タイトル 地底旅団ROVER元老院第198回CAVING
サブタイトル 第3次青岩鍾乳洞洞内気象測定調査 at 丹波山村・青岩鍾乳洞
分 類 調査ケイビング
入洞洞穴 青岩鍾乳洞
日 程 2007年8月18日(土)〜19日(日)
参加者 村野て、本田、黒田、千葉、本田麻代(家族会員)、嶋村寿(無所属) 以上6名
青岩鍾乳洞・メルヘンランド 地底旅団ROVER元老院では、「青岩鍾乳洞」において2004年11月14日(秋季)、2006年5月21日(春季)の2度にわたって洞内気象測定調査を行い、本洞穴における洞内気象特性の一部が明らかとしてきた。
今活動は3回目(夏季)の測定調査を目的として企画された。


18日23:00、後山林道の塩沢分岐にて幕営。季節柄、蛾が多いのが難点であったが、ケイビング初体験の本田愛妻:麻代ちゃん、村野職場同僚:嶋村君を交えて懇親の時間を持った。

25:00、ブリーフィング後に消灯。


19日7:00、村野は「青岩鍾乳洞」洞内気象測定調査のため一足先に出発する。

7:30、後山林道終点にて準備を整え登山開始。

8:00、三条の湯に到着し、鍵を借りる。快晴だが、小屋番の方に「午後は夕立があるよ」と言われる。

9:00、洞口着。早速調査を開始する。洞外気温は22.5℃。真夏といえども、ここまで標高が上がると下界とは別天地の気温である。洞内の気温はおおむね9〜10℃で、この時期になると洞口から洞奥まであまり気温差がなくなるようである。水温は9℃となっており、水流部の水量は少なめであった。気流は全体的に洞奥から洞口方面に流れていた。
村野は各ポイントで次々と測定を行っていくが、そういえばあとから追いついてくるはずの後発隊の気配がまったく感じられない。前回は白亜新洞入口あたりで追いつかれたはずなのに・・・ちょっと心配になってくる。

一方の後発隊は、
9:00、村野が洞口に到着した頃に徹営を終え、やっとこさで出発。この時点で予定より50分遅れている・・・。

10:30、「疲れた」「もう帰りたい」などと文句たれながら洞口到着。1時間30分もかかってしまった。

11:00、準備後に入洞。「青岩鍾乳洞」初体験の本田を先頭にして進む。麻代ちゃんをフォローしながらだったせいか、見どころで説明するでもなくひたすら進んで行く本田。ブリーフィングで説明した「迷いの十字路」も「ビーナスの門」も「平目の立ち泳ぎ」も、全てスルーされた・・・。
あっという間に「大広間」に到着してしまったので、しばし休憩。いつも「迷いの十字路」で迷ったふりをするのがお約束だったのに・・・。人生初ケイビングの嶋村君は、ホール内の二次生成物をとても興味深げに観察。間近で見る美しい鍾乳石に感動している様子であった。その後は水流沿いを進み、「大滝」を目指した。

村野は最後の測定ポイント「メルヘンランド」での測定を終え、「青岩氷河」まで戻ってきた。すると、洞口方面から水音に混じって何やら人の声らしきものが聞こえてくる。ようやく後発隊が追いついて来たようである。「青岩氷河」入口にて後発隊と再会。村野はそのまま待機し、後発隊は「大滝」まで進む。
「大滝」にてストロボを使用した写真撮影をしたが、ストロボの使い方が悪かったのか、あまり良い写真が撮れなかった。
撮影を終え、「青岩氷河」へと向かう。滝のしぶきに濡れて、身体が冷え切ってしまったので寒いっ。

12:00、無事に村野と再合流。ずいぶんと遅い到着に村野は少しご立腹な様子であった。ごめんよぅ。「青岩氷河」の見所であるムーンミルクが何故か硬くなっており、感動半減であった。しかし何故だろう。「メルヘンランド」に移動し、集合写真撮影を行う。ここで嶋村君、千葉の謀略にまんまとはまり、「ニンフの池」に落とされる。しかし本人はまんざら嫌でもなかったようだ。

13:00、出洞。途中では、元自衛官の嶋村君はわざわざ水に浸かりながら自衛隊式匍匐前進を披露。バカである(笑)。

13:30、洞口にて昼食を取るが、次第に暗雲が広がり始めたため早々に下山開始。

14:30、三条小屋にて挨拶し、簡単に状況説明を行う。さきほどの雲もどこかに行ってしまい、再びお日様が照りつけている。

15:00、後山林道終点に到着。すると空がにわかに掻き曇り、雷様も今度は本気モードのようである。着替え始めたところ、突然の雷鳴とともに、猛烈なにわか雨が。全員一気にずぶ濡れ・・・。

15:30、土砂降りのなか現地出発。林道も濁流と化してしまった。

16:00、「麻葉の湯 三河屋」に到着。ここまで下りてくると、世間は真夏の暑さ。本田夫妻はここで離脱となる。残りのメンバーはここで入浴しようとするが、珍しく「今日は貸切」と断られてしまう。どこかの野球チームご一行様がご利用のようである。ここから温泉を求めてさすらい歩くことになった・・・。

17:30、ようやく入浴可能可な「かんぽの宿 青梅」を発見。ちょっと入浴時間には早かったため、職人の千葉は近くの工事作業現場へ行き、残仕事を片付ける。その後入浴。多摩川の眺望もよく、なかなか良いところであった。

19:30、福生市内の「大戸屋」にて夕食を取る。地R元にしては珍しくチェーン店利用であるが、大戸屋初入店の千葉は、メニュー内容とリーズナブルな価格に感激していたようである。

20:30、解散。


今回の調査により、「青岩鍾乳洞」における夏季洞内気象の一部を知ることができた。残すは冬季調査である。ケイビング初体験の麻代ちゃん、嶋村君も楽しんでもらえたようである。今後も機会があれば参加してもらえればと思う。(文責 村野哲雄・黒田さち子)
青岩鍾乳洞・青岩氷河 青岩鍾乳洞・メルヘンランド 青岩鍾乳洞・迷いの十字路
青岩氷河 9℃の池に落とされた嶋村君 迷っているふたり

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