タイトル 地底旅団ROVER元老院第328回CAVING
サブタイトル 奥多野かんな姫計劃・第21次神流町旧万場地区洞穴調査
分 類 調査ケイビング
入洞洞穴 コウモリ穴
日 程 2016年4月24日(日)
参加者 村野、千葉の、木嵜、小池 以上4名
栃金田橋付近 奥多野地域調査「奥多野かんな姫計劃」第2章は、旧万場町地区、叶山麓地区、持倉地区など神流町残地域及び旧鬼石町地区が調査範囲である。これまで「白水の滝洞窟」、気奈沢シリーズ4洞、むじな穴シリーズ2洞の測量、獣骨採集、新洞探査、渉外などを行ってきた。
本活動では、2007年3月奥多野かんな姫計劃・第11次神流町旧万場地区洞穴調査(第188回CAVING)以来中断していた神流町塩沢地区の「コウモリ穴」ならびに「(仮)東コウモリ穴」の測量、地上測量を目的に行った。


活動前夜の23日19:00、木嵜・小池は千葉宅に集合。千葉Jr.&Twins達との親睦を深める。時間を忘れて遊んでいると、時刻は22:00を回っていた。

24:00、就寝。4時間半という短い睡眠時間を嘆きつつ、シュラフに入る。


24日5:00、起床。車に装備を積み込んで出発。雨がパラついており、これ以上天気が崩れないかが心配だった。

6:02、村野宅到着。2分遅れに村野はご立腹。なだめながら群馬県奥多野地方を目指す。

8:00、「セブンイレブン 小鹿野バイパス店」にて昼食を購入。曇天だが雨はすっかり止んでいる。

8:30、「コウモリ穴」付近到着。
入洞準備を済ませて集合写真を撮影。人文字で活動日「0424」のポーズをとっての撮影だったが、「0」担当の小池、「2」担当の木嵜は辛いポージングにひと苦労。ふたりの大人は簡単な「4」。

9:00、入洞開始。洞窟名にはコウモリとあるが、コウモリの姿は確認できなかった。村野によると、出産保育をこの穴で行うそうだ。
ざっと見ても二次生成物は豊富とは言えず、少しのフローストーンや洞窟珊瑚が見られる程度だった。
「(仮)ぱおーんホール」からは第2洞口と第3洞口が見え、後者は天井部に開口していた。洞外からだといきなり落とし穴があるように見えるのだろうか。

まずは、千葉・村野の記憶をたどりながら洞内を一通り確認。千葉は全てを忘れている模様で、未測量部分の再確認に2時間を費やす。
9年前に測量したポイント位置を確認するのだが、どうにも以前のデータと一致しない。洞床は傾斜があるので、天井部から雨などで洞内環境が変わり、ポイントマーカーがずれてしまったようだ。
今回測量する箇所を最奥部付近と決めて、一旦出洞する。

11:00、早めの昼食。天気は好転し、すっかり晴れていた。

11:30、木嵜・小池は千葉に測量器具クリノコンパス(GL)とスント タンデムの使い方を習う。
その間、村野はひとりで対岸の岩帯を山狩り。何という体力、見習わなくては。 「(仮)東コウモリ穴」は洞窟規模が小さすぎるため奥多野洞 穴リストから削除するとの報告であった。

12:00、再入洞。午前中に決めた最奥部付近を測量する。体制は平面スケッチ:千葉、断面スケッチ:村野、コンパス:小池、メ ジャー:木嵜。
最奥部付近には小規模ながらフローストーン、ストロー、つらら石が確認できる。狭い上に傾斜があり、使い慣れていないクリノコンパスを使っての測量に手間取ってしまった。
木嵜が新たな支洞を発見したが、残念ながらここで時間切れ。地R元名物の牛歩測量で、1周10m程度のループに2時間を要したこともあり、予定していた箇所の測量も終わらぬまま、調査終了となってしまった。

測量中に知ったのだが、地R元では自身や後輩旅団員に失態があると、千葉に叙々苑(1回15000円相当)を奢ることになるらしい。今のところ木嵜、小池が何回分か溜まっている。ファインプレーで1回分チャラになるようなので、これから挽回していこう。

16:30、出洞。着替えて現地を発つ。

17:00、寄り道して「ちゃんから穴」の地権者宅に立ち寄ってご挨拶。いただいたリポビタンDで体力を取り戻す。
上野村の古民家の販売・貸与の話を聞き、皆興味深々。地R元の現地活動拠点にできるかも?
置いてあった氷で冷やす昔の最新型冷蔵庫を見て時の流れを感じる小池であった。

18:00、地権者宅を出発。志賀坂峠を越えて小鹿野町へ。

18:30、「元六 小鹿野店」にて夕食。 千葉・村野・木嵜は抜け穴ルート整備(第322回CAVING)の際、小鹿野町らが新たに売り込み始めたちちぶのじかプロジェクトによる「天然鹿の味噌漬丼」を食べそびれていたため、「元鹿(げんろく)丼」を注文。鹿肉の味噌漬けと鹿肉カツが乗っており、3人にはサクサクのカツが好評だった。味噌漬けは、味噌自体は美味いが、鹿肉の良さをまったくなくしてしまっているらしい。
小池は以前から楽しみにしていたわらじカツ丼を注文。が、ご飯を大盛りで頼んだため、わらじカツがどこか小さく見えた。他店のものにもいつか挑戦したい。

20:20、西武線 飯能駅で小池離脱。その後は順次解散となった。
栃金田橋付近 コウモリ穴 コウモリ穴
いざしゅっぱつ! 洞口です 過去のデータを見ながら洞内を確認
コウモリ穴 コウモリ穴 元六 小鹿野町店
コンパスを読む小池 スケッチする村野 これが新名物の「天然鹿の味噌漬丼」だ!


久々の測量活動であったが、測量の流れ自体は覚えていたので何とかなった。しかし、初めて使うクリノコンパス(GL)に手間取ってしまったので、調査前の予習の必要性を感じた。
また、奥多野地方にはまだまだ未測量の洞窟があるそうなので、腕を磨いてこうと思う。
現時点における「コウモリ穴」のトータル基線延長は168mである。(文責 小池優志)

「活動報告」に戻る
 次の「個別活動報告」へ進む TOPへ戻る

2016 Copyright(C) 地底旅団ROVER元老院
cavers_rover_in_tokyo@yahoo.co.jp