タイトル 地底旅団ROVER元老院第235回CAVING
サブタイトル J.E.T&地R元特別合同企画 奇祭!穴祭り2009
分 類 合同・ファンケイビング
入洞洞穴 イラバタの穴、仏穴
日 程 2009年10月10日(土)〜11日(日)
参加者 村野て、細野、芦田、佐野、吉田勝次、稲垣雄二、近野由利子、伊藤天哉、縣智丈、西森裕記、荒木浩介、吉本亜裕美、サーシャ、ネロ、ほか(以上、Japan Exploration Team) 以上、約20名
スモークハウス笑わず 毎年恒例となったJapan Exploration Team(J.E.T)との懇親企画である。
J.E.Tとは第90回CAVINGから定期交流活動を行っており、今回で通算8回目となる。今回はJ.E.Tフィールドでの交流会となった。


10日13:00、JR西国分寺駅にて芦田・佐野・細野が集合。途中、JR小宮駅付近にて村野と合流して出発。中央自動車道経由にてJ.E.Tメンバーとの合流場所「スモークハウス笑わず(岐阜県美濃市)」を目指す。

18:30、予定時間より早く到着したため、美濃IC付近のコンビニにて予定時間まで活動時の昼食・行動食を購入して待機。外は結構寒い。

19:00、J.E.T隊長:吉田さん、伊藤氏と合流。続いて稲垣さん、サーシャを初めJ.E.Tメンバーが続々と到着し、前夜祭第一部が始まった。ピザ、パスタ、スモーク豚等々に舌鼓を打ちながら、2週間前に行われた秋吉台大会でのこと、昨年の「奇祭!穴祭り2008」でのこと、奇祭!穴祭り2007での豚丸焼きの事などなど、多いに盛り上がる。
芦田はビールで顔がまっ赤っかになっているが、キャラが買われているようで終始談笑。村野・細野はドライバー任務があるためお預け状態。

23:00、J.E.Tハウスへ移動。飲みなおす。J.E.T内部の弾けた一面がご披露され、相変わらず濃いキャラ揃いであることを感じさせられる。そんななか、芦田は車酔いにて顔が真っ青でテンション低い。
地R元一行は吉田さんに誘われ、一昨年には無かったJ.E.Tハウス露天風呂に入湯。足を伸ばし仰向けになった状態で肩まで浸かれ、旅館のプライベート露天風呂を思わせる石造りの露天風呂は満天の星空の下、川のせせらぎをBGMに地R元一行が極楽浄土な気分に浸っていると、吉田さんからホースでの水掛攻撃。全員裸で逃げ回るが、容赦なく冷たい水が降り注がれる。
しかし、露天風呂2年間にウッドデッキ拡張、シャワー室、露天風呂、救助装備用運搬車両。思いついたから作ったと言われたが、思い付きを実際に作ってしまう実行力には脱帽。

26:30、順次消灯。


11日8:30、伊藤氏による古典的方法(鍋を叩き音を出す)にて全員起床。朝食は前日からの煮込み、具材に味のしみた赤味噌の豚汁、ご飯。伊藤氏のこだわった一品。

10:00、各々重い腰が軽くなり始め、ケイビング活動準備へ入る。

仏穴【仏穴班】
10:30、「ななめ穴」班(稲垣さん主導:地R元参加者なし)、「仏穴」班(吉田さん主導:縣さん、西森君、村野、細野)行動開始。
吉田さんは「めんどくせ〜。本当に行くのか?残ってグルメ祭りにしね〜か?」「パル(芦田)とゴルゴ(佐野)を虐めてたほうが楽しそうだぞ」「んがぁ〜めんどくせ〜」言いつつも、皆の熱意により、「めんどくせ〜けど、連れてってやろう。でも、ずっと言葉尻にめんどくせ〜って言ってやる」と重い腰をあげ、移動開始。

11:30、「仏穴」班がアプローチ入口到着。記念撮影後出発。アプローチでの注意点として車移動中話に挙がったヒルの存在。地R元の活動では気にする必要がないのだが、この辺りでは良く張り付かれるとの事であった。
途中、3ヶ所以上、流出口が確認できた。数日前に日本大陸を縦断した台風18号の影響で水量が増していたためか、流出口から流れ出る水量もいつも以上の勢いだとのことであった。
洞外での光景も楽しみつつ沢沿いに緩やかな登り傾斜を進み、途中休憩。吉田さんの脛にちっちゃいヒルが吸い付いていた。それもそのはず、タンクトップに下着パンツ、長靴姿でのアプローチ。山中を移動する格好には到底思えないが、楽しい気分になり不思議と疲れることも無かった。
楽しいアプローチも約1時間。洞口直前で約45度傾斜を約20m直登。

13:00、「仏穴」洞口到着。ここまで来て「本当に行くのか?めんどくせ〜なぁ〜(笑)」と吉田さん。入洞前に昼食。

13:30、「仏穴」入洞開始。1st吉田さん、2nd村野、細野、縣さん、西森君の順で下降。
1ピッチ目は約−5m。確保は準備されているが、フリーにて下降可能。数mの横穴移動。
2ピッチ目は約−30m。傾斜があるため、足を洞壁に付けながら下降。−25m付近より滝が出現。水量も普段以上のようで、轟音と共に流れ落ちていく流水も見事であった。テラスは滝の脇にあるため、下降中で濡れることは殆ど無い。轟音のため、コールは事前に決めていた号笛で行う。水流の真上を3m程トラバースし、約−15mの3ピッチ目へ。流れ落ちている水の脇を下降する為、少し濡れながらの下降。滝と一緒に下りていく感覚が面白い。
更に−5m程下に最下部洞床が確認できるが、フリーでは困難。横穴移動にて最下部へ到着。水流はガレの詰まった狭洞へ流入し、少し探検するも、通路はない。
吉田さん・縣さん・村野・細野は肩を組み、片足を上げ、水滴にまみれながら楽しい記念撮影。

15:00、出洞開始。村野・細野・吉田さん・縣さん・デリギング西森君。サッサと登り切る。

16:00、全員出洞。下山開始。帰りの吉田さんは、さすがにツナギ姿。

17:00、駐車場到着。陽が落ちる前に着替えを済ませて車に乗り込む。J.E.Tハウスへ戻る車中、吉田さんは眠りに
つくのであった。
ヒューストン【SRT訓練班】
10:00、SRT訓練班(指導者:近野さん、芦田、佐野)はSRT訓練施設「ヒューストン」にて訓練開始。昨日とはうって変わって夏の日差しのような暑さ。汗かきながら必死に訓練。佐野は皆に見守られていた。干物になりそうな暑さである。
パイプで組まれたタワーは10m以上あり、足をかけるところがないためクルクル回ってしまい、ちょっと酔ってしまう感じである。吉田さんが「ありゃ、改良の必要ありだな。楽しみだ。」と、呟くように指摘していたのを細野が聞いていたのであった。訓練後、近野さんの許可が出たため「イラバタの穴」で実践となる。

12:00、近野さん先導の下、芦田、佐野「イラバタの穴」へ出発。車道を10分程歩いた後、山道へ入る。思った以上の急斜面で足をとられ、無言で必死に登る。

13:00、途中1回休憩を挟み、汗ダクになりながら洞口到着。斜面に大きな雷が落ちたような、迫力ある洞口。昼食後、近野さんリギング開始。

13:30、近野さん、佐野、芦田の順で下降。−10m、−3m、−15m程の3ピッチで構成されている穴。ヒューストンでのSRT訓練のおかげで戸惑うことなくスムーズに降下。3ピッチ目にて竪穴装備をはずし、狭い横穴を抜け最奥部へ。佐野が狭洞に体を突っ込みこれ以上は行けないことを確認。昇りは佐野、近野さん、デリギング芦田。

15:30、無事洞口に戻り、J.E.Tハウスに向け出発。帰りの斜面で5回はこけた・・・。

16:00、J.E.Tハウスに到着。


16:00、J.E.Tハウスでは伊藤氏が家族バーベキューを終え、引き続き夕食の準備をしてくれていた。テールシチューの香りが食欲を誘う。

16:30、芦田・佐野は皆の帰りを待つ間にロープ等の装備を洗い、ちょっと休憩。こっそりお先にビールを頂く。

17:30、「仏穴」班が帰還。地R元全員集合した時点で、在京連絡先に報告。

18:30、今回もケイビングが出来なかった料理長:伊藤氏のお手製の麺で作った「坦々麺」を食した。胃袋に染み渡るうまさだ!!坦々麺の香りに誘われみんな集まってくる。しっかし、国際色豊かな団体だ。そんな豊かな人間関係だけどみんな気を使わずにいい雰囲気。やっぱりJ.E.Tっておもしろい!

19:00、今晩も吉田さんに誘われ露天風呂へ。そして、またもや水攻撃。全員頭から冷たい水かぶる。ギリギリセクシーボーズで写真を撮りながら楽しい時間を過ごす。入湯後、こちらも麺から作った「テールシチュー・スパゲッティ」。これまたトロットロの肉で深みのあるいい味であった。料理長:伊藤氏へ感謝!でも穴は入れなくて残念でした・・・。
そうこうしているうちに帰らなくてはならない時間が来てしまった。と、ここで恐怖の募金タイム。伊藤氏の仕切りにより、まずはJ.E.Tメンバーが募金。J.E.Tメンバーより低い金額を出しづらい状況を見事に作られたが、快く募金。

20:30、名残惜しい中、来年の「奇祭!穴祭り」の約束。吉田さんと芦田は愛をも感じる強烈なハグを交わし、J.E.Tの皆様全員に見送られ、地R元組出発。

25:30、小仏トンネルで渋滞に巻き込まれるも、順次解散。


今回はSRT初心者訓練、「イラバタの穴」、レアな「仏穴」に入洞することができ、ケイビング活動としても大満足であった。
吉田さん曰く「J.E.T&地R元交流会は毎年必ず実施すること!年間何回でも良いし、穴に行かなくても良い、飲み食いするだけでもな。一緒に楽しもうや!」と言われ、同意してきた。そして何といっても、J.E.Tメンバーのキャラの濃さ。洞窟を通じ人との繋がりを楽しむことに長けている団体であることを実感させられる時間であった。(文責 細野誠・芦田拓郎)

J.E.Tハウス J.E.Tハウス 仏穴アプローチ入口付近
ウッドデッキが追加されたJ.E.Tハウス 赤味噌の豚汁はうまい! 仏穴班巡検完了!

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