タイトル 地底旅団ROVER元老院第194回CAVING
サブタイトル 奥多野かんな姫計劃・第13次神流町旧万場地区洞穴調査
分 類 調査ケイビング
入洞洞穴 むじな穴(金作穴)
日 程 2007年6月23日(土)〜24日(日)
参加者 村野て、千葉、細野、木嵜 以上4名
黒田地区・西沢2000年から発動した奥多野地域調査「奥多野かんな姫計劃」。2005年6月に「奥多野かんな姫計劃報告書1 群馬県多野郡神流町立処山洞穴地域調査報告」を発行、第1章立処山地域を終えることができた。引き続き第2章を開始、対象地域は旧万場町地区、叶山麓、持倉地区など神流町残地域、及び旧鬼石町地区となる。
本活動は神流町黒田地区の「むじな穴」測量第2弾および、奥多野洞穴地権者への千葉退院報告を目的として企画された。


23日12:00、村野・千葉は神流町万場地区に到着。役場近くの食堂「浦沢屋」にて昼食をとる。村野は一押し商品の煮込みうどん、千葉は天津飯を注文。うどんの麺は塩が利いており、村野的には好きな味であった。
帰りしな、店の主人と何故か穴談義となる。地元の穴情報を聞き出すと、大抵は「下穴」「コウモリ穴」の2洞で終わってしまうことが多いが、今回は神流町生利地区に「バクチ穴」と呼ばれる洞穴があるとの情報をゲット。予想外の収獲である。穴情報はどっから出てくるか分からないものだな。近いうちに確認しなければ・・・。

13:30、黒田地区にて村野下車。測量機器などの装備を一通り降ろし、怪我療養中の千葉は現地を立ち去る。村野は単独「むじな穴」へと向かう。梅雨だというのに良い天気で、洞口にたどり着いた時は既に汗だくである。

14:00、「むじな穴」に入洞開始。もう何度も入洞しているとはいえ、単独活動はちょっと心細い。「むじながいたらどうしよう」「コアシダカグモがいっぱいいたら嫌だな」などと内心ビビりながらも狭洞部をがさごそと通過、下層部に到達する。GW活動で行った「むじな穴」測量の補足スケッチを行い、さらに時間が余ったので、下層部で1人測量を行った。

16:30、出洞。下山。


13:30、千葉は宿泊先でもある洞穴地権者宅へ移動する。主の高橋隆氏は、つくば市で開催されている日本野蚕学会での講演のため不在だったので、家族の方々にお茶を頂きながら退院報告を行う。孫娘は傷跡を見てやや硬直気味。そりゃそうだ、指に指でないものがくっついているんだもの(苦笑)。、

14:30、上野村へ移動。入洞規制された「矢弓沢洞」の現状確認したのち、石灰山である皆戸山、「白井の竪穴」があるであろう石灰岩帯などを車中から確認する。

16:00、その帰路に道の駅上野・琴平センターに立ち寄り、夕食の猪豚肉を購入する。


17:00、黒田地区で千葉・村野が合流。予定通りである。帰路に地元商店「太多屋」に寄って、肉以外の晩餐食材を購入する。

18:00、宿舎「木古里山荘」到着。再び地権者家族に挨拶をして、早々に夕食準備。

19:00、夕食。メニューは「猪豚肉とエリンギ・ししとうのキムチ炒め」「エビやきそば」「太多屋特製メンチカツ」、そしてビール。今回は低予算に抑えたが、なかなかの出来栄えとなった。

22:00、気づいたら入眠・・・。

26:00、細野・木嵜が到着、していたらしい。


24日6:00、起床、朝食。というか、「今日こそ「むじな穴」測量を終わらせる!」と気合を入れた村野に全員強制的に起こされ、無理やり飯を食わされる。

8:30、測量班(村野・木嵜・細野)が「木古里山荘」出発。黒田地区にて入洞準備を整えていると、地元の方から「むじな穴に行くのかい?」と声を掛けられる。初めて「むじな穴」の名を知る人と出会った!今までは通りかがった地元の方からも「ほぉ、穴があるんだ」とばかり言われていたのである。

9:00、「むじな穴」に入洞。体制はスケッチ村野・コンパス木嵜・メジャー細野。まずは下層部から測量を開始する。続いて中層部に上がり、支洞の隅々まで詰めていく。途中、昼食タイムを取った以外は、ひたすら測量である。中層部は天井高の低い通路が網の目のように発達しており、しかも洞床には泥が堆積している。みな腹ばいになり、泥だらけになりながらの測量であった。村野はスケッチに忙しく、黙々と作業を進めていたが、方眼紙に泥がついてスケッチが見えなくなってしまった時は、1人でぶち切れそうになった(ま、自業自得なのだが/笑)。

17:30、タイムアップにて出洞。木嵜が新支洞を発見したことなどにより結局終わらせられず・・・出洞すれば外は雨。ちょっと気が重くなった。

18:00、黒田地区を出発。


8:30、測量班を見送った千葉は、地権者家族と一緒にお茶をすする。

9:00、しぶしぶ今日の活動を開始。本日の目的は石灰岩帯確認と、群馬県立自然史博物館学芸員に教えていただいた資料購入である。まずは地質図にある神流町尾附地区と上野村新羽地区で岩帯を探すが視認できず。後者は山中に入ってもう少し調べたほうがよさそうである。

10:30、湯の沢トンネル経由で下仁田町へ移動。まずは道の駅下仁田へ立ち寄り、テレビで紹介されたというにこんにゃくアイスを11本購入。ベースが味付けこんにゃくなので、溶けても問題ないというアイスキャンディーである。続いてセブイレブン下仁田店にて目的冊子「下仁田地質見学案内」を購入、目的を達成する。

10:45、下仁田ふるさとセンターを見学。洞穴情報収集になるかと思い立ち寄ったが、民俗博物館であり、空振りだった。

11:04、奥多野へ戻ろうとしていたところ、セブイレブン下仁田店前にて自動車追突事故発生。オカマを掘られてしまった。身体は問題なかったが、借りていた村野車が破損。100%相手が悪いとは言え、村野には申し訳ないことになってしまった。

12:00、下仁田警察署にて事故処理ののち、下仁田町青倉地区と平原地区の石灰岩帯を車両から視認。青倉地区は鉱区であるため入山は無理であるが、平原地区はパイオニアケイビングクラブが複数の小穴を確認済みである。しかし、天気も崩れてきたこともあって、車両から降りることなく現地をあとにする。

13:30、御荷鉾スーパー林道経由で奥多野に戻り、神流町神ヶ原地区の食堂「神高屋」で昼食。肉丼を食べるが、甘辛く味付けした豚ロース肉ののったボリューム丼であった。満足。

14:00、神流町生利地区に移動、先日入手した「バクチ穴」があるとおぼしき石灰岩帯を確認。続いて、神流町柏木地区の石灰岩帯を探すが視認できなかった。

16:30、時間が余ってしまったので上野村「浜平温泉しおじの湯」に入泉。この温泉はもともとあった源泉を復活させた日帰り温泉施設で、大盛況とのことであった。

17:30、地権者宅へ到着。測量班を待ちながら、帰宅した隆氏と共にお茶をすする。


18:15、地権者宅にて全員合流。隆氏の若かりし頃の写真などを見せていただいて談笑のひと時を過ごした。

19:00、地権者宅を出発。

20:00、小鹿野町「どさん娘」にて夕食。村野・木嵜は小鹿野町名物「わらじかつ丼」を食す。かつはスライス肉を2枚重ねて揚げたもので、味は今まで食した中では薄味の部類である。わらじかつリレーはまだまだ続くぞ(今回で5店目)。

21:00、飯能市正丸トンネル手前にて流れ解散。



また、石灰岩帯の位置確認から、穴の存在が有望視されるところもおおよそ分かってきた。そのようなエリアは「山狩り重点地区」として今後の活動を行っていくべきであろう。
「むじな穴」の現時点での基線延長は118.0m、高低差9.9m。(文責 村野哲雄・千葉伸幸)
上野村・皆戸山 むじな穴 むじな穴
皆戸山の石灰岩壁 スントコンパスを読む木嵜 洞内での楽しい?昼食

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