タイトル 地底旅団ROVER元老院第217回CAVING 大会ロゴマーク
サブタイトル 日本洞窟学会第34回大会・浜松大会
分 類 大会ケイビング
入洞洞穴 祥月洞、滝沢鍾乳洞、鷲沢風穴、竜ヶ岩洞
日 程 2008年8月22日(金)〜24日(日)
参加者 千葉の、細野ほか 以上参加者約160名
引佐多目的研修センター
メイン会場である引佐多目的研修センター
「地底旅団ROVER元老院」としては東京大会に続く、2年ぶりの俗称:ケイフェスへの参加である。


22日未明、千葉は車両にて浜松へ向かう。東京からは3時間もあれば到着してしまう距離であるが、ETC深夜割引を狙っての行動である。サービスエリアにて消灯。

11:30、浜松へ到着。つい1ヶ月ほど前に「洞窟救助隊(CRT)」の活動で訪れているだけに、全く懐かしくない。

12:00、日本洞窟学会評議員会の会場である引佐多目的研修センターに到着。開催までにまだ時間があるので、隣接する浜松市立引佐図書館にて物色。特に目新しい洞窟資料は見つからなかった。

13:10、評議員会開始。

16:30、評議員会終了。その頃には細野がパイオニアケイビングクラブ(PCC)2名と共に会場へ到着していた。ケイビングジャーナル販売ブースを作ってから、大会とは関係なく24:30まで「鷲沢ドリーネの穴」の巡検を行なった。


23日6:30、起床。3時間睡眠のため眠い。前夜の食べ残しを朝食とし、出発準備。今回はケイビングジャーナル取材員も兼ねているため、「報洞 ケイビングジャーナル」というオリジナル腕章を身につける。

8:30、メイン会場である引佐多目的研修センターに到着。すでに受付前には人だかり。声をかけたり、かけられたりと、早くも慌ただしい。中にはスタッフと勘違いしている人も多かった^^;

9:00、開会式開始。開会の辞に続き、日本洞窟学会会長、竜ヶ岩洞所長、友浜松市長(代読)、大会実行委員長の挨拶が行なわれた。いよいよ浜松大会の開始である。
引佐多目的研修センター
洞窟救助隊ブース

9:15、講演会開始。千葉は「中国峰林プロジェクト2007/2008遠征」「日メ坂鐘乳穴事故報告」「ハイビジョンで見る洞窟の神秘 神秘の鍾乳洞 河内の風穴」「江戸時代後半における秋吉台の土地利用と植生分布」など、興味のある講演会だけを傍聴。そのほかはケイビングジャーナル販売ブースや、洞窟救助隊(CRT)展示ブースの設置、ポスター講演や写真コンテストを見てまわった。なお、千葉はポスター講演「日本洞窟をジオパークの視点から評価するためのデータベース構築の試み」を共同出展した。

12:30、大会手配の弁当が手違いにより届かないことが判明。どうやら弁当屋が日程を間違えたらしい。返金。
急遽、千葉・細野・藤田@PCCは浜松餃子の老舗石松へ向かう。石松本店に到着すると、よりによって臨時休業。ショッピングモール「サンストリート浜北」のフードコートにも入っていたことを思い出し、大急ぎ足で移動。餃子定食を一気に食べる。・・・・・超あっさり。フードコートの5割近くの人々が餃子を食べる大人気ぶりだが、特に感動はなかった。ガッカリしてる暇もなく再移動。

14:00、引佐多目的研修センターに到着。千葉・藤田@PCCはそれぞれ、ミニシンポジウムのパネラーと記録であったため、あわてていたのであった。滑り込みセーフで打ち合わせに参加。

15:00、ミニシンポジウム「ケイビングの安全性について」開始。司会、洞窟救助委員会役員、洞窟救助隊役員、東京スペレオクラブ会長、山口大学洞穴研究会会長、Com-pass Caving Unit隊長、ホールアース自然学校職員、パイオニアケイビングクラブ員、日メ坂鐘乳穴事故報告書作成委員会役員と共に、10名で開始。千葉は当初、地R元代表としての参加であったが、途中でケイビングジャーナル編集長の立場となり、直前ではコメンテーターとされる。立場の変更に戸惑い、結局は満足な発言もできずに撃沈してしまった。

16:00、日本洞窟学会総会開始。千葉が出席して、ケイビングジャーナル編集委員会委員長として発言した。これでお仕事は終わりである。

18:30、会場を引佐町奥山「きじ亭」に移して懇親会が行なわれた。メイン会場や各宿泊所からは離れていたものの、たとえ1名からでもバスの往復送迎付き。実行委員の粋な計らいである。
まずは、ポスター講演と写真コンテストの優秀作品の表彰式。後藤会長が賞状を読み上げ、くるっと回って、自分で受け取ると言う珍光景も見られ(会場は大喜び)、大盛り上がりで懇親会はスタート。料理はジンギスカン+焼肉の食べ放題飲み放題プラン。ジンギスカンの正しい食べ方を北海道大学探検部に教わりながら、研究者や学生が同じテーブルで親睦を深め合い、洞窟談話に花を咲かせた。食べ飲み放題であったため、学生の肉を巡めぐる暴動は回避され、跳ねる脂と格闘しながら飽きることなく機械のように焼き続ける者や、娘っ子ケイバーにビールを注がれるままにひたすら飲み続けるベテランケイバーの姿もあった。好きなだけ飲んで食べて、そのうえ騒いでも問題なし。近年の懇親会では満足度bPである。しかし、千葉はテーブルを奔走するあまり、肉は2切れ食べたのみであった。

20:30、宿舎へ帰還。いつの間にやら就寝・・・。
きじ亭 きじ亭 きじ亭
大盛りあがりの懇親会 ジン、ジン、ジンギスカ〜ン♪ 鹿児島大学探検部と山口大学洞穴研究会

24日6:00、この日は雨音で目が覚めた。土砂降りである。降水確率は終日80%の雨予報。巡検にケチがつくとは・・・。

9:30、「竜ヶ岩洞」にて巡検受付。ケイバーの熱気か、大会実行委員の執念か、この頃には雨は上がり始め、日中は青空が出るほどの蒸し暑い一日となった。巡検は「初級班」「中級班1」「〃2(急遽新設)」「上級班」「珪質片岩洞窟班」「生物班」「体験ケイビング」の7コースが設置された。
千葉は生物班へ参加。上野先生、曽根さん、木崎さんらとともに「祥月洞」「滝沢鍾乳洞」「鷲沢風穴」を巡って虫採集。「祥月洞」ではお目当てのメクラチビゴミムシは発見できなかったものの、カニムシ、オビヤスデ、トビムシなどを採取。みんなで得点を付け合いながら虫探しを楽しんだ。「滝沢鍾乳洞」「鷲沢風穴」はほとんど生物を採集できなかった。最後に、曽根さんから特製のクワを頂戴した。これからは本格的に虫を探さなければならない。特にメクラチビゴミムシを。
細野は中級班1として「祥月洞」巡検。狭く、泥々の洞内に途中でテンションが下がり、途中で撤退した。

16:30、閉会式の前に「竜ヶ岩洞」を観光。名札がそのまま「竜ヶ岩洞永久無料入洞券」になっているので、早速無料入洞。

17:00、「竜ヶ岩洞」前広場にて閉会式。記念植樹が行なわれ、大盛況のなか1本締めで無事に閉幕した。

18:00、千葉・細野・小野さん・藤田さんは会場を後にして浜名湖方面へ。そう、浜松と言ったらうなぎである。

19:30、「うな慎」に到着。うなぎの刺身、白焼定食を注文。刺身はふぐ刺しのように出てきたが、噛めば噛むほど鰻の味が出てくるというものであった。こんどは酒の肴として食べたいものである。

25:00、帰京。


東海地区では、1994年に行なわれた「ケイビング・フェスティバル'94」以来の大会。このエリアは巡検対象となる洞窟が少ない地域だが、マスコミを含む地元企業を巻き込んだ大会実行委員の盛り上げもあって、非常に楽しく充実した内容の大会であった。大会プログラム以外にも、会場の片隅で新種と思われる採れたてのメクラヨコエビの受け渡しが行なわれたり、23日夕刻からは「ようきた洞」でケイブダイビングが行なわれたりと盛んに活動がされていた。
竜ヶ岩洞の全面協力を受けた浜松大会。一般の方々にも洞窟の魅力を知ってもらうという意味でも、観光洞との共催は今後も積極的に進めていくべきではないだろうか。(文責 千葉伸幸)
鷲沢風穴 祥月洞 竜ヶ岩洞
生物班の面々 はいつくばって虫を探す また来年お会いしましょう!

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