29
先日「町民スキー大会」が開催されました。比較的誰でも参加出来る‘お祭り’的な大会ですので、HUUEメイトはもちろんコーチ、さらにはだいくらJrの子供達も大勢参加しました。これまで何度か紹介していますが、子供達のスキー離れに危機を抱き、ここでもう一度原点に戻り、スキー本来の楽しさや仲間と取り組むスポーツの楽しさを提供するクラブとして「だいくらJrスキークラブ」を立ち上げました。スタート当初はクラブ員8名でしたが、少しずつ増えていき現在は10名を超えました。技術指導より、とにかく滑って滑って滑りまくってたまに‘遊ぶ’というスタイルで毎週土曜日に活動していますが、これがなかなか面白い活動になっています。それを証明しているのが、ほとんどの子供達が「皆勤賞」という事実です。これもトップで仕切っている浩和コーチ(あっここでは‘ヘッド’コーチだった)や成美コーチ、そしてショーヘー(あっここでは‘コーチ’だった)達の工夫とアイディアの賜物だと思いながら活動を見守っています。HUUEで陸トレをはじめハードな練習を積み重ね、全国戦士に登りつめた彼等彼女達。この様にしっかり‘結果’を手にした選手はバーンアウトになる傾向もありますが、バーンアウトどころか今でも現役を続け、そして小さな子供達にスキー本来の魅力や楽しさを伝えている。折りに触れて書いてますが、結果を求める成長の過程の中で、結果以外の「価値」や「魅力」を感じた者が生まれ、そして今こうして現場で活動・活躍していることに、チーム創設10年の歴史を感じています。だいくらJrスキークラブが今後どう進みどう発展していくかは分かりませんが、この子供達、そしてコーチ達の笑顔を見れば希望に満ちた未来につながっていると自ずと信じずにはいられません。 H23.2.23
長年追い求めてきた第一シードでのレースが終わりました。結果はまたしても26位。過去2回記録している26位にまたまたなってしまいました。過去2回は60番や90番台からのスタートでの26位でしたが、今回は14番スタートでの26位でしたので、これまでで最も悔しいレースとなりました。今回のレースは成年女子が滑走したセットのまま成年男子Cのレースとなりましたので、14番スタートとはいえ既にコースは荒れ荒れの状態。それ以上に、手強かったのがセットでした。ミニマム35のコースで41旗門39ターンのセットでしたので、細かくセットされた急斜面はSL?と勘違いするほどのセットでした。このセットにうまく対応(反応)出来ず、何とも無残な結果となってしまいました。この様な状況の中でも、トップ選手は前半板をスイングしつつも板をまったく横にせず、縦に縦に切り込んでくるのでさすがとしかいいようがありませんでした。まざまざと技術の違いを見せ付けられたレースでしたが、この日出場した私達のクラスの他、成年男子A、成年女子Aの福島県勢の大半がコースアウトをしてしまいましたが、花輪のようなコースは県内には無く、練習環境の違いも肌で感じました。何とも悔しい国体となりましたが、この歳になっても目標がある人生を送れていることを幸せに思っています。しばらく自分の時間を過ごさせてもらいましたが、明日からは再びコーチ業に戻り、今回得た全国レベルの技術をお土産にまた子供達と一緒にスキーに取り組んでいきたいと思います。春からの努力も今日で一区切り。荷物をまとめ、HUUEの子供達がそして家族が待っている田島にこれから帰りたいと思います。仁と一緒に安全運転で。応援下さった皆さんありがとうございました。 H23.2.14
やっと手にした第一シード。いよいよ明日はレース日となりました。秋田に入って2日が過ぎましたが、大切にしていることは「いつもどおりを貫くこと」です。当たり前のことのようですが、これが案外難しいのです。というのも、福島県選手団は同じ宿で行動を共にしますので、決められたスケジュールの中ではいつもどおりの自分のペースを維持するのが難しいのです。トレーニングバーンに行くか行かないか、何時まで滑るか等々、チームで動いていると他選手の動向に惑わされ、自分のペースや調整方法が揺らいでしまうことが多々あります。ましてや今回は第一シードですので、元ナショナルチーム所属選手や元デモ等そうそうたるメンバーの中にいると、自分のペースを維持するどころか、自分の気持ちそのものも揺らいでしまいそうになります。また、今回の大会コースについて皆が口々に「急だ」「疲れそう」と発しているため、さらに気持ちがぐらつきます。そんないろいろな状況の中でもしっかり自分を維持させているのは、夏場に積み上げてきた陸トレのお陰です。あれだけハードなトレーニングをやってきて、夢の舞台に立って今更‘ビビって’られないのです。今の自分を信じるだけのものを積み重ねてこれたことが、今私の最大の強みだと思っています。いっつも子供達に言ってきたとおり、自分を信じ、自分の力を発揮することだけを意識し、明日は思い切りスタート台から飛び出していきたいと思います!  H23.2.12
全中を前に葵選手の壮行会プラス、私達コーチ陣の壮行会も併せて開催してくださいました。まずは、この忙しい時期にこのようなセッティングを行ってくださった保護者の皆さんに感謝いたします。以前のコラムにも記載しましたが、今年の佐藤葵選手の活躍は本当に意義ある活躍でした。今回私もようやく県総体で優勝することが出来ましたが、多くのコーチまたはHUUEで活躍している若手コーチ陣はいずれも全中またはインターハイ経験者です。そんな彼等や彼女達のような輝かしい実績は私にはまったくありません。だからこそ余計に子供たちに夢を感じ、それが長年コーチを続けている原動力になっているのかもしれません。選手たちと共に走り、共に汗を流し、時に涙を流し、その過程の中で多くの全国選手がこのチームから誕生しておりますが、その過程が中学や高校という学生時代だけではなく、学校を卒業した社会人にもつながってきていることに、今ひとつの達成感を感じています。選手を育てる過程は、選手もそして我々コーチも苦労と挫折の連続です。今輝いている若手コーチ陣も、実は多くの挫折を乗り越えてきたからこそ今があることを、ずっと見守ってきた私は知っています。「良いことがたくさんあるから幸せなんじゃない。苦しみや悲しみを希望に変える力があるからこそ人は幸せになれるのだ」PHP「生きる」21年5月号に記されていた私の大好きな一文です。いつの時代にもお父さんやお母さんが一生懸命選手をサポートしているのは、単にスキーが上手くなってほしいばかりではなく、苦しみや悲しみを希望に変えれる子供となることを願ってのことだと感じています。コーチも含めみんながそんな思いを共有し、チーム運営を続けていくことが以前掲げた「最大より最適」なチームであり、それがこのチームであると今実感しています。 H23.2.6
十年越しの優勝にまだまだ浸っていたいところですが、本番(国体)に向け先週から再び走り始めました。オフの間のきつい陸トレは、「国体上位」を目標に掲げ取り組んでいるため、それが国体のレースで発揮されなくては何の意味もありません。しかし、いくらトレーニングを積んで最高のコンディションでシーズンに入っても、陸トレ時よりは明らかにトレーニング量は落ち、かつ寒い中に立っていますので自ずと疲労も蓄積しやすく、結果的にコンディションはどんどん落ちていきます。これまでの国体の際にも常に行ってきたことですが、予選後ちょっと一息ついた後、再び国体に向けランニングや軽いウエイトを行い、出来るだけ陸トレを終了した11月下旬頃の状態に持っていくように努めています。道路はどこも‘雪道’ですので、思うようなコースはとれませんが、それでも毎日4km程度走っています。今回の国体でのスタート順はそうそうたるメンバーに囲まれてのスタートになるはずです。そのほとんどの選手がスキーを職業とされている方が大半だと思いますが、それは県予選の上位選手も同じ。滑走量では彼らの足元にも及ばない私がこうして戦えているのは、誰にも負けないオフトレを積んできているからと自負しています。無いものや出来ないことを求めることより、まずは目の前の出来ることをしっかりやる。夏場の陸トレも、そして国体前の走りこみも「今自分に出来る準備をしっかり行う」という実に平凡なことの積み重ねなのです。この歳、この立場になるとワンシーズンにそうそうレースに出場出来るものではありません。その限られたレースでほとんどミスをせず、常に納得のいく滑りが出来るのは、自分に出来る準備を心がけることで、今ある能力をしっかり出せる状態を作れているからだと思っています。思うように滑る時間が無いからとことん走りこむ。思うように滑る時間が無いから毎日板を丁寧に手入れする。思うように滑る時間が無いからどこでもイメージトレーニングをする。思うように滑る時間が無いから食事に気を使い、毎晩ストレッチをする。思うように滑る時間が無いから子供を抱っこしててもバランスボールに乗っている(笑)思うように滑る時間が無くても上手くなりたいと思う気持ちがある限り、どこでもどこにいても上手くなるための取り組みは出来るということを、歳を重ねるごとに益々その思いは強くなってきています。 H23.2.1
やっと、やっと県のトップに立つことが出来ました。初めて国体の出場権を得てから、ずっとずっと「いつかは優勝したい」と思い続けてきて、ようやく実現しました。国体初出場が確か24歳の時でしたので、ここにたどり着くまで13年間もかかってしまいました。この間、何度も国体に出場してきましたし様々なレースで優勝もしました。また、技選でも上位に登りつめるなど、それなりの活躍をしてきたと思っています。しかし、いろいろな場面で例え活躍しても、「県総体での優勝」という目標は決して忘れず、ずっとずっと追いかけてきました。時にどんなに努力しても一向に報われない状況に苦しんだ時もありました。また心・技・体が充実し「今年は行ける!」と思って挑んでも思うような結果が得られず心が折れそうになった時もありました。そして一昨年は靭帯を痛め、復帰できないかもしれないという恐怖心とも戦いました。ただ、どんなに苦しんでも、どんなに落ち込んでも、この13年間「努力」と言う行動を止めたことは一度もありませんでした。それは、ただひたすら「結果」を追い求めてきたからです。成長途中の小学生や中学生は、プロセスに大きな意義があり、その中に成長の芽や将来の光を見つけてあげ、評価し認める中で人間として成長していきます。だから結果よりプロセスなのです。しかし、私達社会人競技者は「結果」が全てです。そうではないと思う方もいるかもしれませんが、自分自身にそれなりの投資をし、家族との時間を割きスキーに取り組み、そして多くの方々に支えていただきながらスキーをやらせていただいていると心から感じているのであれば、例え周囲(他人)から「よく頑張っているね」と言われても、道のりの途中で満足することなど到底出来ないのです。多くの応援、多くの支えには、苦しいぐらいの努力を積み重ね、そして結果で応えるのが本物の競技者なんだと心に思い、この13年間歩んできました。この先後何年現役選手でいれるかは分かりませんが、私は妥協しない。努力を止めない。結果という重圧に押しつぶされそうになっても決して逃げない。その姿勢が、家族をはじめお世話になっている多くの方々に対する私の誠意なのです。 H23.1.26
中体連、高体連が終了しました。栄光をつかんだ選手、自分の滑りが出来満足した選手、または涙を流した選手等々、選手それぞれのドラマがありました。いつも言っていることですが、いくら努力してもどんなに頑張っても、それが必ずしも「結果」に結びつかないのがスポーツの厳しさです。ですが、そこに至る過程の中には、今まで出来なかったことが出来るようになった喜びや、走り終えた後の気持ちよい汗と共に感じる達成感等、人として成長していく多くの機会が存在しているのです。今回残念ながら涙を呑んだ選手に、「残念ながら結果が出なくても、間違いなく君は昨日の自分より大きくなっている。振り返るのはいつでも出来る、今は前を向いて歩こうよ」と言葉を送りたいと思います。一方でこれまでの努力が報われ結果を手にした選手もいました。下郷中3年の葵選手です。1年の冬からHUUEに加わった彼女は、そのシーズンそしてシーズン明けのオフトレに一生懸命ついてきました。どちらかというと短距離系の彼女にとって長距離走がメインの陸トレはとても辛かったと思います。それでも彼女は、呼吸が苦しくても周回遅れになっても、歯を食い縛り必死で走り抜きました。もう一つ特筆すべきことは、彼女はだいくらにも、びわのかげにも遠い下郷町に住んでいるということです。どの家庭も、子供達を精一杯サポートしているのは変わりありませんが、隣町から通われたその姿勢・ご家族の支えには頭が下がる思いです。去年の航大選手に続いての連続全国出場ですが、そのこと以上に夏菜子、南実子に続いて「下郷町」から全国選手が出たことが私にとっての一番の喜びです。彼女の活躍は2年の拓馬、1年の良太や愛海ばかりではなく、我々コーチ陣そして多くの下郷町スキー関係者に夢と希望を与えてくれました。予選を終え一段落しましたが、また次のステージに向け選手とコーチ共に歩んで行きたいと思います。最後に、中体連といういとても大事な舞台を見事に支えてくれた浩和に心から感謝します。毎回書いていますが、HUUEで育ちHUUEを知っている者がこうしてコーチになって活躍してくれる。間もなくチーム10年になるHUUEが築いた財産は、数多くの全国選手を輩出したこと以上に、浩和や成美、仁のように大人になって再びチームに戻ってきた者達だと思っています。 H23.1.18
いよいよ県予選ウィークに突入。ここから、一気に県中体連そして高体連、最後に国体予選へと続いていきます。我がHUUEは、シーズンだけではなく、オフシーズンから選手とコーチが共にトレーニングをし、長い時間を共有してきているので、選手が抱く思いや胸の高鳴りは、時間と同様に我々コーチも共有し合っていると思っています。これから選手達は、たった一人でスタート台に立つわけですが、ここに至るまでのプロセスは、どのチームにも、そして自分自身にも負けず確かな歩みを進めてきたと感じています。後は、それを選手達が自分に自信を持ち、しっかり発揮することを願うのみですが、「最も準備した者に幸運の女神はほほ笑む」との言葉にあるように、今日までの準備はきっといいことを運んできてくれるでしょう。写真は、毎年恒例の中体連激励会「お好み焼きパーティー」を開催した時のものです。皆でお好み焼きを楽しみながら元気回復しましたが、それ以上に、怪我で戦列を離れている成美コーチと良太選手の元気な姿が皆に元気とパワーを与えてくれたと感じました。今回の中体連は、丁度大会が重なる高体連の競技委員長をやらなければならず、残念ながら現地には行けませんが、数々の実績を持ち選手の心境も理解出来る浩和コーチが駆けつけるので安心して任せられます。一昨年の怪我から地道な努力でようやく中体連のスタート台に立てる拓馬が、陸トレで一生懸命長距離走についてきて頑張った愛海が、そして3年間努力を積み重ねてきた葵が、きっと笑顔で帰ってきてくれると信じています。中体連、高体連、国体予選とHUUEメイト&コーチが笑顔で終われますように★ H23.1.11 
冬休みの強化練習もいよいよ終盤になってきました。練習の中で何かきっかけをつかんだ選手、逆になかなかつかめない選手とそれぞれですが、何本も何本も滑り一生懸命努力している姿は皆同じです。これから中高校生は、中体連と高体連、我々コーチ陣は国体予選へ挑んでいきますが、各予選を前に残念ながら選手とコーチが怪我を負ってしまいました。一昨年、私も膝の靭帯を損傷する大怪我を負い、国体予選を欠場しました。国体出場を大きな目標に掲げ過酷な陸トレを積み重ねてきただけに、その時はとても悩みましたが、それ以上にこの歳まで怪我をせずガンガン滑っているということに大きな誇り持っていただけに、それを失ったことがショックでした。それでも目標を失わず、怪我を乗り越え昨年は札幌国体に復帰できましたが、自分の怪我は自分の心次第で乗り越えられますが、選手達の怪我は自分の怪我以上に心が落ち込みます。練習は毎日同じように繰り返されていますが、翌日からいつもいるはずの姿がそこにいないその風景に心が折れそうになりますが、そのチームの穴を埋めるべく頑張っている選手の姿が折れそうな心を奮い立たせてくれています。怪我した選手も予想より早く復帰出来そうなので、シーズン最後には皆笑顔で終えられるだろうと信じています。さて、今日からいよいよ「だいくらジュニアスキークラブ」がスタートしました。記念すべき第1回目でしたので、私も子供達と一緒に滑走しましたが、十何年も「指導漬け」の毎日でしたので、このクラブの趣旨どおり、スキー本来の楽しさを子供達と何も考えずどんどん滑る中で、子供達以上に私自身がそれを実感したような感じでした(笑)。この取り組みは、未来のスキーヤーを育てるいわば「種を蒔く」活動です。この取り組みに、浩和や仁、成美、ショーヘー等、多くの教え子が参画しています。(注:ショーヘーは教え子ではない(笑))「自分達が育ったこの地域に対し、地域の子供達を育てる取り組みによって恩返しをしたい」そう浩和や仁が保護者の前で挨拶しましたが、10代20代でそんな考えを持つ若手がいることが、私の誇りであり、この地域の財産だと感じています。 H23.1.9
チーム創設時から欠かさず実施している「メンタルスキル講習会」を今年も開催しました。2時間30分びっしりと、メンタルとは?について指導すると同時に選手それぞれに今現在のメンタル状況をチェックさせました。大事なレースのスタート台に立った時、誰もが「不安」や「緊張」に襲われます。これらに打ち勝ち、冷静に集中した状態でスタート台に立つためには、「自信」がなくてはなりません。この自信は、勝利(結果)によって得るものではなく、日々の練習で身に付け、前もって備えていなくてはならないのです。「不安」や「緊張」の正体や、「自信」というものの真の意味を知っているかどうかはスポーツマンに限らず、日常の生活を営む上でも重要な要素と思っています。1回きりの講習会で、これらメンタルの全てを選手が理解するのは不可能ですが、こういった知識をしっかり指導しなければ、いくら現場で「集中しろ!」「緊張するな!」「練習のように滑れ!!」と言っても選手はその意味が分からないのです。スポーツは心・技・体の3つの要素を兼ね備えていなくてはなりませんが、陸トレで作った「体」というベースに雪上で「技」を乗せ、そして普段の指導の中でこういったメンタルの考え方を指導することで強い「心」が乗っかります。こうして心技体を得た選手は、スポーツマンとしてばかりではなく、人間的にも大きく成長していくのです。
5月からスタートした陸トレも、11月30日のびわのかげナイター終了と共に終了しまいた。今年も例年同様、このトラックをメインに随分走り込んだな〜というのが率直な感想です。それも昨年は航大選手が、そして今年は拓馬選手と比較的「走れる」選手がいたからだと感じています。スキーに必要な基本的な力は筋持久力ですので、例年夏場からはインターバルトレーニングの回数が増えていきますが、去年国体に出場し1分以上動ける筋持久力の必要性を改めて実感してきたことで、今年はこれまでの200mインターバルを変更し、400mインターバルを重点的に実施してきました。これ以外にも1000mのインターバルや、ゲレンデ走、そして10kmマラソン大会と例年にない走り込みに加え、筋力や調整力とバランスのとれた体作りを目指したトータルトレーニングに取り組んできました。これらのトレーニングで鍛えられるのは「体」であるのは当然ですが、僅か3ヶ月のシーズンに備えその倍以上の月日をかけて準備をするこの過程は「強い体」と共に「強い意志」を育てると思っています。現在スポーツの現場では、‘コーチング’という考えが浸透し、教えるより導くまたは引き出す手法がごく当たり前になっていますが、コツコツと継続する意志や、逃げ出したくなるような不安やプレッシャーに背を向けず立ち向かう意志は、育てるものではなく鍛えることで強くなっていくものです。スキーに限らずどのスポーツでも、スタート台に立った時の気持ちでほぼ結果が決まります。これだけのオフトレを重ねてきた選手達は、過去の先輩達と同じように、きっといい輝きを持ってスタート台に立てると確信しています。そして、そんな選手達に負けず、一生懸命トレーニングを共にしてきた若手コーチ陣も輝くシーズンになると信じています。 H22.11.30
シーズンを前に保護者企画による懇親会を開催しました。長く感じたオフトレも間もなく終了し、目の前に迫ったシーズンに向け保護者とコーチ陣の親睦を深めました。毎年のことながら、長い陸トレを乗り切るためには保護者の協力が不可欠ですが、こうして陸トレを無事終え、そして様々なオフイベントも無事終了できたことに心から感謝しています。また、このチームで育って今コーチ業を頑張っている浩和と成美の献身的な働きにもとても感謝しています。人数を見れば小さなチームながらも、多種多様な活動を展開出来るのはこれらの若手コーチや影でサポート下さっている保護者がいらっしゃるからです。子供達を真中に周囲の大人達がサポートし合いながら様々な活動を提供するチーム環境の中で、子供達は‘スポーツ馬鹿’に偏らず人間的に大きく成長していくと今の子供達、さらにはこのチームで育った浩和や成美を見ているとつくづくそう感じます。ちょっと前の新聞にカナダのモーグルのナショナルチームの記事が掲載されていましたが、ずっと昔はオリンピックに出場することに意義があり、競技力を向上する過程において人間的に成長していくことに主眼を置いていたそうですが、バンクーバーオリンに向け長期計画を掲げ、参加からメダル獲得に舵を切り体制を整えた結果、先のオリンピックでの大躍進につながりました。記事の中でコーチが「今では選手の人間的成長とメダル獲得のための競技力向上の2つを同時に実現する環境が整った」と語っておりましたが、HUUEもそうなりつつあると感じています。今回の懇親会には、選手時代大活躍し春から地元に帰ってきた田村仁くんも参加してくれました。シーズンからは本格的にチームに加わり活動をサポートしてもらうことになりますが、こうしてOBがチームに帰ってくることで新たな刺激が生まれ、子供達がさらにはチームが(もちろん我々コーチ陣も)成長していきます。今年のシーズンが待ち遠しいです!!
日本体育協会創立100周年を記念して「日本のスポーツ100年‘これまで’と‘これから’」と題してシンポジウムが開催されました。この100周年記念シンポは、全国でたった4ヵ所でしか開催されず、またそのトップ開催を飾る福島会場には日本のスポーツを大きく変えた、日本サッカー協会名誉会長の川淵三郎氏が講演をすることもあり、浩和と成美の両コーチを連れ参加してきました。川淵氏はJリーグの創設者であることは説明するまでもありませんが、Jリーグを創設する際ある会議で「時期尚早」「前例がない」との意見が重鎮から飛び出し頓挫しそうになりました。その時会議メンバーでは比較的若い一人の男が机を叩いて立ち上がり、「時期尚早と口にする者は100年経っても時期尚早と言う。前例がないと口にする者は200年経っても前例がないと言う。そもそも時期尚早と言う人間はやる気が無いということだ。でも私にはやる気が無いとは情けなくては言えないから時期尚早という言葉でごまかす。前例が無いと言う人間はアイディアが無いということだ。でも、私にはアイディアが無いと恥ずかしくて言えないから前例が無いという言葉で逃げようとする。大体仕事の出来ない者を見てみろ!自らの仕事に誇りと責任を持てない人間を見てみろ!次から次へと出来ない理由ばっかり探し出してくるだろう。仕事というのは、出来ないことにチャレンジをして、出来るようにしてみせることを言うんだ!!」これを言ったのが川淵氏であり、これが無かったらJリーグの創設は無かったかもしれません。今回の講演は時間が短くいよいよ本題と言う所で終了となってしまい、ご本人も大分不満だったようですが(笑)、お話される姿勢からは日本スポーツを改革してきたパワーと熱い情熱を感じることが出来ました。2人の若手コーチの感想はまた違ったかもしれませんが、2人にはいろいろな所に足を運びいろいろなものを吸収しながら、コーチとしてさらには地域の大人として大きく成長していってほしいと願っています。選手の成長のみならず、若手コーチの成長も今の私の楽しみの一つです。 H22.10.23
今年も只見駅伝に出場してきました。以前はびわのかげ陸上競技場のトレーニング仲間であった荒海ランニングクラブに交ぜて頂いて出場していましたが、今は私の檜沢地区での活動の場である「ひのきスポーツクラブ」で出場しています。ひのきになって4回目、自身トータル6回目の出場となりましたが、HUUEメイトの瀬谷さんにショーヘー、それに今年は浩和も一緒に出場しました。別チームではありましたが航大選手も、そして今年は仕事の都合で出場出来ませんでしたが、例年ですと成美コーチも出場しています。他にも県内のスキー仲間がなぜか多く出場する駅伝大会なのですが、さすが県内一のオフトレを誇るHUUEのコーチ陣は、陸上選手並みとは行かなくても、県内のスキー選手の中においては‘断トツ’の速さを証明してみせました。これは選手に負けず、日々の努力の賜物であることは間違いありませんが、学生から社会人になっても変わらぬ努力を積み重ねていくことは想像以上にハードなことです。それでも、浩和や成美、ショーヘー達が努力し続けられているのは、日々‘小さな目標’を立て、それをクリアしまた立てる、その繰り返しが出来ているからだと思っています。県内に実に多くの同級生選手がいたにもかかわらず、今では私ただ一人が現役となってしまいましたが、ここまで長い競技人生を維持してこれた秘訣は、特別な取り組みではなく「小さい目標」と「小さい成功体験」の繰り返し、ただそれだけなのです。「凡事徹底」という言葉がありますが、実に平凡な事でもそれを小さな目標に変え、コツコツと積み重ねていくことがやがて大きな花を咲かすのです。今それを実践している彼等彼女達の姿こそ、選手達に一番見て吸収してほしい姿でもあるのです。彼等を含め、このチームで育ったOB・OG達が、この町の子供達にスキーの楽しさを伝える新たなプロジェクトがスタートします。この取り組みでスキー界がどう発展し、そして彼等彼女等がどのような価値を見出していくか、とても楽しみです。それにしても、駅伝で航大に勝ててよかった〜♪♪ H22.10.10
夏行事を締めくくる、恒例の夏季合宿を開催しました。今や‘地獄のゲレンデ走’は、HUUEになくてはならないものとなりましたが、今年も選手達はこの過酷なコースに果敢に挑みました。例年この挑戦を「辛さに負けてしまいそうな自分に勝つ」ための挑戦と位置づけていますが、今年はよりそれを明確にするため、一斉スタートせず、一人スタートで実施しました。スキーは個人競技ですので、相手を意識する必要がないにもかかわらず、誰しも「あの人うまいな・速いな」「あの人に負けそうだな」と相手を意識してしまいます。自分ではコントロール出来ないことを過剰に意識する中から不安が生まれ、それがプレッシャーとなり、結果としてパフォーマンスの低下を招きます。自分がコントロール出来ないことを意識するより、‘コントロール出来る自分’をまずはしっかりコントロール出来るようにならなくてはなりません。その一つに、弱い自分の克服があるのです。こうした訓練によって、将来に対してもプラスの志向が働くようになっていきます。今回のゲレンデ走でも何度も強調して言い聞かせましたが、「2本目は体力も落ちるからタイムも落ちて当たり前」と勝手に決め付けてしまいがちです。まだ分からない未来に対して何もしていないうちに結果を決め付けてしまう。未来は変えられるものであり、未来は現状の延長にあるものでもあります。矛盾しているようですが、現状の延長であるからこそ、今このスタートラインで思ったことが未来につながっていくのです。つまり、スタートラインで明るい未来を描けば、明るい未来に変えられるのです。体力にこういった志向が備わった時、本当に強い選手になるのです。今回完走した選手達は今その階段を一歩一歩確実に登っていると感じました。一週間の休養を経て、いよいよ来週からは陸トレ後半戦がスタート。  H22.8.29
スキーネタではありませんが、田島地域では二十歳の青年達が盆踊りを運営する風習が残っています。私の地元の針生の盆踊りに行ったところ、チームOBの宝田皓介くんと瀬谷ちあきさんが世話人(スタッフ)として一生懸命動いていました。2人は進学のため地元を離れ、スキーからも離れていますが、この地を離れていてもこうしてお盆に帰省し、地域のために精一杯貢献している姿がとても感動的でした。選手達と私達コーチの付き合いは現役(選手)時代の短い付き合いですが、その短い時間の中で結果を出すことも重要ですが、スキーを止めた後の人生、またはスキー以外の時間において充実した時を過ごせる選手に育てていくことも重要です。そのためには、スキーを通して立派なスポーツマンに育てていく過程で、「人」としても大きく育てていかなくてはなりません。全ての選手がそうなるとは限りませんが、チームからまたはスキーから離れても、こうして‘何か’に一生懸命取り組んでいる教え子達の姿を見ると、日々いろいろな悩みを抱えたり、困難なことに出会ったりしたとしても、それぞれにきっと一歩一歩確かな歩みを続けているのだろうと感じます。スキーを卒業してもこうして元気な姿を見せてくれると、例え遠く離れていても昔と同じように応援し続けたくなるものです。遠くの街で暮らしているOB・OG達よ頑張れ!
夏企画4連発の第3弾となる「富士登山」に挑戦してきました。残念ながら3年生は忙しく1・2年生選手だけでしたが、保護者にコーチ陣それにOGの晴佳も参加し、賑やかに登山を楽しんできました。今年は、昨年よりさらに登山者が増え道路も登山道も大渋滞で、予定時刻が大きく狂う登山となりましたが、それでも昨年到達した本八合目の3400m地点まで、4時間弱という脅威のハイペースで登ってきました。2回目の今年は出来れば頂上まで!と思っていましたが、その辺はなかなか思うように行かないもの。だからこそ「来年も!」となるのかもしれません。スキーに限らず何事もそうで、「そうそう思い通りに簡単には行かないもの」ですが、それでも次こそは次こそはと挑戦していくことが人生の可能性を広げ、その積み重ねが豊かな人生になっていくのだと感じます。長い競技スキー人生の中で、今でこそ‘勝つ’ことが多くなっていますが、ここに到達するまでにはその何倍もの‘負け’を経験してきています。多くの負けの経験の中で「そうそう思い通りには行かない」という人生の厳しさを痛いほど味わってきましたが、それを達観するのではなく、挑み続けてきたからこそ今の自分があるように感じます。私達とは逆に、思い通りに行かないことが多くとも、いつか思い通りに行く日が必ずあることを信じれるのが子供(選手)のピュア(純粋)さだと思います。そんなピュアな選手に明るい未来を手にさせるまで頑張り続ける大人(コーチ)でありたいと改めて実感しました。 H22.8.1
チームで初めて会津田島祇園祭で出店をしました。そもそもの発端は、保護者会議の中で「祭りに出店し、選手のシーズン券代ぐらい出してあげられないか」という意見が出たからでした。こういった意見は初めてではなく、チーム創設時にも話題に上がったことはありましたが、その時は実行までには進みませんでした。今回実行出来たのも、出店するに当たりメニューなどの案をお母さん方が中心となってアイディアを出し合い準備下さったこと、そして浩和や成美、ショーヘーの若手が時間を惜しまず下準備も含め献身的な取り組みをしてくれたからだと思っています。当日も選手はもちろんのこと、何かと忙しい中多くの保護者の皆さんが駆けつけ協力下さいました。チームみんなの知恵と力を結集したHUUE店は、残念ながら!?ショーヘー店長が目標とした売り上げには僅かに達しませんでしたが、選手達に貴重な体験を提供出来たこと、HUUEの活動をPR 出来たこと、そして何より全員で出店を実現したこの事実は、何ものにも換え難い意義ある取り組みだったと思っています。「一人では何も出来ない」と言葉では分かっていても、経験なくして言葉の意味や重みを感じることは出来ません。チーム初となる祇園祭出店を皆で協力し合い成功裡に終えることができ、改めてその意味を噛み締めました。 H22.7.25
夏季イベント4連発の第1弾「川ガキ決定戦」を開催しました。朝から針生鴫沼、檜沢川、びわのかげ、田沢湖と川に沼にと一日中魚とりを楽しみました。選手達は、その地その地でとれる様々な魚を興奮しながら眺めていました。スキーは雪国である田島ならではのスポーツであるため、その経験を通して雪国のよさを感じることができます。夏はひたすらオフトレの陸上トレーニングに励むこととなりますが、七ヶ岳登山や今回のような川遊びによって、山の険しさや水の冷たさまたは気持ちよさ等いわゆる自然の楽しさを肌で感じる中で、冬とは違った角度で‘地域’を見ることができます。私達が子供の頃は、今よりもっとゆとりがあり、自分達で自然と遊ぶ時間を作っていましたが、何かと忙しい現代の子供達には私達がこのような時間を作ってあげなくてはなりません。都会の子供達が地図を持たなくても、山手線を自在に乗れるのなら、こっちの子供達は自由自在に野山や川を駆け回り楽しむ術を持っている。そのような子供達を育てていくのが我々大人の責務であり、その中で子供達の心の中に‘郷土愛’が育まれていくのだと思っています。県内一の練習量を誇るHUUE、県内一多様な活動を展開するHUUE。選手はもちろんのこと、一緒に楽しんで下さる保護者、そして若手コーチがいるからこそ実現出来るのです。 H22.7.19
夏季活動について話し合う保護者会と併せて、故郷に帰ってきてチームコーチに就任した浩和の歓迎会を開催しました。前段の保護者会では、新規事業の祇園祭出店計画や富士登山について話し合われましたが、それぞれの担当である成美やショーヘーの計画がしっかりしていたので彼等の説明を安心して聞いておりました。祇園祭の出店は初の試みですので、多少不安もありましたが、今回の打ち合わせの盛り上がりを見ていたら、その不安も吹き飛んでしまいました。チーム一丸となって新たなことに挑戦し、それを乗り越えた時の成長が楽しみの一つに増えました。
引き続き開催された浩和の歓迎会では、本人から「例え結果が出なくても、そこに至るまでの積み重ねに価値があることを実体験を経て学び、それらのスキーの経験は、社会人になって挫けそうな時に‘あの時あれだけやれたんだから’という自信になった」と挨拶があり、それを聞いた私の心の中には言葉に表せない感動が広がりました。また彼は、親へのありがたさ親への感謝の気持ちも述べていましたが、彼の言葉が響くのは、それが上辺だけの言葉ではなく心の中の真実を述べていると信じるだけの成長の過程を共に歩んできたからだと自負しています。気が付けば来年でチームを設立し10年になります。チームを創設された当時の保護者の皆さんのお陰で私には活動の場が生まれました。今度は、当時の子供達がこうしてコーチとして再びチームに帰ってきて活躍する。その場を作ってやることで少しでも‘創設の恩’を返していければと考えています。チームは決して大きくはありませんが、私が目指しているのは「最大」より「最適」なチーム作りです。日々の陸トレでの選手達のやる気、そして今回の懇親会での盛り上がり、10年目に向かって確実に「最適」に向かっています!! H22.7.2
初夏の恒例行事「七ヶ岳登山」を実施しました。今年からチームに加わった、良太選手と愛海選手の2人選手も先輩に交ざって登山に挑戦しましたが、普段の陸トレとはまた違ったチームの雰囲気が何ともいいものです。当然のことながらチーム活動の柱はスキーですが、単にスキーだけが上手な選手を育てるのではなく、人間的に大きく成長していくことがより重要であり、人として成長した選手が結果的にスキーも上手になるのです。いろいろな活動を取り入れ、いろいろな体験を積み重ねていくことにはそのような深い意味があるのです。今回の登山でも、楽しい時間、辛い時間、感動した時間等々いろいろな時間があったと思いますが、その一つ一つの時間は登山という‘行動’によって得られた‘時間’であり、参加していなかったら体験出来ない時間だったと思います。一つの行動から得られるものの大きさを実感し、これからもいろいろなことに挑戦していく選手になってほしいと思います。と言っても男子チームは十分過ぎるほどの好奇心で、ちょっと危険なことに挑戦して遊んでいましたが・・・全員無事に下山出来て何より。次の登山はいよいよ富士山だ!! H22.6.20
5月からスタートした陸トレも早1ヵ月が過ぎました。5月最後のトレーニングは体力チェックを実施しました。内容は時間走ですが、女子は1キロ5分30秒前後でどこまで走れるか。男子は5分で実施しました。単純なチェックですが、この時期にこのペースでどこまで走れるかはとても重要で、一定の目標をクリアできる基礎体力が備わっていれば、6月からの瞬発トレーニングや筋持久力トレーニングにしっかりついてくることが出来ます。何かと忙しい3年生と1年生でも欠席した選手がいましたが、新人の良太選手と怪我から復帰の拓馬選手の2人、そしてもちろん高校のエース航大選手、プラスコーチ陣も目標をクリアし、順調に体力アップしていることが分かりました。基礎体力を上げ、そこにパワーを備えることで後の瞬発や筋持久力トレに耐えられる体になっていきます。オフトレ期間は長いことをしっかり認識し、成長途中の選手達の体に負担を与え怪我・故障をさせないように計画的にトレーニングを進めていくことが非常に重要です。まずは、8月のゲレンデ走に耐えられる体作りをコツコツと取り組んでいきたいと考えています。
体力チェックを行ったこの日は、最初の1ヵ月を無事終えたことを祝い、みんなで川原でバーベキュ〜大会を開催しました。シーズンまで長くハードなトレーニングが続きますが、6月は七ヶ岳登山、7月は祇園祭出店、8月は富士登山に夏季合宿と、選手達には苦しい中にも楽しい企画をプレゼントしながら、充実したチーム運営を進めていきたいと思います。 H22.5.29
チリでの仕事を無事に終え帰国した浩和の「おかえりな祭」を我が家で開催しました。メンバーはいつものショーヘーと成美と私。チリでの出来事やこれからのスキーのことなど、酒を交わしながら夜遅くまで語り合いました。今年からコーチとしてHUUEに帰ってくる浩和とこれまで頑張ってきた成美の2人は、今年指導員の資格取得に挑戦する予定です。資格を有していなくてもこれまでの経験と実績で十分コーチは務まるものですが、選手に限らず我々コーチもいろいろな機会をとらえ、いろいろなことに挑戦することでコーチとして人として成長していかなければなりません。過去の実績に固執せず、日々新たな一歩を歩み続ける姿こそがその時代に求められ、必要とされる人材になっていくものです。それを認識している我々先輩コーチは、若手コーチにいろいろな挑戦の選択肢を準備し、時代が求める人材になっていくことを支援していくのも重要な役目です。以前、縦の関係について記載しましたが、上の者が下の者に、またはコーチが選手にと大切なことをしっかり伝えていくその循環によって選手に負けずコーチも育つチームを作っていくのが私の大きな目標です。そして今年は、チームで活躍した現コーチやOBOGの新たな活動活躍の場の一環として、ジュニアスキーヤーの拡大を目指した新たなプロジェクトを開始します。激減しているこの町のジュニアスキーヤーの増加にどこまで貢献出来るかは分かりませんが、誰かがやらなければならないこの重要な取り組みを若手コーチを中心とし、私も影で支えながら取り組んでいく考えです。新たな取り組みで、次世代のコーチがどう成長していくか、とても楽しみです。いやぁ、それにしても飲みすぎた。。。。江美さんアスパラ&甘酒ありがとうございました★ H22.5.8
毎年恒例のGW春スキーに行ってきました。この春スキーは、今年の滑り納めというより、今シーズンの滑り始めまたは活動開始という意味合いの方が似合っています。去年は拓馬選手が、今年は良太選手がこの春スキーからHUUEの活動に加わりました。シーズン中の練習とは違い、春の日差しの下、リラックスして新加入選手と上級生や高校生選手が一緒にスキーを楽しんでいる姿を見ると、スキー場までの長距離運転の疲れも吹き飛びます。こんな気分を味わえるのも、選手達を送り出してくださる保護者のお陰と思っています。朝早い出発に選手を起こし朝食を準備し、そして集合場所まで送って下さる保護者は、活動を支えているというより、選手達と一緒に活動に参加下さっていると言えます。こういった表に出ない行動をしっかり胸に刻み、言葉では言いにくくとも「ありがとう」思っている選手は間違いなく成長します。自分の周りには多くの人が存在し、そういう人がいろいろな形でつながり合っていることをしっかり感じる選手を今年も育てていきたいと思います。いよいよ今度の土曜日からオフトレがスタートします。シーズンが終わる時、選手一人一人の心の中に満足感や達成感が得られるよう全力で指導していきます。 H22.5.4
短いようで長かったシーズンが終わりました。残念ながら怪我をしてしまった選手、狙った結果を手に出来ず涙を流した選手といろいろでしたが、6者6様それぞれにドラマがあったシーズンだったのではないでしょうか。写真は納会時の写真ですが、いろいろあっても最後にこうして全員揃って笑顔で終えれたことを嬉しく感じますし、チームをそして子供達を支えてくださった保護者の皆さんには感謝の気持ちで一杯です。このコラムの中でも何度か記事にしていますが、スキーに限らず何かを続けていくことは苦労の連続です。去年頑張り、苦労したから今年は楽かというと、やはり今年には今年の苦労があります。しかし、1年1年の辛い経験と1日1日の苦労は、間違いなく成長という支えを私達に与えてくれます。その支えが新たな苦労を乗り越え、新たな挑戦へとかりたてていくのだと思っています。人より少しだけ多い苦労と、人より少しだけ長い経験を持つ私は、そんなスポーツ人生の意義を次の世代に引き継ぎたい一心で現役にこだわっているのです。今回中学校を卒業した航大選手と萌子選手の2人も、スキーの中でいろいろ辛い経験もあっただろうし、多くの葛藤を抱え苦しんだ時もあったことでしょう。でもそこから逃げず、ここまで歩みを進めてきた事実は、今後の人生の基礎になるはずです。納会の一人一言では、「HUUEは大活躍した偉大な先輩が多く、自分はそんな選手になれるのだろうかという不安を抱え入団した」と航大選手からありましたが、そのプレッシャーを見事跳ね除けた活躍と成長だったのではないでしょうか。プレッシャーにつぶされる選手もいれば、そこから逃げる選手もいます。はたまたプレッシャーやストレスを周囲が取り除いてしまう場合さえあります。私達コーチは、プレッシャーやストレスを取り除くのではなく、それを乗り越えるサポートをし、そして乗り越えさせるのが最大の役割といえます。そのことを再認識し、新たなメンバーを加えた新チームでまた頑張っていきたいと思います。H22.4.3
今シーズンのレースも後僅か。私にとって最終レースとなるTUF杯に出場してきました。別なスキー場ではSAJのB級レースも開催されていたため、チームから出場したのは成美コーチと航大選手と祐香選手、それに私の4人。スタートエリアで準備をしている私の所に先にスタートした祐香が「見間違いじゃなければ優勝です」と。続いて過去2回優勝を逃している成美も「優勝で〜す」と。さらに初優勝を狙っていた航大ももちろん「優勝だよ」と報告に。去年怪我から復帰して優勝&ラップの実績と今シーズンの好調からも「まぁ優勝は当然の当然でしょ〜」と思いつつも、一方で「何か俺だけ2位!なんておちが・・・」と脳裏に。いざスタートすると「あれれ・・・何か変」。。。ゴールして結果は2位。最後のレースで優勝を逃したのはとてつもなく悔しい思いだけが残ることになりましたが、「調子に乗らず、また謙虚に陸トレに励みなさい」というお告げと思い気持ちを整理しました。個人的にはすっきりしない大会となりましたが、成美、航大、祐香の3人がそれぞれのクラスを制したことは本当に気持ちがよかった!特に航大は、一方でSAJのポイントレースがあるにもかかわらず、それを蹴っての出場で多少わだかまりがあったかもしれませんが、前日に「高校になるとこういう‘楽しいレース(大会)’に出場する機会も減るから、今のうちだけだからいいんだよ」との成美の言葉に、航大は大きな安心感を得て大会に挑めたことでしょう。誰しも何かを決めるときは今の自分の価値観で判断しますが、それでも「これでいいのかな」と迷いが生じます。そんな時に「それでいいんだよ」とそっと背中を押してくれる人が存在するか否かで人生は大きく変わります。成美コーチは正にそんな存在に成長しつつあると実感すると共に、そんな彼女の存在が頼もしく感じました。そして今年は、遂にもう一人の心強いコーチが、満を持して!いよいよエースが!!チームに復帰します。現在野良‘馬’と陸トレ中!!乞うご期待。
今年も恒例の「焼肉ぱーてー」を開催しました。写真はその時に、バーベキューの合間にソリ乗りを楽しんでいる風景です。一見よく目にする光景ですが、私はこういう風に世代を超えみんなで楽しんでいる姿(シーン)をとても重要視しています。それは、こういう中から先輩‘らしさ’が生まれ、いわゆる縦の人間関係が芽生えていくからです。今の社会は、子供社会でも私達大人の社会でも、仲がいいことばかりを求められているように感じます。一見居心地がいいように感じますが、それがいき過ぎて本来先輩として後輩に伝えなくてはならないこと、大人として子供に伝えなくてはならないことまでもが薄れ、元来有してきた‘縦の人間関係’とその機能が低下してきているように感じています。不合理ないじめ等は論外として、言われた相手がその瞬間には嫌な思いをしたとしても、また言った者が時に一時的にでも嫌われようとも、言うべきことは言う、指導すべきことはしっかり指導することが先に生まれ生きている‘先輩’の役割と責任なのです。ですが、これだけでは縦の人間関係が築けたとは言えません。もう一つ大切なことは、下の者に対し必要に応じてもっている‘力’を惜しみなく貸したり与えてあげることです。この力は重い荷物を持ってあげる‘体力的な力’の場合もあるでしょうし、我々スポーツ指導者であればその種目の‘技術力’の伝達というケースもあるでしょう。伝える方法は無数にありますが、この自分の持っている力を貸したり与えたりしてあげることで、そこに尊敬の心が生まれ、双方に信頼と言う関係が築かれるのです。これらの関係を築けるのが正にスポーツ界だと私は思っています。過剰な縦の関係を推奨しているのではなく、大人が大人らしく、先輩が先輩らしく、次の世代をしっかり育てていく当たり前の環境を作っていきたいものです。再び写真に話は戻りますが、単なるそり遊びの中でも、しっかり小学生の面倒を見ていたHUUEの選手の姿が微笑ましく見えました。H22.3.20
たかつえ民報杯に出場してきました。この年になると1シーズンに出場するレースは限られてしまいますが、このレースは県総体や国体と違い‘楽しめる’レースの一つです。その理由は草レースということもありますが、やはりジュニアと一緒に出場できるのが大きいです。昨シーズンのこの大会は、怪我した私の復活レースでしたが、今回は大会にこそ出場しませんでしたが、12月に怪我した拓馬くんが怪我後初めてスキーをした復活の日となりました。久しぶりに一緒にスキーを楽しみましたが、ゲレンデをすいすい滑る姿、そして久しぶりにスキーが出来その嬉しさを満面の笑みで表現していた拓馬くんを見た時、自分のことのように嬉しく感じました。スキーに限ったことではありませんが、スポーツを続けていく中で怪我もすれば苦しい経験もあるし、辛いことも多くあります。そういう経験を後で振り返った時に「いい経験になった」と本人が思えるかどうかは、決して大きいことではなく‘小さな成功体験’を重ねていくことです。怪我をし、ゲレンデに立つまではドクターが、ゲレンデに立った本人をしっかり見守り、小さな成功体験をコツコツと重ねさせるのは今度はコーチの番です。今日ゲレンデに戻った大切な大切な笑顔をしっかり育てていきたいと強く実感した日でした。そのためにも、これから年を重ねてもずっとずっと子供達と一緒に汗を流し、一緒に競技を続け楽しんでいきたいと思います。 H22.3.14
2年ぶりに国体の舞台に帰ってきました。昨年靭帯をやった時は、正直この日が本当に来るのか半信半疑で治療を受けていましたが、リハビリに入った頃には、必ず復帰すると信じ励んでいました。しかし、何とか予選を通過し、いざ国体に復帰しても今回のコースは攻略が非常に難しく、またバーンが超硬くおまけにスタートが遅いこともあり、果たして完走できるか、膝がコースに耐えられるか等々いろいろな不安が頭に浮かんでは消え、浮かんでは消えの繰り返しでした。特に今回は膝を怪我してから始めての国体であり、しかも厳しいコースだったので今まで経験のない「不安な気持ち」に襲われました。しかし、スタート台に立つまでにそれらを掻き消したものは、これまで積み重ねてきたトレーニングの量と、インターバルにゲレンデ走等のハードなトレーニングを積み重ねてきた‘事実’でした。これまで一生懸命に一生懸命に陸トレに励んできても、国体に出場できない悔しい経験もありました。靭帯断裂という辛い経験もしました。でも、10年前の長野飯山国体で20番代になってから、常に「国体で10番台」という目標を持ちながら今日までやってきました。先述のとおり、国体で10番台という目標を掲げても、県予選すら通過できない苦しいシーズンも何回も経験してきました。それでも目標を下げず、諦めずに、10番台を狙える体を常に作ってきたからこそ襲い掛かる不安に「大丈夫、鍛えた体と能力はこのコースでもいける!」と跳ね返せたのです。結果は26位で目標の10番台には及びませんでしたが、子供達に言っている「自信は勝ってつけるものではなく、前もってつけておくもの」を改めて自分自身で実感でき、選手として以上にコーチとして一歩成長できた国体でした。三浦雄一郎氏の口癖「年老いることは怖くない。怖いのは目標を失うことだ」。高い目標があるからこそ何十年もスキーを続け、そしてハードな陸トレも続けられるのです。国体は教え子と共に参加できる唯一の全国大会です。今回の国体には成美と仁が参加しました。まだまだ頑張り、もっともっと多くの教え子と出場したいものです。
全中のサポートで安比スキー場に行ってきました。今回、HUUEを代表して出場したのは湯田航大選手。チームから全中に出場するのは田村仁選手以来3年ぶりです。仁の時も、そしてずっと前に全中に出場した浩和や南実子の時もそうですが、このスタート台に立つまでには並々ならぬ努力が必要で、そして全中に出場した選手に共通しているのは「人一倍努力した」という事実です。誰もが全中を目指し、同じように努力していますが、その違いは‘人並みの努力’ではなく‘人一倍の努力’が出来たこと、つまり目に見えない「影」の努力、言い方を変えると、心・技・体+‘生活’が出来た選手が到達出来る地点なのです。心技体はスポーツマンとしての成長で、生活がプラスされた時人間的に成長するのです。これらのレベルや成長は数値で計ることが出来ないので、見定めることは困難ですが、長年コーチを続け、そして中学3年間、冬だけではなく春の陸トレから一緒に時間を過ごしていると「この選手いける!」という確信を得る時があります。この確信を確実に結果に結びつける、チャンスを逃さず全国に送り出せていることが私の自信となっています。
今回の全中は厳しい結果でしたが、仁の野沢での全中の時もそうでしたが、全国のトップ選手の滑りを直に見ることで、現在のチームのレベルや今後陸トレで鍛えなくてはいけない能力が研究でき、コーチとして成長できるきっかけになります。今回観察し吸収してきたことは、航大はもちろんHUUEの次に続く選手にしっかり、みっちり!?伝えていきたいと思います。そしてまたいつか、スタート台から全国の選手に向かっていく選手の背中を見送りにやってきたいと思います。いやぁトップクラスの滑りはすごかった!! H22.2.8
県中体連と県総体の2つの大きな予選会が終わりました。結果は全国中体連に1名、国体に2名出場することになりました。全中と国体への出場を目指していましたので、最低限の目標はクリア出来たと言えますが、それぞれの選手が個別に掲げた「結果の目標」は達成することが出来ませんでした。コーチの最も重要な役割は、選手それぞれの目標を達成させることです。ですから、それぞれ目標とする結果を手に出来なかったのは、コーチとして深く反省しなければなりません。コーチとして反省すべき所は目をそらさず反省すべきですが、一方で選手を評価すべき所はそれとは別で観点を変えなければなりません。それは結果が達成できなかったから全てが駄目だったのか?ということです。確かに選手の「結果の目標」を達成出来なかったことはコーチとして反省すべき所ですが、そこに至るまで、つまりスタート台に立つまでの選手それぞれの準備と努力は評価すべき取り組みだったと思います。春からの陸トレ、そしてシーズンに入ってからの雪上トレーニングでも選手達は休まず地道な努力を重ねてきました。特にHUUEは「基礎練」と「フリー練習」を重視していますが、退屈でもあり遊びの‘フリー’に気が向いてしまう心を抑えて積み上げた滑りは、県中体連での滑りに、そしてタイムに確実に表れていました。競技人生の中では、毎回毎回満足感を得られることはありません。むしろ悔しい思いや辛い経験の方が多いと言ってもいいでしょう。でもそんな狭間にほんの一瞬輝く瞬間がやってくるのです。どのチームよりも努力をし、濃密な練習をしているHUUEは、その瞬間が多いと私は思っています。そして、その「輝く瞬間」の価値は‘勝利’だけではないということもこのチームは知っているのです。
いよいよ県中体連が迫ってきました。大会を前に、年末年始休まず練習をしてきたことの慰労と、大会の激励を兼ねて「壮行お好み焼き会」を成美とショーヘーと一緒に企画し開催しました。2回目のお好み焼きパーティーでしたので、前回と比べ大分焼くのも上手になり、次から次に焼き上げガッチリ栄養補給をしました。さて、今週水曜から中体連が開幕します。コーチとしてこれまで何回も何回も経験していることですが、やはり選手同様に気持ちが日々高まります。この高まりは不安ではなく、この大会のためにたくさんの努力を重ね、様々なことを準備してきたことで得た「確かな自信」とそこからから来る「期待」によるものです。選手達もきっと同じように自分の力を早く発揮したくてうずうずしていることでしょう。後はその力を発揮でき状況を作るのが、コーチの最後の役割です。「結果は後からついてくる」。自分が自分らしくスタート台に立てれば、間違いなく力は発揮できます。そしてその先に輝く瞬間があると信じ、選手達は金山に行ってほしいと思います。私も同じ思いをもって金山に乗り込みます!!HUUEメイト、頑張れ!!  H22.1.11
オフトレもいよいよ最終仕上げの時期になってきました。5月からの陸上トレーニングで、1シーズン最後まで乗り切れる持久力を高め、GSに必要な「筋持久力」を備え、SLに必要な「瞬発力」と「敏捷性」を鍛え、そして常にいいポジションとバランスをキープ出来る「筋力」と「調整力」を高めてきました。スキーシーズンは短いからこそ、長いオフの過ごし方がとても重要で、北海道や長野と違い、スキー場が開くのが遅いこの地方ではなおさらオフトレが重要になります。充実したオフトレを重ねることで、心技体の最も下部でベースにあたる「体」の面積が広がれば、その上に乗る「技」と「心」は必然的に安定してきます。そして、長く辛いオフトレを最後までやり通せれば、強い「心」を持って雪の上に立つことが出来るのです。しかし、トレーニングを重ねても、大事なレースで実力の100%を出すことはかなり難しいことです。せいぜい60%か70%がいいところかもしれません。100%の力が発揮できない、プレッシャーがかかる大事なレースで勝つにはどうするか。「日本一勝ち続けた監督」と呼ばれる能代高校バスケ部の元監督は「80%の力でも日本一になれる練習を日頃からしている」とある雑誌に書いてありました。一か八かでレースに挑むのではなく、しっかり地道な努力と準備を重ね、例え100%の実力が発揮出来なくても勝てる練習をしておくことが重要と言えます。それが春からの陸トレであり、そして単なるトレーニングとせず、しっかり計画的に「質」も高めていかなければトレーニングとは言えません。写真は最終調整の段階で、雪の上に立つ前にブーツを履き、各関節の動きを確認したり、ターンのどの局面でどうブーツを動かしたり力を加えたりするかを確認しているトレーニングですが、こういった小さく地道な積み重ねがいつか大きな成果となって表れてくるのです。12月12日のメンタル講習会を経ていよいよ本格的な雪上トレーニングに入っていきます。選手のみんな頑張れ!!俺も国体に行くぞ〜★H21.12.1
一時帰国した浩和の励ます会!?を開催しました。チリに行き1年以上経過し、仕事に慣れかつ間もなく任務を終える時期でもあるためか、今やすっかり現地人のようです(笑)今回は成美に夏菜子、陸トレをやっているショーヘーも集まってくれましたが、成美はコーチとして一生懸命選手と共に練習に励み、浩和や夏菜子はステージは異なっても、与えられた時間の中で日々懸命に歩んでいます。その姿は取り組んでいることこそ違えど、過去に懸命にスキーに取り組み泣き笑いの経験の中でも常に輝きを持っていたあの時となんら変わりないと私には感じます。何もしなくても、黙りじっとしていても、間違いなく時間は過ぎていきます。時に私達は、その過ぎ行く時間に懸命についていくのがやっとで、今という時間に目的や目標を見出すことが出来ない時もあります。それでも彼や彼女達が輝きを失わず成長しているのは、自分の中に確固たる信念が宿っているからとだと私は思っています。いかなる苦しいときも、逃げ出したいときも「自分が自分でいられること」こそがその人の強さです。昔も今も選手達には「厳しいトレーニングを積んだ自分に誇りと自信を持て」と言って聞かせています。自信を持つと言うことが「自分が自分でいられること」なのです。多くのライバルに惑わされずスタート台に立つことも、社会で苦しいことを経験しても一歩進んでいくこも実は同じで、これら全てが努力の積み重ねで得た自信からくるもので、やがてその人を支える信念になるのです。スキーというスポーツである以上、選手をレベルアップさせ一定の結果を手中にしなければコーチとは言えません。しかしその結果の先にもっと大きなものがあることもコーチは自覚していなくてはなりません。今こうして「大人」になった彼等と酒を飲んでいると、コーチとして「少しは伝わっていたかな」と感じます。過去を振り返り、また明日からの一歩を踏み出せる場所がある。OB・OGにとってそんなチームであり続けたいと願っています。多分浩和は、たらふく食べた焼肉で明日への一歩を踏み出せたことでしょう・・・・。H21.10.24
夏の恒例行事「炎の夏季合宿〜地獄のゲレンデ走〜」を実施しました。毎回そうですが、今年も各選手とも今日までの努力の成果が「結果」となって表れました。特に航大選手の成長は著しく、歴代最高記録を塗り替える大活躍でした。コーチを続け十年以上になりますが、初めて選手に記録を抜かれてしまいました(涙)同じ選手という立場ではとても悔しい思いをしましたが、コーチの立場では「やっと選手が現れたか」という嬉しい気持ちになります。抜かれる悔しさがあるから、コーチ兼現役選手を続けられるモチベーションになっているんだと思います。まだまだ負けられないと思いつつも、航大選手に続き拓馬選手も一気にタイムを縮め気が付けばすぐ後ろに・・・。これからの成長が楽しみです。萌子選手と葵選手の女子組も、成美コーチに引っ張られるようにハードな練習メニューを全てやり遂げました。このチームは、普段の陸トレから今回の夏季合宿もスキーのためのトレーニングは県内1の量をこなしています。これらの努力が結果に結びついた時に積み重ねた苦労は「達成感」となって消し飛びます。しかし、努力が100%結果に結びつかないのがスポーツの難しさであり、残酷なところでもあります。コーチとしても出来るだけ早い時期に結果を出させてあげたいし、そうあったらきっと楽でしょう。しかしそうはいかないからこそ、結果より努力に価値があることを、過程に価値があることを選手達にじっくり言い聞かせてあげなくてはなりません。「結果が出なかったから努力が無駄だった」「どうせ無理だから努力しない」と夢のない思いを抱かせたくないから、口先の指導ではなく、一緒に汗を流し同じ苦労を共有し励ましあいながら歩んでいくのです。現実は厳しいことの連続です。しかし「努力は裏切らない」と言われるとおり、いつか必ず選手一人ひとりに輝く瞬間が必ずやってくると信じ、また明日からの陸トレを頑張っていきたいと思っています。 H21.8.28
ずっとずっと以前から子供達を1度富士山に連れていきたいと思い続けてきました。それが今回ようやく実現しました。頂上までは行けませんでしたが、初めての挑戦で3400mまで一気に登ったので皆満足した様子でした。何事もそうですが、やってみなくては分かりません。富士山も登ってみないとその険しさ、美しさは当然分かりません。実際登ったことで、これまで写真やテレビで平面的に見ていた富士山が、違う見え方になったのではないでしょうか。今回の登山のように大きなことのみならず、小さなことでも曖昧にせず、まずはやってみることで、違う物の見方、考え方が身につき、昨日までとは違う自分すなわち成長が生まれるのです。
とは言え選手達にこういった体験を提供できるのも周りのサポートがあって初めて実現するものです。「やれやれ!」言っても周囲のサポートがなければ実現は不可能です。そういった面で、今回の富士登山に理解され協力くださった保護者の皆さん、全てのかつ細かい段取りをしてくれた成美、全日程運転及び富士急のナビゲート?をしてくれたショーヘーには心から感謝しています。スキーチームである以上、スキー技術の向上と競技力の向上は大前提ですが、たった1度しかない子供達の「今」という貴重な時間を、スキーという枠を越えいろいろな体験を提供し、アルペン選手以上に人として大きく成長していける、そんなチームでありたいと思っています。さぁ次はいよいよ「地獄のゲレンデ走」だぞ〜。 H21.7.28
カラーコーン、ラダーに続く陸トレ用具が加わりました。名づけて「陸トレ三種の神器」。普段はコーディネーショントレで使用しますが、今日はイメージトレーニングで写真の様にポールに見立てて使用しました。雪上では、選手達の意識は脚や重心にいきがちで腕の動きやストックワークがおろそかになってしまいます。こういった課題は、陸の上で克服する以外に方法はありません。陸トレで正確な腕のフォームと、ストックワークを身に付け、去年とは違う冬を迎えられればと思っています。アイテムが増え、トレーニングのバリエーションも増え、また陸トレの楽しみが増えました。H21.6.13
冬の時間の大半を過ごしただいくらもとうとう明日でクローズです。クローズするスキー場との別れを惜しみ、そして今日まで一生懸命スキーを頑張ってきた選手達へのプレゼントも兼ねて恒例の「焼肉ぱーてー」を開催しました。みんなワイワイ焼肉を楽しみ、終わった後は‘ゲスゾリ’を楽しみ、2009シーズンを全員笑顔で終了することができました。これも裏方で準備を手伝ってくださった保護者の皆さんのお陰です。シーズンを通して常に主役の選手達を中心に置き、それを周囲で温かくサポートしてくださった姿が今日の焼肉パーティーでもうかがえありがたく感じました。
さて、今シーズンを振り返ると、個人的には大怪我をし不本意なシーズンとなってしまいました。特に選手達に大事な1月にまったく動けず、ただゴールに立っての指導だけで本当に申し訳ないことをしてしまいました。滑らずただ口だけでの指導を経験し、改めて選手達と一緒に滑り、同じ目線で同じ思いを共有しながらの指導が自分のスタイルだと実感しました。オフシーズンの陸トレから選手達と一緒に汗を流し、シーズンではコーチとして選手として一緒に競い、喜び時に悲しんだり、その姿が私の原点です。それが出来なかったシーズンでしたが、そんな中でも常に一生懸命スキーに取り組んでいた選手の姿が、私の心のリハビリになりました。次のシーズンから新たな仲間(選手)が加わりますが、スキーに一生懸命取り組める環境を維持し、そして夢を持った輝かしい選手達に負けぬよう全力でサポートしていきたいと思います。うまいへた、速い遅いに関係なく、夢を持った選手が集まり、純粋にスキーに取り組めるHUUEを目指していきます!みんな富士山の準備しとけよ!!今年はマジ行くよ★
遂に!復活できました。右膝を負傷し約3ヶ月が過ぎましたが、復帰2戦目でようやく優勝、しかもラップ賞のおまけつきで勝つことができました。今シーズン最終レースとなるTUF杯での優勝を目標にリハビリに励んできたので、その目標が達成できたことは本当に嬉しい限りです。B級のいわゆる中レベルの大会ではありましたが、私にとっては単なる‘復帰’なのかそれとも‘復活’になるのかが懸かったレースでしたので、とても大きな意味を持つ大会でした。この中で好タイムで優勝出来たのは嬉しい限り(涙)。今回の勝因は、集中力プラス戦略です。前者は下の民報杯の模様にも書きましたが、レースでしか出せない集中力をマックスに持っていけたこと、そして戦略は目の前のコースに集中する中でもセットや斜面の中でのポイントポイントで理想(イメージ)どおりの滑走及び動きができたことです。特にこの集中力が競技者には重要で、練習や例え大会の前走をやっても本番の緊張感と集中力は得られません。話が少し変わりますが、北京五輪女子棒高跳でロシアの「エレーナ・イシンバエワ」は5m05cmの世界新記録でゴールドメダルに輝きました。彼女は、「大会のようにアドレナリンが出ないので練習では4m80cmしか跳べない」と言っているように、大会の緊張感を力に変えることが重要であり、これが出来ないといつか必ず伸び悩むときが訪れます。そういったことを知っているからこそ、しばらくレースを離れていた私にとってはとても大きな勝利だったのです。もちろんここに至るまでには日々の準備が必要です。スタートする前に、いやもっと前の大会の日を迎えるまでにリハビリも含め準備がしっかり出来たからこそ好タイムを出せたと思っています。ジュニア選手のみんなよ!速くなりたかったら、全国大会出場の夢があるなら、一本一本を一日一日を大切にし、そして準備をしていこう。準備の仕方、積み上げ方、そして力の発揮の仕方はコーチがしっかり教えるから頑張ろう!! H21.3.20
たかつえ民報杯に選手達と一緒に参加してきました。これまでの私にとっては、「シーズン最後に楽しめる草レース」でしたが、今年はとても重要なレースとなりました。12月29日に右膝内側側副靭帯断裂、後十字靭帯損傷の大怪我を負い、国体予選を諦め今シーズンも絶望とまで医師に言われましたが、奇跡的に怪我も回復し今日までリハビリに励んできました。固定により右足の筋力と柔軟性は著しく低下し、かつ断裂した膝の反応は鈍く、それらを向上するためウエイトトレーニングでの筋力アップと、バランスディスクでの膝の反応力の向上に励んできました。怪我の完治同様、右足の機能回復も早く、諦めていた今シーズンのスキーが出来たばかりか、ポールに復帰するまでに回復しました。とはいえ数値上では回復しても、いざポールに入ると全く感覚が戻らず、かつあの時の痛さが即頭に蘇り、受傷前の滑りにはほど遠いものでした。それでもありとあらゆることを試し積み重ね、スタートバーを切れる状態にもっていくことができました。今日、今シーズン初となるレースに復帰したわけですが、バーを切るまではたくさんの不安要素が頭を支配していましたが、電計の音でレーサー魂が目覚め、目の前のコースにだけ集中することができました。結果は2位、内容は60点でしたが、それでも不安を払拭し目の前のコースに意識が入り込むことができたのは収穫です。先に滑った萌子、成美、航大も2位、葵4位、祐香6位で全員入賞しました。皆それぞれ課題や反省もあったことでしょうが、それらを忘れず次の練習に生かしていくことが重要です。私も100%の状態にまで戻す「復活の日」はまだまだ先ですが、選手達と一緒に努力を重ねていきたいと思いました。「怖いのは年老いることより、目標を失うことだ」by三浦雄一郎  H21.3.8
猪苗代の鳥人!と呼びたくなるほど豪快なジャンプ。写真は、2月28日から3月2日まで猪苗代町で開催されたFISフリースタイルスキー世界選手権大会のスキークロス競技のものですが、私は大会期間中競技役員として協力していました。生まれて初めてこの競技を生で観戦しましたが、はっきり言って同じスキーを履いてる人間とは思えない‘超人的な競技’でした。コースは、私達が国体予選で使うコースで行わましたが、大会の時念入りにインスペクションをするその急斜面に特大キッカーが2つもあり、選手達はそこを超高速でしかも4人が競り合いながら跳び出していくのですから驚きというか唖然としながら眺めていました。当然選手同士の衝突やランディングでの転倒も起こりますが、転倒した選手のほとんどが即救急車で運ばれるという大変危険な競技でした。この中を予選、準決、決勝と進み、そしてメダルを獲得した選手は勇気と集中力、そしてテクニックと全てのものを兼ね備えたスーパー選手であると言えます。特に男子決勝に進んだ4人は、オーストリア2名とカナダ2名でしたが、スタートダッシュやクローチング、コースどりのうまさはアルペンでも非常に参考になるものでした。また、レース以外でもGSポールでのアップやフリー滑走の動きも大変勉強になり、自分の練習やジュニアの指導に生かしていきたいと感じました。さて、大会運営の方ですが、とにかくコース整備が大変でした。連日朝6時から夕方まで、水と硫安まきで両腕がめちゃくちゃ筋肉痛になりました・・・。H21.3.2
成美コーチの国体出場壮行会&チーム中丁場を開催しました。彼女は、中学時代にこのチームで全中に出場しましたが、高校では陸上に励みました。社会人となり再びチームに戻り、過去の自分と同じように全中出場を目指し陸トレを頑張っている中学生と一緒になって再び体づくりを始め、社会人レーサーの最高峰である国体出場を目指しました。しかし、現実はそうそう甘くはなく、復帰した昨年は残念ながら国体には出場できませんでしたが、今年も再び陸トレを重ね今回悲願の国体出場を手にしました。社会人になると時間を作るというのは難しく、多くの者が現役から退いていきますが、そんな中でも彼女は常に目標を失わず一生懸命スキーに取り組んでいます。そもそも県内の成年女子は非常に人数が少ないのですが、その数少ないアルペン女子選手がここにいることが私の誇りでもあります。HUUEは、私と彼女の2人でコーチをやっていますが、県内を見渡しても男女国体出場者がコーチをやっているチームは皆無です。選手達はそれを刺激として、どんどん滑りを吸収し、そして私達を抜いてさらに大きな舞台に進んでほしいと願っています。私の最大の目標は「教え子と一緒に国体出場!」です。今の選手達、そしてやがて入ってくる選手達とも一緒に国体に行けるよう、まだまだ鍛えて鍛えて頑張ります!

今回は用具の話です。用具の中でも私が特に大切にそして重要にしているのがこのゴーグルです。人間には、眼や耳、鼻や皮膚などいろいろな情報を感じる感覚器がありますが、スキーをはじめスポーツをするには眼からの情報がとても大事になってきます。眼で情報を得、その状況に応じていろいろな動きをしていきますが、人間の体にある感覚を受け取る受容器の70%が眼にあるといわれています。スキーは自然の中のスポーツであるため、晴天の時もあれば曇りまたは吹雪きでまったく前が見えないという時もあります。この天候に合わせ、常に100%良好な視界を確保しなければなりません。スポーツをする上で眼の重要性は先に述べたとおりですが、重要であるからこそ変化する天候に合った視界を確保できないことは致命傷になるのです。現在私は6つのゴーグルを使い分けています。一番手前からクリア(透明度100%、視界が最も悪いレースで使用)、マルチクリアミラー(吹雪き、ナイター用。最も多く使用)、ローズクリア(同じく吹雪き用)、オレンジミラー(1月、2月の曇り〜晴天用)、シルバーミラー(晴天用)、バーミリオンガン(3月の超眩しい時)です。
大事なレースの時に、悪天候で視界が確保できずそれまでの努力が水の泡、なんてことにならないようにたくさんのゴーグルを準備していますが、半分コレクションという趣味も入っています・・・。(毎年、ゴーグルを1つ購入するのがちょっとした私の楽しみでもあります)ジュニア選手はゴーグルをそうそう買えるものではありませんが、最低吹雪用と晴天用の2つを持ち使い分けてほしいと思います。降雪時や吹雪の時に後傾になるジュニア選手を多く目にしますが、実はレンズが暗く視界を確保出来ず恐怖の中滑っているというのが大半ではないでしょうか。いくら運動神経がよくても、いくら速い選手でも、情報の大半を得る眼=ビジョンを確保できなければ能力の半分も発揮できないのです。
今日は、県中体連と県総体のミニ反省会「お好み焼きパーティー」に行ってきました。休日で滑りにきたOGの芙美とHUUEアシスタントのショーヘーも一緒に参加。ゆうかは怪我で残念ながら欠席でした。選手達のほとんどがお好み焼き作り初体験で、ワイワイはしゃぎながら食べている姿が何とも微笑ましく感じました。最後に一人ずつ、来年(県中)の抱負等を発表してもらいました。航大「来年こそ全中」、萌子も同じく「来年こそ全中」、大地「SLで東北大会」、葵「20番以内」(後にコーチに10番以内にと訂正)、成美「来年も国体!」、芙美も「来年は県総体に出て国体を目指します」、そしてショーヘー「技選に出る!」とみんなで夢を誓い合いました。スキーに限らず人生を送る中で大切なことは「夢を持つこと」です。夢を持った時から‘努力’の道が開いていきます。そしてその努力という道を一歩ずつ進む過程がその人を成長させていくものです。時に厳しい現実をつきつけられる時もあるでしょう。でも夢を持った人間は、夢を忘れない限りどんな道も進み、どんな壁も乗り越えていけると思っています。今私は大きな怪我を背負っています。ついこの前までハードな陸トレをこなし、ガンガンポールを攻めていた体はもう戻らないかもしれません。それでもまた復帰できると信じています。どんな厳しい現実、厳しい出来事からも逃げず明るい未来を信じることが、長年競技を続けいろいろなことを乗り越えて得た真の力と今感じています。先日NHKで、皆川賢太郎選手のスペシャル番組がありました。両足の前十字靭帯を断裂しなお復活にかける彼が番組最後に言いました。「自分が自分のことを一番信じている。周りが諦めても僕は諦めない」復活出来るかどうかは、最強のトレーナーをつけることより、最大のトレーニングを積むことより、自分自身を信じる力にあると改めて気付かされました。最後に、今日選手一人ひとりが口にした夢はいつか必ず叶うと、コーチの私が彼等を信じ続けたいと思いました。H21.1.24
今日は再検査でMRIを撮りにいってきました。初めてのMRIで少し緊張していると、看護士が「音がうるさく声が聞こえないので、気分が悪い時や痛い時はこのボタンを押してください。」と。えーこの撮影って痛みが伴うの??と余計不安に。撮影時間は約20分間。撮影中はずっとものすごい音がしていましたが、特に苦にならずあっという間に終了しました。その後すぐに写真を見ながら医師の診察を受けましたが、予想どおり側副靭帯と後十字靭帯損傷。その度合いは秘密にしておきますが、アスリートの生命線ともいえる前十時靭帯は痛んでいなく少しだけ安心しました。医師からは「滑りたい気持ちがあるだろうけど、慎重に」と言われました。今月23日は国体予選です。この1年国体予選優勝、そして国体入賞を目指しトレーニングを積んできたので、今日まで(過去)の1年間をとるか、これから(将来)の1年をとるか、選手として非常に悩みます。。。さて、診察中に桧枝岐では大会が開催されており、HUUEの選手達が出場していました。1年生選手は中学初レースで思うような滑りが出来なかったかもしれませんが、2年生選手の航大選手と萌子選手はコーチの予想を上回る結果を出しました。県中体連に向けいい助走になることでしょう。さて、話はまた変わりますが、病院の帰り道、昨年までスキーを頑張り今年は受験を頑張っている南実子と偶然会い、自宅まで送りました。受験勉強を頑張っている南実子の姿、桧枝岐で頑張った選手達の姿、そして正月に遠くチリから怪我を心配しメールをくれた浩和。彼らの未来に向かって進んでいる姿から、「怪我をしても前を見て進もう」という勇気をもらいました。H21.1.6
怪我をしてしまいました・・・。国体予選に向け選手達とポール練習している最中突然板が外れました。転倒せず、そのままの流れで何とか片足で下まで滑り降りてしまおうとゴールに向かっていましたが、途中で深雪に足をとられ転倒。(今思えば外れた時点で転倒していればよかったが、バランス能力の高さ!?があだになった?(苦笑))今までに経験のない激痛が走りました。そのまま病院に直行しましたが、レントゲンのみで後日MRI検査となりました。大怪我の経験はありませんが、持っている知識から軽症ではないと感じています。怪我当日は松葉杖を使っていましたが、今は写真のサポーターで固定していれば日常生活に支障はありません。コーチをはじめて十何年になるでしょうか。コーチとして今の私を支えているのは、数々の研修会や講習会または多くの本を読んで得た知識という土台に築いた現場での経験です。しかし、小学生から続けている競技経験と、大人になってからはじめたコーチ業の経験に無いのが「怪我の経験」でした。それが現在でも選手として現役を続けている私の自慢でしたが、その自慢が無くなってしまいました。選手としてはとても残念でなりませんが、この後もし怪我人が出てしまった時、心の支えになり、的確なアドバイスが出来るコーチになれるよう、「貴重な経験」と思い、焦らず急がず一つ一つ克服していきたいと考えています。写真は松葉杖とサポーターと、コーチをはじめてから今日まで書き綴っているノートです。その時代時代の子供たちの滑りや練習内容、そして自分の思い等を毎日書き込み、今では20冊を超えました。今日から怪我からの克服が書き綴られていきますが、やがて貴重な参考書となることを信じています。とは言え、怪我人は絶対出さないというのが大原則ですね!あぁ、早く滑りたい(涙) H20.12.31
本格的なシーズンを前に、顔合わせ&頑張ろう会を開催しました。航大選手に萌子選手、そして下郷から大地選手、葵選手、祐香選手が新たに加わりました。さらに今回はHUUL(リトル)!?達も特別参加し、おおはしゃぎでした。これから中体連スキー大会をはじめ、様々なレースがスタートします。シーズンが終わるとき、「やるだけやった」という充実感や達成感が得られるよう、成美コーチと共に選手達を精一杯サポートしていきたいと思います。この冬、選手達がどう成長していくか、とても楽しみです。
H20.12.26
今シーズンのブーツのチェックに行ってきました。スキー板も重要ですが、このスキーブーツもスキー板と同様、もしくはそれ以上に重要かもしれません。スキーの上で動くのも、またはスキーに力を加えるのもこのブーツが鍵になりますが、動きをしっかり出したいときは軟らかめのブーツを、効率よくしっかり圧を加えたい場合は硬めのブーツを選ぶようになります。このことは知識として‘一般的’なことですが、大切なのは、今自分のレベルまたは求める(目指す)レベルはどこにあり、そこに合わせてブーツを選べるかという点です。現場に立っていると、しっかり踏む動きができているのに軟らかいブーツであるがために、膝が入りすぎ板をたわますことができなかったり、逆に動きを身に付けるシーズンのはずが、硬いブーツであるためにしっかりと動きを習得することなく過ぎてしまったりということがあります。この辺は日頃から滑りを見ているコーチがアドバイスをする必要があります。また、購入する際のポイントは、とにかくいろいろなブーツを試履きし、違和感ないものを選ぶこと。それと、納得のいく情報を持っているお店またはスタッフを持つことも重要です。特に中学生のブーツ選びは、足のサイズも年々変化しますし、ジュニア用から競技用に移行する‘見極めの歳’でもあり、それに伴い競技用のフィット感に慣れなければならないとても難しい年齢です。一生懸命陸トレを重ね、冬を待ち望んでいる子供たちの期待感と、そして子供たちに用具を買ってくださる保護者の思いを無駄にしないよう、ブーツ購入はなるべく一緒に行ってあげたいと思っています。
H20.11.16
チーム活動とは関係ありませんが、地球の裏側から写真が届いたので紹介します。写真は、現在仕事でチリに行っている浩和くんです。チリでは、現地の人々と共にプラント建設等を手がけているようです。現地で仕事を始め半年以上が過ぎましたので、仕事、言葉、生活等々慣れない環境に順応してきたことでしょう。とはいえ、例え仕事といえど日本から遠く離れたチリに行く際、そして現地で仕事をする中でも人には言えない苦悩や葛藤があったことでしょう。それでも彼が今こうして元気に仕事をこなしていることは、それらの苦悩や困難を乗り越え日々成長している証であり、遠い地で一人強く生きている‘自立’の証でもあります。人生は大なり小なり苦労の連続です。その苦労をストレスとして逃げる道を選ぶか、それとも一つ乗り越えた後の「新しい自分」を信じ乗り越える道を選ぶかで、その後の人生が大きく変わっていきます。彼は、中学校2年の時、全中出場を目標に陸トレを一生懸命頑張りました。しかし、結果はついてきませんでした。それは単に自分の力不足だけが敗因ではなく、他にも理不尽な出来事もありました。それでも彼は夢を諦めず、一から努力し、翌年見事2種目での全中出場を果たしました。あれから大分時も経ちましたが、目の前のことに挑戦する姿勢、周囲の信頼を引き寄せる強く明るい眼差し、トップの広いSLの板・・・等々は今も昔も変わらない姿と感じています。スキーで活躍した選手が、その後の人生でもしっかり歩んでいる。コーチとしてこれ以上嬉しいことはありません。
H20.10.19
恒例の夏季合宿が無事終了しました。まずは、サポートに駆けつけてくれたOBに感謝!卒業してもいつまでも何らかの形でつながっていることがコーチとしてとても嬉しく感じます。
さて、合宿ですが、名物「地獄のゲレンデ走」を今年も4本実施し、全員見事完走しました。航大選手は、昨年中学生最高記録を塗り替えましたが、今年も大幅に記録更新をし、チーム2位を保持していた瀬谷さんの記録を抜く大活躍でした。地道にコツコツと陸トレを重ねてきた成果といえるでしょう。先述のとおり、今年の合宿にもOBが来てくれましたが、HUUEメイトの大澤允くんも参加してくれました。福島県トップ選手が共に汗を流しながら走ってくれたこと自体に大きな意味があり、選手達はそこから多くの学びと刺激を受けたことでしょう。こういったトップ選手や、OBそして社会人レーサーとして国体出場に闘志を燃やす成美コーチから、多くのことを吸収する‘観察力’を高め、より一層大きな選手になることを期待しています。
H20.8.24
今年も七ヶ岳登山に挑戦してきました。スキーのトレーニングも大切ですが、一つのことに偏らずいろいろな経験をしてほしいと常々思っています。登山の中で、手足をフルに動かし、滝登りでは感を使い、動植物に触れ耳や目を使う。このような体験の中で選手達は何を思い何を感じるかは分かりませんが、五感をふるに活用する環境の中での体験は必ずプラスになると確信しています。果てしなく続く山々、どこまでも高い空を眺め何を感じたのでしょうか。
今シーズンのナイター練習が終了しました。経費削減や経営努力されている昨今、地元ジュニアのためとはいえ無料でナイターを解放くださっているスキー場には本当に感謝しています。そして、毎回コース整備や送り迎えをしてくださっている父兄にも心から感謝しています。これらの条件が全てそろって選手はようやくスキーができ、我々コーチは指導が出来ます。多くの人に支えられ見守られながらスキーが出来る今の子供たちは本当に幸せだと感じます。時代が違うとはいえ、我々が子供の頃はセットしてくれるコーチもいなく、コースも貸してもらえず、自分達で金テコを使いチャンピオンコースでやっていたものです。環境に恵まれていてもそれに甘えず、必死に練習する選手の姿から我々コーチはモチベーションをもらいます。今回、チームから3人の皆勤者が出ましたが、最も根気がいる「続けること」を実践した選手といえます。
ナイター最終日に、スタートから選手の後姿を撮っていましたが、これまで中体連や各種大会で何十人という選手をスタートから送り出し見えなくなるまで後姿を見つめていました。吉川英治さんが詠んだ「菊作り菊見るときは陰の人」がスタート台で見送るコーチ誰もが感じる心境でしょう。次の冬から後姿を見る立場は変わりますが、これまで教えてきた子供たちが一回り大きな背中になっていることを期待しています。H20.3.16
長野国体出場壮行会が開催されました。チームから私と紗矢香の2人が出場します。私は4度目の出場となりますが、前回出場してからもう5年が経過しました。この間、陸トレを重ね、食事を含めた体調管理を行い妥協せず国体出場とさらにその上の結果を求めここまでやってきました。今回は目標とする結果は得られませんでしたし、これまでも国体出場すら出来ないシーズンもありました。それでも自分なりの妥協しない競技人生を送れるのは、長いスキー人生でお世話になったり支えてくださった多くの方々に勝ってお礼を言いたいという感謝の気持ちと、一緒にスキーを頑張っているジュニア選手に頑張ればいつか夢は叶うということを自らが実行・実現したい、この2つが大きなモチベーションになっているからです。目の前に起きた事象は、はたから見れば小さいと思えても本人にとっては大きなものです。ジュニア選手に置き換えると、日々の練習での不振や大会での不本意な結果は本人にとってはショックなことでしょう。でも「コーチも同じように苦しみ、何年(何十年!?)も頑張っている。だから目の前のことでクヨクヨせず、将来大きな夢をつかむぞ!」そんな望みを持つ選手になってほしいと思います。過去の偉人が残した「言って聞かせ、やって見せ、褒めてやらねば人は動かぬ」私が目指すコーチを一言で表した名言ですが、何歳になっても言って聞かせるだけでなく、やって見せれるコーチであるようこれからも日々研鑽に励みたいと思います。H20.2.18
今年の陸トレ(オフトレ)が終了しました。5月からスタートし今日に至るまで、毎年のことながら、選手のみんなは本当によく頑張りました。一日一日の積み重ねが即結果として表れることもあればそうでない時もあります。大切なことは続けることであり、我々コーチは選手の「続ける能力」を高めることが最も重要な課題です。スキーに限らずどんな分野でも、喜びや感動の瞬間は続けているから出会えるものです。一歩でも半歩でも続けている限り、限りなく成功に近い位置にいる、長年競技生活を続けてきたからこそ自信を持って選手達にそう言える気がします。目先の結果に惑わされず、大きな夢に向かって一歩一歩進んで(続けて)ほしいと願っています。
ところで今年の陸トレですが、強い体づくりに加えバランストレーニングを重点的に取り組んだので、非常にいい仕上がりだと思います。みんなの活躍が楽しみです!
H19.12.17
今年の夏季合宿も無事終了しました。今年は山村道場に宿泊し、みんなで自炊生活を体験しました。機会あるごとに、食事の大切を訴えかけても、自ら献立を考え、食材を仕入れ、そして調理しなければ理解できないものです。今回自炊をしたことで、普段当たり前のように食卓に並べてある食べ物を準備するのが、いかに大変なことなのか、そして親のサポートのありがたさに気付いたことでしょう。当たり前のことを当たり前に思わない心から「感謝」の気持ちが芽生えていきます。この合宿でそんなことに選手自身が気付いてくれたと思っています。合宿を支えてくださった多くの保護者の皆さん、一緒に汗を流してくれたOBの隆太、仁、夏菜子、皓介、また、夏休み中陸トレに来てくれた、浩和、大澤くん。みんな本当にありがとう!
H19.8.29
チーム恒例の七ヶ岳登山。選手には案外!?不人気の行事ですが、身近にある、ここにしかない自然という資源を選手達の今この時期に肌で感じてほしく毎年開催しています。「疲れるからもう行きたくな〜い」と思う選手もいるかもしれませんが、スキーやスポーツだけでは磨けない感性をいろいろな体験を通してさらに磨いてほしいと思っています。今はそのことに気付かなくても、将来七ヶ岳をみてそんなことを思い出してくれたらう嬉しいですね。(参加者・萌、圭、航大、由緒、萌子、彩香、紗矢香、成美、允くん、宝田さん) H19.6.23
卒団式と新規団員の歓迎会を兼ねて大納会を開催しました。今年も涙、涙のセレモニーとなりました。厳しい指導に逃げ出したくなった時もあったでしょう。結果が出なく報われない努力を恨めしく思ったこともあったでしょう。楽しく遊んでいる同級生を羨ましく思った時もあったでしょう。でも、最後に感極まり涙がこぼれそうになるほどの体験が出来たことは、これからの人生できっと生きてくるし貴重な経験だったと思います。そして卒団していく選手達は、今回以上の感動をこの先の人生で何度も経験してくれることを願っています。そして新規団員は、今回以上の楽しみをこの先何度も経験出来ることを約束します。やっぱりHUUEはいいっ!!
H19.3.31
3年生&07シーズンさよなら焼肉ぱーてーを開催しました。今年は季節外れの吹雪で駒戸山頂に変更になりましたが、3年生にとって思い出の一つに残るレクだったかと思います。
 今回もそうですが、毎回このような企画を実施する際、各種準備や段取り等裏方でお手伝いくださっている保護者の皆さんには心から感謝しています。子供達も口に出さずとももきっとそれを感じているからこそ練習に一生懸命取り組んでいるのでしょう。H19.3.18
 湯田絵里可選手の高校卒業レースとなった「たかつえ民報杯」表彰式での一枚。女子ラップを狙っていたものの、チームコーチでもあり姉でもある紗矢香に無情!?にも阻止される。姉妹ながらコーチ対選手の戦いでしたが、男子組も選手(田村仁選手)対コーチ(私)の熱い戦いがありました。が、こちらは選手に軍配が上がりまし(泣)選手達と一緒に出場し競える数少ない本大会は、何といっても選手達と一緒に表彰台に上がることが楽しみです。今回は頑張ってやっと勝利を手にした莉奈子選手の活躍が何より嬉しかったです。正に「努力は裏切らない」ですね。    H19.3.11
湯田絵里可選手、湯田南実子選手、田村仁選手の3選手の全国大会出場報告会を開催しました。3選手とも素晴らしい結果を残しましたが、それ以上にここにたどり着くまでの過程こそが正に全国大会出場にふさわしい取り組みでした。今回全国大会に出場した選手もそしてこれから活躍する選手も、単なる「スキー馬鹿」「スポーツ馬鹿」になることなく、人間性を高め「大きな小児」になってほしいものです。一人でも多くの選手が台鞍を飛び出し大海に発つことを願っています。
10月15日に南会津町南郷地区で小賀坂スキーチーム選手による陸トレ講習会が開催されました。小賀坂スキーチームからは、技戦で活躍中の竹田征吾選手と田島あづみ選手が、HUUEレーシングからは、湯田南実子選手と田村仁選手の2人が参加しました。
今年も恒例の夏季合宿を開催しました。今回は地獄のゲレンデ走を4本に増やし、選手達も苦しそうに走っていましたが、全員無事完走しました。ややもすると選手達は自分で自分の限界を作ってしまいがちですが、その限界を上げそして成し遂げることで「自分の可能性」を実感し、それが「なんとかやれる」「まだまだやれる」という自信につながっていくものと思います。ハードなトレーニングを成し遂げた選手達に、今年は「流しそーめん」という粋なはからいが保護者からありました!心に残る夏の思い出になったことでしょう。
 シーズン最後の大納会。この中で年間表彰も行われますが、3年生にとってはこの納会が卒団セレモニーにもなるため、一人一言では選手はもちろんのことお父さんお母さん方も涙涙の感動に包まれます。毎年のことながら、長年共に汗と涙を流してきた子供達がチームを巣立っていくのはとてつも辛く寂しい反面、次に控えている後輩選手達には新たな希望を感じるものです。 
 夏季合宿の一コマ。地獄のゲレンデ走は名物の一つ。顔を歪め歯を食いしばってゴール前の急な登り坂を登り終えた時、また一つ成長したように思えます。また、個人競技であるためチームメイトでもライバル同士ですが、合宿生活によって仲間意識がより強くなるのも大きな成果です。
 第2回目の親子旅行はディズニーランドに行ってきました。春からの陸トレそしてシーズンを頑張って乗り切ったご褒美として、お父さんお母さんの理解と協力の下実施しました。辛いことも楽しいこともある。それがHUUE!って感じですね。 
 恒例のチャンピオンコース山頂での「焼肉ぱーてー」。普段やれないことをやる楽しみがあるからこそ、辛いトレーニングも頑張れるものです。
たかつえ民報杯。湯田浩和と湯田夏菜子の学生最後のレースとなりました。二人のスキーに対する直向な姿勢は後輩へと受け継がれていくことでしょう。 
恒例行事の「七ヶ岳登山」普段何気なく見ている山でも、実際に登ってみると眺めているだけでは分からない、たくさんのことに気付いたことでしょう。 
針生人
台鞍HUUEレーシング
コーチコラム