タイトル 地底旅団ROVER元老院第183回CAVING
サブタイトル 第6次龍泉洞再測量調査 at 岩泉町・龍泉洞
分 類 調査ケイビング
入洞洞穴 龍泉洞(湧口、湧窟、龍泉窟)、船久保鍾乳洞(船久保洞窟)、穴岩洞穴(尼額の穴)
日 程 2007年1月3日(水)〜6日(土)
参加者 千葉、細野、木嵜、菊地敏雄(日本洞穴学研究所)、松本力(東山ケイビングクラブ)、山田雅子(東京スペレオクラブ)、名真大気(パイオニアケイビングクラブ)、山口真也(明治大学地底研究部OB) 以上8名
龍泉洞・洞口前日本三大鍾乳洞のひとつとされる国指定天然記念物「龍泉洞」。本洞穴は透明度日本一という地底湖が見所である、岩手県岩泉町経営の観光鍾乳洞である。「平成17年度日本洞穴学研究所総会」において協議された結果、再測量を行う運びとなった。
今回は第3地底湖〜第4地底湖の測量及び探検、第3地底湖〜三原峠の測量を目的として、1月1日(月)〜6日(土)の日程で計画された。


3日22:30、地R元組は東京府中を出発する。他のメンバーは元旦より活動しているため、地R元は途中参加である。大泉ICより高速道路に入り、ひたすら東北自動車道を北上する。

4日4:30、東北自動車道・紫波SAに到着。千葉が風邪のために横になっていたところ、細野が単独で500km以上を走ったことになる。ご苦労さんと一声かけて仮眠。

8:00、起床。サービスエリアにて朝食をとる。

8:30、サービスエリア出発。合流予定まで時間があるということで、遠回りして宮古経由で行こうということになる。しかし、役立たずナビゲーター木嵜により、的外れな方向に進んでいたのであった。

10:00、突然、「船久保洞窟」の看板が出現する。ここで道を間違えたことに気づくが、入洞したことのない細野・木嵜は大興奮。冬季閉洞なはずであったが、ダメもとで管理者宅へ向かう。すると、松坂さんはご在宅で特別に入洞させていただくことになる。ちなみに、細野は松坂さんの犬にじゃれ付かれ、そして噛まれるのであった。洞内では松坂さんに発見当時の話や、周辺で発生している陥没の話を聞かせて頂き、現地をあとにした。

11:00、盛岡市内の焼肉店「もりしげ」にて早めの昼食をとる。この店は冷麺が有名で、雑誌やTBSバラエティクイズ番組「ぴったんこカンカン」などで取り上げられている。麺の腰は非常に強く、カクテキは入れ放題、価格は500円とリーズナブルな店であった。

12:00、今度こそ「龍泉洞」を目指す。

14:00、現地到着。先発隊に合流する前に、まずは土産店でお世話になったケイバーに「龍泉洞 地底湖の恵セット」を送る。続いて店内を物色していると、見慣れないキャラクターグッズがあった。龍泉洞マスコットキャラクター「龍ちゃん」である。店員に聞くと発売されたばかりらしい。3点購入する。

14:30、龍泉洞温泉ホテルへ移動。入泉する。

15:00、移動中に警察の職務質問を受けたあと、宿舎である尼額公民館に到着。公民館には尼額集落からの「歓迎」という垂れ幕が飾ってあり、なんと暖房器具は4つもある。昨年正月のバンガロー生活とは大違いである。
挨拶もそこそこに、みなで近くにある「穴岩洞穴」へ向かう。立派な岸壁の基部に開口する信仰洞で、洞奥には水流が流れていた。

18:00、夕食「麻婆丼」。その後にブリーフィングを行う。本日の活動は3班体制で行うこととする。

19:30、「龍泉洞」に向けて宿舎を出発。外はすでに氷点下である。

20:00、活動開始。まずは全員で「第3地底湖」へ向かい、渡湖用としてチロリアンブリッジを張る。水量は昨年よりもかなり多い。大変珍しいことに、年末に洞口から流出したそうである。

21:00、各班に分かれて活動を開始する。千葉・名真・山田班は、「第3地底湖」〜「第4地底湖」の測量を行う。松本は昨日の続きで、「第3地底湖」脇の天井部に開口するルートの工作を行う。菊地・細野・木嵜班は第3地底湖〜三原峠の測量を行う。

5日1:30、全員集合して休憩。「月宮殿」で夜食を食べながら、お互いに中間報告を行う。深夜のコロッケが胃にもたれる。

2:00、活動再開。千葉・名真・山田・松本は続きを行い、菊地・細野・木嵜班は「水晶宮」の測量を行う。

4:00、活動終了。出洞すると−4℃であった。

5:00、データ入力。一ヶ所ループが合わなく、そこは再測量が決定する。

7:00、酒を飲みながら朝食。ひとり、ふたりと脱落しながら消灯となった。
船久保鍾乳洞 穴岩洞穴 尼額公民館
船久保鍾乳洞見学 穴岩洞穴は岸壁基部に開口する横穴 まだ新しい快適な宿舎、尼額公民館

5日12:00、起床。まずは龍泉洞温泉ホテルにて入浴。帰路に買出しを行う。全員で行ったこともあり、イチゴ、栗きんとん、甘酒など、みな思い思いの食材も買い物かごに入れる。

17:00、夕食「海鮮キムチ鍋」。かなりの量であった。その後のブリーフィングで、本日の活動も3班体制で行うこととする。

18:30、「龍泉洞」に向けて宿舎を出発。

20:00、氷点下のなか、全員でリポビタンDを飲んでから各班に分かれて活動を開始する。
千葉・名真班は「第3地底湖」〜「第4地底湖」上層ルートの再測量、「第3地底湖」脇の天井部に開口するルートの測量を行う。後者は+30m地点まで延びてたが、フローストーンに覆われたチョックストーンにより先へ進めなくなっており、次回への課題を残すことになった。
松本・木嵜班は、第4地底湖奥の「人工トンネル天井竪穴」へのアタックを行うが、タイムオーバーとなった。
菊地・細野・山田班は、カラオケ大会を開きながら「水晶宮」の探検と次回用のリギングを行った。

6日1:00、活動終了。外は−5℃であった。   

2:00、データ入力。今回の成果に自己満足する。

3:00、酒と夜食を食べながら談笑。

4:00、消灯。
龍泉洞・第3地底湖 龍泉洞・第3地底湖〜第4地底湖上層ルート 龍泉洞・水晶宮
第3地底湖に張ったチロリアン ビレイを取りながらスケッチする名真君 水晶宮へのアプローチ(菊地氏撮影)

6日8:00、起床。朝食後に宿舎の掃除を行う。

10:30、地区長に挨拶。続いて岩泉町警察、消防暑に活動終了報告を行い、龍泉洞事務所で今回の成果を報告する。

11:30、みなでプリクラ絵葉書を撮った後に現地離脱。45号線を海沿いに南下することにする。

13:00、宮古市「シートピアなあど」にて昼食。どっこ汁や海鮮ラーメン海鮮を堪能する。その後、牡蠣、ホタテ、毛ガニ、ナマコ、タラ、イクラ、いちご煮、田老かりんとうなどを各自購入する。

14:00道の駅にてイカ墨ソフト・柿ソフト堪能

15:30、途中でイカ墨ソフト・柿ソフトを食べてから、道の駅にて菊地さんらと解散する。

24:00、東京に到着。順次解散となった。


今回は人数が少なかったが、複数のルートを工作するなどの成果が得られた。次回は目指せ「第7地底湖」である。(文責 千葉伸幸)
測量結果による縦断面イメージ図(測量ソフトOn Stationから引用)

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