タイトル 地底旅団ROVER元老院第127回CAVING
サブタイトル 第48次内間木洞調査委員会プロジェクト at 山形村・内間木洞
分 類 合同・調査ケイビング
入洞洞穴 明神穴(車門鍾乳洞)、内間木洞、レザーケイブ
日 程 2004年4月30日(金)〜5日(水)
参加者 千葉、黒田、村野て、菊地敏雄(東山ケイビングクラブ)、岡本透(日本洞穴学研究所)、後藤聡、木崎裕久、森住貢一、落合直之、湊幸栄、小池純(以上、東京スペレオクラブ)、山口文恵(カマネコ探検隊)、小林日(立教大学探険部OG)、ベルトラム・パッミンガ(立教大学探険部OB)、山崎宏之(立教大学探険部) 以上15名
内間木洞前プレハブ小屋1995年から「東山ケイビングクラブ」を中心に行われている内間木洞調査委員会プロジェクト、今活動日程は5月1日(土)〜5日(水)である。


30日23:00、帝都組第1陣(千葉・黒田・小林・山崎・トラ)が埼玉を出発する。移動手段の車両は、千葉車がミッション載せ変え中ということで代車ランドクルーザー60。これがまた改悪車で、サスペンションのバランスが取れておらず、ハンドルを切るとタイヤがマフラーに接触して溶け出すという代物であった。シートベルトは後部席まで正しく装着。


1日8:00、「・・・・これ車じゃないよね。」と言われつつも、最高速度120qでなんとか盛岡到着。コンビニで朝食を摂ったあと葛巻方面に向かう。

10:00、葛巻町「明神穴」へ立ち寄る。約200mの流出型横穴で、山崎君にテングコウモリなどの説明をしながらファンケイビングを行った。

11:30、以前から気になっていた「くずまきワイン」へ立ち寄り、片っ端からワインを試飲。山ぶどうワインはかなり独特の風味で、結局当たり障りのない赤ワインを購入する。

13:00、山形村内でプロパンガスを借り受けてから、「内間木洞」に到着する。すると、見慣れぬ建造物があった。隣接する内間木キャンプ場の管理棟らしい。
あまりにも立派な建物なので泊まりたいとは微塵も思わず、いつもの通気性の良いプレハブ小屋に向かう。こっちの方が友人ヒメネズミも棲んでいて楽しい・・・はず。宿舎設置後に休憩。

14:30、菊地さんらを待つが到着しない。しびれを切らして久慈市内まで食材購入へ向かう。納豆は120食中6パックのみとし、買い出し終了。STOP THE 納豆。気分爽快。

17:00、バッテリーあがりというハプニングに見舞われながらも新山根温泉「ぺっぴんの湯」に移動する。すると、ゴールデンウィーク期間中ということで出店が設置されていた。ぺっぴん牛串焼き、岩魚串焼き、軍配もち(小麦もちをくるみ味噌を付けて焼いたもの)、田楽(豆腐に味噌を付けて焼いたもの)など、郷土食ばかりである。入泉後に岩魚と田楽を満喫、至福のひとときであった。

19:00、宿舎に帰還する。すると、当然のごとく菊地さんと文恵ちゃんは到着していた。入れ違いだったらしい。地上測量の下見を終え、何故かTVドラマ「怪奇大作戦」を鑑賞中であった。2人は温泉へ向かい、帝都組は夕食準備を行う。

21:00、帆立焼きと麻婆豆腐の夕食後、ブリーフィングをして早めの消灯。明日から活動開始である。
明神穴 明神穴 内間木
「明神穴」洞口 レクチャー対象となったテングコウモリ 謎の建造物出現

2日8:00、起床。間もなく、帝都組第2陣の木崎さんが到着する。

10:00、3班体制で活動開始する。
現地案内人:内間木もぐらーず養成班(菊地・小林・山崎)は、「稲妻洞」を案内、「銀河の滝」や「ぼんぼり長し」を見学した。

地上測量1班(千葉・黒田・木崎)は、「内間木洞」洞口から地獄沢沿いの林道をあがり、山菜を摘みながら、「レザーケイブ」に接続した。洞口前でワインを飲みながらの昼食、くつろいでから洞内探検を行う。最奥部には4mの滝もあり、総延長120m前後と聞いていたが200mはありそうである。ループも多く、1班体制では1日で終わらない感じであった。また、名称通りマウンテンレザー(セピオライト)が豊富であった。

地上測量2班(山口・トラ)は、3合目より1合目に向かって各洞口、流入出口を接続して終了となった。
宿舎に戻ると、松本力@東山CCが家族で遊びに来ていた。談笑したのち別れる。ドライブ・・・か?

16:00、千葉・黒田は「内間木洞」へグアノサンプリングへ向かう。洞奧のコキク・グアノは遠いので、大広間のキクガシラ・グアノ採取とする。コキクは明日来る村野に任せよう。採取後はメクラヨコエビやコウモリ・コロニーを観察してから出洞した。「内間木洞」は観光部に限る。楽だもんねぇ。

18:00、入泉に向かう。今度はべっぴん牛と岩魚と軍配もちを食す。牛串焼きはこれまた美味で、聞けば短角牛と見島牛の良いとこ取りのハイブリット牛ということ。軍配もちも食べるほどはまる感のあるものであった。生ビール片手に店員と談笑。よし、明日も食べよう。

21:00、岩手県住田町で活動していたプロギャラ組(湊・落合・小池)が到着する。
夕食は豚のニンニクの芽炒めとワラビおひたし。ブリーフィン後に消灯。
地獄沢林道 レザーケイブ レザーケイブ
地上測量は楽しいね 「レザーケイブ」洞口 洞口付近は寒い 命名由来の鉱物マウンテンレザー
内間木洞 内間木洞 内間木洞入口
コウモリ・グアノ・サンプリング 愛おしいメクラヨコエビ観察 変わったコウモリ・コロニー

3日8:00、起床。すると帝都組第3陣(後藤・村野)が到着していた。

10:00、久慈経由の森住さんも合流する。入れ替わりで、湊・小池組が帰京する。

10:30、4班体制で活動開始する。
地上測量班(菊地・木崎)は地獄沢下流域や以前確認されたドリーネ群の接続を行った。

レザーケイブ測量1班(千葉・村野・黒田)は、下層域〜最奥部の測量を行う。体制はスケッチ黒田、コンパス千葉、メジャー村野。水流に苦戦しながら100mを測量、最後に写真撮影をして終了した。

レザーケイブ測量2班(山口・小林・山崎)は、洞口〜下層域入口の測量を行う。体制はスケッチ山口、コンパス小林、メジャー山崎。測量未経験者がいたこともあって、40mを測量したのみにとどまり、ノルマを達成することができなかった。

ビデオ撮影(後藤)と洞内気象(森住)は、午後より「レザーケイブ」に入洞、実に楽しそうであった。

19:30、入泉に向かう。残念なことに時間切れと言うことでべっぴん牛は食べられなかった。明日はリベンジである。
夕食はジンギンカンとワラビサラダ。ブリーフィン後に消灯。岡本さん合流。
レザーケイブ レザーケイブ 地獄沢林道
じゃんけんに負け、スケッチする黒田 水流で洞幅を測る村野 測量終了〜!

4日9:00、起床。

11:00、3班体制で活動開始する。
レザーケイブ測量班(山口・黒田・山崎)は前日の残測量を行う。前夜は「午前中に終わらせる!」と意気込んでいたが、あと1時間でその午前中は終わる・・・。

ビデオ撮影(後藤)・洞内気象(森住)・年代測定(岡本)・グアノサンプリング(村野)は、合同で「北洞」へ向かい活動した。「うらぎりのホール」はコキクガシラコウモリの棲息により第2洞口が開口しているのではと推測されていたが、気象計測の結果、その可能性は否定された。

千畳敷上層アタック班(千葉・小林・落合・菊地・木崎)は、ギリギリまでの誰が登るか駆け引きが行われたが、先輩やおなごにやらせるわけにも行かず、しぶしぶ千葉@高所恐怖症が登ることになった。竪装+人工登攀装備+リギング装備+ハンマードリルの重装備型ケイバーである。
途中までは二連梯子をかけ、そこからビレイ用アンカーをうちながら+10mを登攀。結果は5mの支洞であった。

14:00、内間木洞活動各班は遅めの昼食を摂っていると、元気良くレザーケイブ測量班が帰ってきた。黒田曰く、「追加測量者募集中〜!」。犠牲者として千葉とあゆみさんが捕獲され、測量班に投入された。

19:00、何とか測量終了。「ぺっぴん牛〜!」と叫びながら走って下山、入泉に向かう。到着するやいなや予約、入泉後ぺっぴん牛と岩魚を満喫し、来年も出店するようにお願いするのであった。
菊地さんは都合により急遽帰宅。
夕食は鶏肉のトマトソース煮。ブリーフィン後に消灯。早期撤収を厳命する。


5日7:30、起床。各自で朝食とりながら撤収作業を行う。

10:30、撤収完了。なんだやれば出来るじゃん。いつもの14:00撤収は何なんだ?途中、沼宮内で昼食を摂ってから解散となった。


次回は9月連休である。(文責 千葉伸幸)

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