タイトル 地底旅団ROVER元老院第98回CAVING
サブタイトル 第45次内間木洞調査委員会プロジェクト at 山形村・内間木洞
分 類 合同・調査ケイビング
入洞洞穴 内間木洞、空穴
日 程 2003年5月2日(金)〜5日(月)
参加者 千葉、菊地敏雄、山口泰史、松本力、岩渕千恵美(以上、東山ケイビングクラブ)、柳沢忠昭(日本洞穴学研究所)、後藤聡、木崎裕久、松澤亮、大久保秋、高橋和晃(以上、東京スペレオクラブ)、伊藤隆夫(パイオニアケイビングクラブ)、田口雅雄(大野村教育委員会)、高田浩子、畠山達男(以上、高知大学学術探検部)、山口文恵(九州大学探検部OG)、久池井豊、今村直樹、平野篤史、杉森ちひろ、伊藤明美、伊藤詩織、伊藤達哉(以上、無所属) 以上23名
1995年から「東山ケイビングクラブ」を中心に行われている内間木洞調査委員会プロジェクト、今活動日程は5月3日(土)〜5日(月)である。通常の調査活動に加え、山形村の要請で、洞内写真及び現地案内人養成を目的として企画された。


2日23:00、東京組は秋吉台竪穴活動予定の東京スペレオクラブ員と顔を合わせた後、一路内間木を目指す。


3日8:30、内間木集落に到着。すでに東山CC勢・高知組・久池井組は現地入りしており、宿舎セッティングも完了していた。休憩後にミーティング、昼食を取ってから班ごとに活動開始する。

千葉班(高田・畠山・久池井・今村・平野・杉森)は「稲妻洞」ファンケイビングを行う。千葉以外は初稲妻洞、うち3名は初ケイビングである。二次生成物、溶食形態、生物などを説明しながら順調に「銀河の滝」到着。元気に水浴びをする。
その後、列順を入れ替えて洞口に向かう。途中、千葉は「ずぶ濡れチムニー」と「黄金の滝」で上層を確認、後者において+30mの新洞部を発見した。隣接する「煙突穴」と同じ割れ目に発達した箇所と推測される。
その後、「風寒洞・死の谷」を見学してから千葉は出洞、残りは「覗き岩裏水抜路」に迷い込んだりしてから出洞した。

後藤班(大久保・松澤・高橋・山口文恵)は「北洞」へ洞内写真撮影へ向かう。「断層の間」「並木道」「まんじゅう石」などの撮影を行った。

菊地班(木崎・松本)は地上測量を行う。洞口から内間木沢沿いに下り、尾根に基線をあげて終了となった。   
Jさんは過去の再スケッチを行った。

18:00、活動終了。入泉、夕食、ミーティングして消灯。


4日9:30、活動開始する。
千葉班(田口・伊藤)は現地案内人養成を行う。対象は山口和彦氏(岩手県久慈地方振興局長)、内間木美治氏(地権者)、柳久保一幸氏(山形村教育委員会)、新井谷宣夫氏、大谷弘文氏、内坪博人氏、長内和則氏、清水淳氏の8名。説明をしながら「北洞・断層の間」を往復、13:30に出洞する。
昼食後、現地案内人有志4名が再入洞、千葉・田口・伊藤に加え、岩淵・山口文恵の5名でサポートする。今度は「北洞・久光支洞」を往復、現地案内人は「北洞」メインルートは把握できたようである。

後藤班(高田・畠山)は、昨日に引き続き「北洞」へ洞内写真撮影へ向かう。「断層の間上層」「うらぎりのホール」「久光支洞」「空中庭園」などの撮影を行った。

菊地班と柳沢班は地上測量を行う。昨日の基線に「大石久保の穴」やドリーネをつないで終了となった。

17:30、活動終了。入泉、夕食、ミーティングして消灯。


5日9:30、活動開始する。
菊地班(千葉・松澤)は「空穴」再測量と地上測量を行う。「空穴」は2000年の山狩り時に明治大学地底研究部によって確認され、発見者名から「山田の穴」として報告されていた洞穴である。しかし、5日の地上測量時において、地権者・内間木安蔵氏により「空穴」として周知されていたことが判明、改称された。
スケッチ・メジャー千葉、コンパス松澤の体制で測量、総延長9.7m・高低差3.7mの竪穴であった。その後、尾根まで基線をあげ、昨日の地上測量ポイントに接続して終了となった。

後藤班は「大広間」で洞内写真撮影を行った。

13:00、宿舎撤収。

14:00、現地解散となった。


今調査の地上測量により、洞口〜地獄沢間の沢が「稲妻洞」の上にあたり、大ドリーネが「銀河の滝」の上にあたることが判明した。また、地権者・内間木安蔵氏から水の溜まる大きな窪地(ドリーネ?)があるとの情報も得ることが出来た。ともに今後が期待されるものである。

次回は9月連休、地上測量や地獄沢沿い洞穴群、各所上層部アタックが中心となる予定である。(文責 千葉伸幸)
内間木洞・洞口 内間木洞・稲妻洞・ずぶ濡れチムニー 内間木洞前
稲妻洞巡検班 狭洞竪穴部通過 地上測量班のポケコン講習
内間木洞・神秘の門 空穴 尾根
案内人養成班 空穴測量班 地上測量班

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