タイトル 地底旅団ROVER元老院第162回CAVING
サブタイトル 穴のマイアヒ at 郡上市・熊石洞
分 類 合同・ファンケイビング
入洞洞穴 熊石洞、蛇穴、郡上鍾乳洞(油石洞)、大滝鍾乳洞、随通し
日 程 2005年9月17日(土)〜19日(日)
参加者 千葉、山崎、細野、村野て、黒田、星野、中村允彦(明治大学地底研究部OB)、佐藤登(亀戸ケイビングクラブ)、中野亜由美(山口ケイビングクラブ)、小暮雄樹(パイオニアケイビングクラブ) 以上10名
熊石洞・ザマミロホール付近旅団員宮野原が常々入洞を希望していた岐阜県「熊石洞」。結婚&就職に伴って近江国へ移動してしまったが、お祝いと思い出作りを兼ねて企画された。しかし、本人は不幸につき不参加・・・。よって、単なる他団体合同ファンケイビングとなったが、並行してリギングマップ作成、洞内ゴミ搬出も行うことにした。


17日21:30、東京府中を出発。どう見ても積載量オーバーな怪しい2台で岐阜へ向かう。星野車は心臓病(一気筒×)を抱えているため、制限速度100Kmという非現実的な状況である。また、テーマソング「恋のマイアヒ」を覚えるよう、千葉勅令が下る。

18日3:00、郡上八幡駅に到着。駅で爆睡していた中野さんと合流する。

4:00、コンビニで買い出し後に現地到着。皆でリギング準備をする。

5:00、リギング班(千葉・村野・山崎・小暮)が入洞開始。千葉・村野がリギング、山崎と小暮君が2ndとリギングマップ作成を担当。洞口ピッチを2ルート張り、ガレた斜洞を降りていく。斜洞下部からは2ルートに分かれており、通称:表ルートを村野・小暮君が、裏ルートを千葉・山崎が担当した。
村野は「熊石洞」は2回目。前回第149回CAVINGでは表ルートの2ndを務めたのだが、実際に自分でリギングをするとなると思いのほか時間がかかってしまった。もっとさっさとできるようにならねばなるまい。
千葉は「リギングなしで入洞したことないぞ、この穴」とぶつぶつ言いながら、そして「マイアヒー、マイアフー」と口ずさみながらロープを張っていく。しかし、重装備(テント+食材)のためか2nd山崎が全く付いてこられない。千葉は2ピッチ目を張っては迎えに行き、3ピッチ目途中でまた様子見に登り返し、リギングマップの作成指導をする。この時点で−130mまで降りた計算である(笑)。

9:00、−100m地点に到着。千葉と村野が同じタイミングで合流となった。ここで千葉は初心者フォローのため反転。続く−30mピッチのリギングは小暮君が担当することになった。
10:00、−130m地点(ザマミロホール)に到達。続いて村野、山崎も到着。この先は横穴ルートを進めば「月光の滝」に至ることができるが、3人とも睡魔に負けて眠りこけてしまった。
熊石洞・−130m地点
−130m地点へのディセント

8:30、仮眠を取っていた後発隊(細野・黒田・星野・中村・佐藤・中野)起床。地権者に挨拶。

10:20、アプローチ開始。5分後に洞口に到着すると、千葉が「おせぇよ!」と怒って待っていた。しかし、俺様のお怒りには慣れているので全員特にショックなし(笑)。

10:30、いよいよ入洞開始。今回は人数が多いため、表ルートは初心者黒田&星野・サポート千葉&細野、裏ルートは中村・佐藤・中野が降りることになった。1ピッチ目、SRT初心者の黒田はすっかり手順を忘れてオロオロするも、その後は記憶が甦り「楽し〜♪」と笑いながら下降。続く星野も初心者だが、特に手間取る事もなく順調に降りた。裏ルートのメンバーも何事もなく降り、全員−100m地点に到着。しかしここで、明治大学地底研究部(OG宮崎・OB槙島・城谷)とブッキング。

11:00、後発メンバーが次々と降りるが、途中に設置した空中リビレイやハンガー直ディヴィエーションの通過にみな難儀。人数が増えたこともあり、渋滞が発生して1時間近くのタイムロスとなってしまった。今後は不必要に時間がかかるようなルート設定は、2ndが修正すべきであろう。

13:30、全員−130m地点到着。スパムやキムチに舌鼓。

14:00、タイムアップにより出洞開始。待機の間、千葉・黒田・佐藤・中野・宮崎の5名は、月光の滝ルートを奥へと進んだ。ルートは確認出来たものの、飽きてきたので途中退散。
そろそろ昇れるかな〜?と思いつつ戻ってみると、あれ?さっき待機していた細野・星野がまだいるではないか!もう30分以上は経っている・・・。どうやら山崎が随分のんびり昇っているらしい。どうせまたテンパっているのだろう(笑)。結局、30mを昇るのに56分かかり、ある意味すごい。
−100mでは全員で洞内清掃。瓶や電池、軍手やつなぎなど、タックルバッグ3つ分を搬出した。
その後は往路で通っていない方のルートをそれぞれ戻ることになった。初心者も特に問題なく全ピッチを通過する。

16:00、非デリギング者は出洞、1時間後にはデリギング村野・小暮君も出洞した。

18:30、片付けに時間がかかりすぎ、やっと移動開始。千葉は予定より30分遅れということで、かなりのご立腹である。

19:30、「熊石鍾乳洞」に到着。この旧観光洞の洞内には様々な恐竜が棲んでいると言うが、いつのまにやら入洞禁止の看板。洞口付近を見学して撤収した。

20:30、郡上温泉に立ち寄り、地底研組と別れる。

22:00、道の駅和良に到着。設営・宴会準備をし、千葉のフランス、佐藤君の韓国、中野さんのギリシャにおける洞穴情報交換に花が咲く。また、細野によりカツ煮が山ほど出され、その量に全員敗北。

25:00、消灯。


19日6:00、起床。前日のカツ煮をパンにはさんでカツサンドを作る。数時間前のカツがまだ胃に残っており、全員朝から敗北。のんびりと徹営・片付けを済ませ、移動を開始する。

8:00、「蛇穴」到着。水量が多く、洞口見学のみとなった。

8:30、「郡上鍾乳洞」到着。洞内にはライオンが3頭いた。なぜ・・・。出洞すると、管理人のおばちゃんがお茶をお菓子を振舞ってくれた。遠慮なく全員でお茶をすする。千葉は10年以上前に訪れたことを告げ、楽しそうに情報収集を行っていた。

9:30、「大滝鍾乳洞」到着。ここはケーブルカーで洞口まで行くという、国内唯一のなんともユニークな観光洞である。「全部の洞窟のアプローチがこうだったらいいのに・・」などと言いながらの洞内観光。何箇所か綺麗なところもあって、意外と楽しめた。
出洞したところで中野さん離脱。残ったメンバーは飛騨高山へと移動する。

12:00、高山到着。地の物を食べた〜い!ということで、ほうば味噌定食を全員で食す。ちょっとしょっぱい!でもごはんが進む〜!その後も飛騨牛串焼き、ソフトクリーム、みかんシャーベットなどをたらふく食べる。そしてここでサプライズ!中村君の本家は高山市内の古い街並みの一角だということで、なんと突然訪問することになった。観光地帯の一角にある住居はとても歴史のあるもので、全員興味津々。笑顔で迎えてくださった中村叔父様ご夫婦には、住居についてのいろいろな説明をしていただき、また五平餅と御手洗だんごも振舞っていただいた。かなりの満腹度に全員またもや敗北(笑)。あまり長居をするのも悪いので、1時間ほどで失礼した。まさに食い逃げである。

16:00、白骨温泉到着。入浴剤は使っていない模様であった。

17:00、温泉郷近くにある「隧道し(石灰貫通洞?ナチュラルブリッジ?)」見学。その付近には鍾乳石が発達した岩陰のようなものもあり、目をこらして観察。

17:45、白骨温泉離脱。帰路もやはり100km制限の運転である。

22:30、エンドレスで「恋のマイアヒ」を聞きながら無事帰京、解散となった。


今回の活動では、準備や片付けの手際の悪さが目立った。集団行動をしているからには、全員が自分自身の役割を見つけ、そしてその役割を果たすことが大事である。次回からは全員が肝に銘じて動いて欲しいと思った。
また、2日目は完全な観光ということで、久々に地R元らしい活動となった。他団体の参加者は驚いていたが、これが地R元流である。やっぱり洞窟以外も楽しまないとね!(文責 黒田さち子・村野哲雄)
熊石洞・洞口 熊石洞・ザマミロホール 高山・古い街並み
後発隊の入洞開始 −130m地点での昼食 ほうば味噌で一杯

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